2015/07/06
仮面ライダードライブ 第36話「銃弾はどこに正義を導くのか」
特状課の部屋に籠城し、正当防衛で進ノ介を殺す。それがブレンと仁良の描いた事件のあらましでした。
12年前の事件の目撃者であり進ノ介の父が救ったゆかりを毒で苦しめ、怒った進ノ介に先に発砲させる。
実に狡猾で嫌らしい作戦。
先に進ノ介が撃たないと成立しないのではという気もしますが、その時は犯行現場の動画を廃棄して仁良が先に撃てばいいだけなのかしら。
ゆかりの毒はデジタル蛮野博士が治療してくれたおかげで助かりましたが、これは蛮野博士あってこそなので進ノ介とベルトさんだけだと流石に詰んでいたってことかな。進ノ介は剛がタブレット蛮野博士を持っていること自体知らないのですからね。
そういう意味ではちょっとチートというかご都合的なんだけど、これはそれだけブレンが狡猾だったとか、仲間の絆のおかげと解釈すればよいのかな。
進ノ介は仁良に撃たれるもキャブの空間転移能力でこれを回避。
久しぶりですがやはり凄まじい能力。
警察の論理とルールで進ノ介を追い落とそうとする仁良とブレンに対し、これまた警察のルールに則って立ち向かう進ノ介。敵は自分のいる組織そのもの。
刑事ドラマとしての仮面ライダーというスタイルを突き詰めた対決だったと言えるかもしれない。
仁良は逮捕され、ブレンもおしまい…と思ったら生き残るんですね。よかった(ぇ)。
籠城事件という、子ども番組としては絵が動きづらい話をやるのも刑事ドラマというスタイルならではだったのかもしれない。
まぁ実際は、映画撮影もあるスケジュールの問題で竹内君はスタジオセットでしか撮影できない、といった中での話作りだったのだろうと思いますがね。うん。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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