Go！プリンセスプリキュア ＃20「カナタと再会！？いざ、ホープキングダムへ！」

■はるか カナタ めざすよ

トワイライトさんが謎の館で発見したプリンセスパフューム。
さっそくここにディスピアさんから貰った黒い鍵を差し込みます。
するとドレスアップキーを持っていたプリキュアさん達がホープキングダム世界へと飛ばされてしまいました。
鍵かパフュームの力で導かれたというコトなんでしょうか。
だとしたらダークキーの方も12個のドレスアップキーの内訳に含まれている可能性があるのだなぁ。

3人はそれぞれ別の場所に飛ばされ、春野さんはそこでカナタ王子と再会を果たすのでした。
あ、果たしちゃうんですね…。何となく絵本の世界観のように“プリンセスになる”＝“カナタ王子に会う”と同期しているのではと思っていただけに、ここで会ってしまうというのは意外でした。

春野さんが自分の成りたいプリンセス像を明確にしたことで、“プリンセス”＝“王子様のお嫁さん”というプリンセス像は選択肢から外れ、夢の途中で王子に出会っても問題無しということになったのだろうか。
「カナタ」という名前だし、最終局面まで会えないだろうと思っていたんですが、なるほどそう来ますか。
あ、でもこのあと王子がさらわれて12月まで人質にされるという可能性もあるか…。十分あり得るし、“夢”＝“王子に会う”という絵本的構図も充分に使えそうな気がする。

各自、ドレスアップキーに導かれた先は仙台の…先代のプリキュアさんが祀られている（？）お館。
そこで、復活するであろう邪悪な存在に対抗して新たに四つ目のパフュームを作っておいたと教えてくれる先代さん。その考え方だと代を経る毎に一人ずつ増えて行くのでは…。
あ、でも毎年平均4人増えていくよりはスッキリしてる。

四つ目のパフュームを目指す中、春野さんはカナタ王子の妹さんのお話を聞きます。随分前に行方不明になってしまったという妹のトワ…。
兄である王子を追ってバイオリンを練習していたトワ…。
本物のプリンセスのトワ… 今頃何処で何をしているのか…全く見当もつきません。

王女が行方不明となり国中がお通夜モード。
そんな空気が長引いてしまい、その隙をディスピアさんに突かれてホープキングダムはまんまと占領されてしまったとのこと。
しかし、カナタ王子は春野さんに妹の面影を重ねて希望を失わずに来れた。

何故に王子だけ無事なのか、春野さんの事をちゃんと覚えているのか等、色々ここで繋がって来るのですね。なるほど。

辿り着いた先はホープキングダム城でした。
合流した一同の前に現れたのはトワイライトさん。
そんなトワイライトさんを見て、カナタ王子は行方不明になった妹のトワだと言い出す。
えー、だってトワさんとトワイライトさんじゃ、プリンセスでバイオリンを嗜んでいて、タレ目で名前と前髪と声が似てるぐらいの共通点しかないじゃないですかー。
いや、これは気付かんはずやでー。ほんまに。

トワイライトさんはダークキーを、やや色味が変調したパフュームに差し込みます。プレミアムバンダイが泣いて喜びながら4000個限定で発売しそうなセット！ 今なら先々週に壊されたステッキも付いて来そう。

パフュームの力を経て、仮面のプリンセスへと変化したトワイライトさん。
正体バレした一分後に仮面を付けるなんて…順番おかしいよと思ったところで次回へ続く。


■BUTTERFLY

これまで語っていなかったカナタ王子の心理に迫るお話。
春野さんにとってのみ王子がスペシャルなのではなく、王子にとっても春野さんは特別だったのね。そんな少女漫画みたいなロマンス要素を入れて…まるで女児向けアニメだぜ、まったく。

元々そうでしたが、より鮮烈に仮面と髪形が蝶のカタチへと変わったトワイライトさん。麗しさゲージがかなり減ったように思うのですが、あの髪で刺して来たら痛そうなのでたぶん攻撃力は上がってるはず。

⇒プリキュア 各話レビュー