2015年 06月 12日
本日放送は「まる見え!断層ビジョン」「突げき!のび太のグルメリポート」「今年もあの日がやってきた!」でした。

「まる見え!~」は、裏山に埋めて発見が困難となった貯金箱を掘り返すべく“断層ビジョン”で地底を捜索する話。
あらゆるモノの内部断面を見ることが出来る道具。地球の断面から、家庭用浴場の断面まであらゆるサイズのモノを見ることが出来る。
原作だと徐々に断面が切り替わる様子はどうしても表現しきれない漫画としての限界があった様にも感じましたが、アニメーションでは「こういう表現がやりたかったんでしょ?」とばかりに原作の意を汲んだグニョグニョ変わる断面図が描かれていて楽しい。あのウニョウニョ感は動画じゃないとどうにも描きようがないですもんね。
ビジョンを使って遭難者を助けたのび太たちは、中身を見ずにスイカの旨さを察知するママの能力に感嘆するのでした。
原作の出歯亀オチは完全カットか…。

「突げき!」は、グルメリポーターに憧れたのび太が“グルメリポートカメラ”の前で食レポをしてみるの巻。
これは、食レポなんて美味しいもの食べて適当に何か言えばいいだけの楽勝な仕事、と思って痛い目を見るアレ…。
案の定、何一つ上手いことは言えず、むしろ料理人を怒らせるばかり。
食レポの道は厳しいと分かってきた矢先、気を抜いて食べたカレー屋のケーキに対しては見事な食レポ。
これは“遠写鏡”でお菓子を宣伝しようと思った時は上手くいかず、宣伝気を抜いて旨そうに食べていたその姿こそが一番の宣伝になったというあの話に似ているのかな。上手くやろうとするよりも素直に楽しむ姿の方が人に伝わるのではないかと。

「今年も~」ジャイアンの誕生日がやって来たのです。
楽しいパーティーのはずが毎年地獄絵図。最近では列席者も嘘をついて欠席する始末。
今年も何とか逃げ出そうとするのび太達でしたが、“相手ストッパー”によって足止めされてしまい、まんまとパーティーに駆り出される。
この話は漫画を読んでいた時から「妙な話だなー」という印象の強い話。
前半はのび太視点でジャイアンの誕生日会を何とか逃げ出そうという話なのに、後半になるとジャイアンが誕生日会を成功させるための話に切り替わる。
ジャイアンの心理が描かれるという点では非常に興味深く面白い話ですが、ただでさえ短いページ数の中で何故にまるで二つの話が混在してるかのような構成にしたのか…こればかりは今となっても気にかかる点ですなぁ。
のび太側である読者に、ガキ大将であるジャイアンの心理をはたと気づいて欲しかったのだろうか。あぁ、そうかジャイアンも人の子なんだよなぁ、と。
最初からジャイアンの視点にせず、途中でギクッとするというか、視点変化による理解を仕込むという…ちょっと実験的構成と言えるかもしれない。
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