2014年 12月 31日

「Go!プリンセスプリキュア」

平成プリキュア10周年を冠した「ハピネスチャージ」の後を継ぐ12作目、10世代目のシリーズ。
今年は一週ほど放送が繰り上がっているので、年内発表の情報もたいへん多いです。
ということで、色々推測だけは飛ばしていきたい。


■PRINCESS

ごきげんよう!わたし、春野はるか!『ノーブル学園』に通う中学1年生!!

わたしには大切な夢があるんだ。
それはズバリ「プリンセスになること」!!
大好きな絵本に出てくるプリンセス…そんなステキな人に絶対なりたいの!
昔『カナタ』という男の子とも、夢はあきらめないって約束したんだ。

新しい生活、がんばっちゃうぞ~~!と思っていたら、
人々の夢を「扉」の中に閉ざし絶望に染めてしまう悪いやつらが目の前に現れて……!!

『プリンセスパフューム』と、
『カナタ』にもらってお守りにしていた『ドレスアップキー』で、
わたし、なんと『プリンセスプリキュア』に変身しちゃった!!

「つよさ・やさしさ・美しさ」をかねそなえた真のプリンセスとなり世界を救うこと
…それが『プリンセスプリキュア』の使命なんだって。

夢のためにも、みんなを守るためにも
悪いやつらに閉ざされた夢の扉はわたしが開いてみせる!!

「Go!プリンセスプリキュア」東映アニメ プレサイトより


「夢」「プリンセス」という要素が大きな柱になっている模様。
主人公の名前が「キュアフローラ」で、デザインやタイトルロゴに「花」が散りばめられている事から見て、“花が咲く”事と“夢”とを結び付けて描かれるようです。
花=夢=プリキュア=プリンセス…かな?

変身アイテムはパフュームと鍵。
鍵と聞くと直近ではゴーカイジャーを思い出しますが、あれは宝の鍵で、こちらは扉の鍵。
とはいえ「夢」というテーマは同じなので、そのテーマと相性の良いアイテムなのだろうなぁというのが分かる。

プリンセスの要素は…言わずもがなで「アナと雪の女王」の影響が見て取れる。
こういう良く言えばフットワークの軽さ、悪く言えば流行りにすぐ乗っかる感じが東映らしくって実に面白い。

とはいえ「アナ雪」を研究し参考にした結果が“プリンセス”要素だけとも思えぬだけに、放送が始まると他にはどんな要素が詰まっているのか気になる点でもあります。
それまでに「アナ雪」見た方がいいのかな…。

この方法論だと「ベイマックス」が女児にもヒットしたら、プリキュアにロボ出してくれるんじゃないか…?
がんばれ…(なに)。


■CHALLENGE

柴田P曰く、「プリキュアだけどプリキュアじゃない」と思わせるシリーズになるとのことで、色々と新しいことにチャレンジしてくるのだろうと考えられています。

最近、徐々にシリーズの成績が下がっているのが気にかかっているだけに、ここで新しいことにチャレンジしなければ…という強い危機感も現れているのだと思います。
10周年記念作の次のシリーズなので、リセットしてチャレンジしやすいタイミングでもあるかもしれませんしね。

監督とシリーズ構成がこれまでの布陣よりもグッと若い人になったのも、そのチャレンジの一環だと考えられます。
「スマイル」の大塚監督も若手でしたが、構成には米村さんというベテランを置いてバランスを取っていましたので、監督と構成のどちらも若い布陣に変わるってのはこれだけ大きなタイトルでは、とても大きな冒険ですよね。
それだけ危機感も強いのかなと思うけど。

主人公が初めて中学1年生になる事とメインスタッフが若くなる事が同期して、制作陣の戦いそのものがアニメーションで比喩的に描かれていくのではと妙なことを考えてしまう。

そんなことを考えてると何となく「鳥人戦隊ジェットマン」を思い出します。
「ジェットマン」は成績低迷の戦隊シリーズを挽回すべく、メインスタッフをそれまでよりも若い人間に替え、これまでの定石をぶち壊す改革を行った作品として有名です。
今となっては戦隊でも定石となった連続性の強い話作りも、「ジェットマン」から始まった事が多いと聞きます。

「Go!プリンセスプリキュア」が「ジェットマン」の如く、定石をぶち壊して後のスタンダードになる現代的なフォーマットを作りだしてくれれば、などと思…あ、これ要求のハードルが高すぎる。


前のシリーズから登板という事例が多い主題歌を歌う方々も、今回はOP/EDどちらも初めての方で、こちらにも新しさへのチャレンジが見受けられる。

チャレンジする部分と受け継ぐ部分と、その采配は難しいだろうなぁ…。
「あぁ、よかったこれは俺たちの知ってるプリキュアだ」とは放送開始してみないと分からないので、そこまではドキドキしていよう。
ただ、「プリンセス」では変身後に更にロングスカートのドレスになる二段変身が用意されていて、これは「ハピネスチャージ」のフォームチェンジの魂が受け継がれているように感じて嬉しい。

キャストに関しては例年、特別な場合(『ナージャさんが帰って来た!』とか)を除いて思うところはないのですが、青キュアで浅野さんのお名前を見たのはちょっと驚きました。
ラジオのイメージが強いので、こんなキラキラしたキッズアニメのオーディションに来るなんて…などと思ってしまった(ひどい)。


■PRINCE

これまでの情報だけを見ても、かなり冒険スピリッツの高い内容になりそうだなという印象を受けますね。
とはいえ持論として、チーフPが同じ場合はシリーズが変わっても共通テーマが備わると思っているので、受け継がれるモノもあるだろうと思うのです。

柴P担当の「ドキドキ」「ハピネス」でのテーマは『愛』ですが、その『愛』はO,ヘンリー作「幸せの王子」という話を用いて解釈すると分かり易いなーといつも感じております。
「ハピネス」では「ドキドキ」と違って「幸せの王子」というキーワードこそ出て来ませんが、“宝石を配る(投げる)”という描写が1話からあって、ベースに「幸せの王子」がある事が見て取れるのです。

で、その上で考えると「プリンセス」というのは「幸せの王子」のことなのではと思える。
さすがに「プリンスプリキュア」ではありませんが、「プリンセスプリキュア」というタイトルは「アナ雪」の流行に乗っかっただけのようでいて、実は直球にテーマを表したタイトルなのではないかなーと考えられるのです。

そう思うと「プリンセスになりたい」という主人公の夢も分かる。
というか、そうでないと王子の結婚相手しかプリンセスにはなれないのだから、王子争奪戦にしかならない。
ま…それはそれで面白いかもしれないけど…。


状況は厳しい。危機感も強い。
妖怪とアイドルのボディブローがじわじわ効いてくる。
そんな中での新しさへの挑戦が沢山詰まっているであろう次期シリーズです。

挑戦と継承がどう化学反応するのかを期待して放送を待ちませう。
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COMMENTS

Commented by ミルク苺 URL at 2014-12-31 15:49 #JLoBQIig Edit
Title : プリンセスチェンジ!ロックオン、ソーダー…ジョボジョボジョボー
>>変身アイテムはパフュームと鍵。

変身アイテムがゲネシスドライバーとレンジャーキーの組み合わせというのがカッコイイです。
ただ、おしむらくは鍵が足のほうについてるんだけど、そうじゃなくて首のほうに鍵がついててそれをゲネシスドライバーにぶっさしてジョボジョボジョボーと汁がたまってくみたいな仕様のほうが良かったかと。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2014-12-31 23:02 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>ミルク苺さん
特撮部門で培った玩具の技術が活かされていて面白いですよね。
何となく、ライダー・戦隊で培った技術は数年するとプリキュアの玩具に使われるという印象があります。ハピネスのプリカードとかもですが。
その逆はあまり無いように感じるんですよね…何故だろう。

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