愛と白米は似ている…。
■プリキュアハンター対キュアハニークイーンミラージュさんの張り切りによって、世界中がサイアークだらけになってしまいました。世界中、町中の人間は鏡の中に囚われてしまった。
もはや蛮行許すまじ。ハピネスチャージプリキュアの一行は幻影帝国本部にかち込みをかけると決めました。
以前は幻影帝国においてはパワーが百万分の一(当社比)にまで落ちてまともに戦う事すら出来なかったのですが、ドレッサーの加護を受けている今ではパワーダウンはありません。
先週同様、もはやサイアーク程度では赤子の手を捻るも同然。
ちなみに誠司君は大使館で留守番のようです。
せっかく鏡に囚われることなく助かったのに留守番するしかないとは…仕方ないとはいえ中途半端な立ち位置で歯がゆい。
ここ一番で逆転の切り札となってくれるか、あるいは知らぬ間に人質にされるかのどちらかが濃厚かしら。
しかし、カチコミで最終決戦(たぶん)を仕掛けているのに、出向くのはハピネスチャージさんだけというのは残念ではある。
おそらくドレッサーの加護を得て戦えるまでに成長したのはハピネスチャージさんだけという解釈なのだろうけど、せっかくの世界のプリキュア設定がここに来てもあまり効果を発しないというのが…やはり残念である。
ドレッサーさんもケチ臭いことしよるで…。
あと2か月の間にあるだろうかな…世界プリキュア大戦…。
霧の中で散り散りとなってしまったハピネスチャージさん。
その中でハニーさんはプリキュアハンター・ファントムと相対することに。
これまで数々のプリキュアさんを倒してきたファントムさんとも一人で激突するハニーさん。勝負はなかなかに拮抗しています…やはりキュアハニーこそが最強のプリキュアか…。
ファントムさんはミラージュさんの為に戦っている。
ミラージュさんの願いを叶えることが自身の願いでもあるのだと。
しかし神とプリキュアを滅ぼすことが本当にファントムの願いなのかと揺さぶりをかける…。
ミラージュを想う愛のあまり、自分の本当の気持ち、イノセントな想いを置いて来てしまっているのではないか。
哀しい思い出になってしまった愛も温かさを取り戻せる、とハニーさん。
辛く苦しく心が擦れてこじれた時は、自分の中のイノセントな想いに立ち返ってみようよと。
冷えて固くなってしまったご飯だって、温かくすれば柔らかさを取り戻して美味しく食べられるのです!(力説)
イノセント=炊き立て、だよ。
ハニーさんのラ――――♪ という超音波を聞きつけて集合したハピネスチャージさん一同。
姉の復讐の為に戦ってきたフォーチュンさんも、既にお姉ちゃんを取り戻す目的を果たしているため今や菩薩の心。
大切な人の復讐の為、助ける為に戦っていたフォーチュンとファントムは少し似ている。
プリキュアを倒す使命を帯びたプリキュアハンターは、実はとてもプリキュアさんに似ている存在なのです。
少し角度を変えて見てみれば、それは全く違った姿に見えて来るという視点変化が。
ファントムさんの本当の願いは神やプリキュアを滅ぼす事ではなく、ミラージュさんの笑顔を取り戻す事。
ミラージュさんの想いを遂げさせたいばかりに忘れていたイノセントな願いです。
その願いを思い出したファントムさんはファンファンなる元の姿へと戻りました。
なんとファントムさんはミラージュさんの相棒の謎生物さんだったのです!
てっきり犬だとばかり思っていたので、見た瞬間どうしても噴いてしまいました…。
声が野島兄の謎生物ってレベル高すぎだよ…。
ミラージュさんは元プリキュアさんで、ファントムはその相棒。
“イノセントな想いを取り戻す”というテーマなので、誰しも元は善人であるという根っこがあるんですよね。次回の3幹部もそれっぽいし、モメールさんも元は善人のオカマだったんだろうな…。
そうなるとディープミラーさんも元は…となって行くのかしら。
■プリキュア身内抗争実はプリキュアさんに似ている人なのだと見方を変えて、プリキュアハンターさんを救済する一編。
逆に言えばプリキュアさんがいつミラージュやファントムのようになってもおかしくないということでもあるのだから怖いけれど。
次回は3幹部さんとの決着編。
まだ2か月あるのだけれどなぁ…戦隊みたいにクリスマス前に一度大きな戦いで決着を付けるパターンかな?
⇒
プリキュア 各話レビュー
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