2014/11/17
仮面ライダードライブ 第06話「戦士はだれのために戦うのか」
連続輸送車襲撃犯を追う中で魔進チェイサーと始まるバトル。さらにブレンから毒を食らって苦しむドライブ。
何とか逃げ延びたドライブはマッドドクターの能力で毒を消す事には成功する…。
前回の放送では突如出て来たブレンの“毒”要素だけが他の部分と一体感が無く、何ゆえ急に毒なのかと思っていたのですが、マッドドクターの販促ということで納得。
救急アイテムの販促には毒使い、というお馴染みの三条節が出ていてホクホクでした。プリキュアさんでも看護師のカードを販促する際にこうしておけばいいものをなぁ…。
把握していないのですが、数年前よりも販促アイテムって増えてるんでしょうかね? ダブルやフォーゼの時ならこのマッドドクターだけでメイン2話作っていたような気がして…。
ドライブは毎2話エピソードの中で新販促要素が二つ三つほどは入って来ていて、販促だけでもかなり忙しいなーという印象です。
倒れていた進ノ介を助けてくれたのは最近よく襲われているトラックの運転手。
人の良さそうな顔をして裏では不法に爆破物を売りさばいていた社長もいるかと思えば、ドライブに救われた恩を返そうと人助けしてくれる人もいる。
チェイサーのように人間全てを見限るほど、人は捨てたもんじゃない。
進ノ介は刑事として、仮面ライダーとして、正義ではなく市民の為に闘うと決意。
その情熱はタイプワイルドの力を引き出させる。
実に熱く、前回敷いていた布石がしっかり結実する販促も心地よい。
フォーマットとしてはかなりカッチリしているので、先が見え見えといえば見え見えだけど、それでもこうしてストーリーとドラマと販促の要素が一気に結集するのは爽快です。
正義ではなく市民を守る為に戦う。
「仮面ライダーは正義ではなく人々の自由の為に闘う」とは初代仮面ライダーから存在するテーマです。
3~4話では霧子から“仮面ライダー”であることを認められる話でしたが、この5~6話は進ノ介自身が内面も含めて“仮面ライダー”になる話なのですね。
ドライブがタイプワイルドになったことで、トライドロンもワイルドに変形。CGモンスターとのバトルは無いという話も聞いていましたが、さすがにトライドロンの販促時にはあるのか…。
進ノ介には秘密だったものの、特状課のりんなさんは実はドライブの協力者だった…とのこと。
課長は当然のように知っていそうだし、特状課はそのうち仮面ライダー課になるのだろうなぁ。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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コメント
いい奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもない、って感じですかね世の中。たしかに、そうなんでしょう。情けは人のためならず、なんて、ことわざもあります。正義という抽象的であいまいなものではなく、市民という具体的で確実なもの守る為に戦う、というのは、いいですよね。むずかしい理屈を考えるよりも、もっと単純に「こまってる人は助けたい!」みたいな人間らしい感情で動いたほうが、人生、後悔しないのかもしれませんね。
>>課長は当然のように知っていそうだし、特状課はそのうち仮面ライダー課になるのだろうなぁ。
ほんとそんな感じですね。鶴ちゃんはじめ実は特状課全員知ってましたってオチでしょうね。知らぬは進之助ばかりなり、ってことになりそう。でも、うまいことヨイショされてる感じの進之助がイイカンジというか。特状課のみなさんも悪意があってそうしてるわけではなくて、進之助の若者らしいまっすぐさを地味にサポートしてるというか、進之助の、ときにやる気がなかったり、はたまた急に気持ちがトップギアになったり、そしてそのトップギアのせいで暴走しそうになったり、うちひしがれたり、と、そんな未熟であぶなっかしい進之助をうまいこと導いてあげてるような印象ですかね。
わるくないです。
2014/11/18 11:11 by みるくいちご URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
進ノ介がドライバーで、他の課員はピットクルーみたいなイメージなんでしょうかね。
今のところは進ノ介のひらめきで事件も解決してしまっていますが、今後は課員の力を借りてチームワークを見せていく捜査が出て来てくれるのでしょうと信じております。
フォーゼのライダー部に近い印象ですが、ライダー部の顧問よりは特状課課長の方がしっかりしていそうです。
2014/11/21 22:31 by TJ-type1@管理人 URL 編集