■休日(戦闘業務あり)季節はまもなく冬…といった頃合い。
日本のぴかりが丘のプリキュア、ハピネスチャージさんはドレッサーを手に入れてからも歌いに歌って連戦連勝。
日本の地方都市だけではありません、世界的にもプリキュアさんは絶好調の働きを見せていると報道では伝えられています。
どうやら世界中でもプリキュアさんのパワーアップイベントが発生していたようです。
どんなに文化や言葉が違っても、クリスマス商戦に向けてこの時期に新商品を投入するという共通項は普遍だったのです。強いはずです。
逆にクリスマスのちょっと前が一年間で最も弱くなると「アキバレンジャー」では言っておりましたが。
白雪さんは友人たちからオシャレ番長なる二つ名を貰い、愛乃さんは勉学を勤しんでプリキュア以外の柱を構築中。
氷川さんはユウヤ君と徐々に仲良くなっている。
ゆうゆうは飯。
一人は相も変わらずの中、他の皆さんはいつの間にやらの変化が見て取れる。
かつて学校に行くことを恐れ切っていたヒメルダさんですが、今では学校の無い休日の方がつまらないと言うほどまでに。
そんな休日、ヒメルダの元へと集まったいつもの面子でピクニックへ行くことに。場所は近所の土手ですが。
友人とオシャレをして、近所の河原で弁当を食べて寝転がる。
当たり前にある幸福を詰め込んだ休日。こんなハピネスが他にあろうか。
…などと思っていた矢先にいつものサイアークさん達が登場。いや、今回はいつもより大量です。
これはさすがに苦戦を強いられるに違いない…と思う間もなく4人のプリキュアさんは次々とサイアークさんを千切っては投げ千切っては投げ畳んでいく。
え…なにこれ…怖い…。
総決算が如く諸々の技を使っていきます。
てゆか人魚のカードって変身前に使うカードじゃなかったのかいな?
変身後でも変装用カードは使用出来たのかよ。なんだよ、それが出来たならアストロスイッチみたいにどんどん販促出来たじゃん(ぇ)。
忍者も戦闘時に使用できたし、敵の毒で死にそうになってもナースの能力で回復とか出来たんですよ。
早く三条さんに頼んでいれば…。でも小山回は割とカードの使い方上手い方ではあるなー。
人々の幸せを守る為にどんどん強くなったハピネスチャージプリキュア。
もはや通常のサイアークでは相手にもならないのです…。
クイーンミラージュ様から最後通告を受けている三人はプリキュアさんの圧倒的な暴力を前に打ちひしがれる…こんなのにどうやって勝てと言うのか…。
人を不幸にしても自分が幸せになるわけじゃない。
自分より不幸な人間がいて気が楽になるというのは分からないでもありませんが、だからといってそれで自分が幸せになっているわけではない。
自分さえ良ければイイという相対的幸福感よりも、自分の中の絶対的幸福感こそを高めれば、結果全体の幸福感が底上げされるはずではなかろうかと。
あっさりと大量のサイアークさんを撃退したハピネスチャージさん。
あれだけのコトがありながらも「今日は良い日だね~」と言える肝の座りっぷり。
あの程度の殴り合いでは平和の概念は揺るがない。これが戦時の常識か…。
「こんな日がずっと続けばいいな…」と愛乃さん達は充足感。
本当にさきほどの争いなどは気にも留めていない、日常の細事でしかなくなっているのか…。
次回から敵の総本山にカチコミをかけるとあって、今回が日常回の総まとめといった様相。
この何か月間かに及ぶ4人の…3人の変化・成長を見せつつ、日常こそ守るべきハピネスであると提示して最終決戦への布石としている。
ハートキャッチの時もそうでしたが、長峯監督のモノは最終決戦だけで2か月ぐらい取るのですね…。ま、聖闘士星矢ほどではないにせよ。
■歌唱(爆破)バトルのハードさとは対照的に日常パートがのほほんとしていて、もはや幻影帝国など意にも介さない様子なのが面白くも恐ろしい。
壮絶に殴りかかった後「歌って素敵!」とばかりに唄い出して、でも結局は体当たりを食らわせて爆発させる「力こそ正義」に戻って来る一連の流れが凄くプリキュアさんっぽい。
力パワーだ…。
次回からは帝国に殴り込みをかけ、ファントムさんと決着をつける様子。あの3人より先にファントムか。
最終決戦が始まる前に「うわー、世界中のプリキュアがやられてしまって後はハピネスチャージしか残っていないよー」みたいに、おざなりに世界のプリキュア絶滅が描かれるのではないかと期待(?)しているんですけど、どうなることか。
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プリキュア 各話レビュー
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コメント
これは、おそらく、ふたりをさらに仲良くさせていき、ころあいをみはからってユウヤ君を幻影帝国の手によりインベスに、って寸法ですね。デートのさいちゅう目の前でユウヤ君をインベスにされ驚きのあまり絶句する氷川さんでしたが、インベスがあばれだし無辜の人々を襲いはじめたので氷川さんは迷いながらもとりあえずキュアフォーチュンに変身。手加減しながらインベスに応戦しつつ、インベスに説得をこころみるも、いっこうに言葉がつうじない。このインベスはもはや海藤君ではないとさとったとき、涙をのみながら必殺の一撃をくらわすキュアフォーチュンなのでした、みたいな悲話が用意されてるとみた。
>>てゆか人魚のカードって変身前に使うカードじゃなかったのかいな?
そうですね、プリカードは戦闘に活用できたほうがカッコイイですよね。それには、プリカードは戦闘後に意味不明に妖精の背中から出てくるのではなく、やっぱ敵の怪人を倒すことによって敵の怪人の本体であるプリカードをゲットできる、みたいなほうが自然なのかと。人魚カードならば、そう、夏に海に行ったときに戦った人魚怪人ウンディーネに勝利してゲットしたみたいな感じじゃないとね。あんみつ小町なら、花魁怪人に勝利して、みたく。そうやってプリカードが増えていき、プリキュアはパワーアップしていく、みたいなながれじゃないと、もりあがらないとおもう。
2014/11/17 07:36 by かしこま URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
プリカードはその週のサイアークモチーフに合わせてあるとかだとイイのになーとは思いますね。
そうすれば話の積み重ね感とかも強く出ると思うのですが。
まだまだプリキュアさんの販促描写では出来ることが多いはずです。
2014/11/21 22:11 by TJ-type1@管理人 URL 編集