2014/10/14
仮面ライダードライブ 第02話「仮面ライダーとはなにか」
ロイミュードによる連続殺人未遂事件は、実際は誘拐事件の残滓であった。健康な人間を拉致しようと企んだロイミュードが、健康でない人間を現場に残してきただけのコトであったのだと。
実体を持たないロイミュードはシフトカー(?)の力で体を得て、さらに人間の体をコピーすることで強化されるらしい。
初回はどんよりなる重加速とそれに対抗出来るドライブの姿をばっちり提示し、今回は敵さんであるロイミュードについて言及し、通常運行する条件は既に整った。なんという安心感。
ロイミュードの目的が強い肉体…ということで見直すと、肉体と精神というモチーフが劇中のそこかしこに散らばっているのが見えて来る。
ベルトさんはかつて肉体を持つ人間でしたが、今はその頭脳・魂だけがベルトさんとして残っている様子。
ドライブとロイミュードはシフトカーでその姿を得るという共通項があるけれど、ベルトさん自体がとてもロイミュードに近い存在となっているのであるなぁ。
また、進ノ介のかつての相棒・早瀬は肉体を故障し刑事をやめている。
初代ライダーのサソリ男と同じ早瀬という名から(しかも本郷とは親友だった)、既に一部では裏切りフラグを指摘されておりますが、故障しているためにロイミュード同様、強い肉体を所望する動機は十分にあるのですよね…。
逆に、強い肉体はあるけど精神が備わっていないのが泊進ノ介。
その彼が精神だけのベルトさんを装着することでヒーローになれるという補い合う関係は、実にバディものらしい。
「考えるのやめた」という台詞も、体を動かすという意味ですしね。
またその口癖、“停車”しているネガティブな意味と、“考えるより先に動く”というポジティブな意味と、両方の状況で使われているのが面白い。
パイロット話で説明も多いので捜査シーン自体は力技で乗り切ったという印象がまだあるかな。刑事ドラマ的要素での見せ場は次回からに期待を。
しかし、見ていてとにかく爽快だなと感じる。1話2話とクライマックスで主題歌が流れますが、イントロが流れた時の一体感と高揚感がずるいです。カッコイイなぁちくしょう。
一年後、この主題歌が地球のメロディになってるのかもしれない…。
前回は「戦士ドライブ」というだけでしたが、今回「仮面ライダー」という名称が登場。
おそらく1話冒頭に登場した、バイクに乗ったドライブっぽい人のことだと思われる。
あのシーンを見た時は「てめー、ドライブのくせになにバイク乗ってんだよ!」と仮面ライダーとも思えぬ思いが出て来たものでしたが。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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コメント
いまひとつ入りこめなくて、どうしたものかと。
トライドロンをポンコツにしちまえば、新之助はタイヤコーカンどころかライダーにもなれないだろうに。。。
ああ、でも、そのうち気がつくのかな、すっとこどっこいな敵さんも。
それでライダーを攻撃するとみせかけてトライドロンを攻撃する展開になるんだけど、そのときトライドロンの車体がCGになって地球の重力を無視して地面に対して垂直になってガシーン、ガシーンと変形をくりかえして手足らしきものが出てきたあげくロボに変形して応戦って展開になるのか、ああ、なるほど
2014/10/15 13:23 by 名無しさん URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
いや、実際に怪人さんの気持ちになってみれば、ライダーとでかい車とどちらの方が倒しやすそうかは一目瞭然ですし、しかもあの車は自走してタックルして来ますからね…。出来れば近づきたくないでしょう。
2014/10/17 21:21 by TJ-type1@管理人 URL 編集