■かわるんるんやって来ました文化祭。
着々と準備が進められていく中、ヒメルダさんは喫茶室用の調理を手伝ったり、正門前のゲート作りに手を貸したりそうでもないような事をしたりして参加している。
いつの間にやら誠司以外のクラス男子とも普通に会話しています。
以前は男女に限らずの人見知りで引っ込み思案(物理的)であったり、コックの能力を使って弁当屋の調理手伝いをしていたというになぁ。
さらに文化祭当日にはウエイトレスとチラシ配りもしています。
チラシ配りは人見知り業界においてかなり心が折れやすい仕事だというに…! ヒメルダさんはいつの間にやら凄い変化を遂げていたのです。
文化祭前日、準備で活躍してチヤホヤされたいと正直すぎる思いを吐露したヒメルダさんの前に、生徒会長氏がおいでなさいました。
会長は自分が前面に立ってグイグイと引っ張っていくタイプではなく、自分は一歩引きながら周りのアクションを促していくリーダーシップ。
八面六臂の大活躍でチヤホヤされなくとも、文化祭に参加して役立つことは出来る。
一人の英雄に頼るより兵士全体を強化した方が良いのであると。
生徒会長という事で相田さんを思い出してしまいましたが、グイグイ誰でも助けていく相田さんとはアプローチの仕方がちょっと違うこちらの会長さん。
去年の文化祭エピソードでは、会長が居なくとも生徒たちが自ら動き出す事が出来るようになる…という相田さんの愛が波及していく姿が描かれていた。
続編的アプローチの観点で見ると、今回の文化祭では既に愛が波及している状態なので、皆が自分の判断で動いている為に会長はあまり動かずに済んでいる世界なのではとも読み取れる。
一見すると昼行燈っぽい会長が生徒たちに人気があるのも、実は去年は相田さん並に大活躍していたから…なのかもしれない。
そのような教えを感じ取っての文化祭ゲート作りは、みんなで作る文化祭の象徴。
ナマケルダさんの襲撃に遭っても、その象徴であるゲートは守り抜こうとプリンセスさんは孤軍奮闘。
ナマケルダさんの言う通り、シリーズ序盤と比べると逞しくなったものです。
一人の勇気は小さいけれど、みんなの思いが掛け合わされれば無限大。
プリンセスさんはイノセントフォームに覚醒します。
…え?
いや、やってる事は先週のロケットを守るくだりとほぼ同一だと思うのですが…そうなるとますますラブリーさんがイノセントになれなかった理由が分からない…。イノセントとは…いったい…。
実はラブリーさんに呪いがかかってるとか、そういう話になってくるのかな…?(ぇ)
だから主人公なのにいまいち前面に出てこないのかしら…。
ラストではラムネをサービス品として提供するヒメルダさん。
チヤホヤされたい(愛を与えられたい)側から、ラムネをあげる(愛を与える)側へと変化するお話、というかこの何か月かのヒメルダさんを濃縮したお話だろうか。
■戦地の日常ヒメルダさんの変化が色々と見て取れて、もうこれでまとめ回でもいいか…という雰囲気すら感じさせてくれます。
幻影帝国が去った次の瞬間から文化祭再開、他の生徒は「もー、どこ行ってたのよー」とまるで何も知らなかった風なのが、帝国の侵略が既に日常化してしまった世界を描いているかのよう。
哀しいけれど、これが戦地ってやつなのね…。
次回は大森さんが強化される模様。
むしろ今この瞬間にでもパワーアップしていてもおかしくない、全てのステータスがカンストしているような人なのである。
朝起きて一口ご飯を食べたらイノセントフォーム発動、それも仕方なし。
⇒
プリキュア 各話レビュー
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コメント
でも、2週間分のトッキュウジャー、鎧武の感想が更新されていないのはどういうことだ!
2014/10/03 22:00 by 名無しさん URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
今出ました(そば屋風に
2014/10/03 23:44 by TJ-type1@管理人 URL 編集