2014/07/21
仮面ライダー鎧武 第38話「プロフェッサーの帰還」
サッカー世界にワープしていた事は、あったような無かったようなコトとされたまま、ミッチと貴虎の対決が決したところから話は続く。全然サッカーの余韻が無いのはそれはそれで寂しい…。
宇宙へ(?)逃亡したはずの戦極凌馬が現れ、オーバーロードに乗っ取られたユグドラシルに潜入する為に力を貸せと言ってくる。プロフェッサーだけが知る裏道を教える代わりに…。
くそ、涼しげに短パンなんぞ履きおって…。
どうにせよ捉われた人々を助けたい紘太たちにとっては他の選択肢は無い。お姉ちゃんがさらわれてから結構経っている気がするんですが…大丈夫なのだろうか…。
更に壊れ始めたミッチが舞を拉致。
インベスだらけの街を買い物するならベルト所有者を引率させないとあかんって…。
貴虎を倒して悪い方向に吹っ切れたミッチはこれまでよりも強くなって鎧武をも制する。戒斗曰く、迷いを捨てた者の強さだそうです。
ならば何故迷いのない戒斗は弱いのかというご意見もあるそうですが(ひどい)、逆説的に戒斗にもまだ迷いがあるのだというコトかもしれない。
元々自分の信じる強さを求めていたけど、最近は舞が信じている強さにシフトしているようでもあるし、迷いもあるのかもしれない…。
サッカーが下手くそだったのも、いきなりサッカー世界に放り込まれて迷っていたから…だよ、うん。
完全に道を決別したミッチを倒せるのか否か。
舞は切り捨てるのは弱さだと言うし、戒斗は戦わないとやられるだけだと言うし…。
人の事ばかり考えている紘太の、自分なりの道をどう示すかが終盤の流れなのでしょうか。てゆか、どうなったら最終回なんだろうこの物語は…。
そろそろラスボスが誰なのか明かされるのかしら…。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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コメント
自らのの信じる道を進む、というテーマ。表面的な正義や仲間を守る、といったテンプレ的なものからははずれ、個人の成長・選択に重きを置いた物語ですね。これは正義の王道を否定しているのではなくて、作者がどこまでテーマを信頼しているか、だと思います。パシフィック・リムが「なぜ巨大ロボットがかっこいいのか?なぜならかっこいいから」を貫いたように、虚淵さんがどこまで己のテーマを貫けるか…楽しみです。
終わり方は…まぁ…555も面白かったですがラストはやや中途半端な気もしましたし、ディケイド状態にさえならなければなんでも…。
2014/07/21 19:23 by クズマ URL 編集
2014/07/25 00:50 by 銀河勁風 URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
10年前の物語だったらこの時点で最終回でもいいかなーと思われる部分を抜けて、さらにその先を描こうという意欲があるように感じますね。連続型のストーリーなので、2話完結型よりもかなり盛りだくさんに展開しているというか。この辺りはしっかりとしたシリーズ構成の力を感じます。
逆にサッカー回を入れづらいという遊びの狭さもあったりしますが(ぇ
>銀河勁風さん
紘太としてはミッチを助けたいのでしょうけど、ぶっちー的には人を騙した人間は罰を受け泣けねばならないといっているので、主人公とメインライターどっちが勝つのか…。
これは宇宙の法則や知恵の果実以上に厳しい相手かもしれない。
2014/07/25 23:26 by TJ-type1@管理人 URL 編集