2014/06/02
仮面ライダー鎧武 第32話「最強の力!極アームズ」
デェムシュさんが暴れるだけでも大変な中、沢芽市にはレデュエさん率いるインベス軍団がクラックから侵攻。ユグドラシルの部隊も歯が立たず、本社ビルも植物にからめとられる。
支配する者から支配される者へ。
ステージが変わる度に起こる連鎖により、今度は沢芽市を支配するユグドラシルがオーバーロードさんに力でねじ伏せられる。
これに対して沢芽市にいるライダーが結集してインベスと交戦する。
共通の敵が現れることで争いあっていた同士がやっと協力出来る…というのもこれまでと同様ですね。
ビートーライダーズのライダー、ユグドラシルのライダー、あとケーキ屋のライダーが円陣を組んで共闘する。
鶯蓮と城乃内も、いつぞやのメイン回があるからこそここで戦えるという印象。あの話が無いとここで来るのは違和感あるでしょうし、人気キャラだからと急遽こさえた話にしてはキッチリ繋がっていてありがたい。
このライダー達をリードするのは何故か戒斗さん。
明確にデェムシュさんとは違う道を歩んでいるのがここで決定的でもある。
でもホント何故戒斗さん…グリドンの次ぐらいに負けてる印象しか無いのに…。
かたや紘太はぐっさんと話し合い。
オーバーロードなら世界を救えると思ったのに、あいつら全然話し合いすら出来ないじゃん! ならば紘太自身がオーバーロードになればイイのだとぐっさん。まさかそんな手が…。人間というステージすら越えろと…。
仮面ライダーは敵と同じ存在であるという石ノ森イズムがありますが、敵がどんどん変わっていく「鎧武」ではそれに合わせてライダーも変化しないといけないのかしら。
インベスならインベスと同じに、オーバーロードならオーバーロードに。
ぐっさんが紘太に渡した鍵のロックシード。
てっきりあれが黄金の果実なのかと思ってましたが、戦って蹴散らして奪い取れと言っていたので、あれを使ってロシュオさんの持つ果実のところまで行き着けという意味だったんですね。
鍵はあくまで果実が持つ力の一部なのか…。
紘太は世界を救うために人間ではない存在になろうとする…。
相変わらずパワーアップする度に孤独になっていきますよね。最近のライダーのベクトルとはホント真逆。
人ならざるものになろうとする紘太と対照的に、人間らしく協力し合って戦おうとする戒斗。
どういうことなの…主人公どうなってしまうのコレ…。
「まどかマギカ」のように主人公が最終的に神化してしまうのではと思えてくる…。そうなった後で人間のステージへ戒斗が引きずり落としてくれるのだろうか…?
そのぐらい戒斗はもう一人の主人公としての存在感が出て来ている。
あ、でもそうすると舞の存在とは…うぬぬ…。
新たな変身は鎧武・極アームズ。
全てのライダーの武器を扱えるというてんこもり仕様。
特殊エフェクトが無いからかちょっと地味に見えるのはボクだけでしょうか…。
プロフェッサー戦極はユグドラシルがやられるといち早く脱出。
この人やりたい放題過ぎだろう…。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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コメント
もしもの話
2014/06/04 22:10 by 山田与作 URL 編集
「いつから公式の主人公が主人公ポジションだと錯覚していた」「なん…だと…」
恒例となったプロフェッサーの隠し芸、ハカイダーの次はフォーゼか…もうバロンシリーズ当たりが出てきても驚かないぞ…。
2014/06/06 21:39 by ミスターグラブシ URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
スーパーヒーロー大戦のはじまりですね…。
>ミスターグラブシさん
主人公だけが人外になってめでたしめでたしは10年前にもうやっているので、そこから先に進む話をやってくれるんじゃないかなーとも思うんですよね。話のテンポもそこで終わるにしては早いから、やはりその先を描く気はあると感じます。
舞と舞に似たお姉ちゃんが何なのか、サガラ以上に謎なのでまだどんでん返しが…。
2014/06/06 22:57 by TJ-type1@管理人 URL 編集