沢芽市に現れた謎の青年ジロー。
そして彼の正体は実はロボットなのであった。
諸事情によって前回までの流れを外れ、先週の2週間前のお話が描かれる。
仮面ライダーとキカイダー。がっつりと組み合わせるのは初めての事ですが結構しっくりと作られていたような…というか、どちらかというと キカイダーfeat.鎧武 のような印象を受けるお話だったかも。
紘太はジローを拾ってきてお姉ちゃんと一緒に暮らす。
「人造人間キカイダー」でも、ジローが行動を共にするのは光明寺ミツ子・マサルの姉弟でした。
紘太と晶の姉妹をミツ子とマサルの代わりに配する事で、「キカイダー」の世界を疑似的に再構成しているのですね。なるほど。
ジローが消えた事にお姉ちゃんがちょっと寂しそうだったのも、「キカイダー」作中でミツ子がジローに惹かれている事を照らしているのでしょうかね。
また、ラストを「ピノキオ」で締めるというのも原作オマージュだとか。
思いのほか「キカイダー」要素の濃い一編になっておって感心しました。
プロフェッサー凌馬が自分の脳みそをハカイダーに移植してしまうというのもぶっ飛んでて楽しい。
映画との兼ね合いで、ハカイダー自身の人格は今ネタバレしたくないというコトで脳みそを交換したのかもですが、戦極さんならやりかねないとえらく納得してしまいました。
脳みそ移植なんてぶっ飛び過ぎてるとは思いますが、戦極さんなら…うん。
ダークの恐ろしさを匂わせて幕…。
来年のスパヒロ大戦はキカイダーメインかしら…。
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仮面ライダー 各話レビュー
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