■LOVE LINKベールさんが飲み込んだ…否、ベールさんの方が飲み込まれてしまった邪悪の正体は、一万年前にもプリキュアさんと死闘を繰り広げたというプロトジコチューさん。
全ての命を思うがままにして、ジコチューの極みを総べようと言います。
しかし、一人ぼっちになってしまっては、ジコチューに振る舞う事すら出来ないだろうとハート様。
ジコチューという我が儘な振る舞いも、それはそれで他者との関わり合いあってこそであると。
「どくさいスイッチ」みたいなもんですね。一人ぼっちじゃ独裁者の意味も無い。
圧倒的な力でプリキュアさんらを制すプロトジコチューさん。
遂にはハート様のプシュケーを取り出して闇に染めようとする。
しかし、ハート様のプシュケーは闇に染まらない。ココロ強い…。
ハート様は他のプリキュアさんや三種の神器の力を借り、パルテノンモードなるパワーアップ。
何故パルテノン…アテナ…?
一人ではなく、他のプリキュアさんの力を借り、さらに一万年前のプリキュアさんからも力を借りているというのがミソですか。
力を合わせるのではなく、借りているのですね。
あくまでハート様が主体で他の人は助っ人となっている。
いつも相田さんに助けられていた人たちが、ここでは相田さんを助っ人する側に回る。
ここが幸福の王子と相田さんとの違いか。
岡田の言うビッグバンはちょっと分からないですが…。
科学者役とかだったら、その引用も分からないではないのですが、なぜビッグバンなのか…。
最後の最後まで信用置けない感じで、愛されているなと感じる(え)。
ハート様はパルテノンでプロトジコチューさんを圧倒。
まさかカカト落としが最強打撃技になるだなんて…イーグレットさんの時には思いもよりませんでした。積み重ねを感じる。
劇中、最もハートの強い方として描かれた相田さん。
そんな相田さんの中にすらジコチューは存在する。
悩んだり苦しんだりを繰り返すことで人は強くなる。
たとえ愛を忘れてしまっても仲間が思い出させてくれる。
だから何度でも立ち向かえる。
悩みや苦しみを持つことで強くなるというのは、第1話に照らすと、行列にちゃんと並んだほうが展望台の景色は美しく見える理論に通じる。
実際、テレビシリーズでは相田さんが苦しむ描写はあまり無かったように思いますが、映画を見ると相田さんもやはり人間なのだなぁとよく分かるようになっていました。そこはもそっとテレビシリーズでも補完してほしかったなぁと思う部分でもあるのですが。
ハート様はプロトジコチューさんに愛を届けて浄化。
何でプロトジコチューさん腕があんな生えてるの?と思ったけど、初回の蟹とリンクさせてるのかしら。
ジコチューの脅威は去り、ひとまずの平和は訪れましたがアン王女は復活しない。
アン王女は一人で問題を抱え込むという「幸福の王子」のバッドエンドをそのまま体現する存在として、身体を失い心だけが残る…という「幸福の王子」の最期と重ねられているのですね。
かたや同じく「幸福の王子」たる相田さんは、助っ人を得ることによってバッドエンドを回避、心と体はバラバラにならず戻って来た。
しかし、アン王女のみに注視するとバッドエンドに近いけど、その思いは剣崎さんや亜久里さん、レジーナさん、岡田に継承されることで昇華しているので、ちょっと引いて見れば王女も救われたと見ることが出来る。
その一番の功労者はやはり岡田でしょうか。
岡田が居ないと王女の想いはそこで断ち切れ、この物語も始まっていなかったのですよね。
青い鳥っぽいモノを使役していましたが、岡田は王女のツバメ的存在だったんだなぁ…あ、そっちのツバメじゃないですよ、ええ。
ラビーズを渡し歩いていたのは、王子の宝石を分け与えていたツバメの如く…だったのかな。
最終決戦後、トランプ王国と人間界を繋いだ裂け目は残り、国交が結ばれた模様。
まこぴーは相変わらずアイドルを続け、岡田は新共和国の大統領となり、相田さんは更なる助っ人稼業に邁進。
この手の番組では「元の日常に戻っておしまい…」というラストが多いだけに、プリキュアさんであることも異世界の存在も共有され、今までにないスケール感でふたつの世界が融合を果たしていて、驚きの最終回。
トランプ王国が王政から共和制に移行されたのは、王という一人の人間への負担に頼らず皆で負担を共有し合うという、番組テーマ的にも合致した制度改革でなるほど上手い。
てゆか、それならもう他のプリキュアシリーズに登場する全ての王政国家は共和制に移行した方がイイよね。
だいたい女王なんかろくな人がいないんですから。いや、ほんま。
バトルやテーマや伏線やらは既に大方を消化してしまっている印象なだけに、この最終話に関してはその余韻を楽しむという位置付けな気もします。
せっかく古賀監督が演出するんだからアクションは入れようよ!みたいな(ぇ)。
またキングジコチューさんに関して相田さんは助っ人的ポジションでしかないので、主人公としての相田マナの話で締めるというお話にしたかったーとかもあるかも。
第1話はプリキュア全滅というところからのスタートでしたが、最終回では街の人々に広く認知されるヒーローに。
ラストカットはオープニングでのハート様のカットに合わせて全員集合。
ラブリンクの波及、なのですね。
■ABOUT全体的な印象としては、例年よりもかなり詰め込んだ構成のシリーズであったなぁと感じられた。
自己愛・博愛、愛の継承etc...何話か経つごとにテーマを切り替え、その徐々に深化していくテーマの描写に話数を費やしていた。
さらに、その何話かごとの中目標テーマに対してプリキュアさん全員がメイン回によって成長するという構成だったため、メインのストーリー以外は全てキャラクターの成長エピソードに費やされていたという、かなりギッシリとしたシリーズになったのではないかと思う。
いわゆるガス抜き回だとか虚無感に包まれる謎の回とか(え)、必要性の薄いお話というのは無かったように感じられる。
単にテーマの変容だけでなく、やれロイヤルクリスタルを集めるだとか、五つの誓いだとか、三種の神器だとか、テーマが変わるにつれてストーリーの目標も変更され、縦軸が強いシリーズなれど飽きさせないように変化を与えていたのが上手いもんだなぁと感じました。
この手のシリーズ物は前作からの振り戻りというのを強く感じます。
「スマイル」が各話バラエティに富む中で縦軸若干弱めの構成だっただけに、「ドキドキ!」はかなり縦軸が強いシリーズ構成でした。
その縦の柱が一本だけでなかったり、実はちょっとうねっていて煙に巻かれてしまったりするのでもありますが。
そういえばロイヤルクリスタルとか三種の神器とかは、パッド以外アイテム化されてない代物なんですよね。
ストーリーのためにわざわざ販促とは関係の無いモノを集めさせるというのは新鮮であった…。
三種の神器に関しては、たぶんラブリーパッドを劇中に登場させる理由付けだったのではと思うのですが、アイテムにならないグレイブやクラウンもストーリー上で有益な働きを持っていたという事に感心させられました。
何か急にタブレット型アイテム出て来た!という勢い重視の販促も多い中で、丁寧な説明がなされているなーと感じる。
また、この一年の自分の記事を読み返すと、「熱い」「燃える」といった表記が結構多かったなーという印象。
思い返すと確かに直球での燃え描写というのが多かったかもしれない。
最終戦にしても、ベタなヒーロー番組描写をやってくれていて血がたぎりましたしねぇ。
相田さんのキャラクターが少年漫画における最初から天才的に強い主人公タイプだというコトでもあるからか、苦境に立ってもそこからの逆転が早くて爽快感を得やすいとゆーコトなのやもしれない。
こちらの想定を超す回答を用意していたりして、驚きと共に痛快な事が多かったもんなぁ。
全体的には理知的でテーマに忠実で真面目なシリーズだなぁという印象ですが、時折宇宙へ行ったり巨大化したりと妙にカオスなぶっこみをしてくるのも好い味わいのシリーズでした。
「ピアノの上に猫が寝てるからピアノが弾けない!」とか意味分からないんだけどジワジワ来る面白さがあります。
ストーリーの縦軸が強くてミスリードもかなり本気でしたけれど、各話も出来るだけバラエティに富むように留意されていて、一年間が充実している良く出来たシリーズだったのだなぁと感じ至りますです。
■DOKIDOKI!PRECURE
初代の頃、数回だけ現場に行った事があってね
その時、アフレコに挑むゆかなさんと本名ちゃんの姿が
かっこよくて可愛くて、作品に対する愛情に溢れてて…
素敵だなぁと思ったの。
どこの現場もみんなでいいもの作ろうって気持ちが溢れてるけど
プリキュアの現場は私にとって全てがキラキラして見えた。
その時からいつかプリキュアになりたいなと思ってたんだよね。
あの中で生きたいなぁって。
生天目仁美オフィシャルブログ「なばためです。」by Ameba 『おおおおおーー!?』
去年の発表直後の記事より。
十年前に初代黒白さんの雄姿に憧れ、十年後に同じステージに立つ。
このこと自体が「ドキドキ!プリキュア」のテーマそのものを描いているかのようで、とても熱いキャスティングだなと思いました。
ナージャさんに次ぐ熱いキャスティングだなぁ、うむ…。
「スマイル」は昔あこがれたヒーローに自分がなるという物語だったけれど、
「ドキドキ!」は自分からさらに次の世代への継承を描いている。
そして来期のプリキュアさんは世界中に存在しているらしい。
次の十年へ広がって行っている。
ラブリンクか…。
余計なモノが殆ど無く、テーマを平易に咀嚼して具象化し、構成厨としても1年間楽しく見ることが出来たシリーズでありました。
ロイヤルクリスタルは誰が仕込んだのか…といった若干の謎は残りましたが。
見返したらまた気付くことが多そうだなぁ。
そんなわけで。
平成プリキュア10作目「ドキドキ!プリキュア」。
制作者、関係者の皆様に感謝!
よもやこの記事を全部読んではいないであろう貴方にも感謝であります!
どうもありがとうございましたー。
ビッグ・バン!!
ビッグ・バン!!
⇒
プリキュア 各話レビュー
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コメント
たのしかった!
2014/01/30 10:44 by ミルク苺 URL 編集
もっと言うなら、一見話の振り幅が大きくて縦軸が強調されていない様にみえて、実はさりげなく今後の展開への伏線やテーマ性がしっかり話に織り込まれているのが好きなんです。
キョウリュウやWの三条さんの脚本や、ロボットアニメ「ガン×ソード」とかがそんな感じです。
まぁつまりは、あまりにもテーマ性などを前面にドヤ!と押しだされた作風が好きじゃないってことなんですけどねw
2014/01/31 00:20 by はっさく URL 編集
テーマ自体は一見ありきたりだけど、そこに説教じみた答えを持ってくるのではなく、だけど私たちが生きていく上で忘れてしまっていること、見落としていることにグサッと刺さり、ハッとさせられる。
ジコチューもまた(善悪や良し悪しはあれど)他者との関わりなのだと言うマナのセリフは目からうろこでした。
2014/01/31 00:32 by はっさく URL 編集
そして、戦う地球統一大統領、相田マナへと続く
しかし、それでも出来ない事はいくらでもある。だからこそ愛と絆の力が必要であり、自己中を乗り越えなければならない。
という、プリキュア伝統の愛と絆というテーマに真摯に取り組んだ作品だと感じました。
そしてキュアハートパルテノンモード。
愛みなぎる人々がビックバンにも匹敵する力を持つというなら、それは神そのものと言う他ないでしょう。
パルテノンとは神殿、すなわち神の家。
過去から現在まで繋がる神にも等しい人々の愛に満たされながら、それをを包み込み護る神殿。それがパルテノンモード。
つまりキュアハートパルテノンモードとは、相田マナが個を超越した集合的存在のシンボルとなったということなんだよー!
とTJ-type1のお家芸であるMMRっぽいこじつけを勝手にやらせて頂きました。乱文失礼致しまた。
そして、一年間鋭く面白い感想考察お疲れ様でした。
ありがとうございます。
2014/01/31 13:12 by シャン URL 編集
いつか、愛は咲くだろう
1年を振り返ると本当に無駄が無かったというか…公式でも言われていたと思いますが、季節・行事ネタなども本当に最小限、あってもメインストーリー消化やキャラの掘り下げに使われていたりと、カッチリとした構成になっており、改めて他作品と比較してみると結構違った雰囲気の作品になっていますね。
本作も1年間のレビューお疲れ様でした
2014/01/31 20:40 by 銀河勁風 URL 編集
まさかプリキュアが日本の安全を担うとは(笑)
ま、ビビオペだったら男の子は勿論のこと大友が対象視聴者だから、自衛隊や国連軍の戦闘攻撃機や攻撃ヘリや空母がキングジコチューのような巨大生物に派手にヤラれる描写がされたことでしょうけれど・・・。
さて、ビビオペというと、キュアハートが他のプリキュアや三種の神器の力を借り、パルテノンモードなるパワーアップをしてからはビビオペそのもののようにプロトジコチューさんを大気圏外に蹴り上げた後、それよりも上空に飛び上がり急降下して一撃で浄化。
さすがにパンチだとビビオペとカブってしまうので、カカト落としとなりましたが、これ絶対にビビオペを意識してるなと思いましたよ。
そんなドキプリの最終4話はとても面白かっただけに、プリキュアオールナイトでドキプリの最終4話をキングジコチュー来襲時には自衛隊や国連軍が出動するもあっさりヤラれるシーンなどを加筆・修正して上映してほしいものです。
尤も、そんなものを作るとプリキュアストアやプリキュアイベント会場がURLのように大友が殺到して痛いことになるでしょうけれど(笑)。
2014/01/31 21:28 by ななし URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
せっかく4クールあるんだから大きな話を扱ってほしいという部分もあり、面倒なことはイイから楽しいの見せてよというのもありですしね。
子どもも案外と毎週ちゃんと見ているわけではないから、縦軸が強いと「?」となるやもしれませんし。
いや、でもそもそも自分が子どもの頃の番組なんてストーリー何も覚えていないか…。
来期はハートキャッチの監督なので、そこそこ重い話もやりそうな気もするんですが…。
>はっさくさん
作中でジコチューとして語られていたのが強烈な親子愛だったりもして、それは他者との関係性ありきだからジコチューと呼んでいいのか…?と思ったりもしましたが、ジコチュー自体が他社との関わり合いがなければ存在し得ないコトだと説明されてストンと落ちました。
こういうシリーズはやはり2回目がまた楽しいのだろうなぁと想像できます。
>シャンさん
ジコチューは周りの人との関係が無いと成り立たない。しかしジコチューを続けると一人ぼっちになってジコチューではなくなる。ジコチューで居続けたいのなら周りの人に気を使わなくてはいけない…。なんという逆説的な…。
「お前は世界を絶望にしたいという希望を持っている!」みたいなラスボス特有の矛盾ですね。
ラスボスになるのも楽じゃありませんよ…。
>銀河勁風さん
「元の平和な世界」ではなく「愛が広がる世界」という相田さんの理想に近づいた世界に変容されたんでしょうかね。しかしあれだとトランプ共和国が日本の48番目の県にされないかという不安も…。大統領の腕の見せどころか…。
プリキュアさんは毎年だいたい同じなんですけど、終わってみると「プリキュアにしてはちょっと変なシリーズだったな」と思っている気がします。
>ななしさん
ビビッド(ry だったら…スカートは邪道なので無くすしかありませんね。
そうしたら作画も楽になるか…。イイコトづくめか…。
2014/01/31 22:54 by TJ-type1@管理人 URL 編集
管理人のみ閲覧できます
2014/02/01 05:58 by 編集
◆コメントありがとうございます!◆
う…ややこしくてすいません。
HNアカウント単位で答えておりますので、管理人的には順番は合っているという認識であります。
コメに対する回答が合致していないのはいつものことなので…お許しを。
2014/02/01 08:00 by TJ-type1@管理人 URL 編集
連投スマソ!
詳しくはURLをご覧ください。
2014/02/01 13:14 by ななし URL 編集
いつも陽ざしは 眼の前にある
どう見てもビッグバンに匹敵なんかしていませんけど、この人の発言だから胡散臭くて当たり前という信頼感があります。
これが真面目な科学者さんとかの台詞だったら、あれれ?と気になってしまうところでしたが。
仲間の絆によってかと思いきや、自力で復活してしまうハート様もすごかった……。
宇宙で最終決戦したプリキュアは過去にもいましたが、自力でラスボスのことを宇宙へ蹴り出し、そして再び地上へ蹴り落として〆るプリキュアさんなんてきっと最初で最後でしょう。
エピローグは、妖精さんたちまでも日常へ馴染んでいたのが素敵だったなと。
シャルルとか就学させなくていいの?と少し心配になりましたが(汗) 日本で生活する限り、どう考えてもまず学校へ行かなきゃいけない年齢のように見えましたので。
職業:プリキュアの妖精であると言い張る場合、マナさんから離れおうちにいてはいけませんし。変身アイテム兼、通信機ですよね、あなた達のお役目って一応……。
密度が濃くて丁寧な構成だったという点、本当にその通りだと思います。個人的には一番好きになったプリキュアシリーズかもしれません。
最後にふと気になったというか、気付いた点。
あのクリスタルの王女って本当に偽物でしたし、「鏡」の声も本当に鏡写しな本人の声だった疑惑濃厚ですね。
王女さまの魂、鏡経由で語ったはずの話の流れは完全無視しておられましたし……。
更に加えて最後の最後に。
とうとうプリキュアとなるらしい次世代の「王女様」、予告のたった一言だけでいきなり胡散臭さ全開すぎて面白すぎます。
本当の「本物のお姫様」は自分のこと普通、「お姫様」なんて言いませんよ……!?
……果たしていかなる御仁なのやら、楽しみです。
2014/02/02 03:01 by kanata URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
酸素破壊剤を使うしか…
>kanataさん
アイちゃんさん、円さん、レジーナさんとは別にもう一つ、アン王女の残留思念みたいなモノがあったとしなければ成立しないかなーとは思いますよね。ロイヤルクリスタルとか氷漬けの王女とかの用意はその人がしたとしか…。
本物のお姫様だからプリンセスって名前にしたんだよ。誰も聞いていないのにこんなコトを言う辺りに、図々しさがにじみ出ています…。
2014/02/03 22:51 by TJ-type1@管理人 URL 編集
そして、オールスターズの世界へ、
両方の主人公の印象が前期の仮面ライダーであった「如月源太郎」に似てるでした。
実際両方とも、余り過去を晒さずに現在のキャラを崩さずに
元から強く、情にあつい点を武器に活躍しました。
それは最終回を迎えた後も変わりませんでした。
如月源太郎の元ネタは花の慶次の慶次っぽいですが
あの最強の人間による爽やかな物語をプリキュアに落とし込んだ印象でしたね。
それにしてもドキドキは細かいネタや意外な伏線はってあったりして驚かされましたよねw
まさか主題歌の2台目にある
謎のフレーズ「マシュマロ、マロ、マロ」が劇場版の伏線とか
普通思いつきませんよね!
あと最終回で1番の衝撃は政府から直接依頼が来る職業プリキュア(特殊部隊かっ!?って叫んじゃいました。)よりも
あぐりとレジーナの年齢差でした。
てっきり双子的な存在だと思ってた・・・
ってことは王様の娘は長女アン、次女レジーナ、三女あぐり、四女アイなんですね。
トランプ王国のままならレジーナが第1王女になってたんですね(^^;;
これからオールスターズの世界になって妻を失って娘達を育てる王様は
同じ立場であるメジャー王国のジェシーおいたん事、メフィスト国王と友情育むんでしょうかね?
自分的には生天目さんがブラック&ホワイトに憧れたように
キュアレモネードに憧れて、5GOGO!のネットラジオで
「私はキュアレモネードになる!」
と熱く語ってココ&ナッツ役の草尾さんと入野さんに引かれてたのが印象深い宮本さんが5年くらい他作品で声優を経験して見事プリキュアに抜擢された事。
また、オールスターズで擬似とはいえ、
リメイク版プリキュア5とも言うべきスマイルプリキュアの2代目レモネードことキュアピースに
「よろしく!先輩!」のセリフを言った事は、生天目さんのキュアハートだけでなく、宮本さんのキュアソードにとってもドキドキプリキュアを体言しているようでした。
劇中でのソードが来た時には他のプリキュアは全滅というのは今思えば、
自分の知っているプリキュアはもう既にいないが、これから自分が新たなプリキュアとなって物語を紡ぐといった意味があったのかな?
そして、憧れたレモネードの様にアイドルとしてレモネードに届く事は無いがレモネードに届く事を願って歌い続ける。という意味もあったのかな?
(憧れの対象もプリキュアになりましたしね。)
というメタ視点でも色々感慨深い物があった物語でした。
色々ぶち込んでてやたら情報量が多い印象の物語でしたね。
2014/02/03 22:56 by 人形 URL 編集
「熱い」という感想がでるということは、やはり相田マナはヒーローだったのだなぁ、と思います。ヒーローには「答えを与える者」と「問いを与える者」がいると思っていますが、彼女は答えを与えるタイプでありながら、問いを残していったように思います。それでも彼女なら答えを見つけられるだろうという未来への希望を残して。
たぶん二度と出てこないタイプのプリキュアでしょうねw。
そんな唯一無二のマナさんには1年間ドキドキさせてもらいました!
ありがとう!ドキドキプリキュア!
2014/02/05 19:19 by クズマ URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
そういえばレモネさんも芸能活動している子でしたっけか。そこに対するシンパシーがあってレモネさんがお気に入りだったのでしょうか。そういう流れを知っているとまこぴーの設定自体も別の面白さが見えて楽しいですね、なるほど。
「ドキドキ」からまた新たなチーフPになり、新たなステージへと進む意味を込めての絶滅と復活だったりするのかもとも見えたり。ホント、情報量が多くて多角的に見える作品だなぁと感じますです。
>クズマさん
歴代随一のミステリー要素の高さで「何なんだコイツ、何者なんだ…」というコトがとても多くてドキドキさせてもらいましたね。まさか最後に大統領になるとは…。
相田さんは初登場時点で精神的にかなり高い位置にいながら、一年を通してさらに成長するという凄い強キャラになったなぁという印象です。
無敵感が天井知らずです。パルテノンも本気ではありませんでしたし、本気だしたらどうなるものか…。
2014/02/07 22:02 by TJ-type1@管理人 URL 編集