■それはポンタ之介いつぞや覚えた人間態に変化する術を用いて今日も生徒会の仕事を手伝うシャルルとラケル。
しかし小学生にしか見えないラケルは手伝いも出来ず手持無沙汰。
そこに飼育係をしている八島さんが、脱走したウサギのポンポンを捕獲してほしいとやってくる。
ポンポン言うからタヌキのようなイメージが何故か湧いて、仔狸を介抱する話が猛烈にフラッシュバックしてくる…。
そんなポンポンさんを発見したラケル少年を、私のヒーローだわと八島さんは持ち上げる。
ウサギだのでシャルルと何か関連性があるかとも思いましたが特に見つからず。
というか今さらだけど、女の子がウサギに導かれてトランプ王国に行くって「不思議の国のアリス」なのね。…遅い。
以来、八島さんの事が頭を離れず、胸がドキドキキュンキュン、熱まで出てくる始末。
それは恋煩いだとダビィさん。しかし人間と謎生物の恋なぞありえないのであると注意する。あ、それパルミエの人にも言ってください、ホント。
虫歯は知らなくても恋煩いは知っているダビィさんは、言及こそしないものの経験値がありそうだなぁ…。
てか、剣崎さんに「大人げない」とか言われていましたけれど、やっぱりダビィさんは謎生物においても大人なんですかね…。
どのくらいで大人というのか、謎生物の基準が分かりかねますもんね…。
地球の動物的には5年ぐらいで寿命全うしそうなサイズなんですが…。
八島さんと公園デートすることに成功したラケル君。
公園の池を清掃して綺麗にしたという話を聞いた矢先、ジコチューが現れて池が汚されていく。
怒りが湧いて、ハリキリラケル。
今、必殺のヒップドロップ!!
ラケルが頑張ったからなのか、ダイヤモンドさんの体重のおかげなのかは分かりかねますが、無事にジコチューは浄化しました。
喜び勇んで八島さんの元へ走ると、爽やかにボーイフレンドを紹介されて失恋。
辛い経験ではあるけれど、「楽しかったでしょ?」という問いに頷くラケルにとって、決して無駄な経験ではないのだと分かる。
前回までは愛の継承について描いていたけれど、今回からまたテーマが変わっているのかしら。
円さんの言う「愛は人を強くする」がここからのテーマなのだろうか…。
「人の笑顔を見るとこっちまで嬉しくなる」とは相田さんがよく言っている事ですが、ラケルは恋によってそれを体現。
この番組は「愛」がテーマですが、そもそも「愛」って何だ? という疑問も浮かんでくる。
割と概念自体も曖昧なそれを、子どもに分かるようにどう説明するか。ためらわないこと? 余計わからん。
それに対して、この「笑顔を見ると嬉しくなる」というコト、それこそが「愛」なのであると説明してくれているのが今回のお話だったのかなーと感じる。
ラケルは今回の一件で「恋」は失ったけれど、「愛」はさらに増したと考えられるのだなぁ。
「恋」との対比で「愛」を描いている…ような気がせんでもない一編でありました。
■農作回ラケルが八島さんの事を気になるのは、笑顔が菱川さんに似てるから…とかそういう理由付けが言及されるかなと思ったのですが、そんなこともなく。いや、前髪が近いからね…。
いや、でもそういう理由付けはかえって無粋になるか…。
何で急に八島さん大フィーチャーされてるんだと凄く気になったので、何となくその理由付けを求めてしまうのですよ…。
来週死んじゃうのかなっていうフォーカスの合わせ方だったから…。
次回は初期プリキュアさんで恒例の畑回。
また撮影所の近場でロケしたんですね、分かります。
⇒
プリキュア 各話レビュー
- 関連記事
-
コメント
名前からしてタヌキかと思ったんですけどねー…違いました。
妖精回はアイちゃんの分があるだけに前のシャルル回ぐらいと思っていたので2回目とは結構意外でした。そろそろ物語も佳境に入ろうかという時期ですが、他の二人にも出番はあるのでしょうか。
2013/10/18 23:45 by 銀河勁風 URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
ドキドキはローテーション制が凄くしっかりしたシリーズなので、個人まとめ回にも5話使うと予想するとランスとダビィをねじこめるかはギリギリの感じですね。
ランス回ってそもそも何すれば成立するか分からんしなぁ…。
2013/10/19 23:50 by TJ-type1@管理人 URL 編集