2013年 09月 15日

中学生の皆さんはプリキュア知らんのかと思いましたが、財閥の情報操作はちゃんと機能していたんですね。
そういえばそうだった。
とりあえずあの場にいた人の携帯電話は回収ですね。


■明日へジャンプ!

大貝第一中学校では文化祭の季節。
ラブリーパッドを手に入れたり、町中が昏睡していたり裏でも文化祭の準備は着実に進められていたのです。
しかし、その疲労が重なって相田さんは熱を出してダウン。
さしもの生徒会長も病には勝てない。相田さんも人間だったのですね。

文化祭当日。
高熱が引いた相田さんは結局学校に来てしまいますが、円さんはそんな相田さんを心配します。
「幸せの王子」では、宝石や金箔を町の人々に配った王子はみすぼらしい姿となり、町の人々は大砲を作るために王子を溶かしてしまう。そして最後に残ったのは鉛で出来た王子の心臓だけだった…と言います。
相田さんもこのままではいつかそんな風になってしまうのではないかと…。

つまりこの話で分かるのは鉄と鉛の融点が違うってコトですよね(え)。
てゆか鉛の方が鉄よりも融点はずっと低いはずなんですけど、どうして鉛の心臓だけが残るんでしょうね。真っ先に心臓から無くなる筈なのに…(ぅゎ)。

相田さんを鉛の心臓にしてはならないとばかりに、円さんは学校を練り歩いて説教を始める。
何でもかんでもトラブルが起きたらすぐに相田さんに助けを求めるばかりで、自分たちの頭で考えない者たちに喝。
目の前に困難がある時、それ相応の苦労無くしては達成感も得られないではないかと。
眺めの良い景色を見るのも、行列に並ぶという苦労があればこそ、より大きな感動が得られるというアレ。

また相田さんに対しても、頼まれたことを何でもかんでもやってしまっては、周りの人間にすぐ人任せにしてしまうクセがついてしまうと説教。
もっと一人一人が強くなければならないのだと。

なんだか今まで思っていた事を円さんが代弁してくれたかと思うほどに、せやなせやなと感じてしまう。
これは相田さんだけ変化しても仕方ないというか、周りも変わらないといけないことだもんなぁ、と。
とにもかくにも、相田さんの弱点をついてやりました。
これで平身低頭これまでの行為を泣いて詫びるはずだ…と思いましたが、ほぼダメージ無し。

一人一人が強くなるのが一番だけれど、それぞれに出来る事や出来ない事がある。それを互いに補い、支え合って助け合う事で、胸がキュンキュンとするのだと相田さんは仰る。
一人が強くなることも大切だけれど、みんなで支え合えるコトも大切なのだと。

崩れたやぐらの薪をみんなで積み直したり、各所で起きていたトラブルも実行委員それぞれの判断で解決していた。
相田さんは生徒たちが助けを乞うばかりでなく、みんなで助け合うことが出来るのだと知っていました。
相田さんが居ないなら居ないなりに、自分たちで考えたり、みんなで協力したりして困難に立ち向かう術をここの生徒たちは既に持っていたのです。

普段は相田さんが先に問題を片づけて、当人たちにそのスキルがあるとは気付きにくいけれど…ってコトなのかな。
とはいえ、頼りグセはやはりあるよなぁ…という気もしてしまいますし、相田さんの元へ行く前にそのスキルをいつも使ってほしいね…という気もしてしまう。
相田さんとしては、自分に依頼して来るというコトはきっと最終手段なんだろうなと察して、相手に甘さがあるという可能性は考えずに助っ人しているだけなのかもしれませんが。

生徒たちは、相田さんから受け取った愛を自分の心の中で芽生えさせていた。
どんなに超人的スキルを持つ相田さんでも、世界中の困っている人たちを救う事は到底敵わない。
でも相田さんの愛が人々に伝播して、その人たちがほんの少しだけ、自分の出来ることで、相田さんのように人助け出来るのなら、それは世界中を救う事も不可能ではないというコトなのだ。

相田さんはそこにとっくに気付いていたんだな…というのが今回の驚きだったりしました。
確かに、いつも人助けばかりしているし、自分にも出来ない事はあるとは言っているんだけど、実際には自分以外の人にあまり頼らないし、頼まれたらNOとは言わずに何でも引き受けてばかり。
人を助けるのは合点承知ながら、自分が助けられのはノーサンキューって感じに映ってたんですよねぇ。最近はちょっと変わっても来ましたが。

それって周りの人間の能力を信じていないってコトじゃないの? と感じられるのですが、今回の話で「いや、実は信じていたんだよ」というカウンターを食らいました。
つまり相田さんの中でその問題点はとっくに解消していたのか…そうだったのか…。
そうなると個人的な相田マナさんの捉え方が変わってくるんだよな…ふむむ。

今回、プリキュアになった時も「助太刀」と言っていましたけれど、相田さんにとって部活の助っ人もケンカも仲裁も、それらはサポート役であって、あくまで当人達が自分の力によって問題を成し遂げていたという解釈になるのかな。
そう捉え直すとこれまでの相田さんの行動と今回の言動とを、個人的には承知出来るようになる。

これまでずっと作中の円さんと同じ気持ちであの学校の事を見ていたので、何とも不完全な世界であるなーと思っていたのですが、実は思いのほか理想が出来上がっている世界であると分かり驚きでした。

あんな風にお互いが愛を与え、そして返す世界。
それがこの物語が目指す理想…なんでしょうね。
前回の話といい、まるでまとめに入っているかのような流れ。
最終回にはまだ時間あるようにも思いますが…。


■まぶしっ

乗り物酔いに比較的強いエースさんの必殺技。
なんと光で敵を撹乱するのです! …つまり時間稼ぎ用の技です。
タイムリミットのあるエースさんに似つかわしくない技って気もします。
エースさんなら短時間で一気に潰せる技の方がありがたかろう。

次回はパジャマパーティー。
私生活が見えないでお馴染みの四葉お嬢様のお家事情が垣間見える話のよう。

プリキュア 各話レビュー
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COMMENTS

Commented by 銀河勁風 URL at 2013-09-20 22:30 #701gxeB2 Edit
Title : 一人一人は小さいが 一人の力は小さいが
一人一人が強くなるのもいいが、互いに補い合っていく…というのはそのままプリキュアにも当てはまりますね。愛を育むにも相手が必要ですし、自己中になるにも自分を中心とした他者がいるわけですし、やはり他者との関わり合いがキーとなるのでしょうか。

しかし今回遂に一般市民の前にプリキュアが姿を現してしまいましたが、目撃者の口止めはどうするんでしょう。四葉財閥脅威の科学力なら普通に記憶とか消しそうですが(え)。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2013-09-21 01:23 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>銀河勁風 さん
思い返すとソフト部の試合の時に、生徒たちが自分で頑張る旨は描かれていたんですね。
…ちょうど録画し損ねた回だなぁ…。
今回の目撃者には映画の撮影でしたというお馴染みのウソをつくか、金を握らせるか…財閥なら情報操作のために映画一本ぐらいホントに仕立てられそうですけど。
Commented by kanata URL at 2013-09-22 03:25 #KqigePfw Edit
Title : ギリギリまで頑張って ギリギリまで踏ん張って
(どうにもならないそんな時、プリキュアさんが欲しい?)

 相田さんはつまり自己の問題点なんてとうに織り込み済みで、それでもより高い理想を目指していたということのようですね。
 本当にみんながギリギリの選択として彼女を頼っているとは思えなくとも、構わず信じて助っ人してたと。

 信じなかったら始まらないし、嘘でも信じてその手を握り帰せば、やがては嘘から真も生まれてくる……
 むう、さすがは優等生。視聴者の安直な心配事より先の場所まで、とっくに進んでおられました。

 幸せの王子に関して心配する役がこの局面へ来て、円さんへと移動したのも興味深い点です。
 ツバメさんは王子のことももちろん心配しつつ、けれど独自に他所へと手を伸ばし別のリンクも繋ぎ始めている。
(そしておそらく回り回っては、広げたリンクが最終的に王子を救う要素ともなる?)

 プリキュアさんの認知度に関しては、これから徐々に5GoGo以降の世界観へとシフトしていくのかもしれません。
 誰も知らない知られちゃいけないヒロインさんから、誰もが知ってるみんなの応援が待っているヒロインさんへと。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2013-09-22 20:13 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>kanata さん
きっとギリギリまで頑張ったうえでSOSを出しているのだろうと、かなり性善説を極めていた人だったのかもと思えてきます。
結局それをいちいち確認する手立てなんて無いから、全部飲み込んでしまった方がフェアってことなのかもしれませんが。

プリキュアさんの存在を知った人が、自分もプリキュアのように…と思ってリンクが出来ていくというコトもあるのかもしれませんなぁ。

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