2013/09/02
仮面ライダーウィザード 第49話「サバトの幕開け」
笛木さんが計画していた新たなサバト。それは4人の魔法使いを人柱にして、首都全土をサバトの魔法陣で覆う広大な計画。
それによって前回以上の魔力をゲートから集め、コヨミを蘇らせようという。
その副産物として東京中のゲートはファントムとなり、魔力の無い普通の人間は死に絶える。
なんという圧倒的大虐殺!
確かに子を想う親の気持ちは分からいでもありませんが、その代償がここまでとは。
晴人も真由も捕まって、動ける魔法使いはウィザードらとは違うタイプの魔法使いビーストさんだけ。
ビーストさんが最後の希望…という、なんかもう完全に主人公で燃えます。
自分だけが例外ポジションだったとか、自分が色んな出来事の中心に関わっていたと気付くのは、主人公作劇の基本ですもんね。
キャラクター的にも自己犠牲献身的な晴人に対して、自分に忠実に直感的に直覚的に動くタイプなので、これもまた主人公的だったりするなと思う。
要するに、このピンチはチャンスというビーストさんの活躍に心踊らされました。
いつも魔力を補給しないとイカンという、魔法使いとしては割を食っているビーストさんだけが活躍出来るっていう爽快感、カタルシスが好いですのぅ。
それだけにこれでビーストさん終わり(?)なのが惜しくもある。
ビーストさんが引退して、ラスト2話(+特別篇2話)。
コヨミは消えるのかな、消えないのかな…という毎年恒例のアレか。
サバトが失敗した今、ここから消化試合にならんかなという不安もありますが。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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コメント
影武者騒動から改めて確固たる絆を紡いだ志波家、因縁浅からぬ宿敵との戦いに終止符を打ったマーベラス、
そして起死回生で敵の目論みを挫いた攻介と、どうも宇都宮Pの作品はラスボス前の山場で物語がピークを迎えてしまうジンクス持ちですね。
コヨミの件で抱え込み過ぎてここ最近満身創痍の晴人の件も合わせ、最後の希望を名乗るに相応しい有終の美を迎えられるといいのですが。
2013/09/04 20:30 by ゼノドレイク URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
まさか主人公ではないキャラクターがこんな終盤の美味しい役目を担うとは思っていませんでしたよ。
この後で晴人はコヨミを救うかもしれないですが、世界を救ったのは仁藤なんですよね…。
主人公とはいったい…いや、世界よりも好きな女の子を守るというのは00年代以降の物語としては定番ではあるかな…。
2013/09/06 21:00 by TJ-type1@管理人 URL 編集
しかし「関東を出ればゲートは大丈夫」という適当な安全基準も、笛木が東京に的を絞っていたことを考えるとそれなりに納得ですね。サバトの実行地にファントムを集中させた方が効率がいい上に手間も掛からないでしょうし。
2013/09/06 21:20 by 銀河勁風 URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
キマイラさんは年末の映画で「自分で獲物狩るのメンドくさい」と戻ってきてくれるんでしょうか。そもそも人間に取り付くメリットもよく分からなんだが…。
関東を出れば…というのは知ってか知らずか有効な手だったんですね。
ワイズマンも「ゲートが東京を出た? じゃあもういいや。次探して」とか指示してたんでしょうか。カメラに映っていないところで一年間、人柱用のあの柱とかを作ってたのか…。
そりゃ今さら他の地方までカバー出来ないわな。
2013/09/06 21:40 by TJ-type1@管理人 URL 編集