■カテゴリークイーン映画「白雪姫」の主演を努める事となった剣崎さん。
お相手の魔女には映画界の若きクイーンとも呼ばれるおおとり環さん。
舞台ではなく映画で「白雪姫」、それも舞台設定はほぼ原作のままという、なかなか大胆な企画…。
映画撮影と並行してクイーン探索も行っている剣崎さんは忙殺されそう。
撮影はどうやら殆どスタジオセットでの撮影の様子。
あまり間を空けずに完成披露試写会まで行っていたコトからみても、かなりのスピード撮影だったと見受けられます。
四葉撮影所で撮っているとのことですが、この撮影スケジュールは東映特撮のスタッフ陣でないとこなせないでしょう…。
企画から公開まで半年でやってしまうという驚異的スタッフだからなぁ…。
「白雪姫」といえば、白雪姫が魔女でもある継母に命を狙われてなんやかんやとあって、最後は魔女に焼けた靴を履かせてめでたしめでたしとなるお話。
剣崎さんの状況と同期するものと考えると、剣崎さんにとって王女様は母親的な存在だという事を示しているのかしら。
もしアン王女=アイちゃんという説が事実だとした場合、その親子関係が逆転しているということか。王女から受け取った愛情をまた次へと受け渡していくという継承なのかしら。
クイーン探しにも忙しく、お芝居に身が入らないまこぴー。
それを見透かされておおとりさんからも注意を受ける羽目に。
しかし、注意されてもクイーン探しを止められない剣崎さん…。
あれだけ言われたのなら芝居に専念すれば…とも思いますが、そもそもアイドルは王女様を見つけるためにやっているのであるからして、アイドル業の為に王女様探しが出来なくなっては、剣崎さんにとっては本末転倒もイイトコなのでしょうよ…。
そこで、王女様探しは相田さん達が請け負って、剣崎さんはお芝居に専念することに。
まぁ、探すといっても当てが無いので、クリスタルを持ってひたすら街中を駆け巡るだけなんですけどね…。ほぼ無策に近いです…。
王女様の情報が足らないよ…。
ようやっと芝居に打ち込めるようになった剣崎さん。
そこへやって来るレジーナさんは、ベールさん達よりずっと強力な魔力で、ジコチューの兆しも無いおおとりさんの心をジコチュー化させてしまう。
ベールさん達ですら他人の心を読むという行為があるのに、それすら無い。他人の気持ちなんてどうでもいい、好きなようにしてしまえる。なんというジコチュー…。
強敵に対し、一人で出来ない時は四人で協力しようとソードさん。
四人のラブハートアローを同時起動し、ラブリーフォースアローという必殺技に。
はじめ「horse(馬)」って聞こえたけど「force(力)・fourth(四つ目の)」ですね。
馬は去年やってるしな(ぇ)。
映画の仕事も終わると、おおとりさんから貰った脚本からクリスタルがぽろり。
自分の中の何か大切なモノを見つけると、このクリスタルが出てくるしかけのような気もする…。
あるいは岡田さんが事前に仕込んでいるか…うん…。
前回・前々回とクリスタルを手に入れたお話は、他者と自分との関係の中で自分を見つめ直すというお話のように感じられる。
四葉さんは、かつて他者(友達)の為に怒りで我を忘れてしまっていたけれど、今では自分の正気を失わずに済むようになった。
菱川さんは、他者(親・患者)の為に医者になるという約束と、自分の為にカルタをやりたいという思いに挟まれて悩む。
そして今週の剣崎さんはというと、王女様探しと映画の芝居との葛藤でした。
王女様探しというのは自分に課せられた使命であるのに対し、映画の撮影は見てくれるお客さんの為、他者を喜ばせる為に行う行為。
王女様探し≒母親探し≒自分探し であるのに対し、芝居は自分ではない別人になるコト。
自分探しが自分の気持ちを見つめる事であるなら、芝居は他者の気持ちを考えて理解する事。
菱川さんが自分を見つめ直した話とは逆アプローチで、「皆の為」「相手の気持ちを理解する」といった部分を剣崎さんが見つめ直すお話ですかね。
自分の気持ちも相手の気持ちも、どっちも理解しなきゃいけないっていう、やっぱりコミュニケーションの物語なのかいなぁ。
■嫁戦争レジーナさんが正体を明かした事で争いは激化…と思ったら次回の予告がまた妙な雰囲気。争いはそっちの方向に激化してのか…。
最初に仲良くなっておいて後で実は敵でしたーと明かすドラマではないようですが…どうなっていくのか。
まぁ、そもそもこれから仲良くなるのかどうかもわかりませんが。
レジーナさんは可愛いっていうよりケロロ軍曹にしか思えないので、どう展開するのか分からんのですよなぁ…。
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プリキュア 各話レビュー
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コメント
ジコチューだっていいじゃない、人間だもの
レジーナ本人がその気になれば、地球をトランプ王国と同じ末路を辿らせる事など造作も無いであろう所が更にまた。
予告から察するに、そんな危険人物とも友達になれると試みる幸せの王子、
実質王国の怨敵相手にその行動が解せないまこぴーとの軋轢を含め、
燕さんが危惧していた「愛の振りまきすぎですり減っていく身」が、
相当深刻な形で現実味を帯びていきそうな雰囲気ですね…
2013/05/16 00:10 by ゼノドレイク URL 編集
シンデレラなんかになりたくない?
最初のバラだけはともかく、かるたのクイーンやお妃さま役の女優さんは、まず絶対にトランプ王国とは関連がないでしょうし。
そして次回予告もすごく謎です。敵だと明かしてから仲良くなるとは、また新しい……。
レジーナさん、実はああ見えてプリキュア教科書でお勉強とかなさってるんでしょうか。
これまで正体を隠して接触した方々は、ことごとくプリキュア陣営に籠絡されてきたわけで。自分はその愚を繰り返さぬよう、逆から行こうと。
ちと気になるのは、「レジーナ」も女王って意味ですよねとか。
冷静に考えてみれば、確かに王女さまなんですが。ジコチュー側の。
2013/05/16 00:18 by kanata URL 編集
悪魔か? 天使か?! 不思議な少女
順調にロイヤルクリスタルを手に入れ女王へ近づいて…いるかはわかりませんが前進はしている4人に、遂に正体を明かすレジーナ…という流れで予告の展開とは意外や意外。今までもプリキュアに正体を隠して近づいた敵は何人もいましたが、双方に正体が知れているのは初めてのパターンでしょうか。どうなるかドキドキです。
2013/05/16 21:30 by 銀河勁風 URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
前にベールさんと対峙した時に「あなたと戦ってもトランプ王国が戻るわけじゃないので、戦う理由が無い」と言っていた相田さん。
恨みも怒りも無いということは、敵さんと仲良くなれる余地もあるというコトなのかしら…そういえば今年って「絶対にゆるさない」って言ってないような…。
怒りではなく愛で戦っているのだろうか…。
>kanata さん
クリスタルを五個手に入れて、それがどうなるのかがさっぱりわかりませんからね。
まぁ、どう見てもクイーンはアイちゃ…げふんげふん。岡田って可能性もあるか…。
レジーナさんは今のところ裏表の無い悪役って印象があるだけに、ドラマとして成立するのか読めない…というか、そもそも仲良くなっていくのかすら分からない。
別に最後まで悪役でも問題無さそうですし…。
>銀河勁風 さん
地元の映画館で現在、撮影に使用されたディケイドライバーが展示されてるのですが、カードがかなり大きいことに驚きだったりします。ガンバライドカードの2倍ぐらいの面積ありました…。
やはりカメラに映ることを考えると、あのぐらいないとアカンのでしょうね。
レジーナさんはどうなるのか読めませんね…仮にプリキュアさんの仲間になるとしてもカエル型の謎生物になるとしか思えない…。菱川さんは喜ぶかな…。
2013/05/17 21:17 by TJ-type1@管理人 URL 編集
2013/05/22 02:10 by ジヒコ URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
昔の先輩はジープで体当たりしてきたことを思うと、今は甘っちょろい時代になったもんです…。
2013/05/24 21:19 by TJ-type1@管理人 URL 編集