2012/08/13
仮面ライダーフォーゼ 第46話「孤・高・射・手」
ホロスコープスをルラギッタのかと思われた校長が実はルラギッテいなかった…。ゾディアーツスイッチは自らの意思で押さなくては覚醒しない為、全ては蘭にスイッチを押させる策略であったというのです。
ネビュラれるのではと不安に駆られていた校長を言葉一つで飼いならす理事長も流石…。
「実は嘘だった」と速水校長が明かす場面は「そうこなくっちゃ!」と、とても嬉しい瞬間でもありました。いやー、やっぱり校長はそうでないとなぁ。
我望は12個のスイッチを手に入れてダークネビュラを開き、プレゼンターの元へと向かおうとする。それによってどんな災厄が訪れようと、人類は立ち上がり我望の後を追って宇宙へと行くはずだと信じている。
友達は要らないけど、人間の逞しさとか進化は信じているし、絶対の価値観が無いということも理解している。弦太朗との違いは、友達の有無という一点に絞られているように見える。
しかし、その一点が違うだけで行動は随分違ってしまうものであるのなぁ。
人それぞれに価値観が違うからこそ、それを受け入れて友達になろうとする弦太朗と、価値観が違うのであればどうせ理解し合えないのだから友達になる必要性も生じないという我望…といった違いなのでしょうか。
第1話から弦太朗が言っている事だけれど、相手の気持ちを受け入れるか否かという対立になってくる。
そんな中で、第1話ではラブレターを投げ捨てて他人の気持ちを受け入れようという気がまるで無かった賢吾が「友達を何だと思っているんだ!」と激高しているのが印象深い。
我望は、弦太朗と出会わなかった場合の賢吾の成れの果て、という意味合いもあるのだろうなぁ。
遂にリブラさんが散華しましたが、フォーゼにやられるでも我望やレオに粛清されるでもなく、自ら我望を守って散っていったってのは予想外だったなぁ。最後に星空に浮かんでいたのは笑ってしまったが(こら)。
そんなこんなで残り2話です。
かなり駆け足になりそうな予感ではありますが、どう決着がつくのか…。「誰か消える」展開も最近の恒例やで。
予告にあった「プレゼンターの母星に~」という言葉を聞いて「パーマン」最終回を思い出しました。
最終回は母星に旅立つ賢吾を見送ってお終いなのかもしれない…。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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コメント
打ち上げ速水
あの制作陣なら残り2話でも概ね問題なさそうな所ですが、やはりもう少し余裕を持って取り扱って欲しかった所でもありますね。
>最後に星空に浮かんでいたのは笑ってしまった
剣時代から一貫してシリアスな笑いに定評のある人物だと改めて実感しました。
主君に殉じ、成り行き上ラビットハッチの居場所も突き止めたりと、やってることは立派なんですがね…w
2012/08/16 10:59 by ゼノドレイク URL 編集
だが私は謝らないし礼も言わない
2012/08/17 20:57 by ミスターグラブシ URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
賢吾がいきなり人外認定というのはちょっと駆け足だなぁと思えてしまいますね。それはもうちょっと前に知らせといても良かったような。
正直、残り2話では取りこぼしそうな要素もあるのですが、きっとそれは年末の映画でやってくれると希望的観測を持っておくことにしましょうかね。
校長は何やかんやで役立っていたんですよね。画面に映っている限りではレオよりは頑張っていたように見えたけどなぁ。
>ミスターグラブシさん
今CSでブレイドを見返しているんですけど、大概において騙されてるんですねダディは。
今回は珍しく騙す側に回ったというのに、最後は…でも美味しい役でした。みんなにスマイルをくれた。
ボドボドになった挙句に花火とは…。
2012/08/17 21:35 by TJ-type1@管理人 URL 編集