2012/06/22
今日のドラえもんは…幸せは歩いて来ない。だから歩いて行くんだよ。
本日放送は「チャンスメーカー」と「しあわせは歩いていこう!」でした。「チャンスメーカー」が出すチャレンジに成功すると商品をゲットでき、不成功なら持ち物を没収されるというお話。
より価値が高いモノを手に入れるチャンスであるほど、失う物のリスクも高い。チャレンジ内容はのび太に射的、パパに利き酒、ママに洗濯物たたみなど、挑戦者の得意分野に寄っているように見えるのが意外。
いや、逆にそれだからこそ「出来そう!」と思わせるのが手なのかもしれない。クレーンゲームなんかと同じ類のハマり方をしてしまうやもしれない恐ろしい道具だよ。
最後は結局元の状態に戻ってプラマイゼロみたいな形に収まるのかと思いきや、広い庭に高級車で家無しという状態に。
放り投げエンドなんだけど収支的には悪く無いという… バッドかグッドかよく分からないエンディングでありました。
「しあわせは~」は、歩くだけで幸福な気持ちになれる“ハッピープロムナード”のお話。
落ち込んでいたのび太もウルトラハッピーな気持ちになりますが、逆方向から歩いてしまうと憂鬱な気持ちになる効果もある。
前述のチャンスメーカーもそうですが、メリットとデメリットが共存している道具というのはバランスが取れていて受け入れ易い。個人的には。
同じくF先生の「バケルくん」に、主人公の少年がお父さん役にバケて、幾らでもお金が出てくる財布を自由に使って豪遊するという話がありました。しかし、さすがに読んだ時に「いや、これはダメだろう」とは思ってしまいましてね。デメリットも無くメリットだけを享受するなんて都合のイイ話なんてーのはさすがにどうなのかと。
バランスの良さやまとまりがF作品の魅力の一つでもあろうと思いますので、その辺の感覚は大事にしたいなぁと思ったり。
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