2012/06/15
今日のドラえもんは…キレイな声のジャイアンさん
本日放送は「キャンディーなめて歌手になろう」と「もどりライト」でした。「キャンディー~」は、声紋キャンディ製造機で作った飴玉をなめると別の人間の声になるお話。
よく考えたら全然漫画向きじゃない話なんですが、以前アニメ化した際にはジャイアンの声はスキマスイッチになって「ボクノート」を歌っていました。という事は今回は福山…?とも思いましたが、まさかの世界の由紀さおり。
この辺が「国民的アニメ」というネーミングの強さなのかもしれない。ただ、「ジャイアンの声がきれいになる」というギャグのためだけに、こんな大御所をキャスティング出来るだなんて…。
「ドラえもん」というネームバリューを最大限に活かして、やってる事はただのギャグってのが胸熱。素晴らしい豪勢なギャグマンガですよ。
ジャイアンがテレビショーで歌った際の破壊力も大変なもので笑わせて頂きました。
ただこの話を見るたびに思うけれど、声が変わったからって音痴が治るのだろうか…と。
「もどりライト」は、光を当てた物体の原材料を教えてくれる道具。
ガラスがけい砂という砂から出来ているというのは、この話で覚えたのだったなぁ…勉強になるなぁ。
ドラえもんの道具ってのは、人間の欲望を叶えるための道具であり、F先生の欲しい物でもある、というのがボクの中の秘密道具の印象なのですが、時折こういう風に「この道具をどうしたいの!?」という謎のアイテムもありますね。
どう考えても日常生活での使いドコロ無いで…と思ってしまうのですが。
それともこれはあれかな、普段生活していると何を原材料に作られているのかも感じ取れない、人工物だけに囲まれて生きている現代社会への皮肉めいた、SFらしいメッセージのお話なのかな。
しかし一見するとどう見てもギャグマンガにしか見えないところにドラえもんの凄みがあるのかもしれない…。
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