2012/05/21
仮面ライダーフォーゼ 第36話「本・気・伝・歌」
JKがライダー部を脱退したので、コズミックステイツにも変身できなくなったフォーゼ。強すぎる力ゆえに枷も大きいわけですなぁ。誰か一人引っ越しただけでも使えなくなるかもしれないナイーブな力だ…。
カプリコーンのギターは人の生気を奪う音楽。
そんな危険な音色を響かせる事にはJKも迷いがあるが、父親のようになりたくないという思いから、結局カプリコーンとのコンビでロックを目指す。
以前、鬼島の落語をJKが気に入るくだりがありましたが、あれも今思うとJKのエンターティナーへの憧れを意味していたようにも見えて来るかも。
今回はカプリコーンと友達になる話というよりも、完全にJKと友達になる話だなぁ。
弦太朗はJKの父親から習ったというギターでJKとセッション。
そのギターはカプリコーンと比べれば拙いし、JKの歌だって上手くない。だけど、その音色で歌うJKの姿は、JKが憧れたロックスター・ジーンの姿そのものなのである。
JKは夢のために友達を捨てたと言ったけれど、弦太朗のギターによって真のジーンになれたということは、友達のおかげで夢が叶うという暗示にもなっているんじゃないかしら。
本当に夢を叶えたいならば、むしろ友達は大切にするべきなのだと…。
学園ドラマっぽいぜ(え)。
結局言及はされませんでしたが、JKが元々友達を信用していなかったのも父親の影響…なんですかね。
友人のおかげで父親がロッカーとして失墜した…みたいな話があったりするのかもしらんんぁ。
さらには、メテオとレオに因縁めいたモノが出来てもいる。
メテオはリブラからも目をつけられていたし、これから幹部退治に忙しくなりそうだなぁ…。
そしてコアスイッチなるものの登場。
ここに来て新設定の登場か…と思いきや、そのビジュアルは第1話でチラッと出てきたあのスイッチじゃないですか…。始めから仕込まれていたかぁ。
名前的には、財団Xから入手したコアメダルの情報を元に開発したスイッチなのかと思えなくも無い。
2作続けてボスがウヴァさんという可能性も浮上してきたな…(え)。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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コメント
銀河を駆ける僕らの歌はきっと誰かを救うだろう
飾らない自分自身とそれを象徴するが如くの弦ちゃんとのライブで更生に至ったのは、良い終着点でしたね。
三浦君に再三頭を下げていた大文字先輩の弁宜しく、新田君にも自分の非を詫び、関係を再構築したと思いたい所です。
>メテオとレオに因縁めいたモノ
オリジナルと異なり直接対決に長けたアリエス、等身大でパニッシャーを跳ね返すキャンサーと、立神補正の脅威が分かりやすく表現されてますね。
12使徒が駆逐される度に手札が増える強敵に対し、体一つの流星が如何に拮抗していくかは見物であります。
2012/05/23 23:03 by ゼノドレイク URL 編集
本・音・絶・唱
JKだけ本名じゃないのもこのためだったんですね。本名というありのままの自分をさらけ出すという展開のためにここまで引っ張るとは…それだけ心にはくるものがありましたが。
ライダーで「コア」っていうともうコアメダルって感じですよね。アンクが未来で復活した以上、ウヴァさんが復活しないという可能性は無くも無い…かも(え)。
2012/05/24 20:45 by 銀河水晶 URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
弦太朗のギターで真のジーンになるシーンは結構な鳥肌演出でした。ゾクゾクするね。
友情の再構築であると同時に、父子の絆の再構築でもあったわけですなぁ。
レオが他のスイッチを使えるというのは何とも都合の良い設定という気もしますが、12使徒の力をまた有効的に見る事が出来るというのは面白いかもしれません。今後は2週でみんなやられちゃうんだもんなー。
最後はコズミックよろしく、全てのスイッチを使えるようになるのかしら。
>銀河水晶さん
JKの元ネタであるXライダーの、カイゾーグから名前が来ていたという小ネタも織り込まれていましたねぇ。
あぁ、だから父親の仕事が漁師になっていたのか…。
ということはそれぞれのキャラのバックグラウンドに昭和ライダーネタがあったりするのかも。友子は昔アマゾンに住んでいた的な(え)。
コアメダルとコアスイッチをMOVIE大戦MEGAMAXで使用したベルトにセットして、理事長がとんでもない怪物になるのか…あるいはウヴァさんがまた巨大な◆になるのか、楽しみです。
2012/05/26 22:31 by TJ-type1@管理人 URL 編集