
今週からオープニングは劇場版仕様です。
劇中、ウルフルンさん達が「プリキュアが100人いたって大丈夫」などと話していたけれど、既に30人近く居る今、100人は笑えないレベルなんじゃないかな…。
もう何年かしたら四捨五入して100人も近いよ…。
しかしプリ5組が映った時の違和感の無さといったら…。
■ゴプリキュア遂に遂にプリキュアさんが5人揃いました。
「ここまで1話」と言われるほどに長いパイロットでありました。
早速今まで黙っていたストーリーの説明をして貰おうじゃないか。そもそもプリキュアとは何者なのか? 敵さんの正体は? その目的は? プリキュアとしてのゴールは?
矢継ぎ早に投げかけられる質問にキャンディさんは当惑して引き篭もる。
今まで説明無しで突っ走って来たのは5人揃ってから話す為ではなくて、単にキャンディさんが知らないだけだったのか…。
どうして、このケモノを案内役にしちゃったのだろう…。
そんなキャンディさんの為か否かやって来たのは、キャンディさんの兄のポップさん。羊の兄貴が獅子…複雑な家庭事情が垣間見えます。
ポップさんによれば、メルヘンランドを侵攻したバッドエンド王国のピエーロさんはロイヤルクイーンさんによって封印されたものの、キュアデコルが奪われてクイーンも力を失う。
クイーンが地球に差し向けた奇跡の光を受け継いだ、5人のプリキュアの力でデコルを回収し、クイーンを復活させなければならない…とのこと。
ふむぅん。
とりあえず話を聞く限りにおいては、やはり敵さんがアカンベーを出してプリキュアを倒そうとする必然性は無いんですね。バッドエナジーは即効で回収出来てしまうモノだし、むしろデコルを失ってクイーンを復活させるリスクしかない。
素直にアカンベーがエナジーを吸収する設定にしておけば、デコルを使う理由にもなるし、倒した後に人々が元へ戻る理由にもなると思うのですが…そうしないのには何か意味があるんですかね。
あるとしても、それが分かるのはピエーロが復活してエナジーが必要ではなくなった後のお話になるのかなぁ。
プリキュアの力はクイーンが地球へ送り込んだモノでした。
何故に地球? という気もしてしまいますな。ファンタジー要素とSF要素が幕の内弁当みたいになってるんだなぁ。いや、地球に伝わる童話は全てメルヘンランドから伝わった物だと言ってしまえば、完全にSFとゆーことで通るかもしれない(え)。
デコルの回収数が分からないけど、ポップさんが持ってきたあのアイテムに収まる数なので数百ってコトは無いですよね。追加戦士はクイーン復活後になるかな?
ボス的存在であるピエーロ様をクイーンが封印しているというのが、「ハートキャッチ」や」スイート」とも似ているように受け取れます。また前世代での遺恨を現役世代が晴らすというスタイルかしら。
さっきから「~かな?」みたいなテキストばっかりだけど、シリーズ序盤なので仕方ないかな?
プリキュア達が主人公の絵本は5人が揃うところまで描かれていて、残りは白紙。白紙の物語をどう描くかはキミたち次第だとポップさん。
いきなり最終回みたいなまとめをされて、どうも一年間ありがとうございましたという気持ちになりました。結論が6話で語られてしまった。あ、お疲れ様でしたーっす。
てなコトを言うてる時にマジョリーナさんがエナジーを回収していると分かり、プリキュア出動。本棚の扉を通れば、現場近くの本棚にワープ出来るぞ。なにこのゴーバスターズみたいな流れ。
てゆか、犯行現場に一番近い本棚って民家も含まれるンですよね? 女子中学生の不法侵入の今後が気にかかります…。
ひとり南極へとやって来てしまった星空さんは、ポップさんから妹のキャンディを頼むと申し付けられる。頑張り屋だけど泣き虫で寂しがり屋のキャンディを笑顔にして欲しいと。
戦い終わってポップが去り、涙を流すキャンディは仲間の存在によって笑顔になる。
プリキュア5人の名前はスマイルに必要な物であると聞き挟みました。
前回までの5話で五つの要素が集まって、その構成要素によって笑顔が生まれる。
泣いていたキャンディが、ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティを得る事でスマイルになったのだと、そんな風に見える。
五つの構成要素が全部揃って、やっとスマイルが出来上がる。
「スマイルプリキュア!」という名乗りを自分達で考えるのは、それらの要素によって出来上がる物が笑顔だからだと言うてるのかもしれない。
あと、久しぶりに絵本や童話についての言及もなされたお話でしたなー。
絵本とかメルヘンという素材は「絵空事」「現実味が無い」といった意味でも一般的に使われたりしますね。主には「そんな絵本みたいなコトはありえない」といった否定語を伴って使われる事が多いように思う。
「空虚な奇麗事」や「苦しみ哀しみの無い楽しいだけの世界」みたいな意味として捉えられてもいるのではと。
そう考えれば、絵本・メルヘン一辺倒の正義には行き着かず、スイートさんみたいな終着点に行くのかなぁと思いますが…どうだろうね。
■ま た ゴ リ ラ米村回はホンマ、ライダーじゃないだけでこんなに安定感があるなんてなー…(こら)。
しかし、グレーーゾーーン! の登場には思わず笑ってしまいました。くそぅ。
ジョーカーさんの立ち居振る舞いはちょっと異質で、ボス化しそうな人でもあるのですね。
未来をグレーに染めるなんて怖いよ…!
次回は秘密基地を探すお話だそうで、どこまでプリキュア5の体裁を整えるつもりなのか…。
いや、それよりもまたゴリラが出ている事が気にかかるわけで。
去年に引き続いてのゴリラ…これはきっと何か凄い伏線ですよ、うむ。
⇒
スマイルプリキュア 各話レビュー
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