2011年 09月 08日
もう観てからひと月ほど経っているので、漠然とした記憶しか無いのですが思い出して書いてみる。

海賊戦隊ゴーカイジャー、夏の映画は巨大な幽霊船との対決です。
この幽霊船の中にある…なんか…赤い玉がですね(おい)、どんな願いでも一つだけ叶えてくれるチートアイテムだというのです。
それを手に入れて宇宙最大のお宝をゲットしようと目論む海賊はいざ巨大幽霊船へと潜入する。

毎年、追加戦士は夏劇場版では機能しないってのが定石ですが、なんか鎧の立ち位置が微妙にテレビシリーズと違うような印象を持ちました。この映画を企画していた時点では、鎧は海賊と常時一緒に行動している予定ではなかったのかな?うむ?

幽霊船の船長ロス・ダークによって異空間に飛ばされる海賊。
34の戦隊によって倒されてきた戦闘員や、野球仮面、エージェント・アブレラなどの怨霊が海賊たちを襲う。

とにもかくにも野球仮面との対決がやりたい放題。
どう観ても野球仮面を出したかったんじゃなくて、野球がやりたかったようにしか見えないのだが…。

放送終了した過去作品(≒死)の能力でもって戦うゴーカイジャーと、死者を操るロス・ダークという対比構図も見れて、お祭り映画でありながらテーマ性も楽しめる気がする。

今回の「ゴーカイ」「オーズ」の劇場版、不思議なことに…たぶん偶然じゃないかなー…とも思うのですが、主人公はクライマックスにおいて敵さんから「一人で助かるか、みんなで助かるか」という設問を投げつけられる。なんだか打ち合わせしたように同じコトが「オーズ」でも繰り返されていてちょっとビックリしました。
結果から言えば「ゴーカイ」でも「オーズ」でも、「みんなで助かる」を選びます。そりゃそうだろうといえば、そうなんだけど。
しかし、その「みんな」の意味が「ゴーカイ」と「オーズ」では少し捉えられ方が違うようにも感じられました。そして、そこにこそ「スーパー戦隊」と「仮面ライダー」という作品性の違いが表れているのかなあと、そんな気がしました。

「オーズ」でいう所の「みんな」は、一人一人が基本バラバラでありながら繋がりあう「みんな」というか…個人で戦いながら、それでも繋がっている仮面ライダーのキャラクター性を受けての「みんな」だったと感じました。
対して「ゴーカイ」でいう所の「みんな」はもっとシンプルで分かり易い、集合体としての「みんな」を意味していたように感じました。これもまたチームで戦うスーパー戦隊の特性あっての「みんな」だったかなと。

もうちょっと体系的に書くならば、「個あってこその多」である仮面ライダーと、「多あってこその個」であるスーパー戦隊の違いであったと思います。

同じ事のようなんだけど、全く逆のアプローチによって「ゴーカイ」と「オーズ」では個人と皆を描いている。
併映作同士で遂になる描き方をしているというのが何とも面白い仕掛けになっていたのだなぁ。
あれ…てことはやっぱり偶然じゃないってコトか? ん?

とりあえず、まさかまたゲキレンジャーの大いなる力を使うとは思ってなくてビックリでした。
それが一番嬉しかった出来事でもある(えー)。

スーパー戦隊 各話レビュー
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COMMENTS

Commented by 銀河水晶 URL at 2011-09-20 19:30 #701gxeB2 Edit
Title : 赤い宝! 宇宙から来た怪幽霊船
宝を手に入れ仲間を捨てるか、仲間を助けて宝を捨てるか…しかしなんだかんだでヒーロー海賊なマーベラスは仲間と宇宙最大のお宝を手に入れる道を選んだのだった。
…とまあお約束な話でした(え)。

しかし話がベッタベタな反面、戦闘シーンでは妙にはっちゃけてた気がします。どうにも弱い戦闘員軍団とか野球仮面とかG3プリンセスとか…バトルフィーバーの「とりあえず出しておくか」感はあれでしたが。雑誌のスチールじゃ取っ組み合いをしてたんですが…やはり当てになりませんね。
にしてもヘッダーは他のコアメカ等と一緒になるとやはり浮いてる気がします(おい)。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2011-09-22 00:55 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>銀河水晶さん
「ゴーカイ・ゴセイ」の本気ぶりと比較すると、遊びに徹した感が強いですかね。
G3プリンセスとか超展開の登場すぎてワケわからんで。
例年の劇場版と違い、劇場版限定合体が先の映画で出ている物だからシリーズを俯瞰するとちょっと埋没してしまう感はあるかも。ま、荒川さんが野球楽しそうでよかったです。

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