■交わるほどに強くなるみんな大好きセイレーンさん。今日は早速もって奏さんに変装してヒビキさんと絶交宣言してみました。まんまと騙されるヒビキさんを横目に、ちょろいもんだと満足気。
コロッと親友や王子先輩に転ぶセイレーンさんにちょろいと言われるのは酷く心外な出来事に他なりません…っく。
しかし再教育されても、やってることは相変わらず嫌がらせの範疇を出ないのは、猫の脳みその限界ということなのじゃろうか…チョロレーンさん。
それにしてもセイレーンさんのアプローチは響さんに対して行う事の方がめっぽう多い気がする。
響とセイレーンに孤独要素という共通項があるからなのか、ただ響さんの方が騙くらかしやすいからなのか。
今回だって「さっき絶交って言ったじゃん? 言ってないの? おかしいなぁ?」で終わりそうな話を、毎回ちゃんと騙されてくれている響さんはイイ鴨だものなぁ…。ちょっと頼めば壷とか水とか買ってくれそうだよね(おい)。
以前ほどではないにせよ、いまだにケンカの火種を抱えている北条さんと南野さんに対し、ハミィは交換ステイを提案。お互いの家に一日交換してお泊りするというのです。
肉球とケーキを出しに、計画を遂行するハミィ。猫の脳みそも使い様なのだなぁ…。
交換ステイでお互いの生活を体験してみる事で見えてくるバディの一面。
普段のお互いからは、弟に口やかましい奏だったり、何も考えてない筋肉バカの響(ちょ)といった風に見えていたりするのかもだけど、交換ステイによって、家業や弟の宿題を手伝っていた奏さんや、忙殺される両親の中で孤独を抱えていた響さんの姿が見えたりもする。
ハミィの計画通り、交換ステイをする事でお互いの良い所、頑張っている所、見習うべき所を理解して関係が深まる響さんと奏さん。
番組のテーマの一つ“見る角度を変えてみる”を体現し、今までとは違った一面を垣間見たということですねん。
ベストフレンド大賞の授賞式に潜入したセイレーンさんは響さんのお母様に変装し、わざとピアノを間違えなさいと進言。
以前の響さんであれば、このまんま騙されて「奏、絶対に許さない…!(ギリギリ)」と歯を食いしばっていたのかもしれないけれど、関係が深化したばかりの響さんは奏さんを疑わない。
さっきころっと騙くらかされていた響さんが一日でこの変化。
ハミィの策士っぷりに驚嘆至極ですな…。
メロディさんとリズムさん、これまでの音撃棒が効かないと分かるや新たな必殺技を創作。お互いのベルティエを一本ずつ交換して合体。クロスロッドとなった新たな力でネガトーンさんを撃破されたのでした。
クロスロッドはメロディとリズムのベルティエを互い違いに装着させたものなので、出来上がったモノ自体は同じモノではあったのですが、メロディさんとリズムさんで持ち手を変えることにより、お互いに少しだけ違う兵器として作動させていた雰囲気。
同じだけど違う。
角度を変えると違うモノになる。
別々のモノが一つのモノになる。
ベルティエは「スイート」のテーマ性が如実に具現化され、ギミックにまで反映されている見事なアイテムだと思うのよ、これ。
このベルティエだけで「スイート」のテーマは全部詰まっているんじゃないかーと思えてくるほど上手いこと出来ている気がするんだよなぁ。
クロスロッド発動回として、日常パートと分かりやすく結びついていたお話になっていましたね。
パワーアップ回がちゃんと成長話になっていて、キレイな作りだったなぁと思います。
急に宅配便で届くとかじゃないもんね(え)。
それにしても、ベルティエ初登場からこのギミック発動まで結構時間かけたもんですな。
■ふたりしてスタスタ帰る技バンクも期待今週も「学び、変わる」ことで強くなったプリキュアさん。
ミューズさんに言われる前にベルティエの相互換装も行いました。説明書って偉大。
しかし、「これでまた強くなったニャ」とほくそ笑むハミィがちょっと怖い…。ハミィはプリキュアをただ強くする為だけに支援し、戦闘兵器としてしか見ていないのではないかと思えてくる(ゾゾッ)。
そりゃまあ実際、戦闘兵器みたいなもんだけどさ。
次回は今週帰国したお母様とのお話。
海外公演で帰宅できない母親とのつかの間の生活、ついぞかれんさんで実現しなかったパターンのお話がやっとここでという気もするなぁ。
⇒
スイートプリキュア 各話レビュー
- 関連記事
-
コメント
女の意地の必殺武器!
ベストフレンド大賞はどういった範囲で投票が行われたのかが気になるところです。他に二組いたので上位三組か学年ごとなのでしょうが…後者でも学年全域に仲の良さが知られてるってことですよね。そこまで広く認識されるとは、どういう学校生活を送ってるでしょうかあのお二人は…。
何か言いたげなドドリーをミューズが止めていたことから操り人形説は消えたわけですが、本当に誰なんでしょうか。平日のあの時間に抜け出してくるのは大変だと思うのですが(おい)。
2011/06/01 20:30 by 銀河水晶 URL 編集
交換しましょーそうしましょー
磐梯山は面白い発想に辿り着きましたね。来るであろう追加メンバーの商品にも互換性がある仕様になってるといいなあ。
あとミューズさんが口止めしてるということは、やはりドドリーは今までも必要以上の発言をしてきたということなのねドド。
>毎回ちゃんと騙されてくれている響さんはイイ鴨
ここ最近だけでも流石にエラい有様ですよね。いい加減学習能(ry
本作は音楽ではなくクワガタがキーなんじゃ…ナジェミティルンディス!
2011/06/01 23:08 by ゼノドレイク URL 編集
お邪魔します
それはさておき、今回は玩具のギミックを格好よく見せてくれたという点で自分も満足です。
「販促」がこの手の番組のノルマなのは当然として、どうせ新しくキャラやアイテムを出すなら格好よくかつ大事に扱って欲しいとは常に思うことですから。
過去には玩具は文句なしに素晴らしかったのに番組の方がアレすぎて、見れば見るほど玩具が欲しくなくなるアニメもありましたからねぇ…(遠い目)。
そう言えば…買っちゃいましたよ、S.H.フィギュアーツのブロッサムとマリン。というか、仮面ライダーやシンケンを差し置いて初めて買ったフィギュアーツがこれになってしまった自分が怖い…。
2011/06/02 21:22 by おおふ URL 編集
交換ステイ…。絶対ネタにする同人誌がある。
①メフィストとアフロディテがミューズの正体に心当たりがある
②おそらく対になる2つのものを一人で持っている
③髪の色がオレンジ
この3つから私はアコの正体はOOoOOとOOOOoOの娘と予想してるんですが…。もしこれが当たりなら正体バレはまだ先でしょうね。青いプリキュアが
サンシャ要らない子になるんじゃないかと今からワクワクしています。(オイ)2011/06/03 13:45 by dodeca URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
入学から一年は仲違いしていたというものの、端から見ればケーキをつまんで仲良さげに見えるので、こうして仲が良くなった現状はさらにイチャイチャ度が増したと見えているのでしょうね。そりゃあそうですよ、だって本当の中学生女子のケンカだったらあんな爽やかなワケないじゃあないですか!
それこそ中学生日記じゃないと描けないです…。
>ゼノドレイクさん
くどまゆボイスのボトルキャップ差し替えという炎神ソウル・ガイアメモリ的システム導入を見ても、玩具としてレベルアップされているのがよく分かります。残念なのはボトルキャップがドレミの数しかないと公言している点ですか。あれが無ければもっと色んなボイスが入ったボトルキャップが発売できたでしょうに…。
バンダイさんの特撮チームと人材を交流させないと。
>おおふさん
番組と販促が相乗効果で盛り上がるのがこの手の番組の魅力でもあります。内容重視で販促は適当にぶち込んでいるだけのお話とか、販促は要らないと言う視聴者の方を発見したりするとガックリですからね。販促があるからこそ面白いのに…!
むしろ夜の連ドラでは何故販促が無いのかと思うほどです(え)。「3話で初登場したヒロインのネックレスをテレビショッピング」とかしないのかしら(えー)。
>dodecaさん
チーフPが梅澤Pに代変わりしてから、フレッシュ・ハートキャッチと家族という要素が重要なポジションを占めるようになってきている気がするので、その推測はかなり濃いとおもうのですよ。
ただそうなると、結局痴話げんかに世界が巻き込まれてるだけのお話になりますが…それはそれで響と奏のケンカと同期するんですかね。
2011/06/03 21:53 by TJ-type1@管理人 URL 編集