2011年 05月 05日
割と評判の良さを聞き及んでいた「ゴセイVSシンケン」を借りてきて観てみました。

近年中における傑作と名高い「シンケンジャー」と、癒し系として一部の間で名を馳せる「ゴセイジャー」(え)。
両者の空気感の違いがどういった化学変化を起こすのかと「ゴセイジャー」が始まった当初より気になっていたりもしましたが…いやはやいやはや、えらい面白かったです。
一応「VSシリーズ」は全部観ていますけれど、もしかしたらその中でも一番面白かったかもしれんというほど楽しめました。

お気楽のほほんが魅力の護星天使と、真剣勝負と濃いドラマが魅力のシンケンジャー。
その空気感の違いは「VSシリーズ」でも最高峰ではないかと。
天使がチャンマゲをつけて侍をバカにしたり、流ノ介が「何が天使だ!お気楽な事をいいおって!」などと言っているのがひどく楽しい。どっちもオカシイ人達だけになぁ…。
ちなみにゴセイジャーがシンケンジャーの存在を既に把握していたのは「シンケンVSゴーオン」の繋がりなんでしょうか? それとも天使というのは地球で戦う戦士のコトを全て把握している的なコトなので…って、あの見習い達がそんな見聞広いわけないか。

シンケンジャーとゴセイジャーというひどく空気の違う両者がぶつかることで、ただドラマ的に盛り上がるという以上に、両者の良さをより明確に感じる機会を得たように感じます。
特にゴセイジャーは、ふわふわして掴み所が無いユルユルの方々という印象が世間的にもネガティブに捉えられている気がするのですが、シンケンジャーとの化学変化から見てみると、そのほわわんとした感じこそがゴセイジャーの強みであり魅力なのだなぁと感じられるのではないでしょうか。
その癒し系天使の良さが凄く良く出ていたと思いますよぅ。
多くの人はその魅力に気付かずテレビシリーズを終えてしまったのかもしれませんが(え)。

両作品の良さがしっかと味わえ、各々の出番も割と均等、それぞれの作品を見ている人間にはより楽しめる小ネタも多くて、「VSシリーズ」として凄くキレイに出来上がっていたんじゃあないかと思います。なんだあのバケモノは。
特に、200年に一度起こる太陽フレアで護星界の道が通じるとかいう序盤の適当設定を上手く活かしていたコトに感心しました。覚えている自分にビックリするぐらいあれっきりの設定だったのに…。

「VSシリーズ」は「シンケンVSゴーオン」から劇場版体制で製作されているため、予算も増え、映像としての見ごたえもかなりアップしている気がします。さらに尺に関しても夏映画やVシネの時よりもかなり長くなっているため、話の強引さをかなり解消出来ていると思う。
天使と侍の修行シーンは両者の交流としてとても意味あるくだりですが、これも尺の余裕あってこそだよなぁとよく分かるシーン。

VSモノとしての面白さプラス、この劇場版クオリティのおかげで相当に楽しかったです。
勿論ゴセイ贔屓の視点はありますが、それ抜きにしても点数は高いと思います。
ブレドランさんが何処に行ってもブレないのが堪らんわ…。

なんだか改めて「ゴセイジャー楽しかったなぁ~…」と思い出したりしてしまいました。
炎属性が無い珍しいヒーローだったんですよねぇ…意外とカウンター系の作品だったのかな?
いや、ゴセイはカウンターでも王道でもなく、ただの癒し系であったのだよな…うむ。

ところで6月の映画が「ゴーカイVSゴセイ」的な役割も担っている感じなのですが、来年どうするんでしょうね…。

スーパー戦隊 各話レビュー
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COMMENTS

Commented by 銀河水晶 URL at 2011-05-05 19:45 #701gxeB2 Edit
Title : 地球を護るは戦隊の使命
天使と侍、性質の全く異なる二大戦隊の衝突と協力は見ていて非常に楽しめました。それぞれのキャラと魅力が崩れることなく、見事に一つとなった見応えのある作品であったと思います。

データスとダイゴヨウには巨大戦でちゃんと出番があり、ゴーカイジャーの顔見せも全員がレッドにチェンジしてそのとんでも具合を上手くアピールしていて脇もカッチリと作られている感じでした。あの骨のシタリがあれで終わりか…とは思いましたが。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2011-05-06 00:48 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます◆
>銀河水晶さん
ゴセイは苦手という人でも、シンケンジャーのツッコミがあると素直に受け入れられるかもしれません。
ちゃんと天使のオカシイところをツッコンでくれてるのは嬉しいですなあ。
ううむ、この感じをもっとテレビシリーズでも出すべきだったのに、何故出来なかったか…。

前作「シンケンVSゴーオン」はレッド以外が出番少なかったのですが、こちらは全員均等に出ているのもありがたいです。ゴセイのテレビシリーズもうまくやればうまくできたのだと分かってしまった哀しさはありますが(え)。
Commented by オニギリ URL at 2011-05-06 21:17 #- Edit
Title : 「本当の恐怖を味わうがよい!」→分身と外道血祭弾で爆笑
いま、画面に登場するだけで笑いが取れる人って、ブラジラさんと外交官 黒田康作くらいですよね。
「ブラジラさんが出演する!」ってだけで客を呼べる。ワルズ・ギル殿下もいずれはこのレベルまでのし上がって欲しいものです。
ブラジラさんは、殿やゴセイナイトを犯しまくるあたり、実力はともかく才能はあると思うんですよ。強さだけなら、どう見ても外道シンケンレッドの方が上なんでしょうけど。

今年のレッド対決はホンモノ同士とあって、剣さばきやアクションの違いがハッキリしてて面白かったですね。スローモーションを使い過ぎかな、と思いましたが。
でも、ゴセイナイトを出すとパワーバランスが崩れるからって、グランディオンヘッダー撃墜→行方不明って扱いはどうなんでしょう。
Commented by Voiceters URL at 2011-05-06 22:42 #HfMzn2gY Edit
Title : VSは文化
今まで色々なVSシリーズを見てきましたが、この作品は本当クオリティ高いです。ゴセイジャーは全体的に好きですが、これだけははっきりと夏の劇場版より面白いのは言うまでもないです(夏は夏でEDが良かったですけど)。
よくよく見ると前作シンケンジャーvsゴーオンジャーとリンクする台詞もちょくちょくあります(アラタがシンケンレッドを初めて見たような気がしない等)。
シンケンジャー側のキャストもいつものメンバーではなく最終回後のメンバーなのが良いです。シンケンで一番偉い姫が出ている点が評価に値します。ゴーカイにも出る優遇振りから凄く愛された司令官だと思えてきます。
優遇と言えばブラジラはこの作品でもラスボスになると言う点も上げられますね。幽魔獣時代敗れたグランドゴセイグレートを返り討ちにしています。
シンケン最終話でシタリは倒されてないから絶対VS出るなと思ったら予想的中しました。
6月の映画も楽しみにしています。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2011-05-07 01:27 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます◆
>オニギリさん
分身の術は良かったですなぁ…みんなが見たがっていた夢のブレドラン競演だったと思います。なぜ最終回でもあれをやらなんだか…。
例年のVSだと、どっちに福沢さん入っているンだろうとか、片方のレッドスーツがブカブカだなぁとか思ったりしますが、シンケンレッド対ゴセイレッドは余計な事考えずにアクションの巧みが見られる眼福でした。
シンケン・ゴセイ両者を一人でいなしていた殿にゴセイレッドがほぼ互角で戦えるという事実も分かりましたしね。
ホントにアラタ以外の天使はもう…。


>Voicetersさん
夏映画はどう考えても時間が短いので、ちゃんとした話つくれないですもんねぇ。
尺の長い「VS」が劇場版化したのは偶然とはいえ良かったです、本当に。
姫はファンサービス的に登場したのかと思いましたが、ちゃんと役割があって上手く作っていることに感心できました。ゴセイに炎タイプがいないことを上手い事処理できた感じです。
あと血祭りのブレドランという両ボス合体という強引な設定で両戦隊のモチベーションを引き出してるのもしっかりしていたかなと。「ゴーオンVSゲキ」だとゴーオンが空気っていたから…。

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