■鍛えてます。有名なパティシエ…パティシエール?の山口ヨウコ氏が審査するというケーキコンテストの優勝を目指して鍛錬中の南野さん。
ヒビキさんに試食をさせつつ、コンテスト用の派手で目立つケーキを試作中。
「夢パティ」の魂はプリキュアが引き継いでいたのか、そうか…(え)。
一方、プリキュアを変身出来なくさせるにはヒビキさんと奏さん、二人の仲を違えさせられれば良いのだと教えられるセイレーンさん。
奏さんがケーキ作りに精進しているのを利用し、パティシエである山口ヨウコ氏に変装して接近。二人の関係を悪くさせてしまおうという狡猾な作戦です。
そんなことより音符集めろよ…とか、単純に武力制圧でプリキュアを倒すコトを既に諦めているとか、もしくは悪役だけど手荒な事はしたくない人達なのだろうか…とか、今週も突っ込みどころ満載なんじゃなイカ。
仲のイイ二人を喧嘩させてやろうというスケール観の小さい作戦や、セイレーンさんとトリオのバカバカしさが今作の魅力なのだと段々分かってきました。なるほど、面白くなってきた…。
やってるコトがせせこましくて、昔やっていた頭の悪いヒーロー番組とかを見てる気分に浸れます。ちょっと懐かしい感じが悪くないです…。
セイレーンさんが用意したあの黒い生クリーム。
このクリーム、明らかに見た目が怪しくて、おそらくこれを食べた人間は精神汚染されてマイナーランドの手下として操られてしまうんだ…と思っていたら、そんなコトもなくラストカットを終えました。
え? じゃあ、あのクリームは本当にただ黒くてちょっと美味しくないだけで、普通に食べても大丈夫なクリームだったというの?
ヌルい… 悪役としてヌル過ぎるよ、セイレーンさん…。
なんて平和的な奴らなんだ、マイナーランド…。
本当の友達なら褒めてくれるはず。
ケーキを褒めてくれない響は本当の友達じゃない。
偽パティシエさんの狡猾にして平和的な策略により、奏さんはヒビキさんとケンカ。
しかしヒビキさんは、友達だからこそイイ事も悪い事も正直に言うと進言。
奏さん、自分は響の笑顔が見たくてケーキを作っていたのだと理解する。コンテスト入賞の為に見た目の派手さやインパクトばかり追い求めるのでなし、食べる人の笑顔の為にこそケーキを作らなくてはいけないのだと悟るのでありました。
ケーキの美味しさの違いが作り方やアイディアにあるのではなく、精神論に特化して解決しているのが「夢パティ」と「スイート」との差異って気もする。こちらのスイーツ要素はあくまでサブモチーフなので、このぐらいが丁度イイってことなのかな。
ヒビキさんがいきなり「このクリームに合わせるなら生の苺よりジャムの方がいいな…」等とグルメ漫画みたいな事を言い出しても困りま…いや、でもそれはそれで(え)。
最後は潰れたケーキを食べて一件落着。
見た目は悪いけど中身には心がこもっているから美味しいのであるというコトですが、コレは、端から見るとケンカばかりだけど実際には仲の良い親友という二人の事をも表しているのかもしれない。
曲・音楽が二者の絆や調和を表す音楽モチーフの意味は何となく分かって来たんですが、スイーツ要素はどういう意味で使われていくのかも今後に注視していきたいと思いますです。
■毎週、解散の危機…だいぶバカバカしさが前面に出て来たかなぁという印象で、楽しみ方も分かって来ました。
マイナーランドがいつも楽しそうで困る。
「ハートキャッチ」の後なので、ついつい各話のフォーマットを見つけようという目で見ていたりするのですが、今回はトラウマも無かったし、二人がケンカをするコト以外は割とざっくりした感じで作られているのかもしれない。
てゆか、そもそもフォーマットのかっちり出来上がっていたシリーズって「ハートキャッチ」が初めてだったわけで、そんなにソコを注視してみる必要は無いんだなぁと今更思い出しました。
そうそう、プリキュアって結構適当な作りが多いんだよ(まて)。
次回も予告だけ見ると変な話っぽくて気になります。
序盤は響と奏のお話だけで繋ぐのでしょうか…大変そうですが。
⇒
スイートプリキュア 各話レビュー
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コメント
モグモグ…ひたすらモグモグ
しかし音符と苺の関係性があまり無いような…農家の方が音楽を聴かせてたんでしょうか。
今回響さんが鍛えられてましたが、運動部の助っ人要因ともなれば当然ですね。しかし思い起こせばスポーツをやってた歴代の方々が自主トレをしてたイメージがあまりないような…mktnが鍛えてたのは思い出せるんですが(え)。
2011/03/03 23:30 by 銀河水晶 URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
音符が音楽に関する所にだけいるなんて設定はもう滅びたのです…いや、最初からセイレーンさんの勘違いに過ぎなかったのです…。てゆか、ほぼいきあたりばったりじゃないと音符と出会えないんですけど…全回収に何年かかるんだろう。
夢原さんのように気付いたら「あと残り一つだね」とかなってるのかしら…。
2011/03/04 21:21 by TJ-type1@管理人 URL 編集
駆ける奏
しかし毎回解散の危機では、今後新メンバーが出てから一体どういう感じになるのか、非常に気になります。
コンビの喧嘩がメンバーの喧嘩に発展したりするのかしら。
そして、やっぱセイレーンさんって変な人・・・
仲間になるのかしら・・・ちょっと勘弁してホシイナー。
2011/03/04 23:20 by ymokkuk URL 編集
あそびたい? ぜったい? おぼえてみたい?
普通、友情パワーが高まるとキュアモジューレが光って回って…という演出で盛り上げるもんだと思うんですが…ちょっと売る気が感じられない。ハミィは売れてたみたいですけど。
あの第1話に出たっきりの説明女王様も、アイテムの説明とかしてくれないんでしょうか?
ネガトーンは、毎回同じボディで真ん中のパーツだけ差し替えていくという安直なデザインにガックリでしたが、次回はバリエーションをつけてくれる様で何よりです。
あと南野さん、おめでとうございます。
来月から東映チャンネルで『スケバン刑事Ⅱ』が始まりますよ。
2011/03/06 00:01 by オニギリ URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
開き直れば別に新規のメンバーと仲良くする必要なんて無いんですよ。お互いに相手を否定しあう事で自分の優位性と存在意義を示す。平成ライダーで培ったあのテクニックを生かす時が来たようです。米村さんガンバ。
セイレーンさんは漫画版だと学校に入学してさらに面白オカシイ人になってるらしいです。スケールの小さいヤツだ…。
>オニギリさん
てゆかモジューレって何なんですかね…。ケータイとかコロンとか、モチーフの道具があるのでしょうか…普段は嵩張るだけで用を成さないというのでは遊び辛い気が…。
ネガトーンさんはパーツの差し替えによってスーツの新規造形をラクにするアイディアなんです。これを使えば今まで登場したネガトーンさんの各パーツを合わせることで、全く新しいネガトーンさんを作り出すことも可能なのです。レインボー造形も考えたもんだ。
2011/03/06 02:03 by TJ-type1@管理人 URL 編集