■嫌いは好きということヒビキさんのご両親は、父親が音楽教師で母親がヴァイオリニスト。
そんなご両親を持っていながら…なのか持っているからこそなのか、ヒビキさんは音楽がお嫌いなのだそうです。
北条パパの髪型が夏木さんにしか見えないのは、久しぶりにスポーツ少女枠が復活した事に対するオマージュですね、分かりません。
てゆかハミィさんはもう飼う事になってるんですね。一週見忘れたかのようなすっ飛ばされ方をして少し驚いたけれど。
音楽嫌いの原因は五年前のピアノ演奏会にあるのでは? と推測を立てた南野さんは、ヒビキさんに直接理由を聞いてみる。ケーキを囮に。
「理由を教えて」「教えたくない」「教えて」「教えたくない」…という問答の果て、「じゃあプリキュアやめる」「じゃあ私も」というハミィさん冷や汗展開に。まさかこんなコトで世界と番組終了の危機だなんて…み、みんな落ち着いてよぅー。
この二人はこうやって毎週なんやかんやとケンカをするのでしょうか…。
しかし最後は「許さない」をシンクロさせてプリキュアになる。
その破壊と再生が毎回のフォーマットなんじゃろか…。
音楽一家に生まれ、自分も両親に喜んでもらおうと歌やピアノの演奏をしていたヒビキさん。そんなヒビキさんが音楽嫌いになってしまったのは5年前のピアノ演奏会、演奏が終了した直後に父親から「音楽を奏でていない」と言われた事がショックだったから…だそうで。
言葉足らずのお父様の真相を聞き出す為にコンサートへやって来ると、セイレーンさん達も駆けつけている。
ネガトーンを暴れさせ、町の人たちを哀しい気持ちにさせて高笑い。この人たちはホント楽しそうで何よりだな…。
哀しい気持ちにするだけでそれ以上の実質的被害とか無いですしね…。凄く…平和的です。
それなのにプリキュアはすぐ暴力でねじ伏せようとしてくるんです。ホント野蛮です。しかも「絶対に許さない」だなんて…もう怖いったらありませんよね、あの人達…。
北条父の言いたかったコトとは、音楽はまず自分が楽しまなくてはいけないというコトのようでした。自分が楽しまなければ人を楽しくさせる事は出来ない。
5年前の演奏会も、王子先輩のピアノも、その大事な部分が抜けていた…らしい。
でもマイナーランドの皆さんは凄く楽しそうに不幸のメロディを奏でていたように感じたのですが…うぅむ、気のせいだったか。
父親にタクトを渡して音楽との和解を果たすヒビキさん。
まだエピソード的には二つ目ですが、前回と今回を見た印象では、北条さんと南野さんのトラウマをトレースした現実(前回の幼女、今回の王子先輩)が現れる事によって、そのトラウマを克服、リベンジしていくみたいな…フォーマットがあったりするのかしら。
まぁ年間五〇個ものトラウマは多すぎるけれど(えー)。
てことは、そのうちバトンや太鼓が売れない現実を目の当たりにするお話があるってこと? バカやめろ!
なんか「リベンジプリキュア」ってのがあながちネタでもないような気がしてきた…。
■ふわふわふんわり 甘くてとろけちゃう展開がちょっとゴーカイというか強引な箇所もあって、全部拾うとツッコミが追いつかないお話になっていたような気がしました。
うん、まぁ、そういう感じも決して嫌いではないのですけれど…。
どうでもいいけど、米村さんはこれで三つの作品に渡ってヒビキさんを書いてるんですねー(え)。
次回はSuiteではなくてSweetのお話。
いちごの夢色スイーツ、召し上がれ☆(あれ)
⇒
スイートプリキュア 各話レビュー
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コメント
キライになれない
…言わんとする所は分かるのですが、当時の北条さんには「楽しみにしていた遊園地行きが潰れた」という前提がありますし。あのイケメン君から素晴らしい演奏がしたいあまり楽しむ余裕が無いのが見て取れたので、なおさら微妙な感じがしました。
「先に地獄で待っているぞぉぉぉ!」と言っていた井坂先生がいるということは…『スイートプリキュア♪』は地獄…!?(おい)
2011/02/23 20:30 by 銀河水晶 URL 編集
え?響の音楽嫌い、完治?
というのは、「おいしい設定」だと思ってたんですよ。制約というか、成長要素というか。
「奏といつの間にか戦力差がついて悩む」とか、「トラウマの解消を中盤~終盤のパワーアップにリンクさせてみる」とか、いろいろ使えるのに…
まさか序盤も序盤、第3話で、「音楽嫌い設定は店じまい」なのかな…まずいと思うけどソレ…
いらない心配に終わって欲しいところです。
2011/02/23 21:22 by 妄想オジサン URL 編集
Eな戦慄 / 音楽家の娘
取りあえずはGOGO!までのプリキュアと敵のみのストーリーで家族を含めた一般人は飾りになる展開は避けられました。それにしても一般人が手助けする
展開が早い気がします。
ナージャと井坂先生が親子の役は今期最大のネタですね。
2011/02/23 22:10 by Voiceters URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
井坂先生がもうちょっと懇切丁寧に説明をしてくれたらよかったのでしょうけどね…。
てゆか「楽しまないとダメ」ていうのはあくまでヒビキさんの解釈でしかないので、本当にお父さんがそう考えていたのかは謎のままです…。
お父さんに直接真意を聞いたほうがいいのかもしれない。
「俺に質問するな!」
え…?
>妄想オジサンさん
大丈夫です。なにせトラウマは一年分50個用意されているはず。
今後は「ピアノの音が嫌い」「チェロって名前が気に食わない」などという言いがかりが続き、最終回で本当に音楽を愛せるようになるのです。
ブッキーのフェレット嫌いのような二の舞なんて…。
>Voicetersさん
襲われている割に動きがおかしかったというか…まぁそのへんは演出の問題という印象なので詮無いことですが。一般人が怪物の前に立ち塞がってもあまり生命の危機感が無いという、この辺りをイイ意味で楽しむという事なのでしょうね。
個人的にはナージャと井坂先生以上に、儀武ゆう子という存在がジョーカー的存在としてとてもとても気にかかっています…。ウェブラジオとかやったら色んな可能性が広がるはずなのに…。
2011/02/25 01:56 by TJ-type1@管理人 URL 編集
落ちる音
今後の話で扱われるといいのですが。
何にせよ、お父さんには今後も響さんを成長させる勢地郎さんになっていただきたいと思います。
ところでいつになったら3バカコーラス部の存在意義が明らかにされるんでしょうか。
2011/02/26 11:42 by ymokkuk URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
でも響はスポーツで奏はスイーツ部なので、毎回音楽に関わる環境下には無いんですよね。
あんまりダンス関係なかったね…という桃園さんみたいになってはいけないぜ(え)。
3バカは3人で一人という個性の無さこそがテーマ性を帯びている…のかもしれませんが、とりあえずバカバカしくて面白いかなと。
2011/02/28 21:32 by TJ-type1@管理人 URL 編集