咲の母娘エピソード
#15から中1話空けて、今度は舞の母娘エピソード。
こちらも、咲編に負けず劣らず良質なエピソードでした。
なんとも、絶妙にウマイな!と感じたのは、舞様が母親と接する時、いつも咲や他のクラスメートと接している時の舞とは少し違う感じである、という何ともはや素ン晴らしい青春リアリティ。
いつものしっかりとした慎ましい感じの舞とは違う、もそっと素の、家族にだからこそ見せる表情というモノが描かれていて、グーでした。
(*'へ'*) もーお母さんたらー みたいな。好い好い。
――アレ?オレって舞様派だったのか? いや、無印の時から、別にどっち派とか決めてないんだけどな… イラストに舞様が多いのは咲より描き易いからだし、舞様って様付けなのは「ケータイ刑事 銭形舞」からの流れで何となくだし… ん~む…
で、チョッピが誤って書類の上に置いてあったハニワを壊してしまうわけで。
舞はチョッピの罪を被って自首。だが、舞ママ(名前は…えと~…?)は許してくれる。
こういう時に、壊した事実を隠すとか、頭ごなしに起こるとかしないところが、プリキュアぽいというか、人格者の集まりというか。悪く言えば、イイヤツ過ぎると言うか。あれ、悪く言ってないゾ。
そいでもって、満と薫にも何故か相談しちゃうし。
「土で出来た物なら、完璧なコピーを作れる知り合いがいるの」
ッて何さ、微妙にイイ人かよチミ達。しかも相変わらずドロドロンの事は下っ端扱いなのねン。
舞の母親にとって考古学を目指すキッカケとなった大事なハニワ。大切な物が壊れてしまった悲しさは分かるでしょう!? と舞から問われた事により、満と薫も自分達の大切な物は何か自問自答。
これは…結構思ってたよりも展開早いんで無いかい?
ここで既に満と薫のダークフォールからの寝返りフラグすか?!
ていっても、このまま素直に咲舞の仲間になるってよりは、一度真っ向勝負で敵味方になって、戦い合ってから仲間になる方がドラマチックだし、おそらくその路線であるだろうからして、このフラグに敏感になる必要は無いか…
でも、味方もしくは友達になるということはほぼ決定フラグと見てヨシ、ですかね。
にしても、珍しいハニワですね。
フフ、どことなくチョッピに似てるわね、て。
これは…単に可愛らしいハニワとして、そーゆーデザインだのか。それともフラッピ・チョッピの故郷と何らかの因果関係があるのか…
大空の木の下で見つけたってコトは、かなり因果関係が匂うというか。
彼奴らは、古代文明に関係あるてのかい?
今後の伏線である事を願いますね。
ここから、舞、咲、フラッピ・チョッピが、各々自分達の出来る事をやるワケですが。
もう、なんですか、ホントイイ人過ぎるよ、ユー達。
ワシントンだってホントは桜の木なんて切ってないんすよッ。あれは後から付け加えられた架空のエピソードなんだよ。それなのに、何かねキミ達は。
人の罪を被ったり、それを許したり。
朝が明けるまで絵を描いたり、オムライス作ったり、ハニワを掘り返したり――
あ、当てられる… ま、眩しい…
て、よく考えりゃ当然だけど。舞ママは考古学者なんだから、壊れたハニワの修復なんて、プロとしてのスキルに加わっておるんだよね。
いやぁ、良質だなぁ。
この言葉、S☆Sのレビューでちょくちょく使ってるけど、そうなるとやはりS☆Sは結構エピソードのクオリティが高いんだなぁ、ウンウン。
作画も好かったしね。
って、そーですよ、今回の原画は
#08と同じく青山充氏オンリーじゃないですか!
ナ、ナニモンですか…青山さんは?
これが実験アニメとか、ビックリするぐらい動かないアニメなら何とも思いませんが、非常にファミリーなTVアニメの、1話30分の原画担当を1人でやるだなんて…怪物ですか?
いや、でも、連載漫画を抱えて「鉄腕アトム」の原画を1人で描いていた時の手塚治虫先生に比べたら、まだまだ…
って、そこと比べんな!
来週は満と薫のコスプレ編でしゅか… て、アレ? 制服が夏服?
せっかく毎週のイラストの為、制服のデザインを覚えたトコロだってのに。
またやり直しかよ、もう!
⇒
ふたりはプリキュア 各話レビュー
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