■護る者今回は砂漠の使徒の大幹部、クモジャキーとコブラージャの最期です。
元より生き残る要素は少なかったけれど、サブタイトルを読んだ瞬間に可能性はゼロになりました。
二人はお星様になったのだ…。
アバンからして死亡フラグのバーゲンセール。
ついでにマリンとサンシャインもフラグっぽい台詞を吐くので、正直どっちが死んでもおかしくなかったね(え)。
クモさんとコブさんの相手はマリンとサンシャイン。
クモさんの言うとおり、四人いなければどうという事は無い…はず。オーケストラ的な意味で。
あれは…出た瞬間に全てが終わるからな…。
マリン対クモジャキー、サンシャイン対コブラージャ。
さらにムーンライトの前には邪気眼女ダークプリキュアが現われ、各々対峙するコトに。
おばあちゃん曰く、ムーンライトが光ならダークプリキュアは影。二人は瓜二つ…。
確かにコスチュームは似てるけど、瓜二つってほどでもないような…。
まぁ…おばあちゃんにはそう見えるんですよね。ゲーム機は全部ファミコンだし、特撮は全部ウルトラマンだし、AKBもモー娘も全部同じ顔に見えるんですよね…。
それは…仕方がないコトなのです…そうなのです…。
強さを求めるクモジャキーと、美しさを求めるコブラージャ。
二人が求めていたのは、戦いにおける猛々しい強さや、目に映る優美な美しさ。
要するに物理的な強さや美しさのコト。
この番組的に言うなら、外見だけの強さ、外見だけの美しさ…てコトですね。
対して。
誰かを守るために闘えるコトが本当の強さ。
誰かを守るために闘えるコトが本当の美しさ。
…であると訴えるマリンさんとサンシャインさん。
自分だけではなく、誰かの為に何か出来るという心の強さ、心の美しさを持ち合わせていなければならないのではないか。外見だけでなく、内面も強く美しくあらねばならない。
この一年間やってきたコトが実っているという感じですのね…。
なんだかまるで…最終回が近いみたいだよなぁ(え)。
「太陽のようにみんなの笑顔を守りたい」と言うサンシャインさんに対して、特に「海」を絡められないマリンさんがちょっと哀しい。
結局最後まで「海」要素なんて無かったよ、この人…。
まぁ確かに「海風にゆれる~」ってのは海の近所のコトを指しているのであって、海そのものとはあまり関係ないしね。ゲフンゲフン。
最後に、誰かの為に闘う強さや美しさを知ってクモジャキーさんとコブラージャさんは散華なされました。サソリーナさん同様、どこかで眠っていた本体にお戻りあそばされたのでしょうね。
外見だけでなく内面もチェンジしたプリキュアさんの強さ、さらに邪気眼女を倒す事がかつての自分に打ち勝つ事であるというテーマを言語化していたり、最終局面でのまとめ展開が加速しています。
それはいいんだけど…しかし…。
どうしてクモジャキーの相手がマリンで、コブラージャの相手がサンシャインだったのかが…んんん? と首をかしげる。
クモジャキーが強さ、コブラージャが美しさをテーマとしているのならば、その組み合わせは逆じゃないか?…と思ってしまう。
お兄様の為にもっと強くなろうとしていたサンシャインさんが“強さ”、もも姉みたいに外見を磨こうとしていたマリンが“美しさ”を司る方が正解なのではないかと。
外見だけの強さや美しさに縛られていたクモさんとコブさんは、明堂院さんと来海さんの過去の姿とも言えるわけで、普通に考えればそこを対決させるんじゃねーの…?と思ってしまう。
だから何でそれが逆になってるんかなーって…疑問が浮かぶ。
組み合わせを入れ替える事で、マリンがサンシャインを、サンシャインがマリンを評し、仲間同士の理解の深さをも語っている…ていう感じの言及も特に無かったしなあ(え)。
んんん~…。
このお話自体でも楽しめたのではありますが、直球だったらさらに…という気がしてしまいました。
う~む、変化球の狙いが見えない…野球は難しいのぉ…。
■蘇る者残り3話。
次回はついにサバーク博士の仮面に隠された真実が明かされるのですか!?
い、いったい正体は誰なの!? ボク達の知ってる人なの!?(棒読み)
さすがにここで仮面ライダーバースみたいなズッコケは無いよな…。
さらに新番組「スイートプリキュア♪」の予告もありました。
ナージャさんが生きて動いt… なんだ違う人か。
アップ時のカットは線画に手書きっぽい強弱がついていて、ハトプリで編み出した技術が活かされているのが分かります。あれがさらに進化すると劇場版ドラえもんみたいになるのか…(え)。
とりあえずスカートや首肩のフリル三段重ねを見ると心が折れそう…。
おのれ、なんて線の数だ…ッウヌゥ!
⇒
ハートキャッチプリキュア 各話レビュー
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コメント
時に拳を、時には花を
ラスト4話に入り、ついにスイートの予告が流れましたね。「爪弾く」とか言ってましたが、弦楽器でも使うんでしょうか。太鼓はどうするんですかね(え)。
2011/01/12 20:30 by 銀河水晶 URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
う~む…井上さんのお話はいつも考えあってなのか適当なのか分かり辛いとこが目立ってしまうんですよねぇ…。構成よりもキャラクター性重視なのかなぁ…。それでも井上さん担当回の中では一番楽しめましたけども。
ヒビキさんは太鼓以外に弦も菅も使えるとのことなので、きっとこれから色々出てくるのだと思います。
まずは一話のミュージカル調の演出が受け入れられるかどうかですね。
2011/01/12 23:16 by TJ-type1@管理人 URL 編集
強さとは
そうかー、なんか今回はプリキュアの言い分がしっくりこないなぁと思ったのですが、それは護星天使の存在があったからなのですね。なるほど。
プリキュアとゴセイジャー、同じ正義の味方なのに何かが違うこの両者、果たして決着は着くのでしょうか・・・
あとは・・・コブラージャさんがいつもより格好よかったことしか、覚えてませんね。
あと、サバーク博士の正体が救世主じゃないことを信じてます。
2011/01/12 23:55 by ymokkuk URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
善とか悪の概念を突き抜けてしまうと夢原さんのように神になることもあります。
そうなると畏怖しか抱けなくなります。人とは違うのだ、人とは…。
正義とは人が作るものではなく、神が与えるものなのかと思えてきます…。
2011/01/14 00:15 by TJ-type1@管理人 URL 編集
ヘッドオン!ヘッドオン!ヘッドオン!
腕相撲映画の名ゼリフはさて置き、
一年かけて描いてきたえりかとコフレのコンビネーションが、このラストバトルにて「合体してパワーアップ」という形で最高潮を迎えるとは恐れ入りました。やってくれるぜシリーズ構成!
妖精をヘッドオンしてパワーアップするプリキュアってのは、今後の販促的にもいけそうですね。
妖精を替えることでフォームチェンジして、ぬいぐるみも着せ替え人形もバカ売れですよ!
>まぁ…おばあちゃんにはそう見えるんですよね。
あー、いますよね、そういう人。、
ウルトラマンと帰マンが同じに見えるとか、仮面ライダー龍騎とドラゴンナイトが同じに見えるとか、ありえないですよ。
2011/01/14 22:02 by オニギリ URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
今までは妖精といえばお世話対象かイケメン要員、アイテム召喚道具でしかありませんでしたが、妖精自体も武力として利用するのはナイスアイディアですね。販促的にも新しい展開が開けます。データカードダスでも妖精カードが参入できてイイコト尽くめや、コレ!
ガンバライドでイマジンが出たときは「いいの、それ?」と思ったもんですが、どんどん真似していくべきなんですね。
世の中には仮面ライダーJとZOが同じに見える人もいるらしいですね。
信じられないですよね。その人のためにあえてここではJとZOの見分け方とか書かないけどね。
全然違うのにね。いや、何処が違うのか具体的にはまぁあれだけどさ、うん。
2011/01/14 23:33 by TJ-type1@管理人 URL 編集
あの二人は良くやったぜよ!
クモコブの最期はあいつららしい最期でしたね。本当に感動しました。これで西南みたいに復活したら怒りますね。悪役にも悪役らしい最期を迎えないと・・ロゴボーグのような制裁が趣味な奴はブレドランチャーで吹き飛ばされるのがふさわしいくらいに!
上のコメ、私もJとZOは似すぎじゃないかと思ってます。おんなじ緑で模様と能力が違うって言ってもね・・・まあAKB48よりはましですね。
2011/01/21 18:42 by pegasasu URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
キャラクター性重視だったのか否か分かりかねますが、マリンをサンシャインを逆に配置した事はこれまで積み重ねてきたテーマを蔑ろにするようで気になります。
キャラクターやストーリーよりも構成重視で見ているから…てのもありますが。
2011/01/21 23:44 by TJ-type1@管理人 URL 編集
(マリンVSクモ サンシャインVSコブ)
まぁちょっとした因縁みたいなもので・・・
とはならないか。うーむ。
演出自体は良かったと思います。
クモコブお疲れっしゅ。
2011/01/22 23:27 by りゅー URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
井上さんの回はいつも演出に助けられているような気が…(毒)。
ま、元々それほどテーマ性を預けての敵キャラでもなかったということなんでしょうかね。
二人が美しさと強さならサソリーナは? …と考えると特に思い浮かびませんしね…。
「変な人!」て言われる係としか思いだせん…。
2011/01/23 01:39 by TJ-type1@管理人 URL 編集
それぞれの死闘
1対1で倒した分、マリンに至ってはミルキィローズと並んだ強さと思います。
ブロッサムに因縁持たせるとしたらやっぱりラスボスに止めさす役回りしかないのでしょうな。
2011/01/25 16:43 by Voiceters URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
最後にちらっと一回やっただけで因縁と言えるのかはあれですが、やるなら色味を合わせてキャラ対比とかしてほしかったですね。
まぁ、そこまで求められていたキャラでもなかったのかもしれませんが。
一番の役割は腐女子対策要員ですからね(おい)。
2011/01/25 23:49 by TJ-type1@管理人 URL 編集