2010年 08月 30日

「E」――永遠(Eternal)、終わり(End)、みんな(Everybody)、エナジー(Energy)、――にさよなら。

地球(Earth)の記憶を使って戦う平成ライダー11作目(Eleventh)、最終回。

これで終わりだ…。

■エナジーさんのパワーを貰って復活…なのか? エナジーさん、どうもありがとう。

「仮面ライダーW」最終回。
フィリップが消えてから一年後の風都。
一人残された翔太郎は仮面ライダージョーカーとなって、フィリップとの約束を守っていた。
街から悪意の記憶は消えてはいないから…。

いやぁー…。
30分で盛り沢山過ぎる最終回だな!
一回目は「フィリップ帰って来てよかったね」ぐらいしか分からなくて、二回目観て「あ、そういうことか!」と色々気がつきました。
いや、だって時間軸分かりづれーんだもん! 元々そういう狙いだとはいえ…。
映像における叙述トリックみたいなモンですね…。

そうかぁ、若菜姫のシーンは軒並み一年前の回想で、エグゼの「眠っているあの方」発言や、ペットショップの袋を持った翔太郎とかは全部ミスリードだったのね。なんか違和感ある流れだよなぁと思っていたらそういうことなのね。視聴二回目の風都タワーでやっと気付いた。遅い。
いや、でも分かり辛いよこの構成は…。

てーことは、翔太郎は一年前の時点で既に若菜姫にフィリップのコト話しちゃってたんですね。口軽いよ…。
若菜姫はそれを聞いて自分の肉体と引き換えにフィリップを復活させるコトを決意する。
それが若菜なりのガイアインパクト、人類を救う道と信じて。

地球の記憶の中でフィリップに「探偵の泣き顔を見ていられなかった」と若菜姫は言う。
「この街で誰にも泣いていて欲しくない」と戦ってきた翔太郎だけれど、その翔太郎の涙を拭ってくれる人はいなかった…のに、この街を泣かしてきた張本人に救ってもらうコトになるとは、また面白いコトで。

しかし「ヒーリング・プリンセス」として街の人たちを癒してきた若菜姫は、案外、街を守る翔太郎と近しい存在って一面もあったんだよなぁ…。


■大事な家族を探して欲しいという依頼…

姉を探して欲しい。
少年から依頼を受けた翔太郎は、その少年とともに姉探しへと出かける。

「ダブル」は毎回、その依頼自体がドラマのテーマそのものを意味している、ダブルミーニングが仕込まれていました。
ぱっと思い出せるトコロで言うと…「館長のイーヴィル・テイルを探してほしい」は、園咲琉兵衛の中にある人間性を見つけ出すという意味だったし、ホッパーに殺された博士の「家族を見つけ出して」という依頼は、フィリップの家族が判明する話の依頼だった。

今回の「お姉ちゃんを探して欲しい」という依頼は、翔太郎にとっては、少年における姉と同じぐらい大事な存在であるフィリップを探し出すという意味になる。
またフィリップにとっては、優しい本当の姉を取り戻す、家族を取り戻すという意味でも捉えられますね。
やっと家族を取り戻せたのは皆が死んだ後…というのが哀しい話ではあるけれどなぁ…。

完璧な人間なんていない。自分は未熟者だから誰かに頼るのは当たり前。
そう胸を張って自信満々な未熟者の少年と翔太郎の二人の姿は、かつての翔太郎と鳴海荘吉の姿にダブる。
ガイアメモリの流通で街を泣かせる者を救出してくれという依頼のため、半人前と探偵の二人が敵のアジトに乗り込む。今回の依頼はビギンズナイトのそれとよく重なります。
てゆか、メモリ売ったり弟にヤバイ物持たせたり、この姉ちゃんは色々とヒドイ…。

そして第一話のアバンで撃たれたおやっさんのように、翔太郎も背中から撃たれて、倒れる…。

一話と最終回が対になる。
これ以上無い熱くて美しい構成だと思うんだ、ホント。

もうね、オレは感動したよ。
何に感動したって、塚田Pにですよ。

凄いよ…。
凄いと思う…。

だって「探偵物語」と「帰ってきたドラえもん」そのまんまじゃん!(え)

事件の話は関係なく、軽い恨みを買って一般人に殺される「探偵物語」最終回。
戻ってきてるんだろ?と部屋の中を探し回る「帰ってきたドラえもん」。

自分の好きなモノをそのまんま利用するこの臆面の無さ!
清々しさすら感じる! さすが塚田さんだよ!!

前回「さようならドラえもん」をやっただけに留まらず、「帰ってきた」までしっかりと盛り込む狡猾さ。
しかもそれを隠す気も無いもんね。それがカッコイイ。

つまり何が言いたいかっていうと、塚田Pと嗜好が近しいオレはニヤニヤが止まらなかったってコトです(え)。

探偵ドラマに刑事ドラマ、スターウォーズに藤子作品。
それだけチェックしていれば塚田作品はだいたい読み解ける(ちょ)。

とまあ。
最終回の印象はそんな感じ。
叙述トリックにはまんまと気付けなかったけれど、望んだモノは全てここにあるという最終回。

相変わらず、計算高く、予定調和で、驚きが無くて、

ベタで、王道で、最高に、カタルシスがある、そんな最終回だったよ。

これだからダブルってやつは…。


■一年間の記憶

「仮面ライダーW」は面白い。
「仮面ライダーW」はよく出来ていた。

言いたいコトは、だいたいこの2行で事足りる(え)。

さっきから2000字ぐらい書いては消し書いては消ししてるけどまとまらない…。
「ダブル」の何が面白かったかって? テーマ? キャラクター? ストーリー? ドラマ? 探偵モノ? 街? 風呂敷を広げるんじゃなくて三部構成にした判断?
いや、そんなモノは後付けだな。そんなモノは他の作品にだって幾らでも存在するじゃないか。
「ダブル」にしか存在しないもの… うむ…

そう…それはつまり…。

ハードボイルドだよ…(え)。

強靭で折れない、自分の信念を貫く男の生き方、それがハードボイルド。
そして、「ダブル」は最初から最後までブレていないのですよ。当初やろうとしていた事を最後まで貫き通した。平成ライダーが陥りがちなライブ感にも折れなかったし負けなかった。
個々の話も大河的ストーリーも販促アイテムと絡めるコトにも妥協しないで、全部がベストのカタチになる物語を探し出した。
そうして出来上がった物語は、エモーショナルというよりも理性的に出来ていて、どれもこれもに筋が通っていた。だから「え、なんでバイオリン作らないの?」「え、なんで映画に続くの?」という理解の及ばない事態は起こらなかったし、提示されるモノ、内在されているモノも、とても分かり易く映りました。
「分かり易い=面白い」は易々と成立しないとは思うけれど、「分からない=つまらない」はかなり近しいモノとボクは思っているもんでねぇ…。

余計な部分も足らない部分も無い、数式のように美しく出来上がったのが「仮面ライダーW」という気がする。
ウソみたいに全部のピースがピタッとハマっている美しさ。
まるで「仮面ライダーW」はそれ以外ありえないってぐらいに当たり前の姿でそこにある。

ブレない、負けない、貫き通す。
その「仮面ライダーW」の姿こそが、一番ハードボイルドだった気がする。


■BETA is better.

そして、やはり…。
みんな、何やかんやで「ベタ」が好きってコトなんだろうなぁ(え)。

だって「仮面ライダーW」って…「ベタ」しか無いもんなぁ(おい)。

平成ライダーシリーズはこの十年間、“新しいモノを作り上げよう”という気概によって作られてきたシリーズなんです。今までに無いライダー、今までに無いヒーロー、今までに無いテレビ番組を作ろうって。
それはそもそも「仮面ライダー」という原作自体がアンチヒーローの体裁を持っているから。
その原作の魂を活かすが為に、これまでの平成ライダーさん達は頑張って変化球を投げ続けてきた。
13人で戦ってみたり、鬼になってみたり、電車に乗ってみたりね…。

そして「仮面ライダーW」はというと… ご覧の通り… 斬新なモノは… 何一つありません(ぎゃ)。

だって塚田さんだもんな。塚田さんは自分の好きだったモノをヒーロー番組の体裁を借りて再現しようとしているだけだもの、うん。じゃあ仕方が無いよね、うん。

しかし、それがどうしようもなく面白いってンだから困るよなぁ…。
この十年間のベクトルを見事にぶち壊したぜ。
「ダブル」は平成ライダーの常識をことごとく破壊したのだなぁ…。

といっても、新しさに向かうベクトルはやっぱり必要ですけどね。
毎年、塚田スタイルで作り続けていたら滅びるんだから!(なに!?)

直球も変化球も、どっちもあるから楽しいのです。
やっぱり、一つより二つの方がええやろ?


■W...E

個人的に人それぞれ、好きや嫌いは色々あるのでしょうけれど。

よく出来ているかという意味では、間違いなく平成ライダーにおいて一番だと思う。

全てを見終わって、何も悔いが残っていないんだもの…。

凄いぜコレは…。

別に去年を思い出せとは言わないけれど(おい)。


「Wの検索」から始まって「Eにさよなら」で終わった「仮面ライダーW」。

二人で一人の探偵、仮面ライダーの物語。

全ては、「俺たち(We)」の中で起きた物語だったのだな。

(↑うまいコト言ったつもり)


では。

「仮面ライダーW」とそれに関わった全ての皆様へ――

そしてこのブログに足を運んで頂いた皆様へ――

どうもありがとうございましたー!



サブタイトルで使われなかった「Z」は冬の映画で使われるのだろうか…。

仮面ライダーW 各話レビュー
関連記事
TAGS : W イラスト
≪メッセージもどうぞ。

COMMENTS

Commented by 寿何 URL at 2010-09-03 01:34 #- Edit
Title : ラストの技
まさか最後の最後に披露されたのが真っ二つダブルだとは……

最終回に一話の技……

確かにマグマもエナジーも似たような物だけど……

園崎さん一家も悪者とは言えないし、きちんとした終わりかたをしたのかな…?

一人しか出て来なかった左一族……もしかしたらクイーンかエリザベスは妹かなにかだったのか?

財団X……未解決

000に期待?
Commented by 師走 URL at 2010-09-03 08:39 #- Edit
Title :
あれは反則的によかった。ほんと、ディケイド最終回なんぞどーでもよくなるよなぁー。

なんか気になったのはアノマロカリス、コックローチ両ドーパントの、特性の活かせていないとこ。どんだけ適合率低いんだと。特にコックローチとか先代なら翔太郎一人相手なら勝ってるんだもんな。

残った謎は何でおやっさんがスカルシステムを持ってたか。
あれ?シュラウドがやったんだっけ?

ところでZって「AtoZ」のZじゃないんかな?まあ、ダブルネーミングないからちがうでしょうが。

OOO、財団Xを解き明かしてくれん事を切に願う。

Wよ永遠なれ!
Commented by ゼノドレイク URL at 2010-09-03 10:29 #zHTyKSPE Edit
Title : 平成ライダーに新たな風
ほとんど身一つで圧倒するジョーカーも捨てがたいけど、やっぱりWは二人いてこそ。良い大団円でした!
三条・長谷川両名の手腕のお陰で、たるみも無かったシリーズ構成には感心します。冬の劇場版にも率直に期待が高まります。

さて、来週からは新機軸の王道から旧体制の変化球に先祖返りするOOOの始動ですね。でも安定感に定評ある靖子にゃんだから嫌いじゃないわ!
Commented by 通りすがりの人 URL at 2010-09-03 12:58 #qNXjQhIg Edit
Title : 最初思っていたよりも
こんにちは
ダブルが始まる前は、「バロムワンの2番煎じかよー」とか思って期待していませんでしたが、いざ始まってみますと中々どうして、面白かったですね。ディケイド(テレビ編)の終わり方がどうにも納得できなかったけど、ダブルは充分満足できる出来だったと思います。左氏役の役者さんの演技も中々良かったと思います。探偵モノというのも特に目新しいわけではありませんが、ストーリー構成がしっかりしていれば趣向そのものが古くても素晴らしい作品になりえる、という好例だと思いますね。
Commented by 銀河水晶 URL at 2010-09-03 20:00 #701gxeB2 Edit
Title : Eにさよなら/最高のパートナー
中盤当たりまではずいぶん駆け足気味に感じましたが最後でどうでもよくなりました。
これからも彼らの戦いは続くのでしょうが、きっちり「終わり」って感じの良いラストだったと思います。

「翔太郎が少年に昔の自分を見る」って構図は見てて分かりましたが、あの少年と2話の回想の翔太郎(幼少期)を演じたのが同じ子役だってのを後から知って「そこまでやるのか!」と思いました。初見時に気づいていればよかったんですが、さっぱり分かりませんでした。

推理モノとしてもヒーローモノとしても非常に楽しめた作品だったと思います。
冬の映画ではどんな活躍を見せてくれるのか。今から楽しみで仕方ありません。
Commented by おおふ URL at 2010-09-03 21:01 #.mXwswPA Edit
Title : ハマったなぁ~…
最終回を見直したら、若菜の場面の前後に区切りとしてホワイトアウトと謎の効果音が入っていることに気付きました(尺の短すぎる場合を除いて)。こんなところでもこれは回想だと暗に訴えていたのでしょうが、わかりにくいったらもう…。
自分としてはそういうところにも『W』のズルさを感じますが、これは不快になるというよりも巧みに仕組まれたからくりへの心地良い悔しさが残るという意味です。そういう点でも、この作品は最後まで構成が考え抜かれていたと思います。
そんな『W』に大ハマりするあまり、何よりも放送終了を待たずにDVDを集め出したり「てれびくん」の応募者全員サービスのDVD(第?話「丼のα/さらば愛しのレシピよ」)にまで手を出してしまった自分にも今更ながら驚きです。
そして自分にとっての『W』はまだまだ続きます。DVDの件もありますが、プラモデルも10月にはルナトリガー、12月にはヒートメタルが発売されるので、こうなったら9フォーム再現やりますよ!
Commented by 名無しさん URL at 2010-09-03 21:27 #- Edit
Title : おのれ、W。お前のせいで・・・・
>「ダブル」は平成ライダーの常識をことごとく破壊したのだなぁ…。

冬の映画では、謎の男シロクラウドが平成ライダーを引き連れて、wをボコボコにするんですね。楽しみです。

あれ、この展開、前にみたような?



Commented by オゴポゴ URL at 2010-09-03 21:53 #sc5pCUW6 Edit
Title : 気のせいか
 新ライダーってバロムワンに似てる気がしました。
Commented by ハデス URL at 2010-09-04 03:17 #- Edit
Title : さらば仮面ライダーW、永遠なれ
遂に終わってしまいましたね・・・
本当に良い作品でした・・・まさか最後まで期待を裏切らないとは、
この作品を「平成ライダー」というジャンルに入れちゃって本当にいいんでしょうか?(えっ

Eは無難にEXEの可能性もありますね、いやしかし最終回の要素も
こう言ってはなんですけど、今までの要素や積み重ねで見せてきたものを
詰め込んだだけなんですよね、それだけなのにこの充実感、満足感
そして爽やかに終わる爽快感、一体どれだけ視聴者の期待を裏切らなければ気が済むんですかこの番組は!

本当、終わったという事実を認めたくないんですが、これで最終回なんですよね
また12月に会えるとはいえ、寂しいものです
次回作のオーズがこの寂しさを埋めてくれると信じて・・・
今はただただディケイドの後番というプレッシャーにも負けずここまでの番組に仕上げた
塚Pを初めとする製作陣、そしてキャストの皆さんにお疲れ様でしたと言いたいです
Commented by 流鏑馬 URL at 2010-09-04 03:56 #- Edit
Title : 一年間、レビューお疲れさまでした
面白かったですね、仮面ライダーW。
毎回のエピソードもマンネリ化することなく、良回が多かったです。「ヘブンズトルネード」回みたいに、頭の悪い話はそれ以降はなかったですね。みたかったなぁ、そういう頭の悪いエピソードを。その点では、仮面ライダーWにはがっかりです(まて)


最終回は、翔太郎と晶くんの出会いを、おやっさんと昔の翔太郎の出会いに同期させて、翔太郎も少しぐらいは成長したこと(今も彼自身はハーフボイルド)を表現したのも巧かったです。
おやっさんも若い頃は、翔太郎みたく、ハードボイルド妄想をしてたのかな? それは想像できない(笑)

フィリップ復活時に、園咲一家が勢揃いした場面。今までとちがい、琉兵衛さんはサングラスを外して穏やかな笑顔を浮かべ、文音さんは夏服、冴子姉さんと若菜姫も私服で優しく笑っていたのが印象的でした。死んでからだけど、やっと家族が一つになってジーンときてしまいました。お父様が正しい形で息子に希望を託したのも良いです。
けれど……………………、仲むつまじい園咲家なんて
Commented by masayukita URL at 2010-09-04 08:48 #UXr/yv2Y Edit
Title : 最終話までピースをはめさせていく
最終話、実は某掲示板等のネタバレで既知だったのですが、果たしてどのような演出で見せるかと思えば、成程、過去と現在を同時進行させながらパズルのピースをはめさせていき最後のピースで完成させた時点で「さあ、お前の罪を数えろ!」で締めるあたり、上手過ぎですよ!

爽快で心地よい終わり方は電王本編の最終話以来で、正に正義の味方の王道。
日曜の朝が毎回楽しかった!キャスト、スタッフの皆さんに本当に心から感謝しています。

さて、明日はいよいよオーズですね。小林靖子さんの脚本は贔屓なので期待してます。
Commented by makiray URL at 2010-09-04 15:51 #RsdfxmUU Edit
Title :
 映画では、Wは街の人々の声で復活するわけですが、この最終回では街のチンピラがライダーだと知ってて向かってきます。
 そういう「冷たさ」はライダーっぽいのかもしれないなぁ、と思いました。
「探偵物語」の最終回にも似てるのかもしれません。おぼろげにしか覚えてませんけど。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2010-09-04 21:02 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>寿何さん
真っ二つキックはダブルの最も基本な必殺技だけに、ここでは外せないでしょう。例年、最終形態だけ出てきてノーマルの活躍場面が無いなんて最終回も多いだけに、こういう日常に戻って来る終わり方は安心できて心地よいです。
左さんの家族については一言ぐらいあっても好かったですが…天涯孤独でも普通の家庭でも、どちらでも翔太郎はありと思います。


>師走さん
スカルは劇場版限定だからテレビで明かされることは無いのです。たぶん十年ぐらい前にシュラウドさんから貰ったんでしょうね。
しかし「仕事でメモリは使わない」っておやっさん言ってましたけど、プライベートでスカル何に使ってたんだよ…。


>ゼノドレイクさん
三条さんたちもですが、やはり塚田Pはまとめ方に定評があるなぁと思ってしまいます。あのゲキレンでさえ最終回は神がかって面白いですからね。
平成ライダーにほとんど関わっていない人達がいきなりこの出来ってのが憎い事です…いや、関わっていないからこそ出来たのかもしれない。靖子にゃんは上手いのは十分に分かるけど、「またかよ」と思って新鮮味が感じれないのが難かも…。


>通りすがりの人さん
バロムワンにしてもウルトラマンAにしても、ダブル変身システムはあんまり成功したイメージが無いので不安でしたが、最後まで遣り通したのがさすがでしたね。
かつて失敗している材料でも、調理法で美味しく頂けるってワケですねぇ。やはり材料に頼らずに腕を磨けってことやな。今までのライダーだって、材料自体はみんな一級品だったわけだし(え)。


>銀河水晶さん
中盤までは随分と早い展開が進み、そこからはアクセル×ウェザーで間を繋ぎ、終盤はまとめにはいる。間の第二部が無かったらたぶんダブルは1クールで終われる話(え)。
それを一年間の構成と各話のエピソードで随分と魅せてくれたものです。あんまり褒め褒めばかり言っていると反動で悔しくなるのですけれどね。


>おおふさん
正直今回の構成だけは難しすぎるというか…理解できない子ども多いだろうなぁと容易に想像が出来ます。まぁ分からなくても「フィリップ帰ってきた、よかった」で良しと出来るんでしょうけれど。
それにしてもこんな構成をしてまで一年間身体を再生する時間が欲しかったンでしょうか…それともこのミスリードこそがやりたいコトだったのか…。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2010-09-04 21:35 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>名無しさん
冬の劇場版ではダブルの本当の最終回と、オーズの本当の始まりが拝めます。
仮面ライダージョーカーだけじゃなくて、仮面ライダーサイクロンも登場します。
劇場版限定とは思えない既視感。


>オゴポゴさん
「覚えておけ」が口癖のディケイドの次作が記憶を使うダブル。常にライダーは前作の影響を受けずにはいられないのです。二人変身が人気と聞いてバロム1が借り出されるのは必然でしょうね(え)。
それにしても電王後のキバといい、ヒット作の次という嫌なポジションを任されるなぁ、武部さんは。


>ハデスさん
ライブ感や勢いを重視していたこれまでの平成ライダーとはそもそも始めの作り方からして違うんだろうなぁってのがダブルだったような気がします。別にそれが成功要因というワケでもないしょうけれど、今まであまりにライブ感に寄り過ぎていた気がするだけに、これでバランスとして振り戻ってくれたらと思います。
いつも初期設定をぶん投げるのが平成ライダーだったから…。


>流鏑馬さん
ヘブンズトルネードはどうしても変な話として印象に残るんですが、あれはあれで面白かったですよね。ボクも嫌いじゃない。話のクオリティという面では他と比べて一段下がるかもだけど、地球の本棚の記憶にはとてもハッキリ記憶されている話だと思うのです。オレ、たまんねー♪
仲睦まじい園咲家はあの一瞬だからこそ映えるのでしょうね。あれを2~3話やられたら「ッケ」て思うでしょうけれど。


>masayukitaさん
電王も最終回まで評判イイ作品ですけれど、ダブルとはまた微妙にベクトルの違う「良さ」なんですよね。あっちはエモーショナルなドラマ重視で、ダブルはかっちりきっちり作りこまれた構成の美がある。このフォーマットの堅牢さはさすがの電王も敵わないものがあります。
で、オーズはその靖子にゃんですが…シンケンがあったばかりだから「またか」という印象がどうしても…。
あんまり同じ人ばかりで作ってもどうよ…て思ってしまうので。

>makirayさん
イイヤツも悪いヤツもいる。だから街なんですよね。正も邪も、どちらも守ってやるってのが仮面ライダーだと。大変なお仕事です。てゆか警察仕事してー。
「探偵物語」の最終回は、スーパーの店員に文句を言って、最後にその店員に刺されて死ぬってラストだったと思います。翔太郎のペットショップの芝居がよく見ると工藤ちゃんぽくも見えるのは罠なのか…。
コーヒー拭くのはそのまんま過ぎるけれど。
Commented by pegasasu URL at 2010-09-05 12:35 #eyR4WR0M Edit
Title : いままでの平成ライダーの中で感動的だった。
 つい最近響鬼の最終回を見ましたが、それすら超えるwは最高でした。監督と脚本家やプロデューサーに感謝ですね。ほとんどの謎もパズルのようにはまっていくし良かったです。平成でカブトだと35年前に加賀美新の名前がでたことや結局洋装の男女二人はなにがしたかったのか、ディケイドの鳴滝の正体だとか謎すぎるんですね。

 メモリでオーシャンでましたね。・・・ドーパント姿見たかったです。まさかペットショップの店員がラスボスなんて・・・弱すぎるでしょ(はい!?)ふたりでかっこ良く決めたラストは感動しました。本当にお疲れ様でした。TJさんが5000文字書くくらい素晴らしかったことは自分も同じです。さてと・・・オーズ見ますか。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2010-09-05 19:36 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます◆
>pegasasuさん
ペットショップの店員が犯人だったことはボク的には震えましたね。そこまで「探偵物語」好きかと。貫くかと。やってくれるわ塚P。
塚田作品は元ネタが分かるとさらに楽しめるだけにありがたいです。趣味と嗜好がツボ過ぎるよ。
次の塚田作品も楽しみにしたいと思います。
Commented by ミスターグラブシ URL at 2010-09-05 22:31 #- Edit
Title :
ちょっと遅ればせですが(汗
Wの最終回は、電王以来の神回だと思います。理由は、だれもが(主に子供達が)ちゃんと納得する形で終了したからです。今までは大元の悪は倒したけどまだまだ幹部や末端は残ってる…な終わり方でしたが、Wの場合は希望は残ってる、諦めるな!な締め方で次回のライダーに任せても大丈夫な最終回というのが正直な感想です。…でもどうしてラストなのに霧彦さんのことを誰も思い出さないんですか園崎家全員集合のシーンでも出てこないんですかこれが記憶から忘れ去られてしまったということなんですか(マテ)。ウェザー?ユートピア?そんなのいた?(チョ)。

話は映画のオーズのシーンに飛びますが、「ライダーは助けあいでしょ」のセリフを聞いた時はディケイドで一番鬱だったライダー大戦の展開を見事破壊してくれたなぁと感じました。だって、ちゃんと世界を救ったライダー達が自分達の住む世界が危険だからって士一人に責任ぶつけたり、他の世界を犠牲にしようとします?おそらく大戦に参加したライダーはTVとは違う結末、BADENDを迎えてしまった世界の住人ではないでしょうか。自分達にはもう未来も希望も無い、せめて守ろうとした世界だけでも消滅をふせごうとして元凶(と思ってる)ディケイドを倒そう、と…。そしてBADENDの仕掛け人である鳴滝は鬱ブレイカーとして活躍(ナニ)する士を邪魔に思っていろんな世界のライダーに「ディケイドは悪だよー倒しとかないと危ないよー」と噂を流していったと…。 
そういえば電王も元々はゼロノスからスタートしたけど、カイ達に一旦は敗北してから良太郎の物語として再スタートした…すでに破壊と再生が成されていた!と考えるのは深読みですか(大汗
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2010-09-06 22:49 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます◆
>ミスターグラブシさん
ダブルの敵は園咲家という歴代でも非常にミクロな組織だけに、片が付けやすかったというのも一因でしょうか。もっとしっかりと管理された組織だったらボスが変わるだけで続いていっちゃいますしね。日本的な一族経営でよかった。
ディケイドってのはあれをそのまま見るとよく分からないコトも多いので、出来る限りメタ視点で見ると色々と納得できることも増えるかと思われます。そう見れば世界の破壊がディケイドの所為ってのも分かりますし。
まぁ、かといって説明不測が解消されるワケじゃないんですけどね…。

コメントの投稿


管理者にだけ公開する
TRACK BACK

トラックバックURL :

Tracked from All's Right with the World! at 2010-08-31 00:57
タイトル : W 第49話印象(最終話)
ようやく録画チェックしました、最終話。1年間の放送の締めくくり、いろんな意味で息を詰めて観ました。この作品を世に送り出してくれたスタッフ&キャストの皆様に感謝と拍手を!
Tracked from Old Dancer's BLOG at 2010-08-31 01:30
タイトル : 仮面ライダーW 最終話 Eにさよなら/この街に正義の花束を
   大団円!  大団円じゃねぇか!!良かったよハッピーエンドで!!「この街には涙は似合わない」もんな!!でもさ!!でもでも途中ま...
Tracked from まぜこぜてみよ~う。by青いパン at 2010-08-31 09:00
タイトル : 『仮面ライダーW』、最終話「Eにさよなら/この街に正義の花束を」の感想。
☆TBさせていただきます☆『仮面ライダーW(ダブル)』、最終話(第49話)「Eにさよなら/この街に正義の花束を」の感想です!! サンタちゃん、ペットショップの店長に(笑)。
Tracked from 狂人ブログ ~旅立ち~ at 2010-08-31 18:59
タイトル : 最終回は前回から一年後ってのは、平成ライ...
 つー事で、「W」最終回。 いやいや、後半ちょっと駆け足な印象あったけど、最後はビシッと決めてくれたね。平成ライダーシリーズ中、屈指のバランスの良さだったんじゃないかな...
Tracked from 閑古鳥ぽよぽよ at 2010-08-31 21:11
タイトル : 仮面ライダーW第49話(最終話)「そして風都の風になる」
うん、最終回はだいたい及第点だった。 Aパートがちょっと詰め込み過ぎ?って感じだったけど、最後にエナジーをボコるためにはあれぐらいのへぼ組織が必要だったのかしらん。...
Tracked from nationwiseのZALEGOTOぶろぐっ! at 2010-08-31 22:00
タイトル : 仮面ライダーW(ダブル) 最終話 「Eにさよなら/この街に正義の花束を」
最終回とは思えぬストーリー進行 2度見て分かる復活のからくり さぁ!お前の罪を数えろ!! とうとう終わってしまいました。 しかし、三行感想でも書いてますように、この最終回は2回見て、味わいが増しますね。 ずっと翔太郎のことを見...
Tracked from Happy☆Lucky at 2010-08-31 22:34
タイトル : 仮面ライダーW(ダブル) 最終話「Eにさよなら/この街に正義の花束を」
最終話(第49話)「Eにさよなら/この街に正義の花束を」
Tracked from Hybrid-Hills at 2010-08-31 23:23
タイトル : 仮面ライダーW 最終回「Eにさよなら/この街に正義の花束を」
仮面ライダーW 最終回「Eにさよなら/この街に正義の花束を」
Tracked from けろりん的ひとりごと at 2010-09-01 14:02
タイトル : 仮面ライダーW 49話(最終話) 感想
終わってしまいました…。 以下ネタバレ感想です。
Tracked from blog mr at 2010-09-02 07:07
タイトル : ライダーW「Eにさよなら/この街に正義の花束を」
 ふうん、悪くない。  何がって、敵組織は倒したけど、その残滓はあちこちにあり、その威を借りた小物がうろちょろしてるって配置が。あの若者連中に感じる不快感と合わせると街を守る探偵ものっぽい感じでいい。  消しちゃおうかどうか迷ってたんだが、木下あゆ美と平...
Tracked from にき☆ろぐ at 2010-09-02 12:09
タイトル : 仮面ライダーW  全49話
さて、少し遅くなってしまったのですが今更ながら仮面ライダーWの総括的感想を書きたいと思いますこんなにキッチリみた仮面ライダーはとっても久しぶりだったんですけど1年間見て...
タイトル : 仮面ライダーW(ダブル) 最終回「Eにさようなら/この街に正義の花束を」
相棒、復活してくれた~!! フィリップ君が消えてから1年後の世界……。 当然といえば当然も翔太郎は、やっぱり落ち込んでいたみたいですねぇ~。 そりゃ、無二の相棒。ここで元気だったら、明らかにおかしいというか、カラ元気に違いないですわ。 そんな彼の前...
Tracked from お萌えば遠くに来たもんだ! at 2010-09-04 22:32
タイトル : 仮面ライダーダブル 第49話
「Eにさよなら/この街に正義の花束を」 フィリップが消えて一年。若菜は意識を取り戻したが、その心は閉じたまま。失意を憶えながら日々を送る翔太郎の元に、「姉を助けて欲しい」という少年が現れ・・・。 脚本:三条陸 監督:石田秀範 アクション監督:宮崎剛 「さ...
Tracked from ぺろぺろキャンディー at 2010-12-12 19:28
タイトル : ◎仮面ライダーW第49話「Eにさよなら/この街...
 フィリップ(菅田将暉)が消えて1年が経過した。 一人になった翔太郎(桐山漣)は心細さに押しつぶされそうになりながらも、風都で日々を送っていた。フィリップが消えたことも...