■今回のレビューは我ながら非常に辛いので、心臓が弱い方はテレビから離れてご覧下さい。ファッション部の沢井なおみさんは、生徒会長・明堂院いつきになみなみ…並々ならぬ憧れを抱いていた。
なおみさんにとって、会長はまるで雲の上の存在だったのです。それがファッション部の合宿でまさか同じ釜の飯を食う事になろうとは思いもよらなかった。
憧れの会長さまと仲良くなりたい… 悶々と募る女子中学生の欲望(え)。
なおみさんは花咲さんに、会長と仲良くなりたいけど緊張してしまって上手く話せないと打ち明ける。
来海さんのように何の苦労も無く、ずけずけと話すことが出来たらなぁと思うほど。
てか、花咲さんが沢井さんを「なおみちゃん」呼ばわりしている事に少なからず動揺した…。
「さん」付けがデフォルトの花咲さんが「ちゃん」付けで呼び合う間柄…いったい二人の間に何があったというのだ…。
「さん」は相手に対する敬意を表していて、「えりか」みたいな呼び捨ては自分と同等の相手への呼称であるとするならば、「なおみちゃん」と呼ぶのは、花咲さんが沢井さんを自分よりも下位の人間であると認識したって事ですよね(え)。
花咲さんが沢井さんと交流する中で「こいつ私よりダメじゃん」と思うエピソード…凄い観たい! なぜ、なぜアニメ化しなかったのだ!
えりかの合コン席替え作戦は完封負け。
耐え切れなくなったなおみちゃんは逃げ出してしまいます。そして案の定デザトリアンに。
来海さんはなんだかんだで人の心の花を萎らす天才だよ…。
会長と仲良くなりたいけど緊張して上手く話せない、引っ込み思案がうらめしいと爆発。
そんななおみちゃんデザトリアンにクモさんは一喝!
漢なら、熱い拳で殴り合えい!!!
友情を求めるならば、魂でぶつかり合え!ということですね。
なんという正論。なるほど…いや、なるほどじゃねえ。
そこで何ら否定できない正論を言う悪役がいるか、バーロー。
おかげで反論の形を取るプリキュアさんサイドの論理がおかしくなる。
憧れの人を思う乙女心を否定するなんてゆるせない! 堪忍袋の(ry
自分の価値観を人に押し付けるなんて、心が闇に覆われている!!
友達になりたいけど話せない → 魂でぶつかれと助言 → お前の価値観を押し付けるな!
噛み合っていないにもほどがある…。
今回のクモジャキーさん凄い親切だったぞこれ。
ただし悪役としては大幅に間違っている…。
そこはさ、今回クモジャキーが単独行動をとった経緯的にもさ、「友情なんぞいらん! 漢の道は一人で生きてゆくんじゃき!」とか何とか言うぐらいでヨカッタんじゃないのかなあ。そうすれば「そんなことない! 友達って…(ry」というベタな流れに持っていけるだろうに…。
うん…。
てゆか申し訳ないけれど、今回の話はやたらめったらちぐはぐに感じてしまって、どうにもこうにも分からんとしか感じられない話だった…。ボクの中の歯車と、ひたすら合わなかったっちゅーか…要る物が無くて要らない物が多いっちゅーか…うぅむ…なぁ。
デザトリアン倒した後のクモジャキーとの対決とかも何なんだろう…要るのかしらアレ? いや分からん…。要るとしても順番が違う気がしてならん…。
話のアクションとしても「池に花を見に行く」だけの話になっている気がするし…う…う…。かといってそこに比喩的な意味が含まれているわけでも無さそうだし…。うにゃ~ん…。
うーむ…いや、ベタだけどさ、これは“肝試し”とかのシチュエーションで成立するんじゃね?て思ってしまう…。少なくとも「池に花を見に行く」だけのストーリーラインよりは随分膨らみ易いと思うんだが…。
何故そっちを選んでしまったのかがひたすら分からない…うにゅにゅ~ん…。
さらに「友達になりたいと思ったらもう友達だよ」という論理と、沢井さんが最後に勇気を出して告白したコトとの因果関係も掴みきれませんでした…。どちらかというと「ぶつかっていけ!」というクモジャキー理論を当てはめた方が筋が通ると思うんだよ…。うにょにゅにゅにゅ…。
ホントごめん。
ホント今回ぼくの中で全然噛み合わなかったっす…。
細かいコトを言い出すともっとあるんだけど…そこは呑み込もう。
ん~~~……ダメだ、辛い(うわ)。
■コールド負けでした。今週のゴセイジャーはちょっとアレだなぁ…と思っていたら、まさかプリキュアさんでもっとアレな気持ちになってしまうとはな…(え)。
まあ仕方ありません。
時にはそういうコトもあるってもんだ…。
要するにオレの理解が及ばなかった、力が足りなかったというだけの事ですよ…へへへ。
ただ、最後にコケそうになったいつきを、なおみが支え返すトコロだけは分かったよ。
うん、そこだけはちゃんと分かった。他の事はアレだけどそこだけはちゃんと気付いたよ(あう)。
前回の伏線で、割と期待値が高めにしていたのも敗因だったかもしれないですが…。
今回は完全にオレの負けです。こてんぱん。白旗。予選落ち。
な、なんとか次回は頑張って盛り返したいと思います。
終戦記念日放送だから過去話なのかしら?(え)
てか、予告のサソ姐さんに全部持っていかれたッシュ。
冗談抜きで予告が本編と思ってしまった。ごめん…。
⇒
ハートキャッチプリキュア 各話レビュー
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コメント
乙女心はツン期である。
2010/08/13 22:47 by ペガ URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
そんなに水着が見たいのなら美希たんに頼みなさい!もう!
なぜそこの需要はmktnに向かわないのか…くそぅ、それがmktnか…。
クモジャキーさんの言う殴り合いは本人的には物理的なコトなんでしょうけど、文脈的には純粋に心のぶつかり合いを意味していると思われます。それをなぜプリキュアさんは否定するか…いや、ダメだ。今回の話はマジで受け付けない。
2010/08/14 19:50 by TJ-type1@管理人 URL 編集
次回に期待
次回こそは、ストーリーの謎の一端に迫るようで面白そうです(謎のイケメンに関する話みたいですね)。今後はキュアフラワーを画面に出すかどうかに興味があるのですが、回想シーンのみで出すか、現代にも(若返った状態とかで。可能性は低そうですけど)登場させるかどうかですね。ベタですが、タイムスリップネタとかもアリなんじゃないでしょうか。
2010/08/14 20:28 by 通りすがりの人 URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
残念ながら謎イケメンには一切触れませんでした。え、最初から登場するなんて言ってないよ? てなもんです。まんまと釣られてる人多数。
タイムスリップとラベンダー…どこかで聞いたことのあるモチーフ… 気のせいですね。
2010/08/15 21:55 by TJ-type1@管理人 URL 編集
熱血!友情は拳で語れ!!
やっぱ一番アレだったのはクモジャキーさんがそこそこ正論を言ってた事ですかね。見ていて「…ん?なんか良い事言ってないか…?」とか思いましたし。一匹狼だと思ってたら友情に対しては肯定的なんですね、あの人。
「わー、(若かりし頃の)薫子さん美人だなー」とか思ってたら髪降ろしたサソリ姐さんに不意打ちくらいました(おい)。一体あの人の身に何が…。
2010/08/19 22:00 by 銀河水晶 URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
まぁいつも井上さんの回では反りが合わんと自覚しているのですが、今回はちょっと…うーん…ボクが感じたことをそのまま表現すると誰も得しないので黙っておくけれど…うーん。
もうちょっと…もうちょっと…構成の山田さんが力を及ぼしてくれたらなぁ…。
はぁーあ…。
2010/08/20 00:40 by TJ-type1@管理人 URL 編集