■世界が俺に撮られたがっていないカメラ抱えて生徒たちのスクープの瞬間を狙い撃つ多田かなえさん。
みんなを楽しませたい、笑顔にしたいというサービス精神から、生徒たちの失敗の瞬間を面白おかしく切り取っています。
そんな多田さんが尊敬しているのはプロカメラマンでいらっしゃる来海さんのお父さん。
中の人の名前を何処かで見たことあると思ったらダイゴヨウか。寿司屋が屋台の影で悔しそうにしているコトだろうて。しかも名前が流之助とは…いやはや、どうもありがとうございます(え)。
目立つ事、驚かせる事だけが写真じゃない。
みんなを笑顔にしたいなら、撮られる人も、見る人も、どっちも笑顔に出来る写真じゃないと。
その為には愛。愛。愛。
やんわりと…ってほどでもなく割と直接的に「お前の写真には愛が無い」と評された多田さん。他の人ならともかく、自分の尊敬する人からそういう評を貰うとなると、これはかなり堪えますよね。素直に凹むわ…ぐはぁ…。
自分の写真には愛が足りないのか。自分のカメラはみんなを困らせていたのか。
そう思い悩む多田さんの心はデザトリアンとなって暴れる。
てゆか、また土手でサッカーしてる子ども達が襲われているじゃないか…。
こうなると毎回お約束のように襲われて欲しくなってくるな…。
プリキュアに浄化された多田さんの心は気付きました。
やはり自分の写真には愛が足らなかった。これからは愛を込めた写真を撮りたい。
またプリキュアが絡まずに勝手にドラマが終着している…。
ま、押し付けがましくなくてコレはコレでいいかなって気もしてきましたが。
■人はそれをヒップアタックと呼ぶ。デザトリアンの攻撃からブロッサムを守ろうとしたマリンが動きを封じられてしまって大ピンチ!
このままじゃブロッサムまでやられてしまうですぅ、とバディの妖精からも何ら信頼を置かれていないブロ子さん。せめて動けるのがマリンの方だったら…!と悔しさを募らせる妖精さん達は、今まで大事に溜めておいた心の種を使う事を提案。
プリキュアは心の種を使用することで、通常以上の能力を引き出すことが出来るのだという。
な、なんだってー!
レッドの種はスピードアップ。
ブロッサムは目にも留まらぬスピードでデザトリアンを翻弄することが出来るぞ!
種によって色んな効能があるとは何というステキ設定。
これでバトルに色んな特色を出すことが出来る、というワケか。
今回の「クロックアップ」以外にも「ブラスター」「イリュージョン」「オンゲキボウ・レッカ」と各種取り揃えているコトでしょう。
プリキュアでバトルにおける多様性を広げるアイテムが出てくるのは珍しい…てゆーかお初事項なだけに、今後のバトル演出などにも期待が高まる可能性ですね、うん。
心の種は奪われた心の花を取り返し、花が元気を取り戻した時に生み出されるモノ。それは心の花の生気の結晶みたいなモンなんでしょうか。
それを使えばブロ子いわく「自分じゃないような力」が使えるとのコト。
「種」という無限の可能性を秘めたモノによって、自分の中の新たな可能性を具現化させるコトが出来る、とゆーコトでしょか。
しかし効力が一過性で短いのは、その種がそもそも自分の種じゃないから…なのかな?
本当に自分を変化させる自分の可能性は、自分の中から生み出されたものでなければいけない…のではなかろうか。
そういえば毎回プリキュアに変身するのだって、妖精さんから種を貰わないと変身できないンだ。
心の種(種)→プリキュア(花)という変化にしても、その種は自分の種じゃないのだから、花であるプリキュアの姿にしても“自分が本当になりたい自分の姿”ってワケでもないんじゃないかしら。
プリキュアという「花」は花咲さんや来海さんにとってあくまで仮の花、造花でしかないのんか。
いつかは自分自身の種を自分だけの花に変身させてあげなくてはいけない…てコトなのかもしれん。すいません、婉曲表現ばっかりで(うわ)。
今気付いたけど「花」には「化ける」って字が入ってるんですね、なるほどな。
最終回では妖精さんから貰うんじゃなくて、自分で種を作り出して変身したらカッコイイかもしれない。
えーと、つまりその種はお尻から(自粛
あれ? てか、こころの種って何の為に集めてるんだっけ?
使っちゃってイイんだっけ? 草葉の陰でムーンライトさんが泣いていそうだけど、まぁいいか。
■アフィリエイト始めますん今回は演出が大大ベテランの勝間田さん登板と聞き及びまして、果たしてどんなモンなのかと思っていたら、相変わらず普通に面白くって困ります。
七〇過ぎのおじいさまが作っているとは思えないもんなぁ…。凄いです。
次回は生徒会長宅訪問。
花咲さんはイケメンなら眼鏡でも会長でも誰でもええのんやなぁー。
てか、予告がどんどんワケ分からんようになって来てますが、大丈夫なのかな…。
⇒
ハートキャッチプリキュア 各話レビュー
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コメント
ブロッサムが壊れたぁ~っ!!(泣)
あのへなちょこ顔でのパンチ連打だけでも十分おいしかったのに…というか、名前入りの技を初めて使うときはどんなに華麗な飛び道具だろうと思っていたのに…そこへ出てきた技がアレですかい、しかも横っ面に入ってるし!
あああ…プリキュアになると内気な園芸少女さえもこうしてケンカ殺法に染まっていくんですねぇ…何ともおもしろ…イヤ、恐ろしい話です。
ああああ…しまいには実はアレはおばあちゃん直伝じゃないのかとか、つぼみが見た夢のTVに映っていないところではムーンライトかダークプリキュアのどっちかが同じことをしてたんじゃないのかとか、余計な邪推が膨らんできたあああああ…あ…あ、太陽。(バタッ)
2010/03/17 10:07 by おおふ URL 編集
発射~♪ 命中~♪ おしりぱんち~
サソリ姐さんに、
「お尻なのにパンチ?」
と突っ込まれてましたが、問題ありません。ミサイルなのにパンチと呼称する武器を搭載しているロボットさんがいらっしゃいますから、おしりぱんちだって無問題(モーマンタイ)
メクラめっぽう百裂拳も何というかツボにはまって何度も見直してしまいます。あげくに
「今のわたしはイナズマ気分! 誰もわたしを止められないです!」
と言うヘタレ・・・もとい、引っ込み思案な性格にふさわしくないお言葉。
でも、大きいお友達が、もしアレを食らったら即昇天でしょうね。着ぐるみショーの花キュアさんにもやってもらいたいモノです。おそらく会場中からぶち込んでもらうのを希望する大きいお友達が続出でしょうね。
2010/03/17 14:17 by タカくん URL 編集
ちょっと追記
2010/03/17 18:14 by おおふ URL 編集
真っ赤な種は加速の印
「プリキュアは心の種をココロパフュームにセットする事で、様々な能力を使う事が出来るのだ!」…なーんてナレーションは入りませんでしたが、そういうことですよね。
来年か再来年あたりには本格的にカード商法を取り入れるんじゃないでしょうか。あんまり女児ウケが良いとは思いませんが。
ヒップアタック…東映作品だと『スピルバン』のダイアナぐらいしか思いつかないんですが。
本人も「イナズマ気分!」と言ってますし、どうやら心の種の仕様は精神状態に少なからず影響を及ぼすようですね。
…でもヒップアタックは無かったんじゃないか、と今でも思うのですが。子供が変なイメージ持っちゃうんじゃ…と心配でなりません。
2010/03/17 21:14 by 銀河水晶 URL 編集
ピーポォウィズノーネィム!
赤い種でスピードアップの描写を見て、アクセルフォームorクロックアップではなく、『エクシードラフト』のターボユニットを真っ先に思い出したのは自分だけでしょうね、うん。
そんな悩みはおしりパンチで吹き飛びましたけど(笑
しかし、えりかの父親が青で流之介でcv.ダイゴヨウというのは完璧に狙ってますね。
去年のシンケン-ディケイド-フレッシュ辺りから共通項持たせようとか東映の皆さんが決めたんでしょうか?
あと、いつになったらダークは喋るんですか?バーローだからか?変声機で博士の代わりに喋ってるからか!?
2010/03/17 21:17 by 弁慶 URL 編集
種の名前は
「まさかブロッサムゼクターなんて名前じゃないよな…」
とか考えた私です(コラ
最後の攻撃には…若干無理がありますがそこは
「One,Two,Three…Precure~Kick!!」と脳内変換させていただきました(ぇ
2010/03/17 21:25 by ヘリケルザム URL 編集
愛…アイ…アイ高野…違うな…藍…
えりかが『藍より青し』なら、あなたは『あかほり外道アワーらぶげ』。思い知った?あなたとあたしの、売り上げの差を!
つ「調子こいて大したネタも無いのに第二期を作ると痛い目に遭う、といういい見本でしたね」
人に何かを伝える以上、そこには愛がなければいけない。
愛の無い作品、商品、批評…そんなものを他人の目に晒してはいけないよ、という教訓。
子供に大切な事を教えるだけでなく、年度末の忙しさでやっつけ仕事に走りそうになる社会人にも、忘れかけていた初志を思い出させてくれるエピソードでした。さすが教育番組、私もやるっしゅ!!
だから、『おもちゃの国~』DVDのジャケットで、ブッキーが「ぶっきー」とか誤植されてるのはちょっとショックです。原稿書いた方も校正した方も、ただ仕事でやってるんだなーフレッシュ見てないんだなーってのが透けて見えて…。マーベラス(の下請け?)はプリキュアにもっと愛を!
マリン「おしりパンチが何よ!あたしなんか、お
『しばらくおまちください』
コフレ「あー!!マリンが熊のぬいぐるみになったデス――!!」
2010/03/17 21:38 by オニギリ URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
おしりパンチとはふざけやがって…と思いきや、デザトリアンの頭部ががっつりヘコむほどの威力って…。カメラって結構頑丈だと思うんですけどね…人間があれを受けたら首が吹き飛ぶのか、こわい。
ヘタに「オレにも食らわせてくれ!ハァハァ」とか言うのは危険すぎる!!
>タカくんさん
そのうち頭パンチ、足パンチなどの必殺技が飛び出すことでしょう。ブロ子は身体のいかなる場所からでもパンチが撃てる。いや、一つだけ撃てない箇所もあった。それは胸d おや、こんな時間n
イナズマ気分ってのはカッコ良さげで実はかなり意味不明ですね。光と同じスピードだってこと? 光…ひかり…なに!九条さんと同じ逃げ足!やべぇ、速いぞこいつ!!
>銀河水晶さん
「ガッチャ。ランディックパワー・スピードアップ」
はやくプリキュライドをバンダイさんは投入すべきなのになぁ…プリキュアバトルの訴求力に気付いていないのか…くッ!
お尻から種を出したりヒップアタックしたり、今シリーズの製作者は子どもが好きなモノをよーく心得ていますね(え)。子どもは下品なモノ大好きだもんなぁ、うん。
>弁慶さん
ダイゴヨウで青で流之助なのはきっと、撮影所が近いコトから寿司屋がダイゴヨウを猛プッシュしたんでしょうね(え)。自分で行くのはあれだけどダイゴヨウからお近づきに、みたいな。
きっと人気が出なくて心の花が枯れそうな寿司屋の話がいつか来るんです。
カネトモ声「ナンデーミンナ、オレノスシヲーフツウフツウッテーイウンダーヨー!」
>ヘリケルザムさん
シプコフはひとたび花咲さんが呼ぶと、どんなトコロでも駆けつけてきてくれるはず。たとえ地下室でもコンクリの向こうでも、耳をドリルのようにしてやってくるカワイイやつです。
シリーズ後半になると、シプコフとコッペ様が合体する剣みたいなアイテムが空から降ってくるぜ!
>オニギリさん
愛の無いレビューは皆を笑顔にしないってコトか…その言葉をキバ放送中に教えてほしかった(まて)。
ぶっきー…まぁ、以前蒼乃さんが蒼野さんとテレビで紹介されたのと同じようなモンです。ドラえもんがドラエモンになっていたり、アンギラスがアンキロサウルスになっていたり、ウルトラセブンがウルトラマンセブンになっているようならオレは許さない。でもぶっきーは許してやる。
オレは海より広い心の持ち主だからな(えー)。
2010/03/18 00:48 by TJ-type1@管理人 URL 編集
ドーピング
武器も合体技も既に登場しているので今回はドーピングアイテムが満を持して初導入と言う事になりますね。マリンが始終行動不能のままで終わったのも単独変身である以上あまり仲間に依存しないで行動できる者だけで解決させようとする上、主役であるブロッサムに見せ場を作らせなければならないと言う意図で今回の戦闘パートは出来上がったと思います。
次回はあの生徒会長がメインになるそうです。ネタバレになるので真実は放送後のお楽しみと言う事ですね。
2010/03/18 12:21 by Voiceters URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
心の種のあれは玩具にも備わっている機能なんでしょうか。すごく男の子向けの訴求力機能なだけになぁ…。
販促にしてもスムーズな描写で好かったですけどね。戦士がひとり動けなくなってピンチへ陥る流れが自然でしたね。
おい、なんでユウスケはクウガにならねんだ?みたいな疑問符が浮かばなくて済みましたよ、ええ。
2010/03/19 00:33 by TJ-type1@管理人 URL 編集
プリキュアの秘密がバレたら…?
ご多分に漏れず、今期のハトプリでもこの掟が出ました。
で、バレた場合の制裁措置もシプレの「秘密ですぅ」の一言ではぐらかす伝統も受け継がれて、結局うやむやに…(ぉ
まぁ、女児向けアニメでこんな描写をやると泣き出す子供が出るのでしょうがないのはわかっていますけどね。
そう考えると、街の人々に自分からバラしたフレプリは本当にすごい展開でした。
2010/03/19 09:10 by naitou-sou URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
まぁ、ぶっちゃけバレたからって何が起こるワケじゃないんでしょうけどね、どうせ。
そもそもバラしちゃいけないと公言しだしたのはフレッシュからですし。
プリ5はかれんさんが「恥ずかしい」という理由で秘密だっただけなので、レモンが商売に使ったって本当は良かったはず(え)。
2010/03/20 00:23 by TJ-type1@管理人 URL 編集