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『映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』


劇場版フレッシュプリキュア。
今度の舞台はおもちゃの国です。

そこは町も人も、全てがおもちゃの国。
夜な夜な倉庫に売れ残ったバトンや筆箱やパソコンがうめき声をあげる…
果たしてプリキュア達はその謎を解けるのか…!

――みたいな話では全然ないので美翔さんやナージャさんも安心して映画館に行けますね(おい)。
■はばたけフレッシュ!

いやー、楽しかったです。
お話のやりたいコトが分かり易く伝わる為にモヤッとしたモノも残ったりしないし、バトルばかりでストーリーらしいモノがほぼ無い、なんてコトも全然ありませんでした。
え、別に昨今のプリキュア映画と比較してだなんて一言も言ってないじゃないですか。

冒頭はお馴染みとなったミラクルライトの説明劇場。
タルトとシフォンに並んでカオルちゃんが出て来た事にヤラれました。
てっきりケモノ達の独壇場と思っていただけに、そこにオッサンが混じって来ているのがやたらシュール。でもカオルちゃんならよしと思えるキャラクターの懐の広さが素晴らしいよなぁ…。
今回の映画にはミユキさんとかラビリンスとかミユキさんとかは一切出ていないのに(カメオ出演除く)、このオッサンはガッツリと印象を残していくよ。さすがっす。

その説明劇場の後はOPです。
テレビの現行OPではヒドイ扱いなパッションさんですが(お)、こっちでは自然にみんなの輪に混じっています。うおお、パッションさんも空飛んでるよぉぉ。

しかし…ライトの説明、オープニング、エンディング、さらに各種バンクとかあって…実際のストーリーの尺は如何ほどだったのでしょうね。ただでさえトータルでも長くない尺だからなぁ…まぁ、深く考えんとこ。

パジャマパーティ。
それはプリキュアさん達がキャッキャッと言いながら桃園宅にお泊りする、そんなイベントです。夕食、ババ抜き、マクラ投げ…。
好機と乗じてせつなさんの顔にマクラをぶつけるブッキーはとても好いブッキーでした(え)。

桃園さん達が楽しんでいるそんな時。
町では子どものおもちゃが次々に消えてしまうという怪事件が発生していました。
ラブの部屋の押入れにしまってあったウサピョンはシフォンの不思議パワーによって喋れるようになり、全てはトイマジンの仕業だと教えてくれます。
なんとトイマジンは世界征服の手始めに子どものおもちゃを奪っているというのです!
な、なんだってー!?

ちょ、待て。
世界征服の手始めでおもちゃを奪う…て? いや、それどんな思考回路だと…。
まぁ、トイマジンさんの動機に関しては後で説明されましたけど、この時点では何故ダレもツッコンでくれないんだ!とゆーコトについつい拳を握ってしまった(え)。
お前はどんな昭和な悪の組織なんだと…。

そんなトイマジンに話を付けるため、桃園さん達はおもちゃの国へと乗り込みます。
だっておもちゃが消えるだなんて…絶対に許せない! 切実に!プリキュア的に!(ちょ)
まぁ、倉庫にあまった筆箱とかパソコンとかが消えるのなら、それはむしろ願ったり叶ったりではありますけどね。おや、こんな時間に誰d

プリキュアさんたちはトイマジンの居る所へ出向くため、人間スゴロクにチャレンジ。
出たマスのステージで各人バトルへと巻き込まれる。

ベリーは宇宙。
パインは恐竜。
パッションはチェス。
ピーチはカンフー。

あ、「宇宙恐竜」って字面がちょっと嬉しいな(バカ)。

何処かの星で敵の宇宙船と戦闘を繰り広げるベリー。ヤラレタ!と思わせての逆転っぷりがカッコイイっす! 宇宙船よりも肉弾戦闘の方が強いとかマジかよ!アタシ完璧!

何かやってくれるのかと思わせて実はほとんど大したコトをしないパイン。ま、それはいつも通りってコトで(おい)。しかしどうにもパインさんだけゲームのクリア条件を満たしていないって気もしましたが、そこはきっとトイマジンさんの優しさなんでしょうね。

瞬間移動によって敵の素早い動きを華麗に交わすパッション。アクセルフォームもクロックアップも次元が違うぜ!そうそう、テレポートを上手く使ったこういうバトルが見たかったのだよー…と思いつつ、あまりにチート過ぎて他のみんながいるトコロじゃ使えません。世の中にはパワーバランスってヤツがありますからしてね。

そしてカンフー使いの等身大フィギュアと対決するピーチ。
これがまた…やられた。だって笑っちゃうぐらい地味なバトルなんだもん(え)。

他のドカーン!ギュオーン!なバトルと比べると、徒手空拳でタタタタッとやってるだけなのでねぇ…。いや、きっと実写で見たら「おお…ッ」て思うのかもしれませんけど、アニメでこれを見せて楽しいのか…?というのはちょっと真剣に考えてしまった…。
ほとんど台詞の無い硬派過ぎるバトル…いいのか?
でもそのシュールさがやたら面白かったですけどね、一週回って。

しかし主役であるピーチ戦だけがやたら地味だったコトを冷静に考えるならば、クライマックスバトルとのバランスを考えてのコトだったんでしょう。
ピーチ以外の3人的にはスゴロクバトルがヤマでしたけども、ピーチさんは初戦であんまり派手なコトをするとクライマックスがボヤけてしまうのでは…みたいな。
だからあえて押さえた演出のバトルだったのであろうと思います、もしかしたら。

もしくは単純に「プリキュアでカンフー映画やってみたかったんだよ!」ってだけかもしんない。

そんなピーチさんがクライマックスで見せる、トイマジンとのバトルは凄い動きでした。もうね、何が凄いってね…急に作画がCGになるんですよ(そこ?)。
トイマジンとその攻撃が3DCGで描かれるだけでなく、それを避けて跳ねたり飛んだりするプリキュアさんまでもが3Dとして描かれているのです。
あれはちょっとプリキュアの新しい地平を見たって気がしました…。

割とアクションが激しくてロングの、パッと見じゃ気付かないカットだったので…案外違和感なく差し込まれていました。上手いトコロで使っているよなーという印象、うむ。

流石のプリキュアさんとはいえ、現場であそこまでのアクションをこなすコトはついぞ出来なかったってコトなんでしょうねぇ…きっと。
年々目の肥えてきたお客を満足させるため、アクションシーンはより高度なモノが求められていく一方です。最初は徒手空拳やワイヤーアクションで頑張っていたプリキュアさん達でしたが、流石にテレビと映画の並行撮影というスケジュール的な限界もあってか、こうして遂に3DCGの力を借りる日が来てしまったのですね。
でも、だからといって伝統の肉体アクションの火は消さないで貰いたいと思うんだよ。
生身のアクションだからこその魅力もありますからねぇ…。

ま、冗談はさておき(え)。

実際、アップはともかくとして、ロングショットでの激しいアクションシーンなんかでは今後テレビシリーズでも使用される機会は出てくるのかもしれないと思いました。そーゆー可能性を充分に秘めたクオリティだったんじゃないかなぁと思うのよさ…うん。

とはいえ、きらりん様みたいに全部CGになるのはアレだけどな…。


■トイマジンはシーボーズ…

プリキュアさんが3D化したという新味はありつつも、バトル描写自体は案外、驚きだッぜ!みたいなコトはあまり無く、なんか通常バンク技で勝ってたりしました。
ソレワターセよりちょっと強い程度だったのかな…トイマジンさん。

しかしその代わりと言ってはアレですが、「何がしたいか」「何を伝えたいか」というテーマ的な意味では、凄く分かり易く出来上がっていた映画だと思いました。
「オールスターDX」とは逆のベクトルってコトだね(おい)。

トイマジンが玩具を奪うのには理由があった。とてもとても哀しい理由が。
それはかつて人間の子どもに捨てられたおもちゃの哀しみ、恨み。
おもちゃの国とは捨てられた玩具が最後に辿り着く国なのです。
トイマジンは人間に捨てられたその恨みを晴らし、もう二度とそんな玩具が生まれないようにする為に玩具を奪った。全てはおもちゃの国の玩具達の為。

あの楽しそうに見えていたおもちゃの国は、実は玩具の墓場だったのです…。
トイマジンはそんな玩具達の怨念が集まって出来た亡霊。とてもとても哀しい存在なのです。

要するに「玩具を大事に使いなさい」と如何にも教育的なメッセージを訴えているワケですが、どんな子どもでも大人でも一つは思い当たる節があるだろうからして「あ、ごめんなさい…」と心の隅で謝ってしまう自分がいるんですよねぇ…。きっとかつてウチにあったファミコンもあの国に流れ着いたんですね…えろうすんまへん。

プリキュア劇場版の敵さんというと、何処から来て何がしたいんだかよく分からない人が多いわけですが、このトイマジンさんって人はその辺が凄くハッキリとしているのが好かったと思うんだよ、うん。
捨てられた玩具の怨念、人間への復讐。敵さんのディティールがはっきりと浮き彫りにされるコトで、映画自体のテーマも見えやすくなるので凄くありがたい。見終わった後で「そうか、こういう映画だったのか」とシンプルに理解出来るモンなー。

そこに来てピーチの上位フォームがキュアエンジェルだった理由も納得いって気持ち好かったですね。
トイマジンを核として出来たあの怨念の巨人は、倒すのではなく浄化させてやらなくてはならない。恨みの鎖に繋がれて行き場の無い玩具達を成仏させてやるコトこそが今回のミッションだったのだ。

だからこそキュアエンジェルは天使の力でラスボスをタコ殴り!するのではなく、天使の力で玩具達を成仏させてあげるのです。
あ、だからゲストのウサピョンはゴーストスイーパーの人だったんやな(え)。

ラストのバザーを経てトイマジンさんを成仏させてあげるという心温まる展開。
ムシバーンさんも相手が桃園さんだったらきっと助かったんだろうなぁ…完全に相手が悪かった(おい)。

恒例ミラクルライトのくだり、ハートがいっぱい集まるのは急にメタって来ますが、やはり映画館で観なければ楽しめない遊びで楽しいです。カメラ目線で「みんなのハートを!」て言われた時のドキドキ感はDVDでは充分に味わえないと思うの、うん。
それに相変わらず劇中と客席とのシンクロは妙な感動がありますしねー。

あの、みんなのハートが集まってパワーアップ…という展開は映画だけでなくテレビの最終回でも用意していそうな展開ですね。
四つのハートが集まって幸せの四葉のクローバーが出来上がる。だったらもっと沢山のハートが集まれば、幸せだってもっと大きくなってゆくのではなかろうか…。
メビウス様との最終決戦→ボロボロのプリキュア→町の人の声援→ハート集まった!勝てる!…みたいな展開。あると思います。
クローバーがハートで出来ているコトが始めから仕込まれている番組ですから、いつかそんな燃え展開があるはずだって私、信じてる!


■衝撃!山吹動物病院の看板生物は絵本がモデルだった!!

テーマに対して実直にお話が組み立てられていて、凄く分かり易くよく出来ていたと思いました。意外とシリアスなお話だったしなぁ。
それにやっぱり、エンジェルがテーマに有機的に絡んでいた事には膝を打った。てっきりノリ重視でそんな名前になったのだと思っていたからなぁ…ごめんなさい。

いや、何よりの意義はプリキュアでこのテーマを掲げたってコトじゃないでしょうかね。
販促ありき、新商品買ってもらってナンボの番組で、「玩具を大事にする」ってのは大人としては当然のメッセージでも、番組システムとして矛盾を抱えているんですよね。以前、成田さんがそういう意味の台詞を書いたけど削られちゃったって何処かで書いていたような気もするし…。

もしかしたらテレビで出来ないから映画で…みたいな意味もあったのかもしれませんが、プリキュアとしてかなり尖ったテーマを掲げて来ていて、とても意義深かったと思うんだよぉ、うん。

そんなこんなで色々腑に落ちて楽しめた映画でした。

ピーチの愛にグッと来て、パッションのカッコ好さに惚れ、何よりベリーが珍しく美味しい役でした(え)。間違いなく美希たんは「要る子」なんだ。よかったー。

その代わりもう一人の印象が薄いけど…冷静に思い返しても見せ場的なものが見当たらんってどうなんだろうな…(こら)。

フレッシュプリキュア 各話レビュー
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コメント

やはり

黄色の伝統は受け継がれてましたね。
でも、見せ場ありましたよ。
しっかり脇見せアピールしてたじゃないですか(笑
しかし、本当に良くバンダイがOKしたなと思いましたよ。

ハヌマーン「玩具を大切にしない奴は死ぬべきなんだ!」

トイマ「僕の心は、捨てられた玩具たちの恨みで出来てるんだ――っ!!」
プリ3「トリプルプリキュアキーック!!!」
話は後で聞いてやる、とりあえず倒す、という姿勢はすばらしいですね。
「今のあなたはキュアピーチでしょ!中途半端は許さん!」なども、近年の「戦士である前に人間」を主張する軟派ヒーロー共に叩きつけてやりたい名セリフです。

しかし、佐々木・実相寺風味といいますか、ちょおっと重かったですね。
春のオールスター映画は、もっとわかりやすくキメてほしいです。
「世界の融合を止めるには、最強のプリキュアを決めるしかない!」とか。(え)

あと、ミラクルハートライトまぶしいっちゅーの!!

◆コメントありがとうございます!◆

>nationwiseさん
他三人の見せ場が明確だっただけに、パインさんがトゲ抜いただけってのは何だか…何だかなぁ…。
まくら投げがクライマックスだったような気がしてしまいます…。

映画はバンダイ様の提供を離れるコトが出来るだけに、プリキュアさんたちに今まで溜まっていた思いが爆発してしまったのかもしれません。トイマジンという玩具の屍、それはかつて消えていった歴代プリキュアでもあるのだ…(ゴクリ)。


>オニギリさん
一応バトリながらも話し合いを持とうという姿勢があったのが好かったです。
これが夢原さんなら、「あんたはみんなの玩具を奪った!悪い人よ!」で殺処分だったかと思うと、ホントに今年のプリキュアさんは人間が出来ています。

DX2は海が舞台だそうですね。いまだ水中特化型プリキュアがいないだけに、どんな戦いになるのか見えなくって楽しみです。どうせお話は無きに等しいんだろうし(おい)。

その後うさぴょんを見たものは居ない

優しすぎて戦えないって個性が主役であるラブと被っちゃってるから、見せ場がほとんど無くなっちゃうんですよね。
信じてるって言葉がなんとなく丸投げしてるニュアンスに聞こえるのがとっても黄色いですw

パッションが実は瞬間移動をバトルに自在に使えるのが明らかになっちゃいましたね
最強とかじゃなく裏技の類ですね
あれだけの力をトイマジン戦含め仲間の目のある場所で使えないってのは・・・
せつな「わたしの一番恐いものは・・・あなたたちにハブられることよ」なんて心の声が聞こえてきそうです

それとムシバーン様が助からなかったのは相手が悪かったからではなく男だったからだと思います
桃園さんも父親とか男友達には結構きつい一面があったりなかったり・・・
のぞみさんはシリーズで唯一ラスボスと和解した優しい人です(女性限定w

せいいっぱい頑張るわ(ニヤリ)

これまでの映画がシチュエーションありきだとしたら今回はテーマありきだと思います。
ただよりにもよって何故このようなテーマを扱うことになったのかは見当もつきませんね。
監督・脚本のコメントがほしいところです。

決め台詞が実にきれいに決まっていたので見てて気持ち良かったです。
特にせつなのあれにはしびれます、ああいう使い方をやるとは思いませんでしたね。
またラブの幸せゲットだよにしてもこれほど見事にハマったのは多分初めてだと思います。

フリーマーケットでトイマジンクマが次の持ち主に渡る件やラブの絆創膏とウサピョンのシーン等
エンディングでサラッと流してもよさそうな所をしっかり描いてあったのが意外でした。
(もちろんエンディングとの兼ね合いもあったのでしょうが)
祭りの後の寂しげな夕焼けと部屋でラブを待つウサピョンが印象的でした。
プリキュア映画の幕の引き方としてはかなり異質だとは思いますが個人的にはかなり気に入ってます。

全俺が泣いた…

今回、自分も勇気を振り絞り(笑)見に行きました、劇場版フレッシュ。

「もう一度、子供たちを信じてみるよ」辺りのシーンで思わず涙腺が決壊しました。
何だろう、確かにやってる事はいけないのですが、決して「悪」ではないというのが印象に残りましたね、トイマジン。
案外、ラビリンスとの決着にも関わってきそうな感じがしないでもありません。
意外とダークだったのは、おもちゃの国の住民が恨みを捨てきれていなかったという設定です。
しかも、誰もがおもちゃたちに対してした仕打ちなだけに、心が疼きまくるという。
そりゃ、たかが10何年しか生きてない小わっぱの説教が通じる訳がない(マテ

また、改めてヒーローやヒロインはいろいろな意味で特別な存在なんだと、例の美希のラブに対する叱咤で実感しました。
加えて、元ラビリンス幹部のせつな=パッションが「私を救ってくれたあなただからできる」という趣旨の言葉は、かなり納得できました。

バトルのキレ、催促アニメらしからぬテーマ、「心」を救うヒロインたち。
見に行って良かったです、本当に。

ちなみにブッキーは…。戦士コスの腋見せが見せ場ではないかと(爆

◆コメントありがとうございます!◆

>隼人さん
「オモチャを大事にする子どもも居るって私信じてる!」…て、お前自身はどうなんだ?てのがイイ感じに黄色いです。ちょっとした言葉のニュアンスで誤解されかねないなぁ。

男だったから助からない…なんという不条理な世界。確かに女子が世界を救う物語で、殺られるラスボスはみんな男性キャラだけども…ハッ、まずい、メビウス様逃げてー!


>snyaさん
テーマからの逆算で各要素が理解し易く出来上がっていたのが好印象でした。
なんでオモチャ?なんでエンジェル?みたいな疑問が残らないのって爽快ですよね。
何でお菓子?なんでキスシーン?みたいなモヤットが無い(おい)。

せつなの「精一杯~」は余裕満ち満ちすぎてカッコイイですね。
あれこそ求めていたパッション!否、イースさまじゃないか!


>弁慶さん
クライマックスでラブがウサピョンに謝罪をしているだけに、むしろ構図的にはトイマジンが善で子どもたちが悪という事実をラブたちが受け入れたとも見れますね。
「お前が理解しないから悪いんだよぉぉ!!」という夢原さんとは何かが圧倒的に違う気がします(おい)。

ブッキーの見せ場はやっぱり腋なんですか…。なんでみんなそこなんだ。
クライマックス思い出せば何かあるんじゃないのか。…あぁダメだ!記憶の隅にすら残ってねえ!

ブッキーの見せ場は持久力を活かして恐竜さんに追われてるところ

今回の映画は、フレッシュではこういうのがやりたかったんじゃないかと個人的には思いました。
勧善懲悪じゃないというか…敵とも分かり合えるみたいな。
本編でもこんな感じになるんではないかと勝手に思ってますw
実際イースの扱いとかラビリンスの設定とか、倒すんじゃなくて救う方が何かフレッシュらしいかなと。

「パ、パジャマパーティ・・?」

番組開始早々あった以来、音沙汰ナシのシャワーシーン・・

「ここか!?」と思いましたが普通にスルーで無念爆裂。
あぁ、歪んでるなあ、自分・・。


それはさておき、オールスターズ2には驚きましたね。
電王みたくシツコクナイ範囲で展開してほしいものです。

やはり時期的に次のシリーズのお披露目も兼ねるのでしょうか?

・・・いや、2期目があるってワタシ精一杯信じてる!

確かに判りやすい映画とは思います。

その点観ていてすっきりとはしていたのですが・・・話もテーマ主体過ぎて押し付けがましいというかプリキュアっぽくないといいますか・・・。

バトルがあっさりしすぎているのと、テレビ同様キャラが立っていない上に(それでTVの方は観るの辞めたのですが・・・(汗))、今までと違ってプリキュアサイドのドラマも余り描かれていなかったのも、物足りなかったかな?と思います。

>「あんたはみんなの玩具を奪った!悪い人よ!」で殺処分
5シリーズ軽視からのネタで言ってると思うのですが、相手が相手だからこういうのはなかったと思います。

それにラブたちも(最初から説得のみに入ってたらまだしも)一度は必殺技で封殺してますので・・・偶々トイマジン(を構成している玩具たち)が耐えたから良かったものの、効いてたら、そのままウサピョンごと葬っていたかと思うと・・・終わり方自体は良かっただけに、あそこはそのまま技失敗しといた方がマシだったのでは、と思います。『桃園ラブ』じゃなくて『プリキュアとして』だったら封殺して良いわけないし・・・。
あとは武装解除して説得に入った夢原さんと違って訳のわからない都合のいいカタルシス光線で、『はい和解』というのは違うような気がします。そこらへんも筋を通して欲しかったかな?地味かもしれませんが、ウサピョンだけでなく他の全ての玩具に対しても生身で。

とりあえずDX2に期待といったところです。

◆コメントありがとうございます!◆

>oimoさん
ハートが集まる的な展開はテレビでもありそうですが、メビウス様と和解展開は…あんまり想像できませんね。あまりメビウス様のキャラが描かれていないってのもありますが、今のトコロ救いようがないからなぁ…。
メビウス様だって国民の幸せを願っているんだ!みたいなコトがちゃんと描写されれば、そっち方面も夢じゃないのかもしれませんが。


>ソラフさん
シャワーシーンというのは肉眼ではなく心の目で見るものなのです。
上級者であれば造作もない事です。一日30分のトレーニングであら不思議。
DX2は恒例化してゆくのでしょうか…。戦隊のVSシリーズと違って、どんどん人ばっかり増えていくからヤバイ気が…。しかも映画の尺は伸びないわけでしょう? う~む…金払ってバンクを観に行く娯楽かぁ。


>まるっささん
テーマ主体なだけにこじんまりとしていた感はありましたね。猛烈にこれがやりたいんじゃあ!というパワーがあるわけではない。あえて言うならカンフーが意味不明でしたが。
玩具との和解シーンは大人の理屈で見ちゃあいけないんですよ。あそこは子どもの目線で「アタシは玩具を大事にします!」「ヤッタ、ハートが届いた!」というシンクロニシティを楽しむ場面。
世界を救ったのはプリキュアじゃない、子どもたちだ…という七人の侍的なまとめ方です(え)。

大体分かった by士

今回の映画は見に行っていませんが、話の内容は大体分かりました。
見に行く余裕はなさそうなので、DVDを楽しみにします。

キュアエンジェルの力は浄化ですか・・・
パインさんの技も浄化だったような気がしますね、
黄色に大役は任せられないって事でしょうかね。
おや、何か届いたみたいだ・・・

DX2ですか、増えすぎると収拾がつきませんからねぇ、ほどほどでお願いしたいですね。

◆コメントありがとうございます!◆

>紅 真太郎さん
黄色というのは大概において役割を取られるものなのです。
去年のシャイニングドリームさんだって…シャイニング…光属性のレモンさんはカヤの外ですよ。
そりゃまあシャイニングレモネードじゃお客さんは来ないでしょうけどもさぁ。おや、こんな時間n

上映時間がせめて100分だったら

ラッキークローバーグランドフィナーレでトイマジンが倒された後、プリキュアたちがおもちゃの国に閉じ込められてしまい、倒されたトイマジンは人間に捨てられたその恨みを晴らすべく巨大トイマジンとなってニューヨークに出現。
おもちゃの国に閉じ込められたプリキュアは、ニューヨークに出現して破壊と殺戮を繰り返す巨大トイマジンの映像を見せ付けられたのだ。
摩天楼を壊し破壊の限りを尽くす巨大トイマジンに人間たちも持てる限りの兵器を駆使して戦うが、巨大トイマジンの力に歯が立たず壊滅してゆく姿を見せ付けられるも、おもちゃの国から脱出できないプリキュアたち。
そんなプリキュアたちに奇跡が起こった。
うさぴょんが、おもちゃの国と人間世界をつなぐ空間を作ってくれたのだ。
こうして、プリキュアはおもちゃの国を脱出してニューヨークへ移動して巨大トイマジンに決戦を挑む。
あとは映画のとおりのストーリー展開。
となっただろう。
やはり、巨大トイマジンが人間世界で暴れなければ「人間に捨てられたその恨みを晴らし、もう二度とそんな玩具が生まれないようにする」トイマジンの目的が伝わらないでしょう。
私は映画を見てそう感じました。
もし上映時間が100分以上あれば、こういったシーンが描かれていたことでしょう。

◆コメントありがとうございます!◆

>ブッキー大好きさん
なんでニューヨーク…それだけが終始気になります。
エメリッヒ版ゴジラか、はたまたスパイダーマンか…なんで新宿副都心やったらアカンねん(え)。
とりあえずラストシーンではカオルちゃんが「あのトイマジンが最後の一匹とは思えない。人間がこれからも玩具を(省略)第二第三のトイマジンが現れるだろう…」とか言ってほしいですね(おい)。

>なんでニューヨーク

>…それだけが終始気になります。

なんといっても摩天楼が聳えて国連本部がある世界の中心地だからです。
それにニューヨークだったら巨大トイマジンが現れて暴れたら、すぐに軍隊が出て来るので空軍のFA-22に海軍のFA-18に陸軍のAH-64アパッチが戦うので、人間の最新兵器と巨大トイマジンの戦いが見れるから。
もちろん、たとえ世界最強のアメリカ軍とてファンタジー武装した巨大トイマジンに勝てるわけがなく、FA-22にFA-18にAH-64アパッチが巨大トイマジンに撃墜されるシーンと、そんな巨大トイマジンに戦いを挑むピーチ、パイン、ベリー、パッションのプリキュアたちのカッコよさが引き立てられて、キュアエンジェルに変身するピーチをはじめプリキュアが迫力あるアニメになるからです。
あとはニューヨークで巨大トイマジンが暴れて破壊と殺戮の限りを尽くすのは、沖縄の轢き逃げ犯や東京のロープ殺人未遂犯を地位協定を盾に日本に引き渡さないアメリカへの抗議の意味もありますけど・・・。

◆コメントありがとうございます!◆

>ブッキー大好きさん
国連本部があるだけでニューヨークが襲われた!かわいそうに…怪獣総進撃思い出した(え)。
でもトイマジンさんの復讐を成就させてあげる為には、経済中心地なんかより子どもがいる場所でなくてはイケナイですよ。まずは地道に幼稚園バスの襲撃を(ry

 遅ればせながら今日見ましたが、貸切状態で、逆に辛かった…。

 初めて劇場で見る映画が、りんちゃんの映画でないことについては慙愧の念に耐えません。

◆コメントありがとうございます!◆

>makirayさん
そろそろ公開終了ですからね…ガラガラなのも已む無し。
りんちゃんの映画が観たいのなら、毎年「NARUTO」が公開されて…え、そういうコトじゃないの?
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