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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第32話「憎悪の雨が止む時」

お久しぶりの騎士竜記事。だいぶ怠けてしまった…。

怠けている間に先輩騎士のナダが現れてからガイソーグの浄化まで色んなことが起きておりますなぁ。

「リュウソウジャー」は縦軸となるお話がほぼ無いまま進んでいる、近年ではちょいと珍しい構成のシリーズですね。
その数少ない縦軸が婚活とガイソーグなのですが、今回はその一つに決着がついたのです。

ガイソーグの鎧は人の弱い心に付け入って装着者を支配する。そして、スーパー戦隊最強バトルでも言及されている通り、過去の装着者の記憶を見る事が出来るのです。
リュウソウジャーが死者(マスター他)のソウルを受け継いで行くのに対し、ガイソーグさんは人のソウルを消し去ってガワだけで生き続けている鎧という反転した存在です。

騎士に必要なのは強さ(外的要素)か、心か(内的要素)。

それはバンバに絡んだ話の中でも描かれていますが、いわば“闇落ちしたバンバ”という意味合いで登場したナダによって、そのテーマが如実に描かれる事となりました。

ナダさんがだいぶ描き回す存在になっていて結構好きになってしまったのだけれど、次回でもう死にそうな気もするのが怖い…。

仮面ライダーゼロワン 第09話「ソノ生命、預かります!」

ネットから独立したサーバーを利用していた病院すらも滅亡迅雷.netの毒牙にかかってしまったコトから、ヒューマギアの暴走を食い止めるために事前に病院のヒューマギアを全停止する措置が取られるコトに。それは法的に可能なのだろうか…とか気にかかります。
まぁ物理的に病院のサーバーが破壊される事態なので、対抗策は病院のセキュリティや警察力の話になって来ますが。
ちなみに暴走したヒューマギアは目が赤くなるという豆知識も出てきました。わざわざそんな言及をしてしまうと、ゼロワンの目が赤い事に意味がありそうではないかと勘ぐってしまいます…。

或人はヒューマギアの善意の可能性を信じて、再び再起動する。
世界中が信じていなくても、自分だけはヒューマギアを信じるのだと。或人は変わらずにヒューマギアに未来を見ている。

ハッキングされた形跡があるのに通常業務をこなすDrオミゴト。
これはハッキングされてもオミゴト独自の制御によって、つまり善意によって悪意を跳ね返していた…のかもしれないと、唯阿はヒューマギアに善なる心の可能性を見る。
ヒューマギアに善や悪の可能性を感じる或人や唯阿、不破ですが、それはどちらにせよ、ヒューマギアの中に心の存在を見ているんですよね。ヒューマギアに心など無いと言っているのはイブぐらいで、人間はみんなヒューマギアに心があるのだと思っている…ように見える。

悪意を植え付けられても善意で跳ね返したと思われるDrオミゴトの件は、滅亡迅雷の力が初めて及ばなかったケースであり、ギルの笛の音に苦しみながらもキカイダーになるジローみたいなモノかもしれない。
シンギュラリティが人の心と同様のモノであるなら、良心回路のように善と悪で揺れ動く事によって進化するのかもしれない。

不破さんはヒューマギアに命を助けられて、もう揺らめいている。
令和でも2号ライダーはちょろいかもしれない。

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仮面ライダーゼロワン 第08話「ココからが滅びの始まり」

今週のお仕事探訪は病院です。
ヒューマギアは元々医療用に作られたとあって、他の職場よりもヒューマギアが浸透しているのだとか。
医者のサポート用だけでなく、医者のヒューマギアもいるとあって、生身の人類はどうしていくべきか考えさせられます。
そしてさらっと或人はそんな生身の人間ですよというシーンが挿まれています。
…いや待て、メーテルのことがあるのでレントゲン写真など信用してはいけない!

医療用ヒューマギアいうて、また今週もクラッキングされてしまうんでしょうと思われる中、病院は外部ネットには繋がっておらず、独自サーバーでヒューマギアは動いているので安心であるとのことです。
ではそんな病院を相手に滅亡迅雷がどうやってアクセスを試みるのかと思ったら、物理的にサーバールームを破壊するのです。やはり物理が最強です。

ヒューマギアに自我が発生する件について、イブは本来そんなことはあり得ないと言いつつ、シンギュラリティなる域に達したヒューマギアであれば可能性があるという。
ということは自我の発生は微妙に想定の範囲内であるとも取れる。

滅亡迅雷.netは“アーク”の意思によって人類を滅亡するために動いているとの事です。
コンピューターが計算の結果、人類を滅ぼす結論に辿り着くお馴染みのやつですね。
うーん、実際しょうがないね。

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今日と前回のドラえもんは…ネコとボールの気持ち

前回放送は「ねこっかぶり」「強~いイシ」、本日放送は「ドラえもんがいっぱい」「アルマジロン」でした。
土曜日に記事を書くという習慣が一切無かったので前回ナチュラルに忘れていた。別に書かなくても誰も困らんが…。

「ねこ~」は、ネコに変身できるアイテム。
辛い事の多い人間世界を捨て、ネコの世界で暮らしてみるも、こちらはこちらでネコなりの苦労が多いと分かる。
「昔はよかった」の話にもあるように、その立場になったらなったで見えてくるネガティブな面がある。視点が変わる事でその発見がある。アニメオリジナルですが、F作品らしい「異世界転生モノ」のテーマがあるのです。

「強~い~」は、何らかのやり遂げたいコトを石型の道具がサポートしてくれるお話。その約束を怠けたり、破ろうとすると、直接的な暴力によって仕置きを与えてくる。うーん、22世紀らしい。
原作では禁煙を誓うパパでしたが今回は禁酒宣言となっておりました。そういえば、パパがタバコを吸うとか買いに行かせるという描写もとんと見なくなりましたからなぁ(買いに行かせるのも無理になったしなぁ)。

「ドラえ~」は、写真に写った人物を取り出せる“写真きゅうばん棒”でドラえもんを沢山取り出してしまうお話。
オリジナルですが、そのアイテム中心の話としても色々出来そうな中、ドラえもんが沢山いるというしっちゃかめっちゃかさがメインとなるお話になっております。
タイトルの似ている「ドラえもんだらけ」と違って、今回のドラえもんは傀儡みたいなモノなので、単純に数が多い面倒さがピックアップされます。ドラえもんは便利だけど、一人ぐらいがちょうどいい。過ぎたるは猶及ばざるが如し…。

「アルマジ~」は、危険な際にボール状に変形して危機を回避できる道具です。
他者よりも危険に遭遇する機会の多いのび太にとってはうってつけのアイテムでもあります。うーむ、メトロイドでみたやつ!
ボールになったことで危険を回避できて移動も便利ながら、ボールになったからこそ不便な事もあるという。ネコと同じく、ボールになった気持ちで想像することが大事なのだ。ボールの気持ちを考えて生きていこう。

仮面ライダーゼロワン 第07話「ワタシは熱血ヒューマギア先生!」

バスケ部顧問のヒューマギアが熱血過ぎて困ると報告を受けた社長は、現地で実態調査を行う。
本来、プログラムされた命令を忠実にこなす筈のヒューマギアが、部活動の終了時間をオーバーし、立ち入り禁止区域にまで入ってしまうというコンプライアンス問題の発生が確認されてしまう。

契約者の命令を聞くはずのヒューマギアが、バスケ部顧問の仕事をする中で生徒の願いを叶える事こそを最優先事項に上書きしてしまっている。それは顧問ヒューマギアとして正しいラーニング結果でもあり、また迅曰くの自我が発生した結果でもある。

ヒューマギアに自我が発生し得ると知った或人と不破。ヒューマギアの自我は危険だと判断する不破に対し、それを受け入れようとする或人です。

生徒の夢、人間の夢に触れている内にヒューマギアに自我が発生したのだとされ、人の夢が在り得ないモノを生み出すコトや、人間の気持ちの伝播はヒューマギアにも伝わるのだと今週も描かれる。

「情熱が必要なんだ」と言った回で炎を出すフレイミングタイガーが出ましたが、元々熱血のヒューマギア相手には冷凍技のフリージングベアーが活躍します。
フレイミングタイガーは或人の発想ですが、情熱を抑え込むフリージングは唯阿から借りたモノになっているのは矛盾なきよう上手いこと処理しておりますなぁ。

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仮面ライダーゼロワン 第04話「バスガイドは見た!アンナ真実」/第05話「カレの情熱まんが道」/第06話「アナタの声を聞きたい」

-ZeroFour

12年前に起きた爆発事故・デイブレイクがヒューマギアの暴走、さらには滅亡迅雷.netが関与していた事が判明する。
デイブレイクで亡くなった父親が、実は被害を最小化することに尽力したと知った事で1人の少年は救われる。

デイブレイクによって人生が狂ってしまった不破は少年に共感し、前へ向かって進めと助言する。

これ、不破さん自身はデイブレイクの復讐という理念に突き動かされている、過去に囚われてしまっている人だというのが実に皮肉です。他者には未来を向けと言えるのに、自分はそれが出来ない哀しみです。


-ZeroFive

人気漫画家・石墨超一郎は、今や作画は全てヒューマギアに任せ、ストーリーも自分で考えておらず、情熱を失っているのではないかと或人は感じる。
そして、情熱なき者にヒューマギアは売れないと、販売を断る判断を下す。

ヒューマギアが作画してくれるならそりゃあさあ…と思えてしまうのですが、ヒューマギアは情熱ある人間をサポートする存在であって、たとえ仕事を代わって貰っても人間が情熱を失ってはいけないのだというお話。
作業自体はヒューマギアの方が正確だし疲労も無いのだから、人間が情熱や心を失ってしまえば、後はもうヒューマギアに取って代わられるしかないじゃないか…となる。
人間とヒューマギアを分けるモノは「心」にある…。

では「心」が生まれたヒューマギアはもう人間と同じではないか…という理屈でもある。


-ZeroSix

声優ヒューマギア・香菜澤セイネは幾つもの声を発する事が出来る。多くの役をコレ一台で演じられるので、コストを抑えられる…のかな?
しかしてそれは、事務所の社長が死んだ娘の姿を模して造らせたヒューマギア。故人を含めた本人の許可なくヒューマギアを実在の人物の姿にしてはいけないという法律に抵触するとの事です。
なるほど、たしかに勝手にそっくりさんが作れてしまうと問題ありありだもんなぁ。

ヒューマギアは人類の夢・未来を担って開発されたのだと考えると、死んだ人を蘇らせるというのは過去に囚われる行為に当たるので、ヒューマギアの利用条件に則していないとテーマ的にも見る事が出来る。

今回はヒューマギアに心が生まれるだけでなく、それがまるで死んだ娘のような心であったコトが描かれます。そうラーニングしたからではあるのだけれど、つまり人間がヒューマギアに心を込める事によって新たな心が生まれるといった感じなのでしょうか。

5話で前社長の訓示をイブが思い出したように、人の想いは人間だけでなくヒューマギアを介することでも伝わっていくのだと。その仮定で、ヒューマギアにも心が発生し得る。
それは一種の親子関係的でもある。だから親子モチーフが多いのかしら…いや、これはキカイダーモチーフだからさもありなん。

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