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今日のドラえもんは…コピーの怨霊

本日放送は「恐怖のたたりチンキ」「レプリコッコ花火」でした。

「恐怖~」は、モノや生き物に宿る怨念を具現化させてしまうアイテム。
無暗に捨てられた動物や無生物から怨霊の姿が恨みを呟く。霊的現象をSF的に発露させます。モノの記憶を取り出す道具なんかもありますが、その応用みたいなもんかなぁ。
無茶な恨みを果たそうとしたのび太であるが、逆に恨みが自分へと返って来るオチ。
恨みに自由意思があるという面白さと共に、悪いことは自分へ還って来るという因果応報の原理が活きるお話。

「レプリ~」は、ニワトリメカに見せた物が何でも小型化されて産み落とされるアイテム。
漫画や玩具といったモノを次々小型コピーして楽しむことが出来る。まぁ、22世紀時点から見れば著作権切れだし…(ぇ)。
後半は原作から離れて、ミニチュアを利用した怪獣映画の制作と、ジャイアンへのほっこりエピソード。
特撮映画の制作は他エピソードでも描かれている通り、レプリコッコより使い勝手の良さそうな道具はあるのですが、なんかもう単純に嗜好として羨ましい。ミニチュアを作れる道具のお話では不用意に特撮映画を作らなきゃ…。

仮面ライダージオウ LAST「2019:アポカリプス」

ツクヨミを王(ライダー)にすることで消滅するはずだった世界は救われる。
ふむ、つまり「ジオウ」は仮面ライダー放送枠を具現化した世界観なので、ライダーが存在しない未来の世界は存在可能性が消滅するが、ライダーがいれば放送される未来の可能性はゼロではなくなるので生存することが出来る…てな感じでしょうか。

「ディケイド」における世界の消滅は過去の記憶が消えてしまう事だったけど、「ジオウ」では未来の可能性が潰える事で消滅するのかな。現象としては似ているけど、その意味するところは違うような気がします。

スウォルツは自身の世界を生き残らせるため、他のライダー世界をまとめて葬ろうとしていた。つまり、ライダーが登場しない企画を放送させるため、ライダーシリーズを終了させようとしていたのだと。メタルヒーロー過激派かな…? あるいは全く新しい作品か…。
ライダーが登場しないはずの企画だったのにライダー企画になったといえば「響鬼」ですが、「ツクヨミ」という企画にも同様にそんな変遷があったのでしょうね。

おじさんは壊れたライドウォッチをいつの間にか直してくれていた。
これによって失われた、破壊されたライダーの歴史は修復する事が出来るわけです。
これまで執拗に色んなモノを修理してきたおじさんですが、全てはライダーの歴史を修復する為の前振りであり、その説得力を得るために色々と直していたんだなと腑に落ちます。
いやもうデンライナー直してるならウォッチぐらいね…。

同じく下山さんメインのニンニンでもそうでしたが、日常を補佐してくれていたおじさんが居なかったら世界は救えなかったというのは熱い展開だなあ。


■RESET

オーマジオウの力は時空を破壊することだが、同じく時空を創造する力もある。破壊と創造は表裏一体ゆえに、破壊者は創造者でもある。
オーマジオウになったソウゴは、スウォルツによって融合させられていた世界を再び別の世界へ戻し、更に作り替えた世界で1年前から歴史をやり直す事を決意する。

おや…?
その決断は…いいのだろうか? とココでふと思わせる。
それは自分にとって都合の悪い歴史だからやり直す…みたいな修正主義とも捉えかねられない。これまでの過去も未来も共に進んできたソウゴなのに、それでいいのだろうか…と。

ソウゴが新たに作り出した世界は、ゲイツもツクヨミも、ウールもオーラも平和に暮らす世界。
やり直しているようでありつつ、この新しい世界はこれまでの1年間の出来事が無ければありえなかった世界でもある。

「時計の針はさ…未来にしか進まない。
 ぐるっと一周して、元に戻ったように見えても、未来に進んでるんだ」


戻ったように見えるけど、それは未来へ進んだ結果の世界。

つまりこれは何をか言わんや… というと、「仮面ライダーシリーズ」そのモノを表しているのです。
いや、もっと言えば、此処には「スーパー戦隊」や「プリキュア」なんかも含まれています。

ヒーロー達は一年間頑張って頑張って世界を救います。
しかし、次のシリーズに代わった途端、また世界存亡の危機が訪れ、ほぼ同じテーマ、ほぼ同じストーリー、ほぼ同じアイテムが登場する作品が、またぞろ放送され続けているのです。
この世界(ライダー放送枠)は、ループする宿命の世界なのです。

じゃあそれは、同じ事をただ繰り返しているだけなの?
そんなのあまりに虚無的じゃないか…!?
去年も同じ商品を買ったでしょ。我慢しなさい!

……いや、そうじゃないんです、お母さん…。

それらの作品は同じ事を繰り返しているように見えて、毎年少しずつ変わり続けている。
そしてまた、これまでの歴史も積み重なった結果として現行作品があるのです。

「ジオウの世界」がリセットされたコトは、この手のシリーズにおいての宿命として逃れられない性であるとしつつ、決して哀しい事でも無駄な事でもないと語られている。
だってそれは「仮面ライダーシリーズ」が、もっと言えば「戦隊」や「プリキュア」etc... 日本的なマーチャンダイジングのヒーロー番組がずっと歩んできた歴史なのだから。

ソウゴが選んだ破壊と創造による「繰り返し」の決断は、「平成仮面ライダー」が歩んできた歴史を肯定するからこそ、ポジティブな文脈で使用されるのです。

「どんなに歴史が壊されても、仮面ライダーは壊れない」


これからもライダーや戦隊、プリキュアのTVシリーズは毎年リセットされる・歴史が壊される宿命にある。

しかし、シリーズとしてはむしろ強固になっていくし、その思い出も消えたりはしないのです。

実に「ジオウ」らしいメタ的な意味において「ライダーは不滅だ!」というお馴染みの台詞を言い換えてくれている。


■HEISEI

始まった当初は「ディケイドと違ってジオウはメタじゃないから」などとアナウンスされておりましたが、終わってみればテレビも映画も全部メタメタじゃないですか。ありがてえ。
これだから白倉さんの言う事は素直に聞いてはいけない。

制作者サイドが事前に白状するぐらいには、最終回の尺が足りてない様子で、ソウゴの未来具現化能力だとか、後半オリジナルとアナザーが同居できる原理だとか、ギンガ…はまぁ初めから期待してませんが、細々と説明されていない事は結構あるかな。

しかしま、大体のテーマは夏映画で充足し得るし、TVシリーズとしてのメタ的な語りも今回おおいにしてくれて、大団円という満足感に浸っているかなと感じます。

何より、ディケイドの出番が多いだけで全てが許されると言って良いでしょう(恣意的な判断)。

ま、あくまでジオウのお話なので“ディケイドの物語”に進展があるでもないですが、生きて動いてる姿や、新グッズが出るだけで嬉しいモノです。
ディケイドは現行! ディケイドは現行!!


オーマジオウこと常盤ソウゴの創造により、世界は再び分離し、新たな世界も誕生する。
ジオウが終わり、ゼロワンが生まれる夢を見たんだ…。

てなわけで、1年間ありがとうございました。
そして、ありがとう平成ライダー。

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今日のドラえもんは…からだばらばら

本日放送は「立体パズルハンマー」「サンタイン」でした。

「立体~」は、叩いた物体が立体パズルの状態になり、完成するまで戻らないというアイテム。
これを利用し、あえてパズル化することで状態を保存したり、輸送し易くなるという利点もある。なるほど。
「スタートレック」では、人体を分解し再構築する伝送装置で、再構築が失敗して死んでしまったなんてお話があるそうなのですが、22世紀はそのリスクを回避できている様子です。
最後はスネ夫が激むずパスルになってしまうというオチで、人体バラバラという映像はグロいものではないとはいえ、考えるとなかなか…。

「サンタイン」を飲むと、身体の状態を個体だけでなく液体や気体に変化させることが可能になる。
ドラえもんは身体を液体にする事で夏の暑さを緩和しようとしていた。表面積が増える事で熱が放射されるってコトなのかなあ。
のび太は気体になって外へと出かけ、ジャイアンをからかいます。まさしく雲をつかむが如くでジャイアンから物理攻撃を食らう事はなくなる。
このお話でも気体ののび太の身体がバラバラになったりと、身体を張ったギャグを見る事ができます。
元ネタは「ガス人間第一号」かしら(ぇ)。

そんなわけで秋から「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」が土曜の夕方に移動という発表がされました。
うーむ…遂に来てしまったかという印象。いつかはこの枠を追い出されるという圧を感じていたのですよね…。
いわゆる販促番組とは違うものの、視聴率で回収するだけではなくグッズを中心に映画の売上も高い作品なので、そこまでないがしろにはされないだろうとは思いますが…。
さてさて…。

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第22話「死者の生命!?」

死者と生者が反転している謎現象の正体は、お馴染みマイナソーさんのお仕事であるとのこと。
これを知らせてくれたのは、ういのお父さんの身体に宿っているリュウソウ族の魂・セトーさん。これまで妙な暗躍をしていたのはお父さんではなくセトーさんなのでした。
別人格だと判明し、OPでの吹越満に対する不穏な空気は解消されました。なるほど。

今回のマイナソーさんの生みの親はマスターピンクであるとご本人から教えられますが…お亡くなりになられている方からマイナソーが誕生するという新たな現象に困惑でもあります…。え…ええ…?

マスターといえども、心の中には死への無念と理不尽さへの恨みがある。それが死者と生者の反転となったのだろうと。
そのマスタ―の中にある不安や憤りを解消することが今回の騎士の役目でもある。
マスターの役割を弟子が受け継いだり、母親の味を娘が教わったり、死者の想いが生者に受け継がれる事によって解消し得ると描いている。

光と闇の騎士竜が合体するように、死者と生者は共に存在しうるコトが出来る。その魂を受け継いでさえいれば。

マスターってもしかして生きてるのでは…という可能性もあったのですが、ピンクさんは死亡が確定されてしまった。ジェダイマスターみたいに好きなタイミングでひょいと来ても良い気もするが。
しかしイブキはまだ分からないのだなぁ…。

仮面ライダージオウ EP48「2068:オーマ・タイム!」

自分の世界以外は全て滅ぼす事で王となろうとするスウォルツに対し、世界を破壊すると決めた門矢士。
しかし、世界が滅びても人々だけは救わなければ…と、奇しくもビルドの終盤と似た展開に?

人々を救うことは出来る…が、士の計画においてはソウゴが犠牲になるとされる。つまりは「ジオウ」という番組の終わり・死を示唆している。

ソウゴは2068年へと向かい、オーマジオウと再度対決。
しかし、よくよく考える必要もなく、別にオーマジオウと戦う必要性はありませんし、仮にソウゴが勝ったとしてもイコールそれがオーマジオウにならない未来を作る事にはならないのです。知ってた。

オーマジオウの力は時空を破壊する力。スウォルツはそんな魔王の力を利用しようとしているに過ぎない。
ディケイドの力の半分だけでラスボスになったスウォルツ氏、本人が居ない所でひどい小者扱いです。

時空を破壊する…それこそが別々に存在した世界を一つにしてしまう力のコトでしょうか。
「ディケイド」の場合、世界の融合ではなく繋げるだけに踏みとどまった印象なのですが、縦軸で繋がっているジオウ世界はやはり融合した世界だと言えようか。

時空とか時間軸とか世界とか、似たような言葉が乱立使用されていて、それぞれに違う意味なのか結構面倒くさいのですが、ライダーの歴史を無きものにして吸収してしまうのがオーマジオウの言う「時空の破壊」…ってトコロでしょうか。
その結果、全てのライダーの歴史はオーマジオウの歴史に改変されてしまった。

2000年からスタートした新番組は「クウガ」ではなく「オーマジオウ」だったと…。
たった一人の王様(仮面ライダー)の歴史です。

かたや、全てのライダーの歴史を継承し、これまでのライダーの歴史も存在させようとするのがソウゴが言う最善最良の王の姿です。
それは同時に、「ジオウ」も終わらなければならないコトを意味している。

オーマジオウのみの歴史となれば、これは終わることなく永遠に「オーマジオウ」は放送され続けられるわけですが、みんなと一緒に歴史を作ろうと言うのであれば、ソウゴもまたバトンを次へ渡さなければならない。


ソウゴは2068年でツクヨミに一つのウォッチを渡している。
それはツクヨミがライダーになる為のウォッチ。
まさしく王(ライダー)の力です。

記憶喪失という自己の時間を失ったツクヨミが、自分の時間・歴史を手に入れた証でもあるのですが、この一年わちゃわちゃと過ごしていた事がツクヨミの歴史となっているってコトかしら。

一方でスウォルツは偽の王(アナザーライダー)にしかなれないのね。

ツクヨミがライダーになることで、その故郷となる世界・時間軸も救われるという。
じゃあその世界が滅びる予定だったのはライダーが存在しない時間軸だったからというコトなのかしら。ライダーがいない世界には存在意義が示されない…ライダーが居る事が絶対条件とされる宇宙…。

やはりこの宇宙は「仮面ライダーを放送している枠」なのでは…。

ライダーを放送する枠においては、ライダーが登場しない番組は存在し得ない…。ツクヨミたちが居た世界は没企画の世界なのでは…(ひどい)。


そんなところで次回が最終回。クウガと同じ話数か。
もうどう考えても来週の話だけで終わる予感がしないので、冬映画で回収するのだろう…ぐらいの広い心を持つことが大事かもしれない。平成ライダーってそういうもんなんだよ…醜くても一生懸命なんだ…。

まぁ「平成ライダー」としての最終回自体は夏映画で終えているので、もう満足している部分あるのですが。

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仮面ライダージオウ EP46「2019:オペレーション・ウォズ」/EP47「2019:きえるウォッチ」

アナザーワールド内に閉じ込められたゲイツを救出する方法を提案する白ウォズ。それはトリニティの変身によって無理やりこちら側に引き戻すという方法だという。
トリニティの三位一体は物理的な合体というよりも、三者の絆によって繋がる変身であり、それは時空すらも凌駕するのだと。
なかなかロマンチック理論。

かたやスウォルツはオーラの命も奪って、タイムジャッカーも遂に1人となってしまう。仲間を増やしてきたソウゴと、一人になるスウォルツは実に対比的です。まぁウールを殺したのはアナザードライブでなくオーラなのだけど。
スウォルツがオーラだけでなくもアクアも倒したことで、未来の可能性を自分だけに集約させていると見る事も出来る。
勿論ソウゴは色んな未来の可能性を抱えたまま進もうとしている。

スウォルツがソウゴに提示した選択肢は三つ。

ソウゴの世界が残るか、ツクヨミの世界が残るのか、オーマジオウになるか…。ソウゴの居るこの世界とツクヨミの存在する世界は同時には存在出来ない…というコトなのかしら。

門矢士の案内によって分かったのは、数多と存在する世界の中、ツクヨミとスウォルツの故郷となる時間軸世界は滅びようとしていたのだという。
だので、他の世界を全て滅ぼせば、世界の可能性は一つに絞られてツクヨミたちの未来が生き残る。だから多くのライダー世界が一つの世界にまとめられてしまっていたのだと…。

この、ツクヨミたちの居る消滅が約束された世界というのはどういう世界なのだろう。ソウゴの居る世界とは同時に存在し得ないが、オーマジオウが誕生するならばツクヨミは存在し得る…?
平成ライダーと同時に存在し得ないってだけなら、メタルヒーローの怨念かなと思えるんだけど…。

消滅したはずのライダーの歴史が復活し、巷では怪人たちがウジャウジャと湧いて出る。ライダーの歴史が復活したので怪人が復活したものの、ライダー本人は復活していないカオスが出来上がっているらしい。
10年前の放送で見慣れた光景だけに、ディケイドが「この世界を破壊する」という決意も、そもそもお前が来たからこうなっている可能性がある…とすら思ってしまう。なお冤罪の可能性はあります。

スウォルツの計画は2009年から始まっているので、それすなわち「ディケイド」が誕生した09年以降でないと世界の融合自体が成立しないという意味にも取れる。
結局本人の意図せざる部分において、この事件の発端がディケイドとされるのも必然なのでは。

士がすんなりとディケイドウォッチを渡していたのは、力を奪われた時用の保険だったと明かされました。
なーんか全盛期よりも弱体化されているなーという印象だったのは現行作品への配慮ではなかった…!

これ、このままスウォルツに奪われたディケイドの歴史(というのが存在するかどうかはともかく)もろとも爆散させれば、「ディケイドの歴史は半分に失われた」コトになり、ディケイドが31話しかない理由付けに出来るのではないでしょうか…。
ぜひそうして欲しい…。


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今日のドラえもんは…恐怖の学校・HOUSE

本日放送は「ゾクゾク!?学校の七不思議」「人食いハウス」でした。

「ゾクゾク~」は、学校の七不思議に合わせて怪奇現象が巻き起こるお話。
珍しく序盤を録画ミスしていてたいそう落ち込み気分です。TVerで配信しろ…。
自分の脳内のイメージをホログラムとして再現する“空想ディスク”を使って、ピアノの先生を驚かそうと一計を案じる。
イタズラ目的であった道具が最後にほろっとした話を展開するアイテムへと変わる。しかし、当初の目的がしずちゃんを泣かせた先生をこらしめる(改心させる)ことだったと考えると、その本来目的は達成されたというコトになるのですね。
新たに出てきたゲストキャラのイイ話を見せられて移入出来るかどうかは置いておいて、この十何分かの尺中で展開させてココまで描き切っているのは見事だなぁとも感じました。

「人食い~」は、謎の簡易小屋が次々と人を食らってゆく夏らしい一編。
いつものように部屋に危険な秘密道具を忘れていくドラえもんと、それをいつも通り勝手に使うのび太
小屋に近づくとふらふらと吸い寄せられるように人間は中に入ってしまう。そして、そこから出てくることはない…。
ここで、しずちゃんが「この前怖い映画を見たの。家が入って来た人を食べちゃうの」とホラー映画の話をします。
この原作の連載時期を把握しておりませんが、素直に考えれば大林宣彦監督の「HOUSE ハウス」だろうと推定されます。
どちらかというとマニアックな部類の映画なので、「元ネタそこ!?」と結構驚いて読んだ記憶が…。気に入っていたのかな…。
映画だけでなくアイドルやアニメなど、連載時にあったモノのパロディは結構仕込まれているのだけど、後世の人間なのでまだまだ気付いていないモノが潜んでいるのだろうなぁ。

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今日のドラえもんは…植物人類とガンマン

本日放送は「大パニック!のび太のヒマワリ日記」「けん銃王コンテスト」でした。

「大パニック~」は、“新種植物製造機”によって頭脳を持った植物を生み出してしまうお話。
夏休みの自由研究にと、珍しい…というか新種の植物を作る事となり、まるで動物のように動き回り、言葉を話すヒマワリを誕生させるのび太。しかし、徐々に横柄になっていくヒワマリはいつしかのび太達を支配する側に回る。
人類が生み出した新たな生物が人類を支配しようとする、という古典的なSFパニックモノです。新たに生み出された植物たちには人間の醜さがコピーされている…と同時に、人の勇気ある部分をコピーした植物もいる…と90分ぐらいでも出来そうなお話を10数分でさらりとやってしまう。
古典的だけど、普遍的なSFなのです。

「けん銃王~」は、指に塗ると空気の弾を打てる“空気ピストル”を使って、町内イチの拳銃王を決定しようという一編です。
何をやってもてんでダメだが、射撃なら右に出るものなしののび太が、次々とライバルたちを蹴散らしていく様は単純な痛快さがあります。
そしてまたシンプルに西部劇アクションとして面白いのですよね。この原作以外の西部劇エピソードもですが、西部劇になった際におけるF先生の気合の入りようというのをヒシヒシ感じ取れます。ホンマ好きなんやなぁ。

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