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2019年 07月 19日
本日放送は「イロガラドラえもん」「海に入らず海底を散歩する方法」「22世紀で夏休み」と、40年前に本放送だった「恐竜ハンター」でした。

「イロ~」は、ツヤ出しワックスと間違えて、身体に触れたモノと同じ柄に変わるワックスを塗ってしまったドラえもんが、カメレオンのように次々模様を変化させていくお話でした。
色だけでなく柄も自在に変化するとあって、アニメらしい見て楽しむ面白さを込めたお話になっていると思われます。と同時に、柄モノは微妙に作画コストが高まる。
普段とは違う楽しさと、いつも通りの安心感が味わえる。妙にラストがイイ話っぽいまとめなのが不思議ですが。

「海に~」は、水よけロープで水中に入らずに海底に入ってしまうお話です。
これまた便利な道具で、お話にもあるように誰でも簡単に密猟が出来るんです(ぇ)。
ロープを結んだ範囲は制空権も得るため、垂直方向に水禁止エリアが出来上がる。これは漫画で見ていても、絵で納得させる力がとても強いという印象なんですよね。結構無茶苦茶な範囲なのに、絵で見た瞬間に「なるほどな」と思えてしまう。
ラスト、その水よけロープで出来た穴にクルーザーが落ちてしまいますが(全く悪びれないドラえもん)、この道具の持つエリア指定の違和感がここで繋がるというか、あえてツッコミどころのある道具にしているのも全て計算づくだったのだろうかと、末恐ろしくなる。

「22世紀~」は、ドラえもんが久しぶりに22世紀で休暇を過ごしますが、いつものくせでセワシにお節介をしだすの巻です。
ドラえもんがセワシの宿題を自ら手伝おうとするという、普段とは舞台も構図もちょっと異なる番外編的なエピソード。
セワシがロボットを作る宿題をロボットのドラえもんが手伝うという、一口にロボットと言ってもその定義は様々だなと感じられるシチュエーションです。
セワシがロボットを育てると捉えると、のび太とセワシは反転したキャラクターなのだなぁとも思える。

でまた、40年前に放送された「恐竜ハンター」が再放送。ドラえもんとのび太が白亜紀で恐竜をハンティングします。
この令和の時代にまさかコンテ森脇真琴回のドラえもんが放送されるなんて…。
このお話と言えば「のび太の恐竜」との矛盾でツッコミが多いお話でもあります。未来では恐竜をハントしてペットにするスポーツが流行っているのだそうです。この話を聞くだけだと普通に邪悪ですが、まぁ22世紀の倫理観のヤバさは他の話でも証明されているので今更でもある。
「恐竜ハンター」に対し、「大長編 のび太の恐竜」「TPぼん」「白亜荘二泊三日」などは過去の生物と極力接触してはいけないという厳しいルール(航時法)が出来ていて、原作が連載された時期によって倫理観の変遷が見て取れます。
「白亜荘」では、人間の狩猟本能は抑えられないから金を払えば恐竜狩りも出来るというルールもあって、それはそれでゲスくて面白いです。これを踏まえると、政府(タイムパトロール)が恐竜ハンターを取り締まるのは、歴史を守る為だけではなく政府に支払われるべきハンティング料金を守る為でもあるという部分が見えてくるなぁ。ふふふ…。
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