2019/03/25
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第02話「ソウルをひとつに」
6500万年も前に地球を離れたドルイドンが何故今更になって戻って来たのかと疑問を口にするリュウソウジャー面々。そんな折、ドルイドンのクレオンさんが人間からマイナソーを作り出す事が出来ると分かり、その術で地球を我が物にしに来たのではとなかろうかと腑に落ちる。
マイナソーなる巨大生物自体は元々地球に居る災害のようなモノで、自然発生的に現れる事もある…らしい。
人間のマイナスエネルギーからマイナソーという怪物が現れるという設定は、戦隊では初めてお見受けするように思いますが…全ての戦隊をチェックしているわけでもないので有識者の判断が気にかかります。
プリキュアや平成ライダーではちょいちょい使用される設定ですが、戦隊でやられると新鮮に感じます。
このクレオン産マイナソーは倒さないでいると人間のマイナスエネルギーによって急成長して巨大化するという。
つまり等身大戦と巨大戦は明確に繋がっているので、これまでのような巨大戦は消化試合…感が出ないようにというコトでしょう。
チーフPの雑誌インタビューによれば、今回のシリーズは巨大戦の扱い方を変えてみたいとのコトを言っていたので、それがこの設定に現れているのかなと感じます。
ドラマや話のクライマックスを等身大戦ではなく巨大戦の方に置く事で、巨大戦も話の中で有機的に処理したいのだろうなと。
巨大戦への試み自体はゴーバスターズでも行われていますが、結局それが受け継がれているかというとそうでもないため、今度は王道的戦隊で再チャレンジという印象で受け止めております。
マイナソーに人格が無さそうな事や、巨大戦をドラマの頂点に置く事で、はたしてドラマ自体はどんな構成になるのか気にかかります。
例年通りのフォーマットままでは不向きな部分もありそうなので、その辺のやり方をどうするのかなと…。