2018/11/30
今日のドラえもんは…自動化ループと逆転
本日放送は「つづきをヨロシク」「もしもボックスで昼ふかし!?」でした。「つづき~」は、自分が行う作業を手袋に代行してもらえる道具。
釣りや勉強、ピアノ、拍手などといった単純作業を覚えさせて実行させる。簡易なプログラミングならば作業を代行してもらえる。
しかして、命令を終了させるためのコード…ガスは別にある為、それまでは作業をループし続ける。オートメーション化された世界の便利さと不便さ融通の利かなさが濃縮されるお話。
てな視点で見ると、自動化自体も否定せず終わるオチは上手いし良く出来ているなぁと感じ入るのでした。
「もしも~」は、昼と夜を逆転させた世界で生活したら…という実験。
昼夜逆転生活なる言葉の通り、世界中の昼と夜の概念をひっくり返してしまう。人間は夜に起き、昼に休む。
昼夜逆転して遊ぶ時間が沢山あるぞーとはしゃぐのび太ですが、昼夜が逆転しただけで1日24時間が増えるわけではないので、もちろん遊ぶ時間が増えるわけでもない。
「サマータイムになれば遊び時間が増えますよ」とワケの分からない事を謳うコトへの大いなる皮肉に、今なら思えます。原作時点でサマータイムはまだ…いや、F先生は終戦後の学生時代に経験しているのかしらん。