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今日のドラえもんは…人間賛歌

本日放送は「仙人らくらくコース」「悪運ダイヤ」でした。

「仙人~」は、仙人ロボットの指導のもとで仙人になる修行をするお話。
世の中が嫌になり山にでもこもりたいと捻るのび太に、仙人ロボットが指南を与える。
雲に乗ったり、霞を食べたり、全ては心をカラッポにするコトから始まる。しかして、最後には仙人ロボット自身が下心で自壊してしまう。
ロボットですら仙人になれないというのであれば、もはや人間になどなりえるものではなかろうと…同時に、仙人になっても楽しそうじゃないなとも思えるので、半面的に人間賛歌しているお話でもある。
嫉妬深く強欲で愚かな人間だけど、だからこそ楽しいのかなと。

「悪運ダイヤ」は、自分に起きた運の悪い出来事を他者になすりつけられるアイテム。
たとえ自分がどんな酷い目に遭ったとしても、ダイヤを持っている人間に全て押し付けられる。
あまりに酷いアイテムなのでそんなモノ誰が引き受けるかい! てなもんですが、ダイヤモンドという誰もが欲しがるモノであるというのがなかなか考えられたタチの悪さです。商品開発者のずる賢さが光る。
後半、誰かに不幸を押し付けて自分だけ幸福にはなれない!と高らかに謳ったのび太が、オチで「ジャイアンならいいか…」と納得しているのも面白い。やはり人間はそういう生き物か。

『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』

東都、西都、北都の三つの国…いや、この時点でエボルトが統一しているから3州(?)で新たに登場した3人の知事たち。
その知事たちはエボルトと協力関係にあったブラッド族なる謎の宇宙生命体(説明なし)で、エボルトの遊びに我慢できず自ら地球を滅ぼしに動き出したのだという。

テレビの方では統一支配されてしまった三ヶ国ですが、映画で再び登場し、ビルドに襲い掛かって来る。
テーマ的にはテレビシリーズの「ビルド」で描かれているモノを70分で見せるように再構築、ビルドしたお話と言えるでしょうか。

地球を滅ぼす為、勝村政信はエボルト因子を持つ万丈と共に2人の知事たちも吸収し、仮面ライダーブラッドとなってビルドを叩きのめす。
ビルドは赤と青のボディカラーですが、敵さんがブラッドと言うからには動脈・静脈を意味したカラーだったというコトなのかしら…。

ブラッドはエボルト同様、他のモノを吸収して支配することによってパワーアップしていくライダー。

かたやビルドに残された手は万丈と戦兎の合体変身。
こちらは変身後もそれぞれの意識が残っていて、どちらかに支配されているワケではない。
Be The One――ひとつになる、のは同じくしながら、似て非なる変身。

互いに仮面ライダーの名を持つビルドとブラッドですが、「人間の自由の為に(ショッカーと)戦う仮面ライダー」においては、自由意思を失っていないライダーにこそアドバンテージが与えられるのです。

また、映画では国民がみな意識を乗っ取られビルドに襲い掛かって来る。まさしく自由意思を奪われてしまう。自由意思を持ったままヒーローにレンガを投げるマーベル市民とどちらがいいのかは、ちょっとよく分からない…。

これまで守って来た人々から嫌われ、襲われる。
それでもヒーローとして人々を守る心はあるのかと突きつけられる。
戦兎は、賞賛も感謝も無くとも、ただラブ&ピースの為にこれまで通り戦うのだと覚悟を見せる。
この辺は映画以上に、テレビ最終回での出来事が鮮烈に見せつけられるテーマでしょうかね。


「仮面ライダービルド」は、三つに分割された国がどういうカタチで一つになるべきなのかを、支配と融和の対立で描いている物語。
日本含め、世界中で人々に分断を煽る状況が見て取れる中、こういう設定の話を出してくるのは実に現代の物語だし、それは視聴者自身の物語でもあるんですよねぇ。

などということを、最終話の記事で書き忘れてたから、ここに書いとこ。

仮面ライダー 各話レビュー

『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー en film』

ギャングラー犯罪を暴くため、ロンドンからやって来た名探偵。
早速現れたギャングラーとの戦いの最中、ルパンレッドとパトレン1号がギャングラー世界へと飛ばされてしまう。

シャッフルコンビでワープするいつものVS映画みたいなお話ですが、そういえば間違いなくVS映画だった。

他に頼れる者もいない中、快盗と警察が一時休戦し呉越同舟する。
テレビでもですが、やはり最終的に行きつく先は快盗と警察の協力なんですね。
どちらも悪人ではないし、対立しているのだから当然融和が見たいという気持ちもありつつ、しかし、それはそれで「VS」のアイデンティティを否定する事にもなるのではと思えて…と自分の中ではまだトゥルールートが見えてこない。

とはいえこの劇場版のように、いがみ合っている両者が協力する話は鉄板でしょという安心感もあるんですよね。みんなが見たいモノだから。年間通してVSを描くトリッキーなシリーズですが、この映画一本で回収するに至っては王道のお話になるんですよね。

スーパー戦隊 各話レビュー

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快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー #28「誕生日も戦いで」/#29「写真は記憶」

初美花の父が店へと尋ねてきて、魁利を彼氏と勘違いしてのひと騒動。
その日は初美花の誕生日というのもあり、快盗となってから家を出ている娘を心配してやってきた様子。

心配性で真面目な初美花の父。魁利視点では兄に重なる存在でもある。
最終的に誕生日ぐらい実家で過ごすことを後押ししている魁利と透真。
快盗は失った「過去を取り戻す」というコトに執着している人たちなのだけど、ここでの結論は「今も大事にしていい」というコト。
これはどちらかというと「今を守る」警察側のテーマなので、快盗の中で警察側テーマへの理解が浸透してきているコトが分かる。


ギャングラー怪人…ではなく改造ポーダマンによって記憶を消されてしまう圭一郎。
圭一郎の記憶は写真のカタチとなって飛び出し、その中で唯一反応を見せた快盗にこそ、記憶を取り戻すコトが出来るのではとノエルは考える。

改造ポーダマンなるモノが出てきて、これが今年のスーツ制作を抑えるアレか…と頷いている。
記憶を失う、過去を失ってしまった圭一郎を治せるのは、過去に執着して過去を取り戻そうとしている快盗であるという、快盗のモチーフが如実に分かるお話。
そしてまた、過去への執着が今回は役に立ったように、快盗が持っている執着は必ずしもネガティブというだけでもなく、役立つこと、人を救うことも出来ると描かれる。

やはり最終的には快盗と警察、双方のテーマが融和することに向かうのだろうなと。

そんなわけで夏の総集編でありつつ、今後の向かう先も暗示してくれるお話。

スーパー戦隊 各話レビュー

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レインボーフレーバー19に参加する予定の巻







てなわけで、レインフレ19新刊お知らせです。

今を逃すと作れない、時事性の高い一冊となっております。
どうぞチェックしてくださいませ。

いつもどおり書店委託等予定しております。

今日のドラえもんは…嘘の鏡と十円玉

本日放送は「うそつきかがみ」「十円なんでもストア」でした。

「うそつきかがみ」は、鏡に映る姿を美形化して、相手を言いくるめてイタズラしてくる鏡。
傍から見ている分には面白い道具なのだけど、なぜこれが未来で販売されているのか不思議でもある。
とにもかくにもビジュアルで笑わせてくれつつ、さらにヨイショされると簡単に騙されてしまう人間の弱さが詰まっていて、教訓性の高いお話。
うそつきがアイデンティティであるので、オチでも嘘の姿を見せつける。
その後は描かれていませんが、おそらくもって「こんな姿は真実ではない!」とのび太が思い、鏡への執着が消えるというコトなのかと思います。人間は自分の信じたいものを信じて、信じたくないものは信じない…。
でまた、美というのは相対的な価値観でしかないため、いつもの視点変化による差異が発生しやすいモチーフでもある。


「十円~」は、どんなモノでも10円払えば用意してくれるミニストア。
子ども心に10円で買い物体験が得られるというアイテムは魅力的に映るんですよね。
しかし今見るとあまりにコスパが良すぎるのでは…。10円だからサイズが小さいとか、1分ぐらいで消えるとか、何らかの条件がありそうですが。
未来では流通システムの進化により流通コストが激減し、たとえ10円でも短時間レンタルなら商売になりえるのかもしれません。
DMMがやってそう…。

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今日のドラえもんは…風景中継狂犬忠犬

本日放送は「額縁をくぐって海へ」「チューケンパー」でした。

「額縁~」は、実際の風景を眺めることが出来る“実景ひきよせ額縁”を応用して、その実景のある場所に行って遊ぶお話。
単純に色んな場所を眺めるだけで役割を全うしていそうなもんですが、そこを一歩踏み込んで(物理)、どこでもドア的に使ってしまう。
原作にもある超巨大立体テレビでも、同様に眺めているだけかと思いきや中に入れるというお話がありましたっけね。テレビという何でもありの世界に比べてしまうと、こちらは実在する風景だけなのでやや地味ではありますが。
風景だけ眺めている事と、実際の場所に行くのとでは違うという話のようにも感じる。見ると行くとで大違い、と。
それまた視点変化の話だし、想像力理解力の話なのだ。

「チューケンパー」は、自分に忠実で何でも言う事を聞いてくれる友達が欲しいという要望を叶える“チューケンパー”という犬型ロボットの一編。
のび太の願いを何でも叶えてくれるチューケンパーですが、案の定、のび太にアダなす事、悲しませる者に対しては攻撃を与えるという凶暴な性格。登録した人間以外にはキバを向きまくる、融通の利かないお犬さま。
ロボ子にも通じる、愛が重すぎるロボットなのですが、やはりポケットから出てくるロボットは大概において何かしら破綻しているので長続きしない。逆にそれによってドラえもんというロボットが持つ人間味のクオリティがより浮き彫りにされるとも言える。やはりある程度は値段の高いモノじゃないとダメなんだ…。

快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー #27「言いなりダンシング」

古武術道場に入門する事となった透真。
しかして、そこで行われる武術はどう見てもエアロビクスであった…。
不満を垂れつつ割とキレのイイ動きでエアロビを踊る透真と、師範代になって調子に乗る咲也。

個人間の反りの合わなさはあるも、快盗と警察の対立も無く、透真と咲也が距離をわずかに縮める話…という印象でしょうか。
それは両合体ロボを出しやすくする為の布石かもしれないし、今後の話で快盗と警察が近付いていく…という流れが出来るのやもしれないし、コグレさんがまだ微妙に信用できないコトから「踊らされている」と示唆しているのかもしれないし…。

あるいはただ、クールなキャラに変な事させたいという願望が結実したお話なのかもしれない…(本命)。

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仮面ライダービルド 第46話「誓いのビー・ザ・ワン」/第47話「ゼロ度の炎」

エボルトに対抗するための白いパネル。
白パネルとボトル、更にエボルトを燃料として利用すればこの世界と別世界とを合体させて、エボルトのいない新世界が出来上がるはずだとの理屈。

結構無茶苦茶なスケールの解決方法を編み出していますが、なるほどその方法で合体するもう一個の世界というのは、おそらく平成2期ライダーが既にいる世界でしょうし、それによって番組終了後もビルドだけパラレル世界なので召喚し辛いみたいな面倒くさいコトが起きずに済むとか、そういう理屈なのかなと理解しました。

平成ジェネレーションズFINALの際、「今後のライダーは最終回後も変身と共演がしやすいまま終わってくれ」と武藤・高橋両作家陣が言及していたので、その責任を果たす意味とエボルト攻略という二つの目的が合体したのではと。そういう意味でも、二面性がある「ビルド」っぽい攻略法。

10分毎に街と人が消える残虐なゲームが始まり、エボルトとの最終決戦となる。

変身すれば死を意味すると忠告を受けたブリザードナックルを使い、命をかけて変身する一海。
文字通りの死闘を終えると、美空に見守られる中で散華していく。
10年越しの平成ライダー2周目でも最終回まで生きられない…。

推しに看取られるという、ドルオタの夢を果たす最期を遂げる。
また、新世界の構築に必要な黒ボトル生成のため、その命を使う。
人間をスマッシュに変える邪悪にすら思えた黒ボトルも、世界を救うために利用出来るコト、死んだ一海の想いが詰まっているコトなどを受けて、その性質が逆転し得る。
Aと同時にBの側面を持つ、一つのモノに詰められた二面性、「ビルド」の描いてきたテーマがそこにも垣間見える。

エボルトの側についていた内海の目的は難波会長の敵討ちのため、エボルドライバーを使いこなす為だったとのコト。それもまた二面性…とか思っていたら実はサイボーグ化されていたと明かされる。
こんな真面目な場面でアバン寸劇のネタを回収するという高度過ぎる展開に驚きを隠せません。
以前、撃たれた時の怪我が…と筋は通るように出来ているけど、まさかそんなネタを回収していこうとするなどとは思わんし…まさかまさかです。
劇場版でもシリーズ序盤の小ネタをこじつける要素ありましたし、何事も無駄にはしないというこの執念はさすがよ…。

仮面ライダー 各話レビュー

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快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー #26「裏のオークション」

闇オークションでルパンコレクションの売買が行われると知り、盗み取るのではなく買い取るという穏当な手段で挑むコトとした快盗。
予算無制限という条件のおかげであっさりと勝ち取るものの、ギャングラーがコレクションを奪い去ってしまう。今回の快盗…というか強盗担当。

刑事ドラマ及び怪盗モノで定番の闇オークション。
さらに犯人は誰なのかというフーダニットも加わって、実にミステリー色の高いお話。怪盗モノもジャンルとしては推理モノの中に入りますしなぁ。

快盗の資金力と画力、警察の調査能力で真犯人を発見し、その他の闇売人も逮捕。
快盗と警察が協力し合う事で成果を上げられるというテーマが、ノエルが動くおかげでとてもすんなり運ぶのなーというのがよく分かる。とはいえ、すんなりし過ぎていてもドラマが発生しないので、適度にうまく運ばないで欲しいワケですが。
そういう意味ではパトレンの中に疑心を生む布石のお話とも見れる。
前回、共闘したとはいえ、あくまで呉越同舟でしかないわけで…不発弾はいつ動き出すか。

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今日のドラえもんは…機械の友達と友達の妹

本日放送は「友情カプセル」「ジャイ子の恋人=のび太」でした。

「友情カプセル」は、取り付けた相手と親友になれてしまうというアイテム。ただし実際の使用を見る限りではかなり危険なモノ…。
ドラえもんを自分のモノにするため、カプセルをドラえもんに取り付けて言う事をきかせる事に成功したスネ夫。のび太はドラえもんからカプセルを外すために苦慮する。
「機械で友達を作るなんてかわいそうだね」のコマが、よくネタにされるお話ですね。それだけドラえもん=機械というイメージが作中の中で機能していない・させていない証左なんですよね。ドラえもんが取り出す道具は機械だったりロボットだったりと認識するのだけど、ドラえもん自体を機械だとかロボットだとかと認識することはとても少ない。ドラえもんはドラえもんでしかないという場所にまで辿り着いているのです。それをのび太だけでなく、読者側も同じ認識で受け取っている。
捉えようによっては、「機械とは」「ロボットとは」といった高度な人権問題をテーマにも出来るわけですが、そういうこともなくすんなりと受け入れている。割と初期のお話なのに。
「鉄腕アトム」後のロボット観を反映しているのが「ドラえもん」ってコトなんかなぁ。

「ジャイ子の~」は、ジャイ子がのび太に恋をした…のかもという騒動。
このお話、原作だと久しぶりにジャイ子が登場するので、「ジャイアンの妹の!」とか「漫画家になるのが夢」とか、今や当たり前となっているコトが改めて紹介されているお話でもある。
この話以降、ジャイ子の漫画家エピソードはちょいちょい出てくるわけですが、原作が長く重ねられるにつれて忘れられていたキャラクターの救済という印象が強いですね。
初期のジャイ子は粗野で乱暴な悪役として描かれているのですが(「未来の国からはるばると」「呪いのカメラ」)、後期は夢にまい進する人間味のあるキャラクターとして登場する。初期はのび太の失敗した未来の象徴として煙たがられる悪役としてのみの登場で、それも未来が変わったことで登場する必要性が無くなってしまい…という、扱いとしてはとてもひどい役だっただけに、F先生の優しさで救済したのかも…とも思えるわけです。この辺、実際の娘さんの成長によって意識変化があったりするのだろうか。
未来が変わったことでのび太は幸せになるけれど、そのしわ寄せをジャイ子という存在に全て押し付けていたのだけれど、この話以降のエピソードによって、ジャイ子の方も未来が変わって幸福になるのだと描かれているんですよね。しかも、作中もっとも自立した女性像を背負って。
誰かを不幸にして幸福になっても意味が無いという想いのようなモノが、実に「ドラえもん」的な未来像だなぁと感じ入るのです…。

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