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快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー #07「いつも助けられて」

ギャングラーの怪人に食べられてしまう魁利と透真。
ひとり残された初美花は友人が氷結した際のトラウマを思い出し震えるも、救出のために立ち上がる。

ルパンレンジャーは仲間を助けないはずでは…と思いつつ、根はどうしても善人なのよな。
初美花はパトレンジャーの咲也をデートに誘う事で上手く誘導し、救出の手助けをさせる。

過去に囚われている初美花と、今を楽しんで(ナンパ)いる咲也。
いつも誰かに助けられてきた初美花が、パトレンの協力を持ってして成長できたというのは、過去の自分から変化しているというコトでもある。
初美花だけでは救いだせないけどパトレンの協力があれば達成可能だった、これはテーマにおいて示唆的に見えます。
パトレンによってルパレン側が救われるとか、両者協力によって到達出来るモノがあるとか。どちらにせよ、過去に囚われたままのルパレンだけでは、彼らの抱える悩みは救われないだろうなーとは感じるわけで。

逆に、パトレン側がルパレンから影響を受けて精神的変化する余地ってのが今後あるんでしょうかね。今のトコ分からないけども…。

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仮面ライダービルド 第28話「天才がタンクでやってくる」

ついにアバン寸劇で名前呼びイベントまで消化した…。

ラビットラビットのデータを得たローグはビルドを再び圧倒する。
データを難波重工に渡したのは紗羽さんですが、それは鍋島さんのご一家が人質にされているからとの事。鍋島さん、ちょいちょい重要な所で出てくる。

紗羽さん本人は難波チルドレンでありつつ、戦兎らと一緒にいることで最も欲しかった家族のようなモノを手に入れ、会長と手を切ることに。主人公サイドの方々は、ちゃんと人間関係が蓄積されて構築、ビルドされていく。

父子の関係で見ると、もう一つ幻徳親子もいますが、こちらもこちらで子どもが父親の手を振り払いますが、関係性がどんどんクラッシュしているようである。
力で押さえつける父親と、手を差し伸べる父親との対比。
「父殺し」は石ノ森イズムの一つですが、善人の父親に歯向かう息子という図も、ある意味では仮面ライダー的と言えるのかもしれんなぁ。

愛とか平和などと謳っても人間の本質は暴力だぁとばかりに殴り掛かる幻徳と、それでも理想を謳うのだと戦兎。
戦争を引き起こした葛城巧と、ラブ&ピースの戦兎。
その上で、今の自分が信じるのは桐生戦兎なのだと突きつけている。
ハザードの暴走を戦兎の発明によって攻略しているラビラビ・タンタンの姿だからこそ、「葛城巧より桐生戦兎の方が強いんじゃい!」と理屈が通る。

今回のプロジェクトマッピング演出含め、映像と構造とテーマが混然一体となって出来上がっていて、よく出来てはりおすなぁ。

代表戦が東都の勝利で終わる中、難波会長は西都首相を処分して、自らが成り代わる。一つ目タイタンがとうとう自ら動く。

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快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー #06「守るべきものは」

ルパンレッドとの対峙から対抗心を燃やす圭一郎。
ギャングラーを発見するもルパンレンジャーが来るまで倒すなと発言し、つかささんに引っぱたかれる。
着任当時の言葉を思い出し、警察には強い責任が求められるコト、人々の安全と平和を守る事に注力するコトとする。

警察官として、守るのはプライドではなく人々の「今」。
パトレンは正統派なヒーロー像としての熱さが描かれているなぁーと感じ入る。
魁利の方も圭一郎を強敵として認め、明確にライバル構図が出来る。

レギュラー回、スポットライトが当たるキャラクターがはっきりするようになったので、もう特に不安も無く普通に見れるようになっているなと感じます。
個人的にはヒーローとダークヒーローという別々の面白さを1番組で楽しめるからお得ですなと思って楽しめる。
三つ巴はチビッコにとってややこしくないか否かという疑問は、まぁそのうち結果として判然とするだろうし。

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仮面ライダービルド 第27話「逆襲のヒーロー」

ヘルブロスとの対決に挑む万丈。
万丈が勝てば戦争終結。自分の所為で戦争が起きたと思っている戦兎の気苦労を解消させてやる為にも、そこで勝っておきたかったものの、ヘルブロスの嘘を信じて敗北。バカだけど根はイイ奴という万丈なので。
クローズの実力として負けたわけじゃないので、今度戦う際の統合性が取れる(ぇ)。

万丈は戦兎の為に戦う。今の自分は戦兎によって作られたのだと万丈は言う。
かたや、戦兎は万丈に救われたことがあり、万丈によって作られたのだと言う。

「作る」というのは人間関係による成長・変化の事を意味している。“ベストマッチによる変身”は、人間と人間のより良い関係性の中で影響し合い、新しい自分に変身していく様を体現している。

科学者は戦争を望んでなどいないが、その技術によって人々の生活が豊かになればと信じて研究しているのだと戦兎。
対して、自我を失わせて狂暴化させるハザードトリガーに平和利用の道はないだろうと幻徳。
戦兎はそのハザードトリガーを制御できるフルフルボトルを開発するコトによって、自身が葛城巧の出来なかったコトを達成した、超えたことを示す。

スパークリングも、葛城巧とは関係ないビルド、桐生戦兎という自分を確立した姿としてあったけれど、ラビットラビットは葛城巧が出来なかったコトをやり遂げたコトで明確に「超えた」とするコトが出来る。
スパークリングは今の桐生戦兎を象徴しているけど、ラビラビは葛城巧という過去の過ちも含んだ上で、さらに成長した桐生戦兎になったのだという表れ。

また、これは科学というモノが戦争と平和利用の両輪で進化してきたコトを見せている描写でもある。どう考えても人間を殺す為だけに思えた技術も、進歩の過程で人を救う技術に繋がっていたりする。だから戦争利用が正当化されるのだとは言えないまでも、事実としてこれまで人類がそういう歩みを進めてきたのだと。

ラビットタンクが戦争利用と平和利用の両輪を体現している姿なのだとすると、ラビットが平和の象徴ってコトなのかな? ピジョット(鳩)タンクでもよかった可能性。

今回のアバン寸劇も本編の振りになっていて、これはそのうちラスボスが先にアバンで登場する可能性すらあるなと注目度が上がる。

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快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー #05「狙われた国際警察」

ギャングラー一味は国際警察が輸送する新たなコレクションを強襲し奪い取る。
これ幸いとそのコレクションも頂こうというルバレンと、取り戻そうとするパトレン。

国際警察ではかねてよりVSビークルの研究をしていたとか、ギャングラーの使うコレクションとルパパトのコレクションは性質が違いそうだとか、色んな伏線が織り交ぜられる。
何となく十把一絡げに「ルパンコレクション」と称しているけれど、実は特性委が違うというコトなのか…そもそも本当にルパンが集めていたコレクションなのかも怪しい。かといってビークルが元から国際警察のモノだとも言い切れず、何処の組織も上層部に何か秘密があると感じている様子。
コグレとヒルトップ管理官の同一人物説あるけど、ついでにドグラニオも同一人物という可能性すらあってもいいかも…ううむ…。

やり方が間違っている。他になかった。
お互いの信条をぶつけあうレッド。
ヒーロー対ダークヒーローの対峙というのが鮮明化されて、どっちも頑張れという気持ちになる。
戦いの後にお互いの言葉が残ってしまいイラつくというのは、相手の言い分も分からないでもないというのがあるからかなぁ。

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仮面ライダービルド 第26話「裏切りのデスマッチ」

バングルの影響でラビットラビットのハザードになったビルドは自我が戻った。その事から、同じボトル同士を使えば制御できる可能性に思い至る戦兎。そもそも同じボトルが今まで2本無かったから、気付きようもないというのは道理か。
アバンのあらすじで、クローズはボトル2本分の効果を与えていると言及しているので、同じボトル2本使用の原理はあるのだと…まさかアバンの漫才パートで本編新アイテムの補足説明を行うとは。

ビルドは他のライダーと違って、2本のボトルを利用する事にアイデンティティがあるわけですが。これは仮面ライダーWとかプリキュア的な、自分と他人との出会いによる化学変化の事を意味しているのかなと推測しているので、ここに来て同じボトルを2本使う意味とは何なのかなーと、ふと考える。
スタークは「自分を解放出来ていない」と遷都を評した。ハザードは自我が消えて戦闘本能だけになる。
同じボトル2本というのは、それらとは違う方向性で「自分」を確固とさせる変身になる…というコトなのかしら。
次回の話を見ればより分かるかもですが。

西都との代表戦3本勝負。
グリス対エンジンブロス。

兵器として育てられ、仲間などいないというエンジンブロスさん。
対して、仲間の想いを背負って戦う一海。
孤独vs仲間なら、仲間のいるヤツの方が強いというテーマが顕著。

次回、ヘルブロスに万丈は負けてしまうのだろうけど、ヘルブロスが兄弟一体化を象徴しているのなら、同じく仲間のいつヤツの方が強いという論理は成立しえる。

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今日のドラえもんは…ピンクのイルカ

本日放送は「ほどほど宝島」でした。

手軽に大冒険を楽しみたいという現代っ子的発想から、“ほどほど宝島”で楽しむことにする。
危険もなく、エスカレーターなどを駆使してほどほどに無人島を冒険して、あっさりと宝を手に入れる。
しかし、ほどほどのお手軽な冒険で手に入るお宝だけあって、内容もほどほど。であれば、もそっと危険な冒険であれば豪華な宝が手に入る。欲望のままに危険モードの探検に挑む一同。
劇場版に合わせての宝探しエピソード。初めからパッケージ化された冒険になっていて、今流行りの脱出ゲームみたいなモンかもしれない。実際、最後のミッションは脱出ですしね。
わちゃわちゃとして楽しむお話なのですが、とりあえず作画はえらく良い。良い動きをしまくる。
なんで竜巻や魚の作画がこんなに良いのだ…と思いつつ見てしまう。

快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー #03「絶対に取り戻す」/#04「許されない関係」

店に食事に来たパトレンジャーの一同から変身用のコレクションを回収しようと急く透真。一刻も早くコレクションを回収して、恋人を助けるという願いを果たしたいのだ。
とはいえ、それをすればあっさりと正体がバレてしまう。警察は逃げない、むしろルパンレンジャーの元に向こうからやって来てくれるのだから後回しいい。パトレンジャーはむしろ適当に有効活用すべきだと魁利。

パトレンジャーの方もあくまで優先的に対峙し退治するのはギャングラーの方であると認識が出来ているので、これで両者が1年間仲良くケンカ出来るだけの下地は出来たのです(ぇ)。

お次の話では、連続失踪事件を捜査するパトレンジャー。
被害者の気持ちが理解できる初美花はギャングラー怪人の能力を教えるというヒントを与えて捜査をサポート。
ギャングラーはぬいぐるみをワープポイントにして、被害者を拉致していたと分かる。

レギュラー回の軌道に入ったとされる3・4話を見ると、基本はルパ・パトどちらかがメインとして立っていて、しかしライバルとの対立の中でヒントを貰うなどの展開があるってのが、基本フォーマットになるのかな…と今のトコ感じられる。
同時に各キャラクターのキャラ立ちもしっかり詰め込まれていて抜かりない。戦隊として変則的な企画だけど、抜かりなく上手く作られているなぁと。ふむふむ。

ルパレンがメインの話では本人たちの過去のドラマという面白さがあって、パトレンは被害者救済という刑事ドラマの本流が描かれていて、どちらの魅力も交互に表れているなぁと。
ヒーローとダークヒーローという違いから、見せられる話も違うだろうから振れ幅が広いほど面白そうだなぁと期待します。

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仮面ライダービルド 第24話「ローグと呼ばれた男」/第25話「アイドル覚醒」

ローグの正体は氷室幻徳。
東都から脱走した後、西都で色々と苦々しい想いなどを噛み締めながら、仮面ライダーの資格者となったとのコト。だいたい復讐しに来る奴は自分で地獄から戻ったと言うのだ。
なにゆえ、これほど親切にライダーになった顛末を話してくれるのかといえば、Blu-rayBOX特典エピソードの販促でもあるのだ。抜かりない。やはり仮面ライダーになったからには販促の責任がある。

スタークの解釈によれば、戦兎と幻徳は似ているとの事。
しかし、戦兎は多くの大事な物を抱えてしまっているのがダメだと。自分を解放出来ていないのだと。
かたや幻徳は全てを捨てて、自分を解放したというコトらしい。

ローグはその変身描写からも見て取れるように、「破壊」を象徴している。
戦兎が色々と人間関係を広めて構築・Buildしているのに対し、幻徳は元の立場も家族も捨て去り、破壊・crashしている。
もっと壊れろ…と誘いをかけているスタークの言う「自分を解放する」というのは、それこそハザードのように自我を失い闘争本能のみの姿になったコトを言うのかもしれない。

ローグさんとのパンドラボックス争奪戦のさ中、美空が裸足でやって来てローグやブロス兄弟を飛ばしてしまう。しかも、壁を操って…。
強い…。

美空のバングルの中に、かつて火星が崩壊した時の映像が入っていた。それを再生できるパソコンが凄いのか、それともMP4ファイルか何かだったのか…。
美空がバングルに操られたのは火星のような悲劇を再び起こさないようにではないかと推測する戦兎。
また風呂敷が広がったけど、たしかに全ての元凶は火星にあるから説明してくれる人は必要だわなぁ。ふむふむ。

ローグの毒牙によって散った赤羽の弔い合戦と挑む戦兎たちながら、やはりローグっぉぃ。唯一効いたのは暴走したハザードの一撃のみ。前述のとおり、「破壊」側のハザードであれば対抗し得るというコトか。
しかし自我の無いハザードは獣と同じ。

美空にまで攻撃をしようという中、バングルと反応し、ハザードの複眼は左右ラビットになる。
これ赤いラビットは火星のコトなのかなぁと最近思っているワケですが、このラストを見るとさらにそれっぽい。

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