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仮面ライダービルド 第12話「陰謀のセオリー」

難波重工のスパイであったという紗羽さん。
とっくにビルドのアジトの事はバレているも、データ収集のために泳がされているのだとか。所詮はビルドも実験動物なのだ。
奪われたパンドラボックスは難波重工の研究所にあると読み、カチコミをかける。そしてまたもローグ、スタークとの争奪戦の中、箱はスタークに奪われ、パネルとフルボトルは戦兎たちの元へ。
スタークさんほんま自由なお人やで。

政府とファウストの繋がりがようやっと疑われる中、政府がファウスト壊滅作戦を実行する。そしてローグの正体が首相代行秘書官の内海であったと暴かれる。えー、そうだったのー。

スケープゴートとされた内海さんが戦兎に助言を与えて、死んだとも思えぬ水落ちを果たす中、紗羽さんも父親が死んだ謎を解明する目的があると言う。
ちょっとしか登場しなかった戦兎の同僚も含め、登場人物は皆、何某かの二面性、裏の顔、二つの要素を持ち合わせている。
記者でありスパイ、ボトル生成人間でありネットアイドル、マスターであり宇宙飛行士、首相代行とナイトローグ、etc...

これはビルドが2つの要素でもって変身することに掛けられているのだと思われる。人間は誰しも複数の仮面を持っているのだと。
それによって、もう一つの顔である過去が分からない戦兎の存在を浮き彫りにする。
そんな中、龍我だけは特に二面性が描かれていない(今のトコロ?)気がする。
バカなのか、正直者なのか…だからボトル1本で変身するのかしら…?

仮面ライダー 各話レビュー

宇宙戦隊キュウレンジャー Space.39「ペルセウス座の大冒険」

ペルセウス座系のゲム星でゲームの世界に閉じ込められるラッキー達。
アントン博士の策によってチャンプを拉致され、RPGのパーティで城までチャンプ姫を助けに行く。

殺されたはずのアントン博士は生きていた。チャンプに正義の心を教え、スコルピオに殺されたのはアントン博士から分離した善人の人格。ようやっと殺された理由も判明。

アントン博士によって改造され、正義回路を封印されたチャンプが皆を襲う。道化師役のスティンガーは戦いでは全く役に立たないが、歌を唄ってチャンプの中にある正しい心を呼び起こす。

心に訴えかけるのは暴力じゃないというメッセージなのかもしれないし、スティンガーにはとにかく歌ってもらおうというトコロからの逆算なのかもしれないし。

アントン博士がジャークマターの科学者だと知ってから、自分に正義の心は無いのかもしれないと悩んでいたチャンプですが、アントン博士(善)もまた本物の博士であり、チャンプの中にある正義の心も本物なのである。
チャンプは心臓の横にある規制回路を破壊し、心を取り戻す。

ゲームとかミュージカルとか無くても成立しそうなお話でありますが、それだけではなぁ…という制作側の貪欲な姿勢が伺えます。
アントン博士との話は長く引っ張っている縦軸の話で、キュウレンは割と縦の話が多いのですが、それでも戦隊特有のコスプレ回もちゃんとやりたいという気持ちがあるのかもしれない。
だからこそ、次回は待望の野球回なのかしら。荒川回じゃないという驚き。

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今日のドラえもんは…ミラーレスピンキリ

本日放送は「かがみのない世界」「ピンキリ!お宝未来鑑定」でした。

「かがみ~」は、自分の顔が漫画のようだと嘆くのび太が、もしもボックスで鏡の存在しないif世界を作るお話。
鏡だけでなくカメラもないため、自分の顔を自分で見る事が出来ず、誰かに描いてもらうぐらいしか出来ない世界。
テレビも映画も無いし、車にもミラーが付いていない。写真屋の代わりに似顔絵屋が隆盛している。
わずかな違いのようで全く別の社会が出来上がるパラレルワールド。社会派なメッセージやエスプリが含まれているわけでもないながら、実に王道のSFという印象です。軽やかに、しかし良質なSFを見せるというのが実に「ドラえもん」らしい一編である。

「ピンキリ~」は、物の市場的価値を測定してくれる“ピンキリ未来鑑定メガネ”のお話。
ピンキリの判断線引きは何処にあるのかという疑問はありますが、現在だけでなく、未来の価値も測定してくれるという優れモノ。
一回10円で鑑定業を行うと、ある女の子は価値がないと鑑定されて嬉し気。漫画家志望の兄がガラクタを集めて困っていたので、ガラクタだと判定されたら捨てやすくなるとのこと。
お兄さんの描いたキャラクターが後に大ヒットして高額化するというのは「ドラえもん」にありそうな流れ(アニメオリジナルだが)。ガラクタを集めていたが一念発起して捨てるという流れはどう受け取るものかと考えていますが、取捨選択が出来なければ上手い創作は出来ないという意味なのだろうか。漫画が成功するコトとの因果関係が掴み切れないですが。

宇宙戦隊キュウレンジャー Space.38「おっタマげ!危機9連発!」

大統領と王様の登場で司令としてのお株が奪われているのではと消沈気味の司令。元からさほど大きな期待を預けられていない上司とはいえ、気にかかる所はあるらしい。
ジャークマターにカチコミをかける為にはバリアを解かねばならず、その為に必要なキュータマを回収することに。

ケフェウス座系へとやってきた司令らは、9つの関門を突破せよという試練が与えられる。この、別に素直に敵さんの言う事を聞く必要は無さそうだけど、言う通り悪ふざけに参加するというのが仲良しっぽくてよい(ぇ)。
試練の中、他のメンバーが囚われ操られてしまうが、司令はそれが偽者であると看破し、本物の仲間を救い出す。

それぞれに役割があるというツルギの言葉通り、司令にはスマートな格好良さとは違うアプローチで司令官の役割を果たす。悪ふざけのギャグっぽくも、ちゃんと裏打ちされた関係性があるというのが好い。こういうふざけたノリはライダーでは出しにくい分、戦隊のアドバンテージだと思うのだ。

適材適所というツルギの話は、みんながみんな戦う必要は無いと元から言っていた事なので筋が通る。昔の相棒の話が結構多く出るのは、実は生きているんじゃないかって予感もさせるのである。

かたやゲームの星にやって来たラッキー達は、メカマーダッコさんと戦う中でチャンプが暴走してしまう。しれっとマーダッコさんが復活し、これぞ東映という感じ。

スーパー戦隊 各話レビュー

仮面ライダービルド 第11話「燃えろドラゴン」

殆どのフルボトルを奪われ、こうなったら龍我に変身してもらうしかないとのこと。
クローズドラゴンはその為の変身アイテムであるが、龍我の精神に呼応し、ある精神性が閾値を超えない限り変身は出来ないとの事。
それは、誰かを守りたいと思う心。

この所、科学はただの技術でしかなく、善悪は人間の使い方、心次第であるという話がありました。強力な力も、使い方ひとつで悪にも善にもなる。
戦兎がクローズドラゴンに用意した機能は、ライダーが悪にならないようにというストッパーの技術。悪人に使われないようにというコトかもしれないし、龍我を信用し切れないという表れなのかもしれないし…。
自分の過去が分からないから善人であろうとする戦兎にとって、その人間が善であるか悪であるかを判断するほどの経験値は無いため、自分自身の判断より機械によって善人性を判断させることの方が信用できる…としたのかもしれないし。

亡き恋人からの手紙で背中を押された龍我は遂に変身。
唯一信用していた人である恋人を失い、自分以外の他者の為に拳を振るうというコトが出来なくなっていたので、ここで信頼する恋人からの一押しは必要だったのかな。そして恋人に代わって守りたいと思える相手が戦兎であったというお話。

誰かを守ろうとする心があれば変身できる。
「錠」は「守る」ための力なのだと。

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今日のドラえもんは…ハツメッセージ

本日放送は「ハツメイカーで大発明」「大砲でないしょのはなし」でした。

「ハツメイカー~」は、自分で新たな秘密道具を工作して制作する道具。
ドラえもんと喧嘩し、ドラミから与えられたハツメイカーで諸問題を解決しようするのび太が、次々に色んな新アイテムを作り上げる。
工作好きだった幼い頃に読んで、自分で秘密道具が作れてしまうという部分に興奮した記憶のあるお話。これ、普段は不器用なのび太が普通に失敗もなく作れてしまうというのが凄いというか、それだけ作り方が簡単なのか、その部分は話の中で重要じゃないから無視してるのか、やや気にかかる。この話におけるのび太はキテレツと同格ですからね。どうしちゃったのよ。
ドラえもんに謝罪し、助けを借りる事で騒動は収束。必要なのは道具ではなく、ドラえもんという信頼の置ける友人なのだという決着。
「キテレツ大百科」に似た話でもある分、「キテレツ」と「ドラえもん」は似ているようだけどココが違うんだと言っているようにも見える。コロ助は…まぁ頼りにはならんしな。

「大砲で~」は、遠く離れた人に声と文字でメッセージを送れる“メッセージ大砲”の一編。
声と文字は漫画においては同義語みたいなモンなので、要するにフキダシをぶつける事が出来る道具。
しかし、今の時代に見るとどうしても「携帯電話は…?」となってしまうので罪深い。原作に無かったそのようなアイテムに関しては一切言及しないで乗り切ってるのが潔いです。下手に「携帯の電波が通じない山奥に居て~」とか付け加えません。メッセージ大砲の便利さだけを見ろ、どうだ!とな。まぁ原作を読んだ当時から、しずちゃんには電話で事足りるでしょと思ってはいたけれど。
漫画の文法を利用したメタ的な道具でもあるんだけど、便利さという面においてはこの道具よりも現代が追い抜いているのであるから、進化の歴史を感じずにはおれない。
現代の小学生が携帯スマホを持っているのかどうかは何ともですが。

『映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』

今回の劇場版はいつぞやぶりにパリが舞台。
そういえばアラモードでは異世界なるモノがちゃんとは出て来ないですね。謎生物は元から同じ世界で暮らしているし、ノワールさん達が何かよく分からん砂漠にいるぐらいかしら。
この辺は異世界モノを堂々とやった前シリーズの振り戻しになっているのかもしれんなぁ。

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仮面ライダービルド 第10話「滅亡のテクノロジー」

3か国の会談に乗じてパンドラボックスを強奪することに成功したスタークさん。しかしスタークさんは予定と違う行動を取ったことで、ナイトローグさんとも衝突。パンドラボックスを巡って三つ巴の争奪戦となる。
その中において、龍我はハザードレベル3に至りライダー資格者となるも、戦兎は全てのフルボトルを奪われてしまう。
終始みんなバトルしていて、なかなかに忙しい。

次回、龍我が変身するようなのですが、その前にドラゴンと錠のフルボトルをビルドが使っていたのが驚き。2号ライダー用アイテムをお前が先に使うのかと。
クローズドラゴンを作った戦兎の想いを受け入れた龍我が、自分のフルボトルを使わせることで二人の関係性が深化しているというコトでしょかね。
クローズドラゴンとドラゴンフルボトルで変身する龍我は、恋人と戦兎に支えられて変身するというコトになるのかしら。「錠」の要素は、ビルドが元は軍事兵器であるために「戦車」の要素を持っていることから、そのカウンターとして「守る」モノとして「錠」なのかしら…。まぁこれは次回の話。

他人の顔を自由に変えられるスタークさんは葛城巧なのではないかという疑念が沸き上がる。ミスリードっぽくもあり、しかし顔を変えられるとなると、今まで疑わしかったマスターだってマスター本人ではないかもしれないし、こいつは参ったぜ…。

仮面ライダー 各話レビュー

宇宙戦隊キュウレンジャー Space.37「ラッキー、父との再会」

ラッキーの父がシシ座系の王アスランであると知り、ジャークマターの手先となった父が何を思うのか、確かめにやって来る。
民衆にジャークマターへ従うように言っていたアスランに反発するラッキーは、捕まって処刑されることが決まってしまう。

ラッキーの父アスランは砂で作られた偽者でした。
本物の父親は既に亡くなっており、ラッキーはジャークマターから星を取り戻す。

操られているとかでなく既に死んでいたというのは意外でした…前回の記事で描いたコトがあっさり外れてしまう。ぐぬぬ。
となると、このくだりはオライオン同様に死んでいった者の想いを受け継いでいくという話なのかな。あるいは、ラッキーの本物の家族はもう誰もいないが、キュウレンジャーの仲間が家族みたいなもんだと浮き彫りにさせる為のくだりなのか。
はたまたあるいは、ドン・アルマゲが父親だったみたいな王道展開が用意してあるのか…。
この話だけだと、記憶にあまり無い故郷を取り返しただけにも見えるわけで、この話だけでは役割が判断付かない印象。話の続きがありそう。
とはいえ、全然ラッキーじゃない、むしろこいつ不幸じゃんという状況下に置かれる事によって、ラッキーの前向きさを浮き彫りにさせたいという狙いはあるのだろうな。

てなわけで新たに王様となったラッキー。
個人的にはこれを機に民主制に移行したら宜しいのではと思わないでもないのですが、すぐには無理かな…。

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今日のドラえもんは…リーフととのさま

本日放送は「葉っぱ探偵のび太」「二十一世紀のおとのさま」でした。

「葉っぱ~」は、近所で起きた謎の破壊、食い逃げ、暴行事件の犯人を突き止めようとするのび太が、調べるほどに犯人はドラえもんではないかと疑念を深めるお話。
葉っぱを付けるだけでその植物の視点を見ることが出来るという“グラスハッパーセット”。
植物にも視覚があるのではという新説に基づくアイテムで、これを利用して真犯人を見つけ出さんとする。
この新説は初耳だったので、へぇーと勉強になったのですが、お話の方は探偵とは銘打ちつつ、ずっと犯人が来るかどうかも分からぬまま観察しているだけだったので、かなり行き当たりばったり。新説をアイテム化するというアイディア部分が先行して、犯人捜しのツールとして機能しきれていないのが気にかかるかな。犯人捜しありきの流れだと、ややご都合さが強いので。
ドラえもんにおける探偵モノは、かなりの割合で探偵が犯人だったというオチが多いのでドラえもんにどんどん疑いが深くなっていく展開は、それを利用したカウンターなのかなとも思えました。

「二十一世紀~」は、暴虐非道な振舞を見せる江戸時代のお殿様が、現代の日本へとやって来る一編。
当たり前だけど原作は「二十世紀」。現代へとやって来た殿様は、殿様は偉いのだと現代人に威張り散らすもさっぱり相手にされない。昔の常識は今の非常識。ただのギャグでもあり、F先生お馴染みの価値観の差異がしっかり描かれる。
武士社会が崩壊し、権威が役に立たなくなってしまった恐ろしい世界。水戸黄門や暴れん坊将軍の逆ザヤのようでもある。まぁ、ああれはあれで権威を利用する悪役が毎回の敵ですが。
このお話、殿様が現代へとやって来るも、それに対してドラえもんとのび太はノータッチで、殿様が勝手に心を入れ替えるという話になっている。能動的に「お殿様の考えを変えなければ!」と主人公側がアクションを起こすのではなく、人の優しさに触れて殿様が自ら理解する。優しい話。
それこそ人の意識を改変するヤベー道具ならドラえもんは幾つも持っていますが、人の心を変えられるのはモノではなく人だけなのだというヒューマニズムを信じる話になっている。

今日のドラえもんは…求婚と蜘蛛糸

本日放送は「クモノイトン」「プロポーズ作戦」でした。

「クモノイトン」は、頑丈なクモの糸を真似た糸を町中に張り巡らせ、空中で遊びまくるお話。
細いが頑丈というクモの糸の性質を紹介するところから始まる実に教育的学習機能の備わったエピソード。
頑丈なだけでなく絶対に糸からは落ちないという安全機能のおかげで、糸の上を自由に移動出来る。
ま、糸は頑丈でも糸が付着している物質の方が重量に耐えられるのかは別なので、結構ヒヤヒヤですが。
頑丈であるが故、ジャイアンとスネ夫のやってたイタズラは素直に危ない。みんなはクモノイトンを手に入れても真似をしてはいけない。

「プロポーズ作戦」は、パパとママが婚約をした際の記憶の行き違いを確認する一編。
12年前の11月3日、結婚をパパから申し込んだのか、ママから申し込んだのかで喧嘩を始めてしまったため、のび太とドラえもんはタイムマシンで真実を確かめに行く。しかして、真実はどちらも嘘は言っていないというコトであった。
パパとママの独身時代やり、パパの妹がちらっと登場している貴重な話でもある。この妹がお年玉をたんまりくれる北海道のおばさんなのかと推測していますが確証はない。常に金がらみで作中に出演しているという共通項があるけれど。
パパとママの言い分の違いが、実はドラえもんたちの作戦の結果であると分かるSFミステリー仕立ての話。
日常SFとしての時間モノの面白さが詰まっていて楽しい。もうちょっと話を膨らませればバック・トゥ・ザ・フューチャーにもなる。
大層ではない日常とSFの融合はドラえもん筆頭にF漫画の楽しいトコロなのだ。

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