2017/11/28
仮面ライダービルド 第12話「陰謀のセオリー」
難波重工のスパイであったという紗羽さん。とっくにビルドのアジトの事はバレているも、データ収集のために泳がされているのだとか。所詮はビルドも実験動物なのだ。
奪われたパンドラボックスは難波重工の研究所にあると読み、カチコミをかける。そしてまたもローグ、スタークとの争奪戦の中、箱はスタークに奪われ、パネルとフルボトルは戦兎たちの元へ。
スタークさんほんま自由なお人やで。
政府とファウストの繋がりがようやっと疑われる中、政府がファウスト壊滅作戦を実行する。そしてローグの正体が首相代行秘書官の内海であったと暴かれる。えー、そうだったのー。
スケープゴートとされた内海さんが戦兎に助言を与えて、死んだとも思えぬ水落ちを果たす中、紗羽さんも父親が死んだ謎を解明する目的があると言う。
ちょっとしか登場しなかった戦兎の同僚も含め、登場人物は皆、何某かの二面性、裏の顔、二つの要素を持ち合わせている。
記者でありスパイ、ボトル生成人間でありネットアイドル、マスターであり宇宙飛行士、首相代行とナイトローグ、etc...
これはビルドが2つの要素でもって変身することに掛けられているのだと思われる。人間は誰しも複数の仮面を持っているのだと。
それによって、もう一つの顔である過去が分からない戦兎の存在を浮き彫りにする。
そんな中、龍我だけは特に二面性が描かれていない(今のトコロ?)気がする。
バカなのか、正直者なのか…だからボトル1本で変身するのかしら…?
⇒仮面ライダー 各話レビュー