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仮面ライダービルド 第09話「プロジェクトビルドの罠」

葛城のデータに残っていた実況動画によれば、ビルドはネビュラガスの効能から軍事目的で作られたシステムであったと分かる。
ハザードレベルによってガス耐性は変化し、レベル3に至った人間であればライダー適合者になれるらしい。龍我はもう少しでそこに至れる。

スマッシュを生み出し、ライダーを軍事活用させる研究をしていた葛城を龍我は糾弾するも、そのことでまた戦兎と衝突。
科学の進歩とその使われ方は切り離して考えるべきだと。

科学と倫理については科学者も人間であるがゆえに線引きの難しさは常にあるわなぁ。葛城が危険な人体実験をしていたのが事実であれば(氷室幻徳がそう言っているだけなので事実かどうかは何ともながら)、法と倫理の観点からは悪であるし。しかし、純粋に科学技術のみにおいては、そこに善悪は無いと戦兎。
その技術を良い事に使うか、悪い事に使うか、その人間性が試されるのみ。
「仮面ライダーは悪と出自が同じ」という、石ノ森イズム溢れるテーマそのものが、その言及の中に含まれている。

ビルドという存在も、フルボトルを浄化する美空の能力も、邪悪に使う事も出来るし、人助けに使う事も出来る。
前回から、戦兎は佐藤太郎と葛城の融合によって生まれたのではという推測が出ているけれど、もしそうであれば戦兎の善人さは佐藤太郎の方から受け継いでいるというコトになるのだろうか。

今回は美空が普通の女の子の生活を営めないという部分に焦点が当たっていて、いわゆる「改造人間の悲哀」を美空も背負っているのが分かる。
仮面ライダーっぽいモノがふんだんに盛り込まれている一編

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宇宙戦隊キュウレンジャー Space.36「ラッキーの故郷に眠る伝説」

ラッキーの故郷の星ルースがジャークマターに襲われていると聞いて駆けつけるラッキー達。そこで育ての親である爺やと、唯一の友達シーザーに再会。ラッキーは宇宙の果てを見てみたくて旅をしていたと言っていたものの、実際には父親を捜していたのだと判明する。

何となくの察しはついていたものの、ラッキーにとっての願い事は父親を見つける事。これまでのストーリーでキュウレンジャーが疑似家族化してきたり、ご先祖たるオライオンとの出会い含め、ここに至る為の布石なのでしょうね。

シーザーについて「唯一の友達」と、まさかのぼっち属性を露わにしていましたが、キュウレンジャーは「仲間」であって「友達」ではないといっている点も気にかかる。
キュウレンジャーを「友達」だと言ってしまうと、疑似家族のモチーフが崩れるからという狙いかもしれないし…それにしてもわざわざ「唯一の友達」なんて協調する必然はあるのだろうかとも思え、この辺の狙いが気になる。

幸運だけで何でも出来る訳じゃないのだと叱りつける爺やに、幸運と仲間の力で成長した姿を見せるラッキー。その姿を見て得心した爺やは、ラッキーの父が惑星カイエンの王であると教える。
オライオンに認められた時と近い流れで、父親が生きていることを知らされる。
これ、オライオンが死んでしまったのって、父親でそのリベンジをさせるという展開に持っていく為だったのかもなぁ。

家出して、実は王家の血を引き、生きていた父親が敵に与していたという王道的、スターウォーズ的展開。

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今日のドラえもんは…ウルトラスペシャルマイティストロングスーパー赤い靴

本日放送は「はだかの王様!?ウルトラよろい」「赤いくつの女の子」でした。

「はだかの~」は、ジャイアンと喧嘩をするため最強の鎧ともされる“ウルトラ・スペシャルマイティ・ストロングスーパーよろい”を身につけて挑むのび太のお話。
バカには見えない、バカには効果がないとされるウルトラ・スペシャルマイティ・ストロングスーパーよろい。実際には存在しない鎧を、はだかの王様に則ってジョークをかましただけでしたが、まんまと信用したのび太によって話が展開する。
このお話は秘密道具が一切登場しない話という珍しいお話なのですが、バカには見られたくないという人間の心理、はったりによるパワーバランスで話が上手く転がって、最終的に目的であるジャイアンへの復讐がなされるという、んまぁよく出来た構成のお話。美しさすらある。
目に見えない鎧のおかげで、目には見えない人間の心理戦、駆け引きが繰り広げられていく。
存在しない事によって、むしろ上手く行く。はったりは大事(ぇ)。

「赤い~」は、幼少期の暗い思い出を解消する一編。
幼い日、隣に住んでいた女子にイジワルをしてしまった証である赤い靴を、タイムマシンで返しに行く。
誰の思い出の中にも掠るような、幼い時の後悔を抉りつけるお話。子ども時代に読んだ時より、齢取ってからの方がこの話から受けるダメージは大きそうだなと感じます。個人的にも幼い時に読んだ印象は「つらい」なので、好印象の話にはなってないものなぁ。おじさんになると「分かるで…」となるけど。
女の子から貰った玩具をママはガラクタと言いますが、それもまたのび太にとっては思い出なのだ。女の子にひどい事をしたという良い思い出だけではないにしても、それもまた宝物なのである。
誰の心にも、他の人にはガラクタにしか思えぬ、しかし自分にとっては大切な思い出がある。そんなガラクタも含めての人間なのであるからして。

仮面ライダービルド 第08話「メモリーが語り始める」

スマッシュの実験を行い、ファウストを立ち上げ、殺されたという葛城。
葛城の母から生前の話を聞き、研究データを得る為に再び東都へ。しかし攫われてしまった葛城派はスマッシュにされ、データの入ったメモリの奪い合いとなる。

パンドラボックスの研究者であった父の無念を継いだという葛城自身も天才科学者だった。龍我が甘すぎると評す玉子焼きを美味い美味いと頬張る記憶喪失の天才科学者。
当然のように、戦兎が葛城巧なのでは…という疑念が膨らんでくる。死体入れ替えトリック…金田一耕助でよくあるやつ…とか?
あるいは葛城のデータだけが戦兎の中にあるとか…ううむ。
佐藤太郎と葛城のベストマッチの結果が戦兎というコトなのだろうか。


葛城の残したデータを奪い合うものの、ブラッドスタークさんは龍我にデータを渡してくれる。わー、優しい。
ご本人曰く、データを利用してアレを完成させるなら戦兎の頭脳が必要だし、龍我であれば使いこなせるであろうと。
結局、全てはスタークさんの思い通りに動かされているといってもイイ。壮大な実験の一環なのかな。

失われたモノを再び新たに構築するコトがテーマとして描かれているワケですが、戦兎=葛城?という話になるのであれば、それもまたテーマに繋がるワケだなぁ。

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宇宙戦隊キュウレンジャー Space.35「宇宙No.1アイドルの秘密」

これまでチラチラと登場していた宇宙イチのスターとも言われるホシ★ミナ。
実はジャークマターと繋がっているのではないかという疑念の元、キュウレンジャーが調査を始める。
かつてミナトの唄に励まされたハミィは、そうであってほしくないと願いつつ、ミナトが審査員をするアイドル発掘オーディションに参加する。

ハミィがミナトに励まされたという歌。夢を諦めないという内容のその歌を聞いてもリアクションの薄いミナトは、実はドン・アルマゲに操られていたという。
ジャークマターの首領がタレントを操ることに自ら出張るとは…! 働き者だなおい。
どうもやはり1体ではなく何体もいるらしいドン・アルマゲ。この先、何度も倒さなくてはならないのか…あるいは本体がいるのか…。
将軍である事を考えると、15人ぐらいはいそうだが…。

キュウレンジャーのおかげでミナトは元へと戻る。
失っていた夢を思い出すことが出来たというコトになるので、これまたキュウレンジャーのおかげで願いが叶えられたという話であると。

絵面はワチャワチャして下山回らしい雰囲気でしたが、ハミィとナーガの話の広げ方とか丁寧だったりするし、アキャンバーとナーガを決着させる話でもあり、ちゃんとしている(ぇ)。

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今日のドラえもんは…メカと魔女

本日放送は「すてきなミイちゃん」「魔女っ子しずちゃん」でした。

「すてきな~」は、ドラえもんが一目惚れした猫の玩具に、結婚へ向けて数々のアプローチを繰り広げるお話。
好きな相手と思ったら猫かよという序盤のパンチには、ドラえもんもロボットであるので機械同士で問題ないと示される。機械同士の恋愛というSF的な世界が日常にすっと入って来る。自分の常識は相手の非常識。F先生のSFで描かれるそのテーマはここにもある。
遂に保護者の許可を得て結婚することとなったドラえもんですが、猫の玩具に自我を持たせてみると、男である事が判明し、おいおいと泣きすさぶ。
玩具である事、男である事、と認識が2回ひっくり返るお話なんですね。恋は盲目というか、相手のコトを実は全然分かっていなかったと。話自体はオーソドックスながらも、相手が無生物であるという点でSF、ナンセンスさ、ギャグという部分が浮き彫りになる。浦沢義雄的な手法でもあるなーなどと思うのであった。

「魔女っ子~」は、魔女っ子に憧れ人助けをしたいしずちゃんの願いを叶えるお話。
パーマンや魔美よりも積極的に人助けしたいという点がしずちゃんの強みでしょうか。
前のアニメではわざわざ変身ヒロインっぽいコスチュームまで着させて、やりすぎ感があったのですが、今回は原作に沿う流れ。
人助けをしたのに最後にしずちゃんが痛い目を見るというオチで、因果応報の観念が強めなこの作品においては結構珍しいコトな気がする。このお話においてはヒーローモノとして作られていて、一種の自己犠牲というモノの表れがあのオチだったのかしら。
まぁしずちゃんがメインだとイイ人過ぎてオチが作り辛いからってコトかもしれんのですが。

クイズ企画もスタート。
あの鳥、悠木碧だったのかぁ…ユルセン。

仮面ライダービルド 第07話「悪魔のサイエンティスト」

政府の研究員だった葛城を殺したのは、龍我ではなく戦兎ではないかと疑いがかかる。しかし記憶も無いし、当事者は死んでいるので確認しようがない。
ガスを人体に注入する危険な実験を行っていたとされる葛城は、研究データを北都に住む母親へ渡してる可能性があるとのことで、戦兎たちは北都へと向かう事に。

戦兎たちが北都に行き逮捕され、仮面ライダーの軍用化計画がバレたらえらいこっちゃと幻徳さん…ことナイトローグ。
ナイトローグさんは幻徳さんだったのだ。ミスリードも無く直球で気持ちがイイ。かたやブラッドスタークさんは誰なのか…幻徳さんの横にいるメガネではないというコトが明かされ、となると…戦兎の北都行きを知っていて、なんかロケットのフルボトル持ってたし…ううむ…宇宙飛行士…。

北都に辿り着いた戦兎と龍我は葛城の母親の元へ行くも、息子を殺したとされる容疑者を迎え入れるはずもなく。
しかし、子どもを守る姿を見せられ母親の心理に変化が…というのは次回っぽい。
殺人犯の容疑者から信頼を得る者へと変化するコト、それもまた失われた過去から新しい自分をビルドするというテーマに則しているのかなと。

毎回新情報を与えてくれるブラッドスタークさんによれば、葛城はファウストを組織した人間の一人だという。
初めは接点の無かった秘密組織ファウストと殺人事件とが明確に繋がってくる。ああ、そして今更ながら幻徳さんがナイトローグということなので、東都政府もファウストに繋がっているというコトがハッキリしたのである。
いやまぁ、みんな分かっとったコトであるけれども。

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宇宙戦隊キュウレンジャー Space.34「謎の覆面戦士、現る」

キュウレンジャーを誘き出してククルーガさんが戦わせようとしていたのはまさかのチャンプ。何故チャンプがジャークマターに? と思った矢先、オウシブラックにそっくりで大塚明夫っぽい声のヤギュウさんなる方が参上し、それはチャンプではないと教えてくれる。
正体を現したそれはチャンプではなく、ジャークマターの牛型汎用破壊戦兵器とのこと。

チャンプとはロボレス仲間だったというヤギュウさん。
過去に戻ったチャンプがアントン博士の事を調べていたと語ってくれる。曰く、スコルピオの情報通り博士はジャークマターの人間で、だからこそチャンプと件の牛型汎用破壊兵器とが似ているのだと。
自分が正義のロボットではないと知ったチャンプはキュウレンジャーには戻れないのだと…ヤギュウさん談。

しかして、どういった目的で作られたかではなく、キュウレンジャーの仲間はチャンプの中の正義を信じて認めているのだと諭される。
本来の仕様とは違うコトに悩むというのはラプターと同じ悩み。しかし大事なのは当人の願いであり、それを仲間が支え、叶えてくれるというキュウレンジャーのテーマが表れる。

仲間の協力によってヤギュウさん…ことチャンプは兵器である自身の分身を打ち倒す。しかし暴走回路がクリアされたわけではなく、今後の課題として引き。
アントン博士がチャンプを正義のロボットだと教えた真意など、まだ明かされていないコトはあるのですねぇ。

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今日のドラえもんは…栗まんじゅうとアスレチック

本日放送は「バイバイン」「むりやりアスレチックスクール」でした。

「バイバイン」は、食べたら消えてしまう栗まんじゅうを増やすため、倍々に増やしてくれる道具。
5分で2個になり、更に5分後に4個に増える栗まんじゅう。しかし、食べきれなくなった栗まんじゅうの扱いに困ってしまう。
ファンの間で語り草のお話。宇宙へ捨てた後の栗まんじゅうはどうなってしまうのかは、色々な説があって面白い。ブラックホール化、恒星に飲まれて消滅、限りなく光速に近づいて増殖停止etc...
今回のアニメでは栗まんじゅうのCGモデルを作成し、津波のように雪崩れ込む栗まんじゅうという描写を映像化している。
基本的には原作通りで、宇宙に捨てた後の事は分からんと。バイバインの前のアニメ化はおよそ10年ほど前になるのかもしれませんが、前回はロケットで宇宙に廃棄した後、ひとつだけまだ栗まんじゅうが残っていたというオチでした。原作よりも良いオチだと思っていたので記憶に深い。
そう思うと、もう一味ほしかったなと思わないでもないのでありました。

「むりやり~」は、運動会へ向けてのび太を訓練させようと“アスレチックハウス”で学校をアスレチック化するも、のび太以外の面子が巻き込まれてしまうお話。
アスレチックとなった学校を元に戻すには、ミッションをクリアするしかないと協力するも、果ての無いアスレチック地獄に追い込まれる。
シンプルにドタバタと動いて楽しむお話。“人間あやつり機”やのび太が最後に機能するのかなと思いきや、そのまま終わり、流れはまっすぐ。こちらももう一展開あってもイイかもしれないなどと思ったり。

仮面ライダービルド 第06話「怒りのムーンサルト」

立弥を利用してファウストのアジトを突き止めた龍我。
しかし、その乱暴なやり方を巡って戦兎と激突。
腐れる龍我に、記憶の無い戦兎は自分の理想の人間“人助けのビルド”であろうとしているのだろうと石動。

記憶喪失ながら腐らず随分と善人の兄ちゃんよなぁと感じていましたが、そこもまたコンプレックスの裏返しとして出来上がっていたモノだと分かる。
「クシャッと笑っちゃう」とか自分で言うなよという気はしましたが、それもあえて意図的にでも作り上げていかないと怖いという想いがあるのかもしれない。

ファウストのアジト、人体実験の研究所に辿り着く戦兎と龍我。
ブラッドスタークさんから、ふたりは壁から噴出するガスを注入されてもスマッシュにならなかった特殊な実験体だと明かされる。
また一歩、ライダーの適合者に近づく龍我さん。

自分がスマッシュと同じかもしれぬと聞かされ我を忘れる戦兎。
他人の事は助けるけど、自分の事では我を忘れるというブラッドスタークさんの評は面白い。

ブラッドスタークさんを追えば自分の過去が分かるかもしれない、かたや捕まった人たちを助けないとファウストに連れていかれてしまうという状況。
龍我は、「自分の記憶とビルト」どちらを選ぶのかと問い詰める。
つまり、「失われた過去の自分」と「理想に描いたなりたい自分」のどちらを選ぶのかと。
過去か、未来か。

戦兎が選ぶのは、人助けをするヒーローとしてのビルド。

以前のお話で描かれていた通り、壊れてしまった過去ではなく、新しく構築するコトが大事なのであると。新しい姿にビルドしろと。

龍我がいなかったら過去の記憶を選んでいたであろうコトを見ると、戦兎と龍我のバディ感が出てきたなと。
過去を失った戦兎と、未来を失っている龍我。
これがベストマッチか。

てなわけで立弥の証言から、殺人容疑が戦兎に向けられる。
殺人容疑は本郷猛も通った道なのである。

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宇宙戦隊キュウレンジャー Space.33「発進!バトルオリオンシップ!」

ドン・アルマゲの居る近所までは分かったものの、オリオン号が無くなってしまって行く手段がない。そんな折、過去へ行ったショウ・ロンポーが新たな船・バトルオリオンシップを建造していたことが分かる。
オリオン号が爆散した翌週にそんな事実が発覚するとはタイミングがいいぜ。

元はオライオンが用意していた船であり、その遺志を受け継ぐ形で建造されたとの事。
ラッキーがオライオンの亡霊から願いを託されることで、起動キーであるオリオンキュータマが手に入る。
過去の亡くなった者たちの願いも引き受けるというコト、それがバトルオリオンシップを継承するコトに表れている。
ラッキーにとってはオライオンはご先祖様だし、オライオンに似ているオリオンバトラーは親戚のおじさんみたいなモンよな。おじさま。

ラッキーは自分の家族がいないってコトを鑑みれば、親戚のおじさんによって肉親を手に入れたと見れる。ラッキーの願い(言及されてはいないが)が、ここで叶えられているのだとも。
といった主人公のドラマで見ると、最大戦力を手に入れたコトも腑に落ちる。

そして続いてはチャンプの話へと移っていく。
ゲストは少ないがレギュラーキャラだけで存分に回せるのだなぁ。

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仮面ライダービルド 第05話「危ういアイデンティティー」

マスターはファウストのメンバーなのかという問いを笑い飛ばす石動。
石動はパンドラボックスを発見した宇宙飛行士であり、箱に手を触れて壁を出現させた当人でもあるという。じゃあ、もうだいたいこの人のせいじゃん。
しかし当人はその時の記憶が無いという。さらっと流しているけど、信用できるのか否か判然としないトコロ。

戦兎は自分の過去を知るという立弥に話を聞く。
曰く、本名・佐藤太郎でバンドマン。頭の悪そうな夢を抱いて邁進していたとのこと。それだけ聞くとウソっぽいのに、一緒に写真を撮っているので信憑性が増してしまう。
かつては津上翔一の本名が分かるのにあんだけかかったのに、5話で本名に辿り着くとは…これが天才物理学者か…。

立弥の証言から、戦兎が新薬の被験者になっていたらしいコトが分かり、それがファウストの実験だったのではと予測されてくる。悪の組織でも求人広告とかは普通に出すのです。

また、政府のロボット兵がファウストのロボット兵になるのを目撃したりと、両者のキナ臭い関係性が見えてくる。まぁ視聴者的には「そういえば別組織だった(現時点の説明では)」ぐらいの感覚かと思いますが。

ブラッドスタークさんは立弥をスマッシュにし、ビルドにぶつける。そして怒りによって戦闘能力を上げているコトを発見する。やはりスタークさんにとってはビルドのスマッシュ退治自体も実験のようです。

冤罪の証明に逸る龍我は、元に戻った立弥を再びスマッシュにしてアジトの場所を探ろうとする。前回、2度スマッシュになった鍋島さんがえらい事になっているのを見ているだけに、かなり乱暴な手。
前回ヒーロー側に近づいたけれど、また降り戻されてるのかしら。

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宇宙戦隊キュウレンジャー Space.32「オリオン号よ、永遠に!」

ジャークマターの科学者ドーギュンさんが操るは家電。
狂暴化した家電がキュウレンジャーを襲う。カーレンジャーで見たことあるやつ!
カーレンでは家電が人類に反乱を起こすという、元々生き物だったとしか思えない解釈の元で描かれていましたが、こちらでは機械を操る生物を利用しているとの事。残念(ぇ)。

そんな中、オリオン号がもはや修理不可能というコトが分かる。
ドン・アルマゲに強襲されて300年放置されていたわけですから、それもやむなしなのかな。
しかし、オリオン号をおじさまと慕うラプターにとっては、辛い事実。
オリオン号に救われた経験のあるラプターにとっては、仲間の一人であり、生き物的存在。

対して、船は船だろ生き物じゃあるまいし、とマジレスするツルギに冷たい視線が向けられる。ちょっと男子ー。
オリオン号をただの船ではなく、仲間の一人としてして認識したがるのは、元々戦闘用ではないながらにキュウレンジャーになりたかったラプターの想いがあるからでしょうか。別の役割を持っている機械でも仲間になれるはずだという希望。
船は船でしかないの理屈だと、ラプターも秘書ロボットでしかないのだから。

オリオン号は最期の瞬間に自力でモライマーズに突撃し、親指を立てながら炎の中に消えていった…(原文ママ)。
つまりラプターの言う通り、オリオン号にも心はあった。
だから事前に、機械にも心はあるという描写は出来ないので、浦沢的世界の家電にはならなかったワケだ(ぇ)。

オリオン号が無くなり、住環境的に困ったことになったなぁというトコロで予告とCM。そりゃそうだ…。

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