2017年 02月 13日
前回ゲーム病を克服した作さんに、元社長は再びウイルスを感染させる。一度罹ったら体の中に抗体が出来るとか無いのかしら…。
目的はライダーを呼び寄せてガシャットを回収する事。
ゲンムは用済みになったバグスターを処分するが、いいようにバグスターを扱う元社長に激おこのパラドがゲンムに殴り掛かる。

最近パラドの中で高まっていた裏切りゲージですが、遂に臨界突破。
容赦なくバグスターを利用し、自分が神だと豪語する元社長をボコボコにする。
現時点では敵サイドの内輪揉めでしかありませんが、元社長のヘイトが溜まっていたので「よっしゃ行けー!」という気持ちになれて爽快です。

かたや医者サイドは、永夢がゲーム病である事を本人にはひた隠しにしようとするものの、最後は元社長に明かされてしまう。
飛彩も大我も元社長も、永夢にその事実を告げたらストレスで消えちゃうと考えていて、永夢どんだけメンタル弱いと思われとるねん…と思ってしまう。
さすがに主人公なんだし、告知されても冷静に受け止めるでしょうと思っていましたが、結果は暴走。うぅ、メンタル弱い…。

確かに永夢はその子どもっぽさからくるのか、元々メンタルはあまり強い方ではないので、医者の人たちはその辺を実はしっかり見ていたのかなと。さすが医者。

永夢は飛彩のことを患者の事情を与しない冷徹な医者と思っているわけですが、今回、飛彩が「事情など関係なく、目の前の患者を治せばいい」と言ったことで“医者としての正義”が逆転するのが面白いです。
鏡飛彩が「医者の鑑」と設定されているのがやっと分かった。

「患者の事情を考慮しない」というのは「事情を知らなくても、ただひたすら患者を治すだけ」だし、逆に「患者の事情を考慮する」コトは「事情を知らなければ治せない」「事情によっては治さない」コトになりかねない。

ゲーム病に関してはストレス要因を知っておいた方がいいので事情を知っておいた方がいいというのはそうなんだけど、永夢は自分のやり方に固執して他の医者をまだ認められてないというメンタル面の弱さがある。
次回のお話は永夢が自分のメンタルと戦うコトかと思いますが、はてさてな。

仮面ライダー 各話レビュー
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2017年 02月 13日
スーパー戦隊41作目を飾るのは「宇宙戦隊キュウレンジャー」。

ジュウオウジャーがとてもオーソドックスなスタイルだったのに対してか、今までのシリーズとは違う事をしてやろうという気概に溢れつつ、その実しっかと伝統を汲んでいる新シリーズ。

宇宙幕府ジャークマターが宇宙88の星座系を支配する世界。
ジャークマターに対抗するレジスタントは宇宙の伝説に従い9人の救世主を探しているが、今はまだ3人のみ。
そこに現れるのは宇宙一の幸運男を自称するラッキー。

戦隊と言えばメンバーは5人…時折3人というのがフォーマットなわけですが、9人揃ってキュウレンジャーという発想は始めに聞いた時は度肝を抜かれました。
ちょっと自分からは出ない発想だったし、仮に増やしても7人じゃないのかしらと思ったり。まぁ5人戦隊でもシリーズ前半に追加メカが幾つも出るから、9人でいっちゃおう!という感じなのかな。パワフル。

1話では地球は1シーンのみで、後は別の惑星のお話。
なので背景の合成カットが多く、とても手間がかかっている気がする。

シシレッドとオオカミブルーの二人を新たに仲間とし、5人でキュウレンオーを操りツヨインダベーさんを退治する。
設定やキャラを見せつつ戦隊としてのお約束もしっかり入れて、過不足なく…というかむしろ1話で2人加入しているし、通常よりボリューミーで盛沢山な“第1話”だったのではなかろうか。
シシレッドはド派手に、オオカミブルーは熱いドラマで見せていて、かなりよく出来ている“第1話”だと思いました。

9人になっていたり、宇宙を舞台にしていたり、今までのシリーズと違う機軸を盛り込んでいますが、物語は「キュータマを持つ救世主を見つけて支配者を倒す」という「南総里見八犬伝」をベースにした古典的なモノであると言えます。

宇宙を舞台にした南総里見八犬伝ベースの東映作品… そう…
「宇宙からのメッセージ」ですね。

万が一知らない人の為に加筆すると、「宇宙からの~」は「スターウォーズ」が日本で公開される前に便乗しようと日本で制作された、数ある宇宙活劇映画のウチの一本です。
東映は「宇宙からのメッセージ」、東宝は「惑星大戦争」を作りましたが、それぞれSW便乗企画ではありつつ東映・東宝らしい作風が出ているSF作品であると言えます。
ただ、これらを見た後に本家SWを見たらどういう気持ちになるのだろう…という気持ちは両者拭えませんが…。

その「宇宙からの~」は、宇宙を舞台にした里見八犬伝のお話で、もっとざっくり言ってしまうと「宇宙+時代劇」みたいな映画です(SWもそうだろといえば…まぁそうなんだけど…)。
敵キャラもダースベイダー以上に武将っぽい。

東映作品の系譜を見ていくと、東映時代劇と東映特撮の融合として「宇宙からのメッセージ」があるんですが、「キュウレンジャー」を見ると、その正当な後継者であると感じられる。

そんな東映作品の系譜を知らずにみれば「スターウォーズをベースにしているのね」としか思わないでしょうし、実際「宇宙からの~」はSWベースなのだから、それはそれで正しいのですが、より正しくは「『宇宙からのメッセージ』後を継いだ東映作品」であると思うのです。

やたら「宇宙からのメッセージ」について長く書いてしまっていますが、ボクが別に好きなわけではなくて(ぇ)、面白いとも特に思わなかった映画ですし(こら)。
しかし、長きに渡り続いてきたスーパー戦隊シリーズ最新作として新機軸を盛り込んでチャレンジしている中、その実、“東映作品”という文化の血を受け継いでいる事実がとても熱いです。
ここには「東映でなければ作れない!」という要素が詰まっているのです。

というか、過去のリソースを活用して新しいモノを作るという文法が好きなのです。

てな感じで、凄く楽しかった第1話でした。
純粋にシリーズ初回としてもよく出来ているし、東映作品の継承として見ても好い。

そして、戦隊は派手な方が好きだなーと思ったり。

スーパー戦隊 各話レビュー
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