2016年10月
2016年 10月 31日
ガシャットを作っているゲーム会社・幻夢から新たに作ったガシャットが奪われたという。奪ったのは永夢がたまたま見つけたゲーム病患者の男。
「治してほしくばガシャットを出せ」と要求する飛彩と永夢は衝突。まずは患者の命が第一だと永夢。
さらに盗まれたガシャットを巡って大我と貴利矢もやって来るし、突如現れたガシャットの怪人を黒エグゼイドが守るわで大混乱必至。

患者第一の理想の元、飛彩と意見衝突する永夢。
そんな永夢に幻夢の社長は、あまりに純粋ゆえに壊れるのではないかと心配する言葉を伝える。

患者に対するアプローチの違いを鮮明化させて衝突するくだりは医療ドラマならではの場面と言えますね。
実際、永夢以外がどう思っているかは分かりかねますが、目の前の一人を救うか、あるいは将来の100万人を救うか、みたいなジレンマのドラマはよう見かけますな。
まぁ、治した後でゆっくりガシャットの在処を吐かせるという手もあるのではと思ってしまうんだけど。

しかし、永夢の言う事は主人公としてもっともだし、それが過去の自分の経験から来ているというのも分かるんだけど、何でかちょっと乗り切れず、子どもの駄々のようにも見えてしまう。
これはあれか、飛彩がどうしてそう思うのかといった点を飲み込まず、永夢が自分の正義のみに邁進して視野が狭く見えてしまうからだろうか…。
医者ライダー同士、互いに違うモットーがあるということは描かれているけど、現時点では永夢がそれを理解するという段階にまで至ってないんですよね。

「目の前の患者第一であるべきか否か」という対立は、患者が人ではなくバグスターだったことで有耶無耶になり、少なくとも今回の話では解消しない。
エグゼイドは新たなガシャットを手に入れてレベル3に大大大変身しますが、これは永夢が医者として成長したというわけでは無く、黒エグゼイドの挑発に乗って、ゲーマーとしての衝動でそうなったという印象に見える。性格が変わるのはいつもの事だけど、いつもよりヤバそうに見える。

ゲーマーとして強さを求めて強くなるのは、仮面ライダーにおける怪人のチカラのようでもある。
ゲーマーは廃人ではなく怪人なのかな…。
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2016年 10月 31日
ハロウィーンで浮かれる街に現れたプレイヤーはサンババさん。
熱いダンスで街を燃やすというチーム・アザルドさんらしくシンプルなスタイル。その分、キャラは濃いが。
そんな中、タスクは偶然助けた少女から王子様であると好かれてしまい、アムは少女からライバル認定されて困り果てる。

タスクが「その気は無い」とハッキリ言うことが出来ずに困るものの、遂には決心固めて正直に言おうとするというトコロがこれまで通りのテーマに沿っている点でしょうか。
しかしてお話は、お姫様願望に憧れる少女がタスクよりもアムに王子性を発見して終了する。え。

本来のテーマ(心に正直であること)はありつつ、そんなことより別の場所に落ち着いている感じ。猫だまし回と同様に、ややテーマに対してカウンターな印象。サブライター回は遊ぶ方針か。

Gプリのメインライター回なのでお姫様回をネタにしたのではないかという気がせんでもないなぁ。相撲回は怪人のデザインを活かすためのお話だったとのことだけど、今回は怪人ありきでもないし、Gプリ以外にこの話を組もうと思ったとっかかりが見当たらない…。

タスクとアムのコンビ回という点では初めてで、ややいい加減という意味でレオとアムは被るので、レオ・タスク回とは別のアプローチになるようにせねばというのもあったのかなぁ、などと。

スーパー戦隊 各話レビュー
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2016年 10月 30日
2016年 10月 28日
本日放送は「パンドラのおばけ」「あらかじめアンテナ」でした。

「パンドラ~」は、意志の弱いのび太を鍛えるために絶対に開けてはいけないパンドラボックスを用いるお話。
箱を開ければ恐ろしいオバケが飛び出してくるので、絶対に開けてはいけない。開けてはいけないルールでありながら、開けたら恐ろしい事が起きると事前に知らされているというのが不思議な、そして巧妙な罠。開けることにメリットが生じるのであれば、それは恐怖とメリットを天秤にかける価値観の問題ですが、何もメリットが生じないのに開けてしまうというのはもう完全に意志の敗北を認めざるを得ない。そして、箱は巧妙に色んなからめ手を使って箱を開けさせようとする。
箱が他の人やモノを操作して開けさせようとするという、一種、呪いのような現象。未来の科学ってスゲー。
最終的にのび太は箱を開けてしまうも、それは誘惑に負けたからではない。箱の中の恐怖以上の恐怖に負けたのだ。
というコトは、それは結局どちらが怖いかという価値観の問題だから、のび太は意志の強さにおいては箱に負けなかったのだと解釈できる。負けたのは箱の方なのだ…。人類はマシーンに負けてなどいない…。
パンドラの箱にはちゃんと希望が入っていたのだ…。

「あらかじめ~」は、運の悪いのび太の為、あらかじめ事前に何が起きるのかを予測して準備させてくれるアンテナのお話。
あらかじめ分かるなら悪い事に関しては回避させてくれよと思わないでもないですが、この道具自体はその現象の良悪は判断しない模様。というか、事前に回避すると未来が変わってしまうので、そうなるとまたあらかじめ予測をして、永遠に予測しなければいけなくなるでしょうから、この手の道具の中ではかなり安全に利用できる類の道具って気がします。
後半はパパがアンテナを利用するも、あらかじめ用意した道具が役立ち過ぎて恥をかく。あらかじめ道具が役立つことによる良悪もまたマシーンによる判断は出来ない。
マシーンをどう使うかは人間次第なのだ…。マシーンに踊らされてはいけない…。
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2016年 10月 24日
ガシャットを大我に奪われて変身できない永夢の元にやって来たのは監察医の貴利矢。同じく監察医の嘉高のゲーム病を治してくれと頼んでくる。その代わりに奪われたガシャットは貴利矢が取り返すからと…。

嘉高は妹を拉致されてバグスターウイルスに感染。
拉致された妹を助け出さなければそのストレスで患者は消えてしまう。
バトルは大我とのガシャット争奪戦からバグスターとのレース展開に。

貴利矢もまたライダーの資格者であるが、レベル2がバイク形態の為、それを上手く乗りこなすプレイヤーとして、天才ゲーマーにお声がかかったということ。

バイクになるライダーも、ロボになるバイクも今までにありましたけど、バイクにしかなれないライダー(ライダーとは?)は結構驚きでした。
ライダーという言葉そのものの意味からしても異形だし、誰かに乗って貰わないと役立たずという意味からしても「孤高」というヒーロー性に反旗を翻している感じですね。

しかし、バイクの玩具はあんまり売れないからいっそメインのバイクをライダーにしちゃえばどうだ! という酒を飲んだときに思いついたような発想は素晴らしいなと思う(実際どういう論理で考えたかは知らないけど)。
あれ、でもこれってつまりエグゼイドはバイク持ってないってコトになるのかな…。モチーフ的には救急車みたいなバイクが出て来てもおかしくないが。

かつて友人をゲーム病で失っているので今度は友人を守りたい…と言っていた貴利矢の言葉は嘘で、実際は病気の原因を探るためのサンプルが欲しかったからバグスターを倒してほしかった、とのこと。
別におかしな理由でもないから嘘つく必要ないのではと思いますが、あくまで患者第一の永夢との対立軸を見せつける。

貴利矢はサンプルが欲しい理由を「監察医だから」と言っていたんですけど、「監察医」って普段の生活の中では接しない医者なので、何をする医者なのか説明した方がよいのではとも思うんですが…。
これを説明しちゃうと「仕事に対してストイックな人じゃん」と思われて「敵」になり辛くなるから、最初に説明は省いているのだろうかなぁ?
まぁ、今後説明する機会もあるのだろうてなぁ。
貴利矢は嘘つきのようですが、キャラクターとしては嫌いじゃない。

さて、とりあえず4話まで終えて、ライダーは黒エグゼイドも含めて5人登場。
「仮面ライダー」として見ると(平成2期として)オーソドックスなフォーマットで出来ていて、安心感があるなぁと感じます。
ただ医療モノとして捉えると、まだまだ医療モノっぽさを見れていないので、その辺はやはり食い足りない。
序盤はキャラ紹介が多いので今後に期待はしつつ…ですかね。

とはいえ、やることと言えば“検診”と“オペという名のバトル”をやるしかなさそうだから、これで医療ドラマらしさって出せるのかな…。どうしても医療ドラマの華って「手術シーン」なので、それ抜きで演出するのは考えだすと難しそう…。
これはもういっそ…ライダーが患者の体内に入る展開しかないのでは…。

仮面ライダー 各話レビュー
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2016年 10月 24日
前回バングレイさんにさらわれてしまった大和。
バングレイさんは大和とキューブホエールとの交換を要求してくるものの、ホエールを連れて行かずに大和を救出しようと考える5人。
しかし、ホエールにとっても大和は大事な存在であり、それを理解した5人はホエールと共に大和の救出に挑む。

前回は騙し討ちを計画して失敗していましたが、今回はフェイク抜きで真向勝負で挑む。「正直さ」がテーマのジュウオウジャーなので、その方法こそが勝利への道筋となる。

とはいえ作劇の事を考えるとフェイク抜きで戦うのって結構大変ですよね。ヒーローは昔から「ハッハッハ。バカめ、お前たちを誘き寄せる罠だったのだ!」みたいなフェイクやハッタリが大好きだし、それがあることで展開にうねりが出て面白くなる。
真っ正直に戦うのは直線的で、展開としては面白さを作り辛い。

だもので、そのへんどうやるのかなーと思いながら見ていましたけれど、意識的フェイク抜きで展開にうねりを出す見せ方(結果的に死んだかなと思ってしまう)をしていて、なるほどバランスよく組み立てたなーと感じました。

仲間との絆を確認する中で、それを動物の「群れ」と同期させ「動物戦隊」としての意義を語る。いわゆる“タイトル回収”だけあって非常に熱い流れ。
そこからさらにキューブ全合体へと雪崩れ込んでいくトコロまでテーマ的に一体感ある展開になっていてやはり熱い。

割とオーソドックスでシリーズとしての色味は薄いことが特徴のようなジュウオウジャーだけど、今回はタイトル回収だけあって「動物戦隊ジュウオウジャー」だからこその語りでテーマを見せつけて、とても見応えがあるお話でした。

そんなワケでバングレイさんはさよなら。
ジニス様攻略の為にクバルを手伝ってくれるはずだったのに何もしなかったな…と思いましたが、それなりに右手が役に立つ模様。
あと、巨獣ハンターと言いつつ巨獣ハンティングしている所(成功した所)が全然見れなかったのは残念な気もする。

スーパー戦隊 各話レビュー
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2016年 10月 23日
2016年 10月 21日
本日放送は「ペラペラジャイアン飛んでった!」「みえないボディガード」でした。

「ペラペラ~」は、物体の厚みを無くしてペラペラにしてしまう“厚みぬきとりバリ”を使って、便利に生活しようと試みるお話。
何かに潰されてペラペラになるという古典的漫画表現を逆手に取ったお話ですね。コエカタマリンや流れ星製造トンカチなどと同様の発想と言える。「え、それイメージじゃなくて物理的にそうなってるの!?」と漫画らしいメタ的なギャグで笑わせる。
ハリを刺すだけでペラペラになり、水をかけるだけで元に戻るので運送や保管に最適。…と思いきや、どこにでもある水一滴で元に戻るのは、それはそれで大変危険なコトであるとも見せつけられる。利便性のバランスは難しいのじゃ…。クマムシみたいだ…。

「みえない~」は、一人で留守番をするしずちゃんが心配でたまらないので、透明なボディガードロボット“かげながら”を使って内密に警護させる一編。
四次元倉庫の隅っこ(四次元とは?)にあったというその“かげながら”がちゃんと機能するかどうか確認するため、しずちゃんの家へと忍び込み、まんまとかげながらに排除されるのび太たち。やや荒っぽいが命令に忠実というロボットらしいロボットといえる。
なんやかんやで安心するのび太たちと、最後に悲鳴をあげるしずちゃん。ロボットの実直さは信頼できると同時に恐ろしさもある。それはロボットに人間性を求めるが故に非人間性に異質さを感じるのだろうか…ロボット下剋上のSFでよくあるやつ…。
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2016年 10月 17日
医者嫌いの少年がバグスターウイルスに感染していると判明。
治療はしたいが医者が近づくほど少年のストレスが高まり症状は悪化する。こいつは困った…などと考えている間に発症、バグスターさんが出現してしまう。
そこへやって来たのは5年前に病院を追放され現在は闇医者だという大我さん。シューティングゲームのライダー・スナイプに変身して、エグゼイドと競い合おうとする。

医師免許を剥奪されているらしいコトと、擬音語としてのBANが上手い事かかっているサブタイトルやと感心…。

今回も新たな仮面ライダーが登場という事で、患者に対してのアプローチが違うという永夢との対立軸を見せる。そしてまた大我と飛彩もまた対立関係にあるのだと。

永夢は命がけで戦う様を少年に見せる事で医者としての信頼を獲得する。それによりバグスターを倒しやすくなる。
手術にしか興味が無い飛彩、ゲームにしか興味が無い大我、ゲームにも患者との信頼関係にも力を尽くしたい永夢…というのが今のところの違いだろうか。
となるとやはり主人公のアドバンテージとしては「信頼」「絆」みたいなコトかしら。まぁ毎年そうだろって言われたら、そうなんだけど。

今のところバグスターウイルスへの対処法がライダーによる手術と、発症しないようストレスをかけないようにする、といった2点しかないので、発症せぬようストレス回避する方法が果たして患者の為になるのかというと…何とも言えない部分もある。
まぁ、勿論発症した方がリスクは高いんだけど、放っておいても爆弾抱えているコトになるわけで…ならいっそ、今回のように一度発症させた方が良いのではと考える医者がいてもおかしくはない。
医者としてのアプローチの違いはあれど、それもまた悪ではないという多人数ライダーっぽい感じになっていくのだろうか。

次回は監察医のライダーも出るとの事。
「患者の為に」という主人公の「正義」は、死者を相手にする監察医には通用しない。かといって監察医が悪になるかといえば、勿論そんなコトもない。生きた患者と接しない、監察医や病理医もまた医者なのだ。

人間はみんなライダーだし、医者は皆ライダーなんだ…。

仮面ライダー 各話レビュー
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2016年 10月 17日
町に以前倒したプレイヤーが現れ、またバングレイさんがキューブホエールを狙って活動し始めたと察するジュウオウジャーの皆さん。
早速ホエールを使わずに対処すると、好戦的性格のホエールは不満げ。
こうなったらとホエールの偽物を作ってバングレイさんを罠に嵌めようと試みることに。

ホエールの偽物製作や、これまでのカブリ物が活用されたりと、真理夫おじさんの作品が今回大活躍。しかしどんどん壊される…。

偽物のホエールを作ってみたジュウオウジャーでしたが、バングレイもまた偽物のジュウオウジャーを作って対抗。偽物を使う作戦には一日の長があるバングレイさんに敵うはずもなく、まんまとしてやられる。

テーマ的に見ると、ジュウオウジャーさんのテーマは「心に正直であること(本能覚醒)」なので、嘘をついて騙すという作戦はジュウオウジャーにとっては悪手でしかない。
今回バングレイさんに負けを喫したのも、嘘を用いた作戦であることや、ホエールの気持ちを無視していることがテーマに反していたからであるからだと推察できる(前回の猫だましは…?)。

といったわけで次回はそれが表返るのであろうと思いますが、真理夫おじさんに黙っているのもこれまたテーマに反しているだけに、いつになったら打ち明けるのかなと思えて来る頃合。

あ、余談ですが石川Pが東映アニメから戻ってきたんですね…。

スーパー戦隊 各話レビュー
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2016年 10月 16日
2016年 10月 14日
本日放送は「ざくざく!地中でくだもの狩り」「バリヤーポイント」でした。

「ざくざく~」は、あらゆる元素が含まれた“合成鉱山の素”を使って、どんなモノでも鉱山で増やせてしまうお話。
好きなモノが沢山増えてイイなぁーと感じると同時に、どうしたらこんなアイテムを発想するのか…と不思議で仕方なくなる。モノを増やしたいという着想からフエルミラーに至る道筋なら分かるけど、鉱脈に行き付いてしまった道筋はホンマ分かりかねます…。しかもいきなり食い物を増やしてるし…すごい…。土の中に幾つもドラ焼きが埋まっているという、これ以上ない絵としてのパワーを感じさせてくれます…すごい。

「バリヤー」は、世界中のあらゆる不幸が襲ってくるのび太の為、半径1mの見えない壁を作りだす“バリヤーポイント”を使う一編。
何かをバリヤーの中にいれるときはそのモノの頭文字を許可すればイイとのこと。ただし同じ頭文字のモノは一様に扱われるものとする。
ラストは、ついジャイアンとスネ夫を入れてしまうというオチですが、アニメではオチ前に警戒させることで上手くミスリードしている。最初に提示したルールを守っての頭脳戦であるなぁ。
初めは人間の為に作られた技術が悪用され、それをまた人間の知恵で看破するという流れはSFらしい話運びだろうか。相変わらずSFが詰まってる。
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2016年 10月 10日

「漫画版 仮面ライダーゴースト 60の眼魂と3人のアイドル」電子版



32ページ PDF・JPGファイル

『真・南海』通信販売受付所 - BOOTH


【DLsite】 漫画版 仮面ライダーゴースト 60の眼魂と3人のアイドル


【メロンブックスDL】 漫画版 仮面ライダーゴースト 60の眼魂と3人のアイドル
Melonbooks DL



とっくに登録してたんですが記事に上げてなかったのでアップします。
電子版をお求めの際は上記のサイトをご参照ください。

オフセット本の通販・委託についてはこちら。
 →「漫画版仮面ライダーゴースト(以下略)」委託及び通販のお知らせ

過去の電子版についてはこちら。
 →『真・南海大決戦』 ダウンロード販売のページ
 
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2016年 10月 10日
エグゼイドの資格者となった永夢ですが、院長の息子にして天才外科医の飛彩が日本へ帰国したことで、ライダーとして用済みだと言われてしまう。
早速バグスターが発症したという連絡を受けて永夢と飛彩はライダーになってオペを始めるも、黒いエグゼイドが邪魔をしてくる。

手術はキッチリとこなすがそれ以上患者には関わらないスタイルの飛彩。
患者の心のケアも医者の仕事だという永夢。
医者として患者を救うコトに対しては共通しているので両者ともバグスターを倒すものの、患者に対するアプローチは違う。

早速もって新ライダー登場、レベル1の存在意義と黒エグゼイドの邪魔、そこに患者のゲストエピソードがあって…とかなり盛り沢山。
忙しそうだったのでブレイブ登場だけに的を絞っても良かったのではとも思うのですが、まだ2話なので基本は永夢がどういうアプローチで患者に接するか、ライダーとして戦うかを描くことがメインなのかしら。
プリキュアさんみたいにすぐ仲間になるなら、1話はA君、2話はBさんという登場編もやりやすいけど、あくまでライダーは対決路線だからまずは主人公をしっかり描かなくてはというコトなのだろか。
どうにしても1話で1人目、2話で2人目、3話で3人目登場させるのは大変そうである。

新ライダーのブレイブが登場しつつ、話は患者のケアをしたい永夢の奮闘。これ、患者の心を大切にするというアプローチなら、やはり永夢は小児科じゃなくて心療内科の方がしっくり来るのではという気も。
ストレスによって免疫作用が下がるとバグスターウイルスが発症してしまうのではと考え、患者のストレス要因を解決しようとする。
患者のドラマを解決することが治療になる。これで患者側のエピソードも描くことが出来るぞい。

忙しいのはやることが多い第1話だけかなと思っていたのですが、2話も3話も新ライダーが登場するようで次回も忙しそう。
もうちょっとじっくりドラマ部分やら医療部分などを見たい気持ちもあるのですが、ライダーとして必要なことはしっかり描いててよく出来ているんですよね。
新番組が始まると、「この番組はどういうフォーマットなのか」がやたら気になる個人的な問題か。

仮面ライダー 各話レビュー
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2016年 10月 10日
今週やって来たデスガリアンのプレイヤーは、宇宙の相撲をほぼほぼ会得したというスモートロンさん。
町の人々を次々に力士にして相撲勝負を仕掛ける。そして勝利ポイントが上がるほどに番付が上がってさらに強くなる。負けた人間は相撲の稽古を延々させられてしまう恐ろしい相手である。
スモートロンを倒すには相撲のルールに則って勝負するしかない。
レオとアムは大学の相撲部に修行へやって来る。

話の流れ自体は筋が通っているけど、重大な問題に何一つツッコミが入らず前へと進んでいくナンセンスな空気感が実に好い。というか、下山さんが書いていることもあってか、まんまニンニンジャーのノリ。いいぞぉ。

ジュウオウジャーのテーマは「心に正直になる」コトなので、猫だましという戦法は卑怯だというレオはテーマから見て全然間違ってない。そのくせあっさり猫だまし使ってるのが実に面白い。というかアムはアムで騙し打ちで勝ってるし、猫が騙すから猫だましなのか…?

最終的に相撲部が「猫だまし使いません!」と言っている所に納まるのは番組テーマ的に沿っているけど、アムは騙し技で勝ってるし、バトルの勝利はテーマの勝利ではないとちゃぶ台返されたようなカウンターを食らう。

スモートロンのデザインありきで作られたお話だそうですが、いつもと違うノリが楽しいです。
この話自体が猫だましのような装いの話であったともいえる。

スーパー戦隊 各話レビュー
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2016年 10月 09日
2016年 10月 04日
平成ライダー18作目。
ゲームの戦士になって戦う、仮面ライダーエグゼイド。

大学附属病院で小児科の研修医を務める宝生永夢。
かつて医者に救われた経験から、今度は自分が医者となって子どもたちを救えたらと熱意に燃えている。
それでいて、実は天才ゲーマー・エムの正体でもある。
永夢はゲーマーとしての素質と、医者として患者を救いたい思いから、ウイルスに感染してバグスターとなった患者を救う仮面ライダーエグゼイドに変身する。

「医者だから患者を救うために戦う」という動機付けが明確だからか、テンポよく1話でしっかり完結させているように思う。
この辺の分かり易さみたいなモノは探偵や刑事と同様、職業ドラマをベースにしたライダーの強みでしょうか。
どうしてお前が危険なコトをしてまで戦うんだ?とヒーローの肝の部分にグダグダしないで済むというか。そこが理解しきれないと、逆に危ない奴みたいに見えてきますからね…。

ライダーのレベル1とレベル2のアクションの面白さを見せつつ、敵がどういう奴らか、今後何をするべきか、1話として説明しておくべき事がスッキリ入っていてよく出来ているなぁと感じました。
見た目こそ「仮面ライダー?」なエグゼイドさんですが、フォーマットやアクションを見ると、オーソドックスな平成2期ライダーだなぁと感じます。
よく言えば安心感だし、悪く言えばそこまで新鮮でもない。まぁそれはずっと見続けているおっさんの視点ですが。

とはいえ医療ドラマとして見ると、やや乱暴さもあるかなと。
研修医とはいえ医者の主人公が、病状も把握していない患者を無許可で連れ出すのは「医者失格!」とポッピーなんちゃらさんに言われても仕方ない。
「ゲームが出来ないストレスが原因」と何の根拠か分からない診療をしているのも気にかかる。(余談ですが、医者は原因が分からない時に何でもかんでもストレスの所為にし過ぎでは…?)

これが心療内科医とかだったら、ストレスの原因を解消するためにゲームイベントに連れていくという行動は筋が通るのですが、小児科は精神性の病だけではないので「ストレス以外の可能性を考えてみては?」と思ってしまう。

てなわけで、医者としてはかなり乱暴なのでは…と思える。
まぁ、研修医だし第1話だし、あえて主人公の軽率さを描いて成長要素にしているという可能性もありますかね。


そんなこんなの「エグゼイド」第1話でした。
やることが明確で分かり易く、派手なアクションで魅せてくれます。
うん、2期ライダーっぽい。

いわゆるゲストエピソードで回すのか、あるいは連続のストーリーで回すのか、フォーマットはまだ何とも見えない。
小耳に挟んだ話では、1クールでライダーが5人出るらしいと聞いたので、そうなるとゲストエピソードよりはライダーバトルを主体にするのかもなぁ。

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2016年 10月 03日
今回のブラッドゲームにやって来たのは、人の本音を表にさらけ出させて人間関係をぶち壊そうとするオモテウリャー。
ジュウオウジャーの皆さんも久しぶりと言うぐらいに久しぶりなブラッドゲーム。新しい怪人さんを見るのはいつぶりだろうか…。

オモテウリャーさんの術で普段は隠している本音をぶちまけ、雰囲気の悪くなるジュウオウジャーの皆さん。さらに豆腐メンタルの操がいたことで、案の定メンタルぼろ雑巾と化す。
いちいちレオだけ普段と変わらない言動なのが面白い。

オモテウリャーさんは先進国首脳会議に乗り込んで国際関係を破綻させてやろうと目論む。この会議、2話前の新聞にも書いてあったなぁ。細かい伏線でしたか。

人間関係を壊そうというデスガリアンさんらしいゲスい作戦ですが、本音をぶちまけるというのは普段のジュウオウジャーさんのテーマである本能覚醒そのもの。これまで本心をさらけ出すことによって危機を脱して「本心=善」を証明してきたというのに、本心をさらけ出すと関係が壊れるという「本心=悪」に変換されてしまったことが今回最大の脅威。
今までのテーマを完全に裏返しにされてしまっている。

結果、普段素直ではないタスクが隠していた「裏の本音」をぶちまける事で、再び「本心=善」の構図に戻すことに成功。
裏返ったテーマを再び表返しに。
作中における本音の裏返しだけでなく、番組そのもののテーマまで裏返しにしてしまうというのが、なかなかの強敵だったし、仕掛けとして面白い。

厳しい本音を言う事で関係性が深化する。
そして厳しい本音を気持ちよく感じてくる操。
でも本当はタスクより大和と組みたかった。
このオチを見てて「浦沢一門だなぁ…」と妙な気持ちになる下山さんのお話でした。楽しい。

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2016年 10月 02日