2016/05/30
仮面ライダーゴースト 第33話「奇跡!無限の想い!」
ガンマイザーさんの襲撃を受けたタケル殿たちは必死の抵抗を見せますが、戦いの中でオレ魂の眼魂は砕けてタケルは姿が消えてしまう。今度こそ本当の死なのか…あるいは眼魔のように眼魂で人間の姿を作っていただけで、本当の肉体がどこかにあるのか。そういえば初めに死んだ時、肉体は消えてしまったとの事…。
そういえばそうでした…。となるとさらに黒幕の怪しさが募る仙人…。
タケル殿が消えて哀しみに暮れる一同ですが、それぞれに再び立ち上がり、眼魔との戦いに集まってくる。
これまで何やかんやとタケルによって助けられてきた面々が、タケルのいない今、タケルの代わりに想いを受け継いで戦おうとしている。
ガンマイザーを復活させないために眼魔世界とも別の時空に追いやろうと考え、全員の協力の元それを成功させました。しかし、ガンマイザーはその別の空間からも結局戻ってきてしまう。
結構頑張っていたのにあっさりと看破されてしまって、さすがに心も折れるのではと思いましたが、これにも負けず三度立ち上がる一同。
そして、何故か(ぉぅ)発光して復活する俺魂。そこにはタケルの姿が。
ふむ…よくは…分からないのですが…。
おそらくは、みんなの心の中に受け継がれたタケルの魂が作用したというコトでしょうか。
タケルはみんなを助け、助けられてきたみんなの中にはタケルの想いが生きていて、その想いというモノはたとえタケルが死んだとしても消えたりはしない。受け継がれているのです。
仮に、眼魂の正体が英雄の「想い」なのだとしたら、多くの人間の中に存在するその人への想いによって新たに生成することは可能なのではなかろうか。
英雄とは多くの人間に想いを受け継いだ人間のコト…なのだから。
これまでの話でも英雄や他者の想いを受け継ぐ話が描かれていて、それこそがタケルの言う「人間の心は不滅だ」なのだと思う。
そして、今回の話はみんなの中にあるタケルという英雄が不滅である様を具象化して見せている…。
そんな感じでしょうか。
凄くざっくばらんにいうと、みんなの心の中にバックアップデータをコピーしておいたのでそこから復帰した、みたいな(ぇ)。
観念的な部分が多い気もしますが、そもそも眼魂自体がオカルト地味ているし、この1話の中でタケル消滅→復活という性急な展開を描いているので、若干分かり辛い部分も仕方ないのかも。
というか、この話を1話で全部やることはないのではないか…と思えてしまいますが…。
何とも忙しない。
⇒仮面ライダー 各話レビュー