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仮面ライダーゴースト 第33話「奇跡!無限の想い!」

ガンマイザーさんの襲撃を受けたタケル殿たちは必死の抵抗を見せますが、戦いの中でオレ魂の眼魂は砕けてタケルは姿が消えてしまう。
今度こそ本当の死なのか…あるいは眼魔のように眼魂で人間の姿を作っていただけで、本当の肉体がどこかにあるのか。そういえば初めに死んだ時、肉体は消えてしまったとの事…。
そういえばそうでした…。となるとさらに黒幕の怪しさが募る仙人…。

タケル殿が消えて哀しみに暮れる一同ですが、それぞれに再び立ち上がり、眼魔との戦いに集まってくる。
これまで何やかんやとタケルによって助けられてきた面々が、タケルのいない今、タケルの代わりに想いを受け継いで戦おうとしている。

ガンマイザーを復活させないために眼魔世界とも別の時空に追いやろうと考え、全員の協力の元それを成功させました。しかし、ガンマイザーはその別の空間からも結局戻ってきてしまう。
結構頑張っていたのにあっさりと看破されてしまって、さすがに心も折れるのではと思いましたが、これにも負けず三度立ち上がる一同。
そして、何故か(ぉぅ)発光して復活する俺魂。そこにはタケルの姿が。

ふむ…よくは…分からないのですが…。
おそらくは、みんなの心の中に受け継がれたタケルの魂が作用したというコトでしょうか。
タケルはみんなを助け、助けられてきたみんなの中にはタケルの想いが生きていて、その想いというモノはたとえタケルが死んだとしても消えたりはしない。受け継がれているのです。

仮に、眼魂の正体が英雄の「想い」なのだとしたら、多くの人間の中に存在するその人への想いによって新たに生成することは可能なのではなかろうか。
英雄とは多くの人間に想いを受け継いだ人間のコト…なのだから。

これまでの話でも英雄や他者の想いを受け継ぐ話が描かれていて、それこそがタケルの言う「人間の心は不滅だ」なのだと思う。
そして、今回の話はみんなの中にあるタケルという英雄が不滅である様を具象化して見せている…。
そんな感じでしょうか。

凄くざっくばらんにいうと、みんなの心の中にバックアップデータをコピーしておいたのでそこから復帰した、みたいな(ぇ)。

観念的な部分が多い気もしますが、そもそも眼魂自体がオカルト地味ているし、この1話の中でタケル消滅→復活という性急な展開を描いているので、若干分かり辛い部分も仕方ないのかも。
というか、この話を1話で全部やることはないのではないか…と思えてしまいますが…。
何とも忙しない。

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動物戦隊ジュウオウジャー 第16話「ジューマンをさがせ」

着ぐるみの人たちがデスガリアンにさらわれる案件が続出。
どうやらジューマンを見つけ出すために行っているとのことですが、そのさらわれた人の中には、大和の叔父・真理夫も含まれているらしい。

とある目的の為にジューマンを集めているナリアさんですが、着ぐるみとジューマンの区別がつかないらしい。「モジャ公」でも、種族が違いすぎると個体差を認識出来ないというネタがありましたが、そういう感じなのでしょうか。
確かにジューマンは何故だか凄く着ぐるみにしか見えないボクからしますと、ナリアさん達の行動は笑えません。何故だかジューマンを見ても、ドンキで売ってる動物マスクを被っているだけのように見える瞬間があるワケですからして…。
うぅむ、着ぐるみにしか見えないとは、高度なメタ仕掛けなのかもしれない…。

真理夫がさらわれて動揺する大和。
大和にとっては大切な家族。意外と引っ張っていますが実の両親とは確執でもあるのかしら…その辺がシリーズとしてのヤマなんでしょうか。
真理夫は真理夫でナリアさんにガンをつけて寺島さんの本領発揮。
「この星をナメるなよ」の台詞はおじさんから伝えられているモノだと分かる。でも、その台詞を言う機会は宇宙人に攻められている時以外であったのだろうか…。

何とかおじさんにはバレずにデスガリアンを追い払った大和ら。
どうしてこうも頑なに真理夫さんに秘密裏にしているのだろうかと思っていたのですが、いつか真実を打ち明ける、本能覚醒によってドラマ的盛り上がりを形成するタメなんでしょうかね。
となると、大和の親のコトも本能覚醒の為の布石…になるのだろうかなぁ。

次回はジューマンパワーを吸収した、デスガリアンの新たなプレイヤーさん。
ジニス様の持っていた四角いアレが何なのかも割と気にかかります。

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バースデイ2016


from 黒森コウ さん


from とん さん


今年もバースデイイラストを頂きましたので、お礼と紹介を兼ねてアップさせて頂きます。

お二方とも、どうもありがとうござりますです。感謝感謝。


ちなみに遊戯王は見たことありません。

 

今日のドラえもんは…たずね人たずねて三千キロ

本日放送は「お客の顔を組み立てよう」「ママをたずねて三千キロじょう」でした。

「お客の~」は、のび太が会った来客者が何者かを確認するため、その顔を“モンタージュバケツ”によって再現するというお話。
モンタージュというモチーフは今見ると時代感が出ているなぁと感じてしまいますね。未来でこれを使った犯罪捜査を行ったら余計に未解決事件が増えそうだが…。
のび太が遭遇した人物は実は泥棒だったと分かり、同じ顔になったのび太が警官から追われることに。「モジャ公」に親の仇の地球人と間違えられるも、見慣れない生物の顔はみんな同じに見えるだけという話がありましたが、このお話は特にそういった価値観の変化のテーマはないシンプルなお話。
モンタージュ写真は似顔絵に比べて実在感を高く認識してしまうので、かえって捜査の邪魔になると今では言われていますが、この話ではモンタージュの実在感を究極に高めた結果が描写されているようにも見える。
そう思うと、モンタージュという捜査方法が信じられていた時代から見た未来の姿がこのお話であり、これもやはりSFなのかと思えて来る。

「ママを~」は、ママに叱られてもう二度と会いたくないと決意したのび太が、1錠飲むと300m歩かないとママに会えなくなる“ママをたずねて三千キロじょう”を使用するお話。
名前がひどい上に、何故これを作ろうと思ったのか不可思議すぎる道具です。そしてそれを購入するドラえもんもまた…。
ママに叱られ怒りに任せたのび太は一万錠のみ込んで、三千キロ歩かないとママとは会えなくなってしまうハメに。改めて見ると一万錠…一万錠!? ってなりますね。凄い量だぞ。
どくさいスイッチ宜しく、うっとうしく思う人間も離れてみると恋しくなってしまう。ましてそれが家族であればなおさらであろうという、ヒューマンな一編。
原作の方はどこでもドアで解決しちゃうというズッコケなオチの方に注視する印象なんですが、アニメではどこでもドアの方に話のクライマックスが行かないように留意され、あくまでママとの再会の方に焦点を合わせた構成に作り上げられていますね。
わずかな構成の変化からドラマ重視というコンセプトが見て取れるようになっているのだなぁ。

仮面ライダーゴースト 第32話「追憶!秘めた心!」

10年前の記憶を見たタケル。
そこで父・天空寺龍が息子のタケルに願いを託す様が描かれる。
割と明確な説明なく息子に危ない事させようとしていますが、この時の龍は自分が10年先まで生きられないと分かっていたのでしょうかね。
そうでないとちょっと厳しい。

アカリ達は眼魔のゲートを潰して、ゲートから発生していたプラズマ結晶を入手。てっきりエネルギーみたいなモノかと思っていたら物体として存在するのかと驚きました。
プラズマは物質の第四の状態とも呼ばれているから、アカリのマシーンはプラズマを個体の状態に戻す機能があるってコトかな…すご。

一方、人々が子どもになってしまう現象。
シブヤの母親も子どもになってしまい、シブヤは母親の父への想いに触れざるを得なくなる。
父親のような男らしさを求める母親とケンカしたというシブヤですが、どうしたら男らしくなれるのかと考えた結果仏門に入ったとのこと。
お話だけ見てると、お母さんが父親像を求めるあまりにちょっと…と思う節もあるのですが、シブヤも「僕は父さんとは違う」と否定はしながらも男らしさを求めて受け入れているのなら…まぁいいのかな。

父の想いを継ぐことで二つの話は同期します。
それにしても子どもになるという特異な現象である必然性はあったのだろうかと思っていると、ツタンカーメンさんが子ども化現象を直してくれます。え、すげぇ! ピラミッドパワーすげぇ!
まさか子どもの頃に亡くなったというツタンカーメンの販促になる話だとは思いもよりませんでした…。
謎が多いツタンカーメンで話作るのは至難の業だと思ってましたから…。

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動物戦隊ジュウオウジャー 第15話「戦慄のスナイパー」

デスガリアンの新たなチームリーダーを目指すハンタジイはスナイパー。
次々に人間をぬいぐるみにして1日1000人のクリアノルマを目指す。
ジュウオウジャーもセラと大和が早々にやられてしまい、ハンタジイの居場所を見つけるのも困難なまま戦う事に。

公式サイトで戦隊ではスナイパー戦があまりないというコトが書かれていて、言われてみると確かにあまり見たことないなぁと気付いたり。
記憶にあるモノではマジレンジャーのサイクロプスぐらいしか思い浮かびませんが。ライダーなら…クウガのバヂス戦はスナイパー線になるのかな。
敵と味方が一つの空間に居ないというのはキッズ向けの演出として問題も多いのだろうなぁ。どうしても分かりにくくなるでしょうし。

あえて難しい素材に挑戦している今話ですが、真っ先にセラと大和を沈めてさらに難しい状況に追い込ませる。ズバットの「どうやって勝つねん」に近いような、追い込み方をしているような。

方法はチームであることを利用しての捨て身。
本来のスナイパー戦ならあまりに乱暴な作戦だけれど、ぬいぐるみ化によって「ぬいぐるみになるだけならまぁいいか」という心理誘導がまんまと起きている気がする。
キッズ向けとしての配慮と作戦行動が如実に繋がっているというコトかな。

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今日のドラえもんは…じしゃくとしんじゅ

本日放送は「N・Sワッペンで運動会」「しんじゅ製造アコヤケース」でした。

「N・S~」は、50m走の測定で何とか速く走るための手はないモノかと考えた挙句、N・Sワッペンを使ってみることにするお話。
磁石の引き合う力で速く走れるぞ! …とシンプルな解決法かと思いきや、そう簡単にはいかず。次々に現れる問題にアイディアを駆使して立ち向かうお話でありました。
単純な秘密道具の能力勝負(?)では無いのだ。なかなか先が読めない楽しさがあります。

「しんじゅ~」は、しずちゃんがママから預かった真珠のネックレスがバラバラになってしまい、無くなった真珠の代わりを作りだそうというお話。真珠の作り方が学べるたいへんタメになるお話でもあります。
しずちゃんが起点になる話ですが、スネ夫を使って自慢させる場に連れ出したり、ジャイアンに真珠をバラけさせたりと、短い原作のページ数ながら登場人物の使い方が巧み。しずちゃんが自分で自慢しにくるとキャラとして不自然になってしまうし、レギュラー全員に役目が与えられている。
終盤はオリジナル要素として、いつか大人になったしずちゃんにネックレスが受け継がれるというコトを示唆している。
「のび太の結婚前夜」に繋がるくだりですが、やはりこれ入れて来るか…。
また、後にそういった使われ方をするネックレスなだけに、原作のままだと母親を騙して終わってるので、それは問題があるのではないかと今回のまとめになっているような気もする。
この辺は、「そんな先の事まで決めてるはずもない原作」と、「分かっているからこそのアニメ」で出来ることの違いだなぁと。

仮面ライダーゴースト 第31話「奇妙!ガンマイザーの力!」

眼魔からこの世界を守ると決意したアランは、これまで設置したゲートの破壊を提案する。ゲートはそれ自体が眼魔世界との入口になるのと同時に、数を合わせるとより巨大なゲートを開くための装置にもなるとのこと。

一方アデルさんは、新たな分身さんの力で街の人を次々子どもにしてしまう。実に特撮怪人っぽい能力ですが、それによって何がしたいのかは謎なのです…。
子どもになった大人たちの中にはシブヤの母親も。

母親との関係がこじれていたシブヤを描くエピソードのようですが、亡き父を描くお話のようでもあるので、その辺で「ゴースト」らしさが出るのかしら。
それにしても八王子シブヤという名前は凄いな…結構距離ありますよ…。吉祥寺か新宿で乗り換えかなぁ…。

と同時に、以前登場した五十嵐博士も再登場。生きてた。
つまりこれでようやっとモノリスや研究についてのコトが語られるのか…と思っていると、タケル殿はかつての記憶の中にいた。
五十嵐博士や仙人、天空寺龍が研究していた頃の記憶の中に。
語りで説明するんじゃなくて画で説明するためのサイコメトリー能力だったのかしら。

とりあえず前編なので種を撒く回。
後編でシブヤの話とタケルのサイコメトリーが繋がるのか否か。

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動物戦隊ジュウオウジャー 第14話「ウソつきドロボーおバカ系」

デスガリアンでは第1話で倒されたチームリーダーの代わりとなるべく、ドロボーズさんが新たに昇進試験を受けることに。
その名の通り泥棒をする事に長けたステルス能力を有しているとのこと。しかして地球上では急激にエネルギーを消耗するため3分間しか消えられない。残り時間が近づくと胸のランプが点滅するぞ!

一方アムは病気の妹とそれを世話する優しい兄の兄妹に出会う。
妹の手術の為に大金が必要な兄は、ドロボーズさんにそそのかされて悪事に協力することに…。

ドロボーズさん自体は非常に愉快な敵キャラなんですが、話は救いがあるとも言えない辛いお話。
素直に見ていれば「あぁ~…その誘惑は乗っちゃうよね…」と思わざるを得ないし、まんまと心理誘導させられているなぁと感じる。

「自分の心」を大切にすること、それすなわち「本能覚醒」ですが。
今回のお話では、結果的にお兄さんの「心」は守ることは出来たのだけれど、それ以外は守れていないという(特に状況が悪化したわけでもないが)辛みが残るお話。

普段は他人に対してドライな反応を見せるアムが激おこするという別の一面を見せるお話で、サブライターゆえに普段と別アプローチでキャラクターを広げて来る…いや深めているお話でもあるのだろうか。
いずれにせよ、メインとは違うスタイルのお話を見せようという心意気を感じるエピソードだったように感じる。

こうやって幅が広がるのは実に楽しい。

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『仮面ライダー1号』

これまた随分と日数が経っているのですが、記憶の限り書いてみようかと。

今年は例年のオールライダー路線では無く、キャラクターに的を絞っての春映画。
仮面ライダー生誕45周年と銘打っての「仮面ライダー1号」の物語。

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今日のドラえもんは…拭きトリ

本日放送は「トリセツ・メーカー」「ぞうきん探偵のび太」でした。

「トリセツ~」は、物でも人でもありとあらゆるモノの取扱説明書を出してくれる“トリセツ・メーカー”のお話。
今やネットで検索すれば大概の説明書は見られるようになったコトを考えると、商品のトリセツに関してはそれほど難しくはなさそう(製本はともかく)。
物だけではなく人のトリセツも作ってくれるということで、ドラえもんやジャイアン、しずちゃんのトリセツをチェック。
22世紀のロボットにしては取扱説明書がテレビぐらいの厚さしかないドラえもんさん…。色々出来そうだけど、所詮家電なんだな…。
特にしずちゃんの説明書は実に分厚く、広辞苑ほどもある。みんなのアイドルしずちゃんは結構面倒くさい人なのだ…。
ラストは製造元にお問い合わせくださいと綺麗なトリセツ落ち。

「ぞうきん~」は、磨いた鏡面に過去の反射を映し出させる“ゆっくり反射ぞうきん”の一編。
ぞうきんで拭くことによって鏡面が吸収した光を反射するまでに時間差が生じるのかなと思いましたが、ぞうきんで拭く以前の時間にまで遡れる時間超越器具。
しずちゃんの部屋をのぞき見してやろうとするのび太を糾弾した舌の根も乾かないうちに乗っかるドラえもんさんは実に好い。鉄板ですね。
このぞうきんを使ってジャイアンが育てた花の芽を踏んづけた犯人探しをする事に。やや原作よりも犯人探しが難航した結果、見つかった犯人はのび太。
ドラえもんで時々ある探偵エピソード、たいがい探偵自身が犯人ってオチが多いですね。
因果は巡るって感じで実にドラえもんらしいんですけども。

今週からなのか、OPの途中に本編の予告映像が入ることになりました。
また構成の変更です。相変わらず試行錯誤やっておりますね。
ストーリーモノでそれをやるのは分からんでもないのですが、毎週2話放送のギャグアニメでその方式はどうなのかなーと正直思うんですが…いやはや。

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仮面ライダーゴースト 第30話「永遠!心の叫び!」

フミ婆が亡くなり、意気を落とす面々。
葬式では多くの人間に愛されていたフミ婆の姿が見て取れる。
肉体に戻り、自分にも心があることは分かったアランですが、フミ婆の死はあまりに辛く、こんなにも辛いのなら心など無くなってしまえばよいのにとすら思う。

死んだ父親に会いたいと言っていたユキも、眼魔に操られている父の姿にショックを受け、やはり心など無ければと苦しむ。
しかしタケル殿は、自分の心が本当は何を望んでいるのかを見つめてくれと訴える。
ユキは父親に伝えたいことがあると思いを新たにし、アランもまた、故郷である眼魔の世界を人間界のように美しい世界にしたいと決意する。

フミ婆のくれた服を着て、フミ婆のたこ焼きを食べながら、アランは人間として、自分の心の赴くままにする事を決意して変身する。
自由の為に戦う戦士は仮面ライダーなのだ。

アランが変化し始めてからここに至るまでかなり長かった印象なんですが、ようやっとここまで来ましたか…。
たこ焼きを食べながらのバトルは一見するとかなりナンセンスな映像なのに、アランのドラマ的には素直に筋の通った描写になっているので、何とも言えぬ不思議な味わいが感じられて好いです。
真面目に考えぬいた結果、筋は通っているのに何かがおかしい…こういうのはかなり好きです。
どちらかというとニンニンジャー的方法論なのですが、毛利さんはまだニンニンジャーが抜けていないのかもしれない…。

前回貰った私服をなぜ素直に着ないのか(販促しないのか)と思っていたのですが、この話の中でフミ婆から貰ったという事実と、人間になった意味合いの象徴として、あの服にかなりしっかりとした意味付けがされて、販促的にもかなり強化されたように感じられました。大事ね。

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動物戦隊ジュウオウジャー 第13話「山頂の目撃者」

鳥男を見たという女の子・百合の情報をもとにその山へとやって来た面々。
偶然かあるいは必然か、アザルドのプレイヤー・ノボリゾンが山の木々を枯らす計画を実行中の事であった。
ジュウオウジャーは計画を阻止するために頂上へと向かう。

普段、どうやって人間を苦しめるかという事を考えているデスガリアンの皆さんですが、山の植物を枯らすというやや間接的な苦しめ方のゲームもありなんですか。山の植物が枯れて、地主と山を愛する登山客が苦しんでいるわいワハハ…みたいな楽しみ方でしょうか。デスガリアンゲームは奥が深い。

百合に惚れ込んだレオは山登りの最中も猛烈モーション。
しかし、百合の視線はレオではなく大和の方に向いている様子。
自分の行動のせいで百合を危ない目にあわせたと考えたレオは、その責任を取るべく百合を大和に任せ頂上へと走る。

一人で突っ走って一人で反省してと、レオの独り相撲感あるお話ですが、仲間がいれば頂上に到達出来ると示すお話になっている。
ゴセイナイト様大好き芸人でお馴染みの井上嬢ゲスト回でもありますが、前回だったらブレドランもいたんだなぁ(ぇ)。

ソードを取り落としたジュウオウキングは、急遽、山頂にあった岩を握って対抗したが、実はそれはキューブアニマルのキューブクマであった。
キューブアニマルだったから結果的に良しって気もするけど、「おま、観光名所引き抜いて何してくれとんねん!」って思うところでもある。
熊だから山…はまぁいいとして、もう少し熊っぽい(?)、あるいは斧っぽい(?)エピソードではダメだったのだろうか。
熊っぽいのは自分で書いておいて全然思い浮かびませんが、斧なら切り開く云々とかで出来そう。
販促的にはちょっと勢いで乗り切ろうという面が強すぎる気がしました。

ジュウオウジャーの場合、ラストにいきなりアイテムが出て来ることが多いから、販促のエピソードになると唐突感が出てしまうのかもしれんなぁ。序盤にクマを発見して使いこなせるようになるまでのお話、とかもあってよいのだ。

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『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』

こちらもまた随分と時間が経ってしまったので簡単に…。

今回のプリキュアさん春映画は初のミュージカルと銘打っています。
歌を歌うコト自体は昨年もやっていますが、あれはミュージカル…ではなく、ほぼ歌番組であり…同時に劇映画でもあり、そんなジャンルが規定不可能な不思議な映画でした。

ですが、今年は誰がどう見ても間違いなくミュージカル。

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『映画 ドラえもん 新・のび太の日本誕生』

書くタイミングが合わず、公開からえらく時間も経ってしまったのですが、簡単に書き記しておこうかなと思いたって「新・日本誕生」について。

基本的には原作の大長編に沿った流れで進んでいきます。
家出するために7万年前の日本へとやってきたのび太たちが、人のいない日本で自分たちの世界を作って行く。
しかし、当時の人々を連れ去って行く謎の預言者ギガゾンビと対決するコトになる…。

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今日のドラえもんは…しゃちはしご

本日放送は「友だちは大きなイルカ?」「夢はしご」でした。

「友だちは~」は、海でイルカと遊ぶスネ夫をうらやましく思い、水よけロープで海中までやってきたのび太がイルカ…ではなくシャチと触れ合うお話。
それイルカちゃう、シャチや…と戦慄が走ったのですが、劇中でもちゃんとドラえもん達が言及してくれています。シャチを甘く見てはいけない…。子どものシャチならまだしも、あの大きさならパクリといかれても…と思ってしまいます。
結局持って最後まで人に慣れ切っていた優しいシャチ。「七つの海のティコ」を思いだす…などと思っていましたが、絵コンテは「ティコ」にも参加している楠葉監督でした。光るクジラを探さなきゃ…。

「夢はしご」は、他人と自分の夢の中を自由に行き来するはしご。夢は夢の持ち主の自在になる世界なので、そこにスネ夫とジャイアンを引き寄せてこらしめてやろうという復讐譚。
これ、原作を読んでいた時は別に違和感なかったんですけど、こうしてアニメになるとかなり変な話になるんだなーと気付かされるお話ですね。
漫画の場合「フキダシ」=「夢」という気号が存在するから成立していた部分が、アニメの文法では本来存在しない「フキダシ」を今回かなり多用することになってしまっているのでカオスな雰囲気を強化してくれます。
何より、「夢」と「現実」の物理的空間が同期していて、夢の中で物理的にスネ夫の家まで歩くという妙な行動が、アニメになるとそのおかしさが浮き彫りにされた印象で妙な面白さが沸いてきます。
改めて見ると「フキダシ」という漫画記号ありきの話なんですね。アニメだと紗をかけたりするのが「夢」の記号ですけど、それだと夢世界と現実の物理空間を同時に描くことは出来ない。
アニメというメディアにされたおかげで、ミスマッチな記号が実にカオスさを見せてくれる楽しいお話になっていました。

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どうもです。
先日開催されましたレインボーフレーバー14にて新たに頒布しました本の、通販及び委託書店さんでの扱いが始まっております。
当日イベントには行っていないけど興味はあるといった方は下記リンクよりご参照ください。

また、流通形態によって値段が変化しておりますのでご容赦ください。
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仮面ライダーゴースト 第29話「再臨!脱出王の試練!」

いまだ心の揺らぎが消えないアランはたこ焼き屋のフミ婆の元で相談する。フミ婆の言う事も父と同じく、自分の心に正直になることだという。
そして自分の心が自分で分からないなら、自分を信じてくれる者を信じてみろと。

一方タケル殿たちは死んだ父の幽霊を見たという娘の依頼を受けて、ディープコネクト社を調べることに。ずっと前からほぼクロだと分かっているのですが、なかなか尻尾を掴めない。別に警察でもないのだから証拠不十分でもカチコミかければよいのではというのは乱暴かしら。
死んだ親に会いたいという娘に触発されて、フーディーニの魂がその娘に乗り移る。
フーディーニ自身が亡き母に会うため多くの霊媒師を訪ね、そのインチキを暴いていた偉人だからである。
オカルトを求めつつオカルトを否定し、今では眼魂というオカルトと化したフーディーニよ。

死んだ者に会おうと思うなど不幸な事しかないと忠告するフーディーニですが、父に会いたいという心に正直に行動するコトは止められないので手助けをするとタケル殿。
それはフーディーニの生前の想いも肯定するコトにもなる。

フーディーニと心を通わせるためのエピソード。
フーディーニ眼魂自体は既にマコト兄ちゃん販促しているので、販促とメイン回が別々に存在するという妙な気持ちもありますが、まぁ販促というのはいつ行っても許されるのだからいいか…。

そんな折にたこ焼き屋のフミ婆が静かに眠りにつきます…。
こういうモチーフとテーマの番組なので、死を描くのは必然といえば必然ですか。
素直に考えればおばちゃんぐらいの齢の人がやっていそうな役を何故おばあちゃんにやらせているんだろうという疑問が登場時にあったのですが、その疑問が腑に落ちたなと感じました。

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動物戦隊ジュウオウジャー 第12話「はなのみじかいゾウ」

ひょんなことから古本屋でタダ働きをさせられることとなったタスク。
偏屈で頑固者の店主にこき使われながら、タスクは近所の子どもたちに本の良さを広めたいと朗読会を開くが、上手くいかない。それを見かねた大和たちが一肌脱ぐことに。

はなののみじかいゾウ。
鼻が短くて困っていた象が、仲間の動物たちの助けを借りて、あの手この手で鼻を伸ばして幸せになるというお話。

この手の絵本だと鼻は短いままで仲間から受け入れられるコトになったので幸せ…みたいな話の方がそれっぽい気がしますが、作中作でそこまでやっていくとややこしくなりがちなのでシンプルなお話になっているのかしら。

絵本を読み聞かせようとするタスクを助けるため、着ぐるみを着た大和たちが内容を演じて子どもたちを楽しませてくれます。ジューマンが着ぐるみを着るという倒錯的描写。ジューマン形態でも受け入れられそうな気もしますが、あくまでタスクの話だから他は着ぐるみなのかしら。

堅物のタスクと偏屈な古本屋の店主が重なりつつ、コミュニケーションによって軟化する姿を描いているのだろうかな。
今回のデスガリアンのプレイヤー、頭を倒す事で「頭でっかち」になっている自分をぶち壊すと…。

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