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今日のドラえもんは…異次元空間の隙間から

本日放送は「ドラドラ時空アドベンチャー のび太土偶の謎」「ナイヘヤドア」でした。

「ドラドラ~」は、“ないしょごみだしホール”に落ちたドラえもんが異次元空間の先の縄文時代に飛ばされて帰れなくなってしまうというお話。
出だしは原作の話にもあるところから始まり、タイムスリップからはオリジナルのお話に流れ込みます。
「日本誕生」の公開に向けて、日本の古代の様子を分かり易く紹介しているエピソードという印象が強いかな。
現地の住民と一緒に子どもの救出活動にはげみ、土偶の造形はのび太がモデルというドラえもんらしいオチ。
のび太がポケットを持ってくるワケでもないのでは合流する必要性があまり無いように感じますが、最後のそのオチのためだけにやって来たと…そういうことか。

「ナイヘヤドア」は部屋の存在しない場所に新たに部屋を作るドア。これもまた異次元空間の隙間を利用したアイテムか。
独り暮らしをしようとアパートに勝手に部屋を作って住みつくこととしたのび太のお話。
Aパートが長めだったので短めのBパート。ほぼ原作ままの流れなのでスピード感ある。原作通りやると30分で4本分ぐらい出来ちゃうんだろうな…。
ちなみに、縁起が悪いので4号室を作らないというゲンの担ぎ方をこの原作で初めて知ったのだったなぁ…。

仮面ライダーゴースト 第15話「苦悩!頑固な脱出王!」

タケルに守られてばかりではいられぬとフーディーニの眼魂を使いこなせるようになろうと試みるマコト兄ちゃん。
世紀の奇術師フーディーニは、マコトを鎖で縛り付け、バイクをけしかけて来る。このフーディーニからの試練を乗り越えなければ、眼魂は使えない…らしい。

初めてでも使えたり使えなかったりとマチマチな反応を示す眼魂。
漠然としたイメージでは、タケルは眼魂を受け入れることで力を使い、マコトは眼魂を力で支配して使っているという印象が自分の中にある。
信長やツタンカーメンと仲良くなるっていうのはイメージし辛いし、「力で支配下に置く」というそれ自体が、武将の信長や王であるツタンカーメンとのシンパシーとなって、能力を使えるようになっているのではないか…説。

なので、武将でも王でもないフーディーニには同じ方法ではダメ、と解釈すると色々と腑に落ちるなぁ。
今回は自分の前にある壁を突き破りたい、抜け出したいというマコトの心と、脱出奇術も行っていたフーディーニの魂が同調したのだと。
それは同時に、今までの自分の殻を破った、脱出したという意味でもある。

信長とツタンカーメンを使いこなしている上述の理由についてはあくまで持論ですが、それを仮定して考えると、「力で押さえつけ支配する」というのは本来仮面ライダーのモットーである「人間の自由の為に闘う」とは真逆の行為なので、その今までの自分から抜け出したスペクターは本当の意味での「仮面ライダー」になれたのだと…そういう解釈が出来るのではなかろうか。

そう思うと、フーディーニがスペクターの上位フォームだったとか、日本でそれほど有名でもないフーディーニをこんなに重要視する理由とかも分かるかな。
殻を破るためには必要なんだなぁ。引田天功は使い辛いだろうし…。

事前情報知らなかったので、バイクが割れたり、バイクを着たときは結構驚きました。
ドライブでいうタイプトライドロンだよそれ…最強じゃん…。

そういえばジャベルさん復活してまたやられましたね…。
死んだんじゃなかったのか…いや、そもそも眼魔自体が元々死人なのではという可能性もあるか…。

仮面ライダー 各話レビュー

手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの45「親子三世代!ニンジャ全員集合」

ラストニンジャになるには先代のラストニンジャを倒して忍タリティを奪いとる。それがラストニンジャの最後の試練である。
天晴たちには好天を斬る覚悟があるわけもなく…。
このままではその覚悟を決めている九衛門がラストニンジャとなってしまうかもしれない。

これまでキンジにやたらとまとまりついていた九衛門。
キンジの中にある心の弱さが自分と似ていると誘いをかけていましたが、それは同時に九衛門にも弱さはあるというコト。
人を捨てる覚悟は強さなのか弱さなのか…。

キンジはニンニンジャーの中で一人だけ血縁者では無いワケですが、それによって九衛門と対比関係になる重要な立ち位置になっているんだなぁ。
九衛門は妖怪になり、キンジは妖怪にはならなかった。
その理由にこそニンニンジャーとしての強さがあるのだと。

幻月の息子として現代に飛ばされ、人間を捨てて妖怪となった九衛門。
好天を斬る覚悟は勿論あるし、旋風から忍タリティを奪いとったりと、ある意味では好天の言う「忍者」に最も忠実な姿であるとも言える。

対して、これまでも好天の教えとは違う形で成長してきたニンニンジャー。
ラストニンジャですらも、これまで伝わってきた別の道を探して超えてやろうと決意する。
伊賀崎流忍術の効かない九衛門にも、自分たちで独自に編み出した忍術を応用させることによって撃破する。

伊賀崎流の教えと道に忠実な九衛門と、どんどん道を外れて自ら切り開いているニンニンジャーとの戦いは決する。
これまで通り、自分たちのやりたいように。

あぁ…いい…実にいい。
ギャグは無いが素直に熱い。
好天が師匠として引っ張ってはいるんですが、旋風のコーチングも凄く大切だったのが活きて来るお話。

忍者としての決められた道に忠実に進んできた祖父と、忍者の道を外れてしまった父。
その二人から教えを学ぶ孫であるニンニンジャーたちは、ラストニンジャという目標はありながらも違う道を進んで超えるんだという決意に至る。
祖父の生き方も、父の生き方も否定せず、どちらも呑み込んで自分たちのやり方を見つけるのです。
好い…凄く好い…。

3世代アカニンジャーもぞくぞくする。
本来なら親殺しの家系では存在しない並びなのですね。
熱いなぁこれ…。

スーパー戦隊 各話レビュー

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今日のドラえもんは…そっくりペット再会トランク

本日放送は「そっくりペット大集合」「再会!5年ぶりののび太」でした。

「そっくり~」は、動物に食べさせると食べさせた者と同じ顔になる“そっくりペットフード”を巡る騒動。
無断でペットフードを入手したのび太はしずちゃんの文鳥をしずちゃんの顔にしたり、スネ夫に頼まれ鯉の顔をスネ夫にしたり。
勝手を怒るドラえもんですが、ミスから町中の動物たちの顔がドラえもんの顔になってしまって大混乱に。
親切心でしずちゃんの文鳥の顔を変えるも「気持ち悪い」と言われ、スネ夫の顔になった鯉を見ると「気持ち悪い」と言うのび太。
話を転がす為に適宜、常人とドライモンスターの人格が入れ代わっているかのようだ(ぇ)。
とはいえ、実際ペットと飼い主の顔が似るというのはよくある現象で、これは人間が自分の顔を潜在的に好んでいるため、自分の顔に似ているペットを選びがちだという説がありますね。
そういう意味では、このアタマのおかしい秘密道具も使ってみたいと思う稀有な顧客がいたりするのかも…しれないな。

「再開!~」は、しずちゃんが隣に住んでいたお兄さんとの久しぶりの再会に喜ぶ姿を見て、自分も“ひさしぶりトランク”で久しぶりの再会を装ってちやほやされようと試みるお話。
よくこんなニッチな道具を使った話を作ったなと思う一編でもある。
あえてSF的な解釈をするなら、これはウラシマ効果みたいなもんで、自分の時間と相手の時間の流れの速度が違っていた場合、どういう感覚に陥るのかという話を、非常に日常的な素材によって理解しやすく落とし込んでいるとも言える。
今、自分で書いててそうだったのかと思ってるけど。

次回は土偶のお話。
前回といい次回といい、昔の日本の話をフィーチャーして映画に繋げようという狙いかな。

仮面ライダーゴースト 第14話「絶景!地球の夜明け!」

引き続き、親子薩長同盟を結ぶために奔走するタケル殿。

人工衛星開発という夢は同じながら、なぜ親子は背を向けるのか。
それは亡くなった兄が原因だという。
同じく宇宙への夢を持っていたお兄さんでしたが、父親とケンカした矢先に事故で亡くなり、父親はそれを気にして開発から身を引いてしまったのだと…。

タケルは、死んだ人の夢は生きている人間が叶えるしかないのだと説く。
人の想いは、たとえ当人が死して滅びた後にも繋ぐことは出来る。
偉人の魂を使うっていうのは、そういう意味でもあるのかな。
そういう意味ではディケイドにも通じる。

人工衛星の電波を利用して人々をこん睡させていたと分かったタケルたちは、眼魔から人工衛星のコントロールを奪い返そうと試みる。
珍しくゲストの一般市民が戦いの場に赴いているのですが、これは今回が眼魔倒す=ゲスト救出という構図ではないので、こういう展開になっているってコトなのかしら。

竜馬からの信頼を得て無事に竜馬眼魂を手に入れたタケル殿。
何故竜馬なのに宇宙…という疑問もありますが、竜馬っぽい船や海の撮影に比べたらずっと楽だからかな…という自分の中で軽い納得を見つけてしまったり。

竜馬も武蔵も関ボイスということは、今後もし女性の英雄が出てきても関さんが声をアテてくれるんだろうかなぁ…。

仮面ライダー 各話レビュー

手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの44「最終決戦!ラストニンジャの試練」

とうとう復活した牙鬼幻月。
側室の子である九衛門は十六夜九衛門新月と名を改め、蛾眉雷蔵も蘇らせ、布陣も揃う。
幻月復活を知った好天はラストニンジャの最後の試験を行うコトとする。

ラストニンジャ最後の試練は好天との真剣勝負。
それは先代ラストニンジャを殺し、その忍タリティを奪う事で新たなラストニンジャになれるからだという。
好天自身も、実の父親を殺してラストニンジャとなったようで。
実に忍者らしい殺伐とした話ですが、天晴はその話には乗らない。

思い返すとこれまでも好天はキンジにお命頂戴を命じたりと、忍者らしい厳しい試練を与えたりしているのですが、天晴たちは忍者らしくない回答によって毎度それを切り抜けているんですよね。

かたや晦正影は、牙鬼軍団が正義の味方であると町の人々や霞たちの記憶を改ざんする術をかける。
風花と加藤クラウド八雲にもその術をかけて、これまで天晴がしてきたニンニンジャーとしての貢献を全て晦がしてきたように記憶を書き換えようとする。

しかして、風花や八雲にとっての天晴というのは、頼りになるアカニンジャーというだけでなく、バカで頼りない兄と従兄という存在でもある。それを晦と入れ替えることは到底出来はしないのだと術を跳ね返す。

これまでの話の積み重ねという熱さとギャグが混然一体とした描写で、熱っぽさも笑いも大事にするという、実にニンニンジャーらしいくだりで好い。凄く好い。

アカニンジャーの代わりは出来ても、家族に代わりはいないのです。
それこそが天晴が好天を斬れない理由でもあるし、家族の死を利用している幻月親子との対比でもある。
家族を殺して強くなるのでは、牙鬼軍団と同じでしかないのだから。

そんなところで次回へ続きますが、予告の画が凄く楽しみ。

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今日のドラえもんは…一の谷の戦い

本日放送は「ドラドラ源平合戦~しずかちゃん御前を救え!~」でした。

暴れるウマタケのせいで平安時代にやってきたのび太たちは、そこで源義経と弁慶に出会い、平家との合戦の中に放り込まれる。
しずちゃんの名前が源静香であることから源平合戦と合わせてみようという発想のお話。原作ではしずちゃんのその名前がある割に源平ネタは特に…というかほぼ無いんですよね。なんで静御前が元ネタなのかもよく分からんといえば分からんワケで。
お話は、ちょっと間の抜けた義経を助けたり助けられたりしていたところ、しずちゃんが平家に捕まってしまい、それを助けに行くという流れ。
馬で駆け下るのは無理だと言われていた崖を下って平家の陣に斬り込んだという一の谷の戦いが描かれる。

伝承ほど逞しくない義経や、ウマタケの活躍などで隠れた歴史を楽しむお話。
結局、しずちゃんと静御前の関係は特に描かれず、名前が同じだからという部分はあんまり関係なかったような。まぁいいか。

結構ぬるぬる動いていたというか、最初の牛若丸のシーンがやたら凄かった印象。
そんなに…そんなに重要なシーンだっただろうか…。

そういえば、ついこの前に「21エモン」の「つづれ屋」が登場して、今週は21エモンの佐々木望さんがゲストに。

仮面ライダーゴースト 第13話「豪快!自由な男!」

お父さんのお力で再び99日の延命チャンスを得たタケル殿。
そんな折、町では謎の通信障害とこん睡事件が発生。特状課が出てきそうな事件ですが、原因は眼魔たち。
さらに竜馬眼魂から、眼魂が欲しくば薩長同盟を締結させろと迫られる。

残り99日でマコト兄ちゃんの分も合わせれば、手に入っていない眼魂はあと4つ。
だいぶペースを落ち着かせることが出来るからなのか、今回のお話は前後編。最近1話完結が多かったので、テンポ遅いぜと思っちゃったけど、これが普通だった。

眼魂を使いこなす為には、その魂との結びつきを強くしなければならない…と劇場版でもそんな事を言っていましたが、竜馬に認められなければ眼魂は味方になってくれない様子。
要するに認められなければいけないってコトかと思いますが、そう考えると、タケル殿が抱きしめると眼魂誕生ってのよりは、今回のような眼魂の魂と直接会話して問題を解決するというフォーマットの方が理に適っていると言えるかもしれない。
眼魂が誕生する前と後では、その関わり合い方も違うってコトなのかもしれないけれど。

まぁ、そうなるとゴエモンはいきなり味方になってくれるんだって気もしますけど。
大泥棒という絆エピソードの作り辛そうな眼魂は不思議とすぐ使いこなせるのである。何故だろう。

タケルを殺した眼魔と同じ姿の佐々木小次郎っぽい眼魔が出てきますが、これは期限がリセットされての再スタートと合わせてなのかしら。
同じアイテムさえあれば同じ眼魔も(人格は違うらしい)OKなのか。
再生怪人がはかどる…。

仮面ライダー 各話レビュー

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ディケイド考 -「 ディケイドは何故ループするか」「仮面ライダーの“仮面ライダー”」-


最近、色んな配信サイトで「仮面ライダーディケイド」のTVシリーズや劇場版を配信していて、その都度チェックしてしまう呪いにかかっている僕はそうやって何度も見ていく中で、7年前…(え、7年前!?)の当時は気付けなかった部分にハッとしたり、別の考察を思いついたりもしました。

それを文章としてまとめるのが非常に厄介な作業なのですが、つらつらと書いてみようかと思い至る次第です。


ちなみに事前につらつら呟いていたまとめはこちらだったり。

 → ディケイド考 - Togetterまとめ

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謹賀新年2016


今年は描き上げてから記事上げるかぁーと思ったら2日も終わり頃です。
あけおめです。

2016年っぽさもまるでないブツですが、10周年かぁ…と思ったらちょっとしみじみしてしまいましたので描画を。
つまりこのブログも…うわ…うわぁ… やめ時を完全に逸している…。

そんな、逸している感じのブログですが、どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。



 

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