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今日のドラえもんは…秋味覚

本日放送は「空とぶサンマがやってきた」と「昔のカキの物語」でした。

「空とぶ~」は、“ペット用魚エサ”で海のサンマを空中で飼う事にしたのび太と、反乱するさんまの動向を描いたスケール感あるお話。
これはまたかなり頭のおかしい話が来たなと終始思わされる一編です。まず大量のサンマが空中を泳いでいるのに、ママやジャイアンを筆頭に誰もそれをつっこまないで「サンマ美味しそうねぇ」などとしか言わない始末。しかもサンマがジャンケンしたりするし…どういうことなの? ええ?
途中、ヒッチコックの「鳥」オマージュのシーンなんかもありましたが、終わってみるとあれこそがこの話の中で一番分かり易いシーンだったかもしれない。そのぐらいこの話は頭がおかしいです。すごい…。

「昔のカキ~」は、しずちゃんから貰ったイチジクのお返しに、昔生えていたカキの木からカキの実を持ってこようとタイムスリップするお話。
カキの実を持ち帰るという事が目的のようでいて、その前にパパが「タンキくん」の最新刊を子どもの頃に読んだという謎提示がされているので、話としての収まりが良いなぁ。
テーマ的な部分を読み解くなら、理解しえなかった価値観も子どもなら共有しえるという意味も感じられるかも。

仮面ライダーゴースト 第04話「驚愕!空の城!」

今回の発見アイコンは織田信長とのこと。
そんな折、部下想いだった会社社長が急に傲慢になり、さらに社内で心霊現象が続出しているので解決してほしいという依頼が舞い込む。

信長を信奉する社長は、信長の果たせなかった天下統一を今こそ果たすべく、冷酷に事業を拡大しているという。
案の定、眼魔が社長をそそのかして眼魂を生み出そうとしているとのこと。
偉人のようになりたいと強く思っている人の心を利用して、その人間の魂から眼魂を生み出させるのが眼魔さんのお仕事なのだ。
信長だったり街が浮かんだり、オーズ劇場版を両方盛り込んだような要素満点。

信長は確かに厳しい面があったものの、実力主義で部下想いでもあった人だと社長を諭すタケル殿。
暴走した社長さんが信長のイメージを履き違えていて、タケル殿がそれを正しい信長像に戻すというのは前回よりも分かり易いかも。
それによって眼魂をゲットするという流れは分かる。ディケイドで、パラレルライダーが失っていた本家ライダーのテーマを取り戻すとカードが手に入るという流れに近い。

そしてギュッと抱きしめて印を結ぶと眼魂誕生。ね、簡単でしょ?
前回もこの流れだったので今回は説明してくれるかなーと思いましたが、相変わらずギュッと抱きしめると眼魂が誕生するくだりがよく分からないです…。
どっちかというと眼魔が眼魂を作る作業の方が丁寧に描写されているので分かり易かったりするし…。

ギュッとする行為は心を救うという意味合いなんだろうか…。
その場合なら、そこは怪人との物理バトルに意味付けしちゃって、怪人を倒せば被害者を救えるぞ! というので良い気がするけど。アクション番組としてはね。
うーむ、やはりこの辺がまだ謎であるなぁ…。

信長の眼魂をゲット…かと思いきやゲットしたのはニュートンの眼魂。ドライブ最終回の回収。
ニュートンのエピソードもそれはそれで見たかったんですが。

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手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの35「キンジ、妖怪への迷路!」

仇敵オオカミオトコを倒したキンジでしたが、その時に受けた傷と九衛門が注ぎこんだ妖力により、このままでは妖怪になってしまうとの事。
その時の回で一瞬不穏なカットが入っていたのは、ちゃんとした伏線だったのですね。
意外な伏線も多いけど、正統派の伏線もちゃんと張ってるのだ(ぇ)。

案の定生きていた九衛門から、妖力を吸い取る妖刀があれば妖怪化を防げると教えられ、キンジは九衛門と行動を共にする事に。九衛門さん、ほんまキンジのこと好きやなぁ。
途中、凪に見つかったキンジは詳細は告げられないモノの、とりあえず信じてほしいといって九衛門と一緒に消える。

人一倍まわりの人間の事をよく見ている凪がキンジを信じると言ったので、天晴も、凪自身も自分の判断を信じると決意する。
いつもは一歩下がっている凪ですが、今回は自ら超絶キニンジャーで妖怪を倒す。
毎週書いていますが、今週も自分の心を忍ばない姿を描いてのお話。

しかし、どちらかというと忍んでいたのはキンジの方。
今回、「凪がキンジを信じられるかどうか」という点にちょっと無理矢理に焦点を合わせて話を成立させていますが、本質的には「九衛門が信じられるか否か」なんですよね。そしてその答えは多くの場合NONになる。まぁキンジに他の選択肢もないのですが。

本心を忍んでしまった結果(?)、妖怪オオカミオトコとなってしまったキンジの明日は…というところで次回は再来週。

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今日のドラえもんは…おもいっきりかえる

本日放送は「ハロウィンとのびガエル」「誕生!まんが家クリスチーネ先生」でした。

「ハロウィン~」はハロウィンの仮装で魔女に扮したしずちゃんが知らず知らずに“動物変身ステッキ”で人々を動物にしていくというお話。
ハロウィーンの話は原作には一編も無いので勿論オリジナルですが、スネ夫がのび太にチューをされてポッとなるなどといった軽い狂気も垣間見えるお話。

「誕生!~」は、描いた漫画を応募するかどうかで迷っていたジャイ子に踏ん切りをつかせようと“思いきりハサミ”を使うお話。
これをチョキンとすれば、迷っていた事に踏ん切りを付けて思い切れるという道具。必ずしも積極的行動が選択されるわけでもないので、自分の中で優位性のある選択肢を選ぶというコトなんでしょうね。個人的には大変興味深い道具。
後半はジャイ子の漫画賞結果をめぐるやりとり。今考えると、これはわざわざ一日先へ行くという展開が無くても成立するのではと思いますが、これはジャイアンが本を買う時にのびドラが一緒になる理由付けなのだろうか? それとも少しでも「少し不思議SF」要素を盛りたかったからなのだろうか。うむむ。
とはいえ、思い切って行動すると開ける事があるというメッセージは強く伝わるお話。

仮面ライダーゴースト 第03話「必中!正義の弓矢!」

仙人様が言うには今週ゲットすべきアイコンは、かつてイギリスで活躍したという義賊・ロビンフッドの眼魂。
時を同じくして、世間では謎の怪盗が暴れていると報道されていました。不思議な能力で警備を制する怪盗さん…。

そんな怪盗の正体は、事件を取材していたテレビの記者さんでした。
怪盗さんのフォルムが女性だったし、出演者から見ても他に居ないといった向きで驚きはありませんでしたが…いや、そもそも驚きは必要ではないのでしょうが。そうだよ、これはもう刑事ドラマじゃないんだから!

世の中の正義を信じて裏切られた経験を持つ記者さんは、自分の正義遂行の為にこのような乱暴な手に出たのだという。現代のロビンフッドとなりえるように。
その思いはともかくとして、やり方は認められるものではないとするタケルですが、記者さんを優しく抱きしめるとロビンフッドの眼魂が誕生。

…この辺がちょっと分かり辛いような。
記者さんのやり方は確かに主人公として認められるものではないのだけれど、それは同時に義賊であったロビンフッドの行いも否定するモノにはならないのでしょうか?
記者さんの心を救ってアイテムをゲット! という流れだけを見れば別に不合理ではないのですが、ロビンフッド的にそれでOKなのかがちょっと疑問です。

前回のエジソンの事を合わせて考えると、エジソンやロビンフッドといった偉人に執着する呪いのようなモノにかかった人を助けると、眼魂がゲットできると考えればいいのかな?
眼魂がエジソンやロビンフッドの魂そのものだと考えるとちょっと自分の中で辻褄が合わない。
エジソンやロビンフッドの悪霊(ぇ)を浄化して綺麗にしたのが眼魂であるとするならまだ分かりイイかも。

偉人眼魂を生み出す為、眼魔は偉人に思いを馳せる人間の命を代償にしようとしますが、タケルがそっと抱きしめても眼魂は生まれて来る。
これもまた謎なのですが、そのうち理由は説明してくれるのかしら…。

「ゴースト」では“切ないドラマ”を描くことが売りらしいのですが、今のトコロは切なさよりもワチャワチャした印象の方が強いかも。主な原因は竹中直人と御成。
また、1週で1個の眼魂を集めるというコトは、偉人をしっかり描いてからでないとゲットできないシステム上の都合から見ても1週完結の話にせざるを得ないので、むしろ例年よりもドラマをちゃんと描くのが難しくなってはいないか…と、そんな風にも思います。

販促的な視点では、毎回しっかりアイテムの販促してるなぁという満足感はあるのですけれど。

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手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの34「伝説の世界忍者、ジライヤ参上!」

ニンニンジャーの前に現れたのは戸隠れ流忍者・磁雷也(ジライヤ)。
かつて世界忍者戦でその名を轟かせた忍者であるという。
正直そんなにはっきりとは覚えていない作品なのですが、覚えていないながらも面白く仕上がっていた一編と感じました。

今週の忍者…じゃなくて妖怪はコナキジジイ。やっと妖怪に戻って来た。
若者にお年寄りを無理矢理背負わせるという謎の嫌がらせを得意とする妖怪です。
若者一人でお年寄りを何人も背負うという…高齢化社会を描いた新聞の風刺漫画でよく見かけるあれを映像化した社会派妖怪。

天晴はジライヤさんを背中に背負って戦わなければいけない羽目に。
しかしジライヤさん、人の上で指示を出すのが意外と上手であるとの事。これまで現場主義に基づいて忍者協会の会長職を忌避していたジライヤさんですが、この事から若い忍者が現場で暴れられる為、自分が上に立つ者として環境整備をしっかりしようと心に決めたのでした。
「人の上から」をそういう描写で描いた事には笑わせて頂きました。

コナキジジイは若者を上から潰して苦しめようとするのに対し、ジライヤさんは若者を上からしっかりリードして支えようとする。
「ジライヤ」は確か忍者の家系に生まれた主人公が父親から忍者を継承する始まりだったかと思いますが、そのジライヤさんが今度は若者を引っ張っていく存在になったというアフターストーリー。
継承は「ニンニンジャー」自体のテーマでもあるから、非常にしっくりと来るお話だったように見える。

ジライヤOP映像のオマージュもたっぷりと盛り込んで、知らないながらも楽しいお話でした。
しかし、まさか21世紀にジライヤのレジェンド回があるとはお釈迦様でも見抜けまい…。

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今日のドラえもんは…沈め質草

本日放送は「しずめ玉でスッキリ」「のび太のお宝鑑定」でした。

「しずめ玉~」は、ぶつけたモノを地面に沈めて臭いモノに蓋をできる玉。
基本的には最初に使われていたように、数多くのモノを一時的に片付ける用途で使われるアイテムでしょうかね。
他に思いつく用途は大概犯罪的だし…。
原作ではジャイアンが自宅を沈めてしまい、ドラえもんを掘り起こすしかないというオチだったかと思いますが、これを幼い頃に読んだ時は「え、アスファルトの道をどうやってスコップで掘るの?」と思ったもんですが、そういう意味では時代に合わないオチだったのかもしれない。
といったわけでアニメではスコップで掘る事も出来ないのでドラえもん救出作戦を敢行します。うかび玉ではなくしずめ玉で助け出すという力技。
沈めた車の所にいたおじいさんに、うかび玉を返してもらえばいいのでは…と思いましたが。

「のび太の~」は、お金が無くて困っていたのび太が“自動質屋機”でお金を調達するお話。
どんなモンでも市場価値を正しく算出してお金を貸してくれる質屋機。しかし市場価値と個人の思う価値とは全く相いれないモノでもあるのだと、分かり易く教えてくれる話でもある。経済でもあり、視点変化というF作品らしいテーマが詰まってる。
自分の信じる価値だけが絶対でもないのだと。

仮面ライダーゴースト 第02話「電撃!発明王!」

99日で15個の偉人アイコンを手に入れなければならないタケル。
偉人アイコンを手に入れるには、偉人ゆかりの品や偉人と波長の合った人間が必要だとの事。
そして仙人が言うには、次に発見されるアイコンはエジソンの魂だろうと。

ゴーストになってしまい元の人間に戻れるか不安なタケルを幼馴染のアカリが励ます。霊的現象は信じないながらも、タケルは昔のままだと言ってくれる。
人間ではなくなった悲哀を描く…というのは石ノ森ヒーローの定石ではありますが、序盤でさらりとしながらもしっかりとそこを描いているのは随分久しぶりな気がします。
普通の人間のまま仮面ライダーになることも多い平成ライダーにおいてはただでさえ珍しい描写ですが、大それたドラマとしてそこを描くのではなくさらりと描いているのが昭和ライダーのそれを彷彿とさせるなぁと感じました。

眼魔にそそのかされて謎の転送装置を作っていた発明家さん。
命をかけて新発明に心血を注ぐその人の元ならばエジソンの魂を手に入れられるやもしれない。

今回のお話、タケルとアカリの話でもありつつ、エジソンの眼魂を手に入れる為の発明家さんの話でもある。
その二つの合流点が少ないので話がややワチャワチャしてる印象はあるかしら。パイロットで説明しなきゃいけない事とレギュラー回っぽい内容が混在しているので、色々と忙しいのでしょうけれどもね。

アイコン回収が2週で1個じゃなくて1週で1個のペースだからかなり大変そうなんですけど(2話完結エピソードで?)大丈夫かなぁという勝手な心配もある。
早くレギュラー回のフォーマットを見たいなぁ。

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手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの33「八雲を愛したくノ一」

十六夜流…ならぬ牙鬼軍団御庭番の刺客スズメバチ。
毒針で刺した相手を来る絞め殺す恐ろしい女ニンジャ。
しかし、加藤クラウド八雲に恋をしてしまい恋愛体質が露呈することに。

ひょんなことから恋をしたスズメバチが加藤クラウド八雲に猛烈モーションを開始して、それに周りがバタバタと巻き込まれていく様が非常に楽しいお話。
今回は毛利回ですけど、クレイジーな恋愛回というノリが非常に浦沢チックで楽しいです。

八雲がスズメバチの恋心を利用して最後に止めまで討つという展開はシンプルな流れながらも意外でした。それやったら幾ら敵が悪人でも外道じゃない? と思ってしまうのですが、まさか本当にやるとは。
ギリギリで八雲は手を下せず、正影が粛清するかとも思ったのですがね。
うーむ、まさかこんな話で忍者らしい卑劣な部分を見せられるとは思いませんでした。忍者がモチーフじゃなかったら「うわ、ひどい」で終わるんですけど、忍者というモチーフのおかげで「まぁ忍者ならそういう卑怯な手も使うか…」と納得出来る話でもある。

ただ、「忍ばない」忍者を目指すという点においては今回ちょっと「忍んで」しまったのではないかとも思う。自分の気持ちを殺して冷酷になるのは忍者らしくともニンニンジャーらしくはないのだ。
まぁ加藤クラウド八雲が本当にスズメバチの愛情に1ミリも心動いてなかったのなら、それは「忍ばない」テーマは守っていたのかもしれない。

まぁ、それはそれで外道って気もするけど。

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今日のドラえもんは…ワビサビ風流

本日放送は「アッパレ! のび殿さま」「秋の虫のリサイタル」でした。

「アッパレ!~」は、殿様に憧れたのび太が“家来セット”で殿様になった気分を味わう一編。
どんなわがままでも家来が聞いてくれると思い、家来ロボットに命令を与える殿様のび太。
ジュースを運ばせたり、大名行列で移動したり、失態を犯した家来はすぐ切腹しようとしたり、毒見係のおかげで自分が食べるお菓子が減ってしまったり。
どこかで無理難題に怒った家来がクーデターを起こすのではとも思いましたが、ロボットらしく最後まで忠義を尽くす家来でした。意に沿うか沿わぬかは別として。
しかし、結局自分でジュース持ってきた方がてっとり早いし、自分で歩いた方が速いのだよなぁ…と殿様も大変なのだ。

「秋の虫~」は、空き地で鳴く虫の音を“吸音機”で吸い取ったモノを、のび太が飲んでしまって大変! と続くお話。
のび太から虫の音がするだけで十分にオチているのではと思いましたが、そこからちょっと良い話に持って行くのがナチュラルなハンドリングで上手いなぁと感じました。
おじいさんが風流を風流と楽しめない人間が多くて哀しがっているので、再度虫の音を復活させる…のはまぁ良しとして、コオロギを巨大化させるまで行くのはどう見ても風流の概念にマッチしないのが実にいい。本来の目的を軽く見失っているのがドラえもんらしいです。どう見ても巨大コオロギはホラー。共食いとかするからなぁ…。

ディケプリアンソロ 委託通販のお知らせ【追記】


去る10月4日に開催されましたレインボーフレーバー13に参加してまいりました。
お出で下さりました皆様どうもありがとうございました。

また、その日はゴーストの放送開始日だったから出掛けてない! という方向けに、委託通販と自家通販も始まっております。
流通ルートによって値段設定が違うのは…みんな大人だから分かるよね? うん、そうです(ぇ)。

といったわけで、どうぞよろしくお願い申し上げますです。

  【メロンブックス】ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦

  【とらのあなWebSite】ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦

  『真・南海』通信販売受付所 - BOOTH



追記:ダウンロード販売サイトでも開始しました。

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  【DLsite】ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦

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仮面ライダーゴースト 第01話「開眼!俺!」

平成ライダー17作目はオバケのライダー。
そしてなんと、バイクに乗る!

主人公のタケルはゴーストハンターであった亡き父に憧れながら、修行をしてもゴーストが見えない事に忸怩たる思いを抱きながら過ごしていた。
しかし、十年前に死んだ父から送られて来た眼魂(アイコン)を手にした瞬間についぞゴーストを見れるようになる。
が、ばっさりあっさり殺されてしまったタケルは、仙人の助けによって仮面ライダーゴーストとなり、一応の復活を遂げるのであった…。

「ゴースト」という名称が仮面ライダーと敵さんの一般名詞みたいになっていてややこしいですが、敵さんの名前は「眼魔(ガンマ)」。ドグマではない。

眼球型アイテムのアイコンで変身するという設定を聞いた時は若干不安めいた何かを感じましたが、実際に見てみると不安はかき消えますね。
絵や人形の目玉を塗る事を「魂を入れる」と表現することがあるように、目玉は魂の象徴そのもの。
ゴーストも変身直後はのっぺらぼうで、魂が入ると目が現れる。宮本武蔵の魂が入ると目のカタチも変わる。
実際に見てみると実に筋の通ったモチーフと描写になっているなぁと感心しました。
あえて言うならパーカーだけは力押しですけども。

1話という事でほぼ説明に終始した感はありますが、ヒーローの特徴はきっちり描写していましたかね。
どちらかというとキャラクターやドラマをしっかり描きたいというのがコンセプトにあるらしいので、「うひゃー! 派手な第1話だぜー!!」みたいなノリではありませんね。

スタッフも新布陣ですし、「切なさ」というこれまでにないアピールポイントを使っているしで、まだ全体像は見えません。

残り98日で偉人アイコンを15…14個集める。
ちょうど7日に1個集めるペースでおよそ1クール。
集め終わったらまた別の何かを集めろとプリキュアさんにありがちなあれにならないだろうか…。

仮面ライダー 各話レビュー

手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの32「ゲキアツ忍者!アチャー!」

九衛門ロボことカラクリキュウビに太刀打ち出来ず敗北したニンニンジャー。
今までのオトモ忍では敵わないと察し、それならば新たなオトモ忍を作ればよいのではと考える。
早速、かつて好天がやったのと同じようにオトモ忍を作ろうとするが、魂入れがどうにも上手くいかない…。

じいちゃんが作ったオトモ忍じゃあ敵わなかった相手に、じいちゃんと同じ方法で新しく作ったオトモ忍で勝てるのか? と珍しく筋の通った疑問を口に出す天晴。バカなのにバカじゃない…!

そこで考案した方法は、石彫りのオトモ忍に魂を入れるのではなく、自分自身が憑依してしまう事。
なるほど、確かにそれなら魂を入れたのと同義でもある。
しかし、まさかスワンボートに憑依したのが伏線だったなんて…誰が想像できようか。こういうトリッキーな伏線を使うのがニンニンジャーらしいです。

新たな6体のオトモ忍が合体したゲキアツダイオーでムジナを制し、さらにカラクリキュウビを撃破する。
ゲキアツダイオーは全身に炎の意匠が飾られていて、今までさんざん天晴が「熱いぜこれ!」と言ってきた結実を感じました。
口癖とデザインとどちらが先に決まっていたのかは分かりかねますが、ここでピタリとはまった快感が味わえました。

忍びなれども忍ばないニンニンジャー。
今回はとうとう自らが巨大ロボとなって戦うという、忍ばない巨大戦スタイルにまで行きつきました。
振り返ると、ロボの中で操縦 → ロボの外で操縦 → 自らロボになる と、忍ばずにオープンになる毎に強くなっている。
最終回では変身しないで戦うんじゃなかろうかね。それが一番強そう。

ゲキアツダイオーは今までのテーマ的にも口癖的にも結実した印象が強くて、非常に面白かったです。
忍ばずワッショイ。

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