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手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの31「ニンジャ逃走中!」

忍者ムジナによって良い所を奪われバカな子になってしまった霞。
更に天晴からは熱さが、加藤クラウド八雲からは魔法、キンジからは日本語が奪われる。
それ、良い所というよりキャラ立ちしてる部分なんじゃ…良い所の解釈がややメタ的な立ち位置なのかもしれない。無くなったら困るよね、番組的に。

「ラストニンジャレースは追いかけるよりも先に行く気持ちでなければ勝てない」という霞の言と、霞の良い所を手に入れた天晴のおかげでムジナから各自の良い所を奪還する凪と風花。つまり主に霞さんのおかげです。霞さんさえいれば何とかなる…。

ニンニンジャーはポケモンみたいな個人属性が無いので各人が火や水の術を使えるわけですが、その術の組み合わせによる何でもあり感が楽しい。
初めこそ、金の術なんていつ使うんだよと思っていたけど、今では金の術が万能過ぎて無くてはならない存在だものなぁ。たらいだけじゃないのんや…。

九衛門の狙いは十六夜流忍者によってニンニンジャーを倒す事ではなく、十六夜流忍者の手裏剣を使ってオトモ忍を呼び出す事にあった。
またプレミアムバンダイに新商品の材料を与えるような真似を…。
事前に得たデータから作られた九衛門ロボには、既存のオトモ忍では対抗できない! といったところで次回へ。

スーパー戦隊 各話レビュー

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レインボーフレーバー13に参加するの巻

来る10月4日(日)、大田区産業プラザPiO開催レインボーフレーバー13にて、サークル参加いたします。
スペース「う23」です。

新刊は初のアンソロジー本となっております。
詳しくは以下ツイートとアンソロ特設サイトをご覧ください。
既刊も少数ですが持って行く予定です。

お近くにお越しの際は見て行って下さいまし。








仮面ライダードライブ 第47話「友よ、君はだれに未来を託すのか」

「ドライブ」としての物語本編も今回で完結。
世界を停止させようとするシグマにドライブとハートが挑み、何とか破壊に成功する。
そして108体最後のロイミュード、ハートとの決着をつける…。

シグマに関しては早々に退治し、遂にハート様と対峙。
途中、仮面ライダーゴーストが出て来た事には驚きました。
登場の仕方自体は劇場版よりも自然でありましたが、どうせ来週の特別篇で出て来るんだから、ここで出なくても…と思いたくなるのも心情。
これアレかな…編成の都合で全47話になるか全48話になるか見えない段階で最終話を作らなきゃいけない事情があった…みたいなコトでしょうかね?
特別編が無ければ、ここでゴースト登場するのはむしろ腑に落ちますし。「ダブル」も49話になるか48話になるか分からないので、どうなってもいいように作っていたという話ですしね。
テレビは生き物なのだなぁ。

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手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの30「狙われた忍者塾!」

以前、天晴が世話になった忍者道場の同門キキョウが、今度新たに作られる忍者塾の講師になると挨拶に来る。
伊勢喜六という忍者が開いたその塾、どうにも忍術を学ぶ子どもたちに生気が無いのが気にかかる天晴。
その塾では、忍者は目的遂行のためには余計な感情を捨てろと教えていた。

喜六には十六夜流忍者クロアリが取り憑いていて、子どもたちを牙鬼軍団の忍者にしようとしていたとのこと。昭和っぽい作戦。
しかし、目的の為に非情になり感情を捨てるってのは、むしろ忍者というモノの本道だったりしますが、この番組においてはそれが劇中悪であるというのが分かり易い部分でもある。
下山さんも雑誌インタビューで「『明るく楽しい』は忍者というテーマとは本来真逆」と言っていたりもして、本来の忍者らしさこそがニンニンジャーにとっての悪という奇妙な構図であるなぁ。

キキョウが最終的に天晴の話を信じるのは、天晴が嘘をつける人間ではないと分かっているから。あ…つまりバカだと…うん。
天晴のその部分への信頼はみんな凄く厚いです。
何故かうらやましくないけれど。

感情を殺し忍ぶ忍者と、何一つ忍ばない忍者。
勝利の鍵は今週も忍ばずワッショイです。結構テーマに実直よなぁ。

スーパー戦隊 各話レビュー

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『劇場版 仮面ライダードライブ SURPRISE FUTURE』

未来からやって来た黒い仮面ライダー、ダークドライブ。
同じく未来からやって来たという青年は進ノ介の息子で、未来の世界はベルトさんの暴走でロイミュードに支配されてしまっているとの事…。

途中でどんでん返しが起こるストーリーなのですが、全く想定していなかったそれに「え、そうなの!?」と素直に驚いてしまいました。いやぁ、良い観客だわ…。

とにかくこの映画で感じたのは、何回クライマックスあるんだよ! というコトでしょうか。
「うわ、このシーン熱いなぁ…クライマックスだわぁ…」と思った5分後ぐらいにまた盛り上がって「あ、ここが本当のクライマックスだったのか!」と思い、そこから更に更に熱いシーンがまたまたやって来て、映画を見ながらクライマックスシーンの連続で軽いパニックを起こしかけます。
波状的に熱いシーンが何度もやってくる、何か凄い映画です(語彙が見つからない)。

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『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』

忍びなれども忍ばない。
ニンニンジャー劇場版は恐竜になった殿様とその里を助けます。

まず何故この現代に殿様がいるのかという疑問が湧き上がって仕方ありませんが、忍者がいるなら殿様だっているだろ!当たり前だ!! と言わんばかりにグイグイと話が進む様は実に戦隊らしい。

殿様がいるだけでも疑問符が浮かんでいるのに、その殿様は恐竜になる呪いがかかっていて、さらに怠け者と化してしまっている。
どうも頑張って殿様として働いていたら奥さんに逃げられたという精神的なコトが作用したりして恐竜になってしまったらしい。
呪いがかかるのはまだ良しとして、何故に恐竜かは勿論説明ありません。恐竜と怠け者の因果関係とは…。
しかし、心が弱ったら恐竜になるだろ!当たり前だ!! とグイグイ進んでいくのです。そ、そうだね…(ぇ)。

恐竜になりすっかり怠け者となってしまった殿様ですが、里のピンチに自分を奮い立たせると、元の人間の姿に戻る。
里の人達を救いたいという、自分が何を求めているのかに正直になったコトが呪いをといたっぽいです。
自分の気持ちを“忍ばない”、劇場版でもやはりそれがテーマでした。

ぐいぐい来る強引さとスピード感、竹内先生の常人離れした動き、戦隊の劇場版だなぁという王道感が詰まってました。
実に戦隊らしい映画で安心感を持って楽しめました。

スーパー戦隊 各話レビュー

仮面ライダードライブ 第46話「彼らはなぜ戦わなければならなかったのか」

ゴルドドライブと戦いチェイスは爆散した。
剛は残されたチェイスのシグナルバイクを使い、チェイサーマッハとなって蛮野に挑む。
機械と人間がタッグを組む姿が仮面ライダードライブですが、剛とチェイスが融合したチェイサーマッハはテーマ的にもドライブと同様の最強地点にまで到達したというコトでもある。

今週のクライマックスは完全に前半のゴルドドライブ戦なワケですが、もうここまで来ると異様なテンションを感じますね。
仲間が死んで弔い合戦をするという燃えの展開としてはとてもシンプルな中に、この何ヶ月間も剛の中に渦巻いていた感情を爆発させることで、本当に「なんだこれは…!」と思わせるほどのテンションの上がり方を見せています。

チェイスの免許証も、剛のチェイスへの反抗心も、蛮野への信頼から怒りも、全てがこの瞬間の為にあったのだと信じられるほどにこのシーンのテンションと背景にある密度が重いのです。

「俺の全身から溢れる怒りが見えないのかッ!」というクサイけど最高にキレキレの台詞に痺れるしかない。
実に漫画的でクサくて熱い言葉が、どうしようもなく三条さんらしいです。堪らんね。

しかし、このラスト終盤の「ドライブ」のテンションの上がり方は凄まじいです。
「キョウリュウジャー」の時もそうでしたが、それまでは「面白いけど例年と比較して特筆するほど際立っているって程でもないな…」ぐらいに見ていたのに、終盤でこれまでの要素が集約し始めてドラマが構成され始めると、話の流れは想定されていてもテンションが想定以上に跳ね上がって驚いてしまいます。

進ノ介らはグローバルフリーズを起こして人類を完全管理しようとする装置シグマの元へ。
メディックは身体を捨て最期の力を振り絞って進ノ介を救う。
身体を捨て、“愛”という感情のみの存在になり、消えていく。
怒りの中、再びドライブとハートはシグマに挑む。

前述した通り、人間と機械の協力した理想の姿こそがドライブです。そしてラスト1話(+番外編)となった今、ドライブとハートは想いを一つに同じ敵に立ち向かう。
心を持つ人間と機械の協力という理想を体現したチームで、心持たぬ機械が人間を支配しようとする装置に対峙する。

そして次回は実質最終回。
うわぁぁぁん。

仮面ライダー 各話レビュー

手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの29「忍者すごろく決定版!」

子どもの恐れを集めようと現れたのは忍者イッカクサイ。
すごろくに子どもを誘い込んで連れ去りますが、そのすごろくは天晴の父・旋風の記憶を元に作られている。
ラストニンジャに憧れ忍者修行に励む子ども時代から、ライバルの天才忍者が現れ夢破れると、絶望の闇に覆われてゴールには辿り着けない恐ろしいすごろく…。
このすごろくに、九衛門に記憶と忍タリティを奪われた旋風が挑み、その失われていた記憶を取り戻す。

今現在、そこそこ幸せに暮らしている人の人生を勝手にすごろくにした挙句、絶望してゴール出来ないという設定付けをするという大変失礼にして非道な作戦。
今は子どもたちが自分の夢になっていると、闇から新たな光が伸びて絶望から脱出をする。
自らが反面教師となりつつ、若者にどうすべきかを諭す非常に理想的な大人でもある。熱いなぁコレ。

好天も自分が言った「忍者に向いてない」の一言で息子の夢が潰えた事をずっと気にかけていて、なかなかじんわり来る話に仕上がっている。
自分の中に忍ばせているコトを表に吐き出して成長するというのがニンニンジャーですが、旋風や好天もまたしかりなのですね。

ううむ、忍者すごろくというバカっぽいモチーフを使いながらイイ話に出来上がっている不思議を感じる。

スーパー戦隊 各話レビュー

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今日のドラえもんは…闇夜に合成獣

本日放送は「夜を売ります」「うら山のウサギ怪獣(かいじゅう)」でした。

「夜を売ります」は、点けると周囲が暗くなる電球“夜ランプ”で楽しむ話。
明るくて眠れない人、夜型の人にランプを売って商売する。のび太はしょっちゅう新たな商売を始めているけど、今見ると1時間10円という料金体系はえらく良心的だなぁ。10倍取ってもよかろうとは思うが。
後半からは原作が変わって、昼間にみんなでキャンプをする話に。こちらのオチはやや強引な印象を受けるだけに、前半オチの強盗ネタが中盤で出たのは惜しい気がする。子どもにライトを持たせて強盗するナンセンスさが実に好いですしね。

「うわ山の~」はのび太が裏山で見つけたウサギをジャイアンたちから守るべく、“部分進化ガン”でウサギをサポートしようという話。
ウサギの身体の一部を別の動物に変え、その簡易キメラ能力でジャイアンらの魔手から逃げ延びさせる。
SFでキメラの話なんて大概ヤバイ話でしかありませんが、これは非常にお手軽にキメラの面白い部分だけを利用できる道具といえるか。怖いは怖いが。

仮面ライダードライブ 第45話「ロイミュードの最後の夢とはなにか」

蛮野らがグローバルフリーズを起こそうとしていた場所が特防センタービルであると判明した。通りでここへ来ていきなり新しい場所が紹介されたわけです。
剛の機転で爆発の難を逃れた仮面ライダー達はセンタービルへとカチコミをかける事に。

特状課のドライブピットは破壊されてしまうものの、早瀬を中心とした協力者が別のピットを用意してくれていた。進ノ介らの思いは警察内部の中にも広がって来ているのでしょうか。
早瀬さん、いつ裏切って敵になるかとずーっと思っていましたけど、とうとう最後までイイ友人でしたね。ざんね…良かったね。

ピットでの調整を済ませ、とうとうカチコミへと出向く仮面ライダー。
OPにいつも出ていた地面から突き上がって来る牙がここで登場!
いつ出るかいつ出るか…もうこれ出ないだろう…とあきらめかけていた頃に出て来るとは! 忘れてなかったんですね!

蛮野らはグロバールフリーズによって世界中を静止させ、人間をナンバーにして完全管理することが目的だったという。
石ノ森版「仮面ライダー」でも、ショッカーと繋がった日本政府が国民全てに番号を発行して管理するというネタがありましたね。うむ、つまり今の日本政府は…。
仮面ライダーは正義ではなく人間の自由の為に戦うというテーマが終盤になると非常に顕著に出てきます。

人間を番号にして生命活動を完全に管理する…というのは正しく酷いコトですが、しかしそれは人間がロイミュードにしていた事と全く同じコトなんだと気付かされる。
それを悪と見做すならば、人類はロイミュードをどうすべきなのか…そのボールが人類側に投げられているような。
人間と同じ感情も名前も持つロイミュードを番号で管理する事は認められるのだろうか…。
鉄腕アトムみたいな話になってきましたが。

チェイスは剛を守って爆散。
あの免許証って映画の劇場プレゼント販促ぐらいにしか思っていませんでしたが、それをドラマのアイテムとしてきっちり活かしてくるのは流石。
免許証はチェイスが人間として認められた証なのね。わざわざ自動車学校のシーンを撮影していたのも、ロイミュードだって人間になれるというテーマを描くためのモノだったと。

ピノキオ…いや、石ノ森的にはキカイダーか。
仮面ライダーチェイスのデザインもキカイダーオマージュですしね。

残り2話(+1)。

仮面ライダー 各話レビュー

手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの28「激走!牙鬼ニンジャ軍団」

三大西洋妖怪を倒した後にやって来たのは新たな妖怪…ではなく忍者。
十六夜流を名乗る忍者ハヤブサは十六夜九衛門の弟子。
九衛門同様に妖怪の混じりモノなのか、元々人ではない何かなのか…。
でなきゃ頭がハヤブサになったりしないだろう…。

幼稚園を襲ったハヤブサらは幼稚園バスの暴走によって子どもの恐れを集めようとしていた。昭和期ほどではないにせよ、21世紀になっても時々襲われる幼稚園バスはまだまだ危険がいっぱいだなぁ。

これを止めようとした天晴は、暴走する術のかけられた手裏剣を自身に刺してしまい止まらなくなる。この展開は全く予想していなくて非常に楽しかったです。
幼稚園バスのくだりを早々に切り上げてこちらで笑いを取るとは、やりおるわ。
その後、ハヤブサに手裏剣が刺さってからのくだりも楽しい。

ただこれは今回たまたまハヤブサがドジだったから勝てただけで、十六夜流忍術に敵わなかったという事実は克服できていない。もう少し頭の良い奴が出てきたら非常に危険なのだなぁ。

ドラマ的には、忍者好きを素直に公言できなくなっていた子どもが、再び忍者好きをアピール出来るようになるという、忍ばずワッショイなお話として相変わらずぶれてない。

九衛門が前面に出て来た事で、九衛門の話が好天より語られる。
九衛門の忍術は、天晴の父・旋風から奪っていったモノであると。
旋風さんが忍術を使えなくなった理由が明らかに…いや、まさかそんな仕掛けのある話だとは思っていませんでした。
大人になったら使えなくなるとか、よくあるその程度のコトかと…。
こういう油断ならなさあるからなぁ。

スーパー戦隊 各話レビュー

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今日のドラえもんは…変態的鉄道アニメイション

今週は誕生日SPと銘打っての1時間「のび太特急と謎のトレインハンター」でした。

ドラえもんの誕生日パーティーに合わせて、“DX列車セット”によって野比家をミステリートレインにするお話。
誕生日SPと銘打ってはいますが、誕生日というテーマは絡んでこない気軽に楽しむアクション編といった装い。
野比家列車を狙って常軌を逸した未来の鉄オタが襲い掛かる。

まず気にかかるのは今回の鉄道描写の細かさ。
原作にもありますが以前に野比家を列車にした際は、列車の旅自体を楽しむ事がテーマだったので、列車それ自体についてはあっさりとした描写でしかありませんでした。しかし今回はそれとは逆に、旅自体の描写はそこそこに、列車のディティールがやたらと描写されてくるのです。
野比家が初めに列車状態になった時から「お、随分細かい部分まで設定してる」とは思いましたがそんなのは序の口で、出発進行するまでの運転手の動作、信号の読み方などやたら細かい。正直、軽く変態性が垣間見えます。誰がここまで詳しく描けと言った…と感じるほど。信号の読み方とか、後の伏線なのかと思ったら別に伏線じゃなくて、ただの豆知識だったですよ。なんとまぁ。

また、野比家列車の動く様が異様に気合入っています。
回転や、複雑な動き、変形といった描写が多い今回でしたが、何故か全て2D作画です。
何故だ…そういうのこそ3DCG向きだと思うが…。ロボでも武器でもなく、野比家列車でメカ作画の本気を見るとは思わなかった…。
ここにもまた、理屈には合わないながらの強烈な変態性を見てしまいまいました。
こんなモノを見せられては演出の高橋さんが鉄オタ変態演出家にしか見えなくなるではないか…。

いやぁ恐ろしい…恐ろしいアニメーションを見た気持ちです。凄いんだけど、やっぱり変態的だ…。
出演者的にはスペース☆ダンディのおふたりがいてちょっと嬉しい。
QT、めっちゃ喋っとったなぁ。

仮面ライダードライブ 第44話「だれがハートを一番愛していたか」

前回の進ノ介の動揺に被せて霧子の動揺を描くくだりが面白くて何度も再生してしまう。
かたやブレンの最期を情緒的に描いたりもしていて、巨匠のこの振り幅が堪らぬ。

ミスターXを名乗る人物からの情報でロイミュードの決起場所を突き止めた特状課。
実際に蛮野らが集まるもののそこは約束の地ではなく、蛮野の狙いは超進化したハートらの力を装置に蓄え、自分一人でグローバルフリーズを達成することにあった。後は用済みだとまずメディックを処分しようとする。あーん鬼畜。

ハートの最も大切な存在はメディックだと確信したブレンは、メディックの身代わりに散る。それがハートの為であるからと。
顔芸面白幹部のブレンで泣かされてしまうという…視聴者最大の失態を犯しました。ぐぬぬぬ…。
嫉妬の感情をベースに持ちながら、最後は一番の嫉妬の対象であったはずのメディックを助けて散るか。そう思うとこれまでのブレンいじめも全てはこの瞬間の為だったのかとすら思えて来るなぁ。
ブレンが散るという事は予想がついていたので準備出来ていたけれど、ハートとメディックの方でグッと来てしまったりする。

これによってライダーもロイミュードも蛮野討つべしで完全に固まりますが、ミスターXの正体蛮野は、関係者を一挙に葬るべく決起場所をリークしていたのでした。そして004の爆発に巻き込まれる一同…。

スタインベルトをコピーした004。意外と出番は少のうございました。ベルトをもう1本作るという役割と映画のミスリーディングを誘っての登場という解釈で宜しいのだろうか。
このゴルドドライブのベルトが未来ではダークドライブさんのベルトになっているのかしら? それなら割と筋が通るけど…最終回で壊されませんように。

ベルトさんの方は不穏な事を言い…平成2期お馴染みの消える消えるラストが待っているやも…。

仮面ライダー 各話レビュー

手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの27「夏だ!超絶スター誕生!」

三大西洋妖怪の最後の一匹、オオカミオトコ。
大方の予想通り、キンジの父と兄を殺した仇の妖怪でした。
怒りに任せて戦おうとするキンジでしたが、オオカミオトコに人間の攻撃は効かず、返り討ちとなる。
ドラキュラとフランケンシュタインが大した事なかったのに、オオカミオトコだけは普通に強いです。パワーバランスの取れてない三人だなぁ。

私情に駆られるキンジは忍び失格だと好天。
キンジは昔の十六夜九衛門に似ているため、余計に不安が募るとか。
その不安通り、またもキンジに接触して来た九衛門は、オオカミオトコに勝つなら妖怪の力を手にすればよいと誘いをかける。
どんだけキンジのこと好きなの…。

キンジは仲間の信頼に応えるために九衛門の誘いを吹っ切ってスターニンジャー超絶となり、オオカミオトコを討つ。
人では勝てないオオカミオトコを倒せたのは、多少混じった妖怪の力で倒せたのか、獅子王という妖精(?)の力なのか…うむむ。

以前に九衛門の誘いを断って吹っ切ったはずなのに、また優柔不断になっちゃうのね…という気もちょっとはしましたが、この話自体がキンジエピソード総まとめという装いなのでしょうかね。
キンジの動機から仲間になるまでの流れを再現し、超絶へと至るパワーアップ回なのだと。

あるいは妖怪の力を混じらせたのが後々で伏線になるとか…?
ニンニンジャーもバカっぽくみえて後の話に響いたりする事象があったりするので油断できない。

私情に捉われずに敵討ちを果たすお話(日本語として矛盾?)。
一番刀を借りるという率直な燃えもあったりの熱いお話でした。

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