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仮面ライダードライブ 第35話「ろう城事件はなぜ起きたのか」

進ノ介の父親を撃った真犯人であった捜査一課長の仁良。
仁良はブレンとタッグを組んで再び融合進化態ロイミュードの姿で襲い掛かる。

曲がりなりにも頭脳担当のブレンと、(元?)捜査一課長の仁良は正攻法で仮面ライダーに立ち向かうわけではない。
マスコミを集めた記者会見で特状課と仮面ライダーはロイミュードの仲間だったと公表し、進ノ介たちを追い詰める。

仁良が犯人だと分かってもそれを知っているのは特状課だけ。
仁良は警察組織を利用して仮面ライダーに挑む。
敵は警察組織です。正直、今まで登場したどんな敵組織よりも強そうで厄介です。
色んな刑事ドラマがありますが今回は「逃亡者」のエッセンスでしょうか。刑事ドラマかと言われるとあれですが…。

進ノ介はまんまと罠にはまり、特状課の部屋で仁良と対峙する。
今までの中でもかなり大掛かりな罠を仕掛けて来た話で、仁良とブレンとの最終戦というコトなのかな…?
ブレン…せっかく超進化してめっちゃ輝いてるのに…。
メディックに幸せそうな笑顔を向けていたのに…。
え、なにあのジャンプ力。

ドライブはタイプ・トライドロンの力を得たけれど、こういった戦略に対してはどんなに強い力を持っていても意味が無いのだよね。
最強フォームを手に入れた後は敵を無双するのみ…というのではなく、最強フォームでも敵に苦戦する様を描くにはどうするかというのを考えての話なのかなぁ。

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手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの18「八雲が愛した妖怪」

キンジがアメリカへと帰国し、再びナレーションも元に戻ったニンニンジャーのもとに妖怪出現の報が。
現れたのは妖怪・オトロシ。オトロシはビームを当てた相手を短い時間だけ言いなりに出来るという術を持っている。
そのビームに当たった加藤クラウド八雲が時間が経っても正気に戻らず、オトロシの言いなりになってしまった。
果たして加藤クラウド八雲は正気に戻れるのか…。

サブタイトルと、前回の毛利さんの回が割とイイ話系だったので今回もイイ話系なのかなーと思いながら見ていましたが、やはりイイ話系でした。
加藤クラウド八雲が愛用している芝刈り機が妖怪となり、涙ながらに退治しなくてはならないという…非常にウェットな話でした。
無事に回収出来たとはいえ、ヒーローの辛さを描いたお話ですね…。

このニンニンジャーの頭の悪さイイぞぅ…。

前回サヨナラしたスターニンジャーはまさかの帰還。
先週あんなに哀しそうだったけどめっちゃハワイ満喫していて笑います。
「私達からおじいちゃんに弟子入りを頼んでみるよ」と優しい言葉をキンジにかけてくれますが、それ先週言ってほしかったよね。先週はあっさりさよならしてたくせに!

メインだけでなくサブライターも頭がおかしい話になってきて実に好いです。
久しぶりに個人的嗜好に近い戦隊が来たなという雰囲気で嬉しい。

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今日のドラえもんは…切りタッチぺこ

本日放送は「海をひときれ切りとって」「あとはおまかせタッチてぶくろ」「腹ペコのび太の3日間」でした。

「海を~」は水泳の練習をする為に南国の海を“切りとりナイフとフォーク”で自宅に持って来るお話。
空間を切り取るのは分かるけど(え)、ナイフで切れない底辺部分はどうやって切るんだろうと昔から気になっている話でもあるのですが、今回見ていると、おそらくフォークが刺さった瞬間に自動で切り取られるんでしょうね。なるほど。自己解決。
3本編成になっても、ほぼ原作通りの内容のモノもあれば、今回みたいに割とオリジナルの付け足しが多い話もある。
原作のボリュームって結構差があったのかしら…。まぁ、元からページ数の少ない漫画だから、その中でプラマイ2頁あったりなかったりすると結構差が出てしまうのかもなぁ。

「あとはおまかせ~」は、触れた相手に自分の役割を押し付けることが出来る“タッチてぶくろ”。
始めはそれなりに正当性があった道具の使い道も、途端に面倒な事を全て他人に押し付けるという使い方になる。
権力を持つ者が腐敗する様子をまざまざと見せる社会派なお話。スターウォーズでも見たことある。これが暗黒面…。

「腹ペコ~」は、食べ物のありがたみを知らないのび太に空腹の恐ろしさを味わわせる為“ヤセール”を飲ませる一編。
のび太は一粒で一食食べられなくなるヤセールを10粒ほど飲んでしまう。三日はどう頑張っても食べる事は出来ないのだ…。
三日食べられない効力を回避する為、ドラえもんはタイムマシンで四日後にのび太を連れて行き、用意された食事を盗み食いさせるが、その時間ののび太は食事を摂れないという…このパラドックス。
え、タイムマシンで未来に行ったら食べられるの? という疑問も浮かびますが、なんで四日後なんて効力がカツカツの時間にいくのかね…。過去でのび太が残した食事を食べに行くとかでいいのに…。
この辺が実にドラえもんのポンコツさだわ…。

手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの17「グッバイ、スターニンジャー!」

お命頂戴の期限が迫って焦るキンジ。
ラストニンジャの弟子になれなければ、いっそ九衛門の誘いに乗ってみようかと心も揺れる。
そんな中での期限最終日、キンジは妖怪・ウミボウズの“自分が最も嫌な思い出”を見せる幻覚に囚われる。

キンジの父と兄がオオカミっぽい妖怪に殺される記憶と向き合うシリアスな流れの中、ニンニンジャーは「チンジャオロース…それならいけるかもしれない…」とコチラもとてもシリアスな流れ。肉と食う事でピーマンの苦味は旨さに変わるのだ…うん。

キンジは刺客でありつつニンニンジャーに仲間として受け入れられ、家族を失った孤独はここで救われる。
一緒に戦う仲間でありつつお命頂戴の刺客であるという、本来相反する関係性を本当に成立させてしまって、ニンニンジャーらしいカオスフルで独自な仲間になったのが実に面白いです。

ようやっとこれで正式に仲間として受け入れられたのです。後はどうやってラストニンジャに認めさせるか…という解決策を楽しみにしていたら、あれよあれよという間にスターニンジャー退場。
今週まさに仲間として受け入れられた直後に退場させるという鬼畜なオチ! これは酷い!! 笑うわこんなん!!!
しかも特に引き止めもしないニンニンジャーの姿に笑いを禁じ得ません。お前らさっきまでのムードは…!

ちょっと予想外の展開で先の展開も非常に気にかかります。
割と熱い話だった流れを完璧にちゃぶ台返しするオチに「ニンニンジャー」の貪欲さを感じずにはいられません。
くそー…そこまでして笑いが欲しいとはな…!
さすがだ。

サブタイはミスリードじゃなかったんや…。

次回予告にも映らないスターニンジャー。
果たして再登場はあるのか…。
ここまでされたら次に登場した時に九衛門の弟子になってても仕方ないなと思えてきます。

スーパー戦隊 各話レビュー

Go!プリンセスプリキュア #20.5「プリキュアの新たな力!プリキュア音頭!!」


仮面を付けて強力なパワーを得たトワイライトさん。
これにはフローラさん達も成す術無し。

ひとまず命からがら、かの先代プリキュアさんが祀られている謎ハウスまで戻って来ました。
今のままでは勝てそうにありません。こうなれば白旗を…と思われた時、先代のプリキュアさんが春野さん達に語り掛けて来ました。

要約すると、先代のプリキュアさん達のパワーを3人に授ければ今以上の強大なパワーを得られるというのです。
それさえあればトワイライトだろうが何だろうがボコボコに出来るのです。なるほど。ください!

しかし、先代のプリキュアパワーを借りる為にはどうしても重要な儀式が必要になるとの事。

それは、今は亡き先代プリキュアさんの魂を現世に降臨させる為の儀式。
古来より魂を降臨させるために伝えられてきた音楽に合わせて正確に舞い踊るコトが必要なのです…!

早速、ミスシャムールによる鬼の特訓が始まるのです…。


「プリキュア音頭」なる、古来より伝わる降霊の儀式によってパワーアップするお話でした…。
歌い踊る事によって強化されるという設定は前作「ハピネスチャージ」とも通じていて、シリーズの血の繋がりを感じさせてくれます。
先代プリキュアという劇中の意味だけではなく、前シリーズというメタ的な意味合いも含まれているのです。
脈々と繋がる過去のシリーズのおかげで今があるという、ね。

なるほど…イイ話だった…。うん。



発売は二か月後か…販促にしては早めだな…。

次回は「プリキュア音頭」でパワーアップしたプリキュアさんとトワイライトさんの対決です。
予告に映っていた太鼓のバチで物理的に殴る必殺技が協力そうです!

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今日のドラえもんは…カメラ・カプセル・カゲ

本日放送は「ボクを写して!めんくいカメラ」「しりとりでネッシーに」「かげがり」でした。

「ボクを~」は、標準以下の顔は映さない面食いな“めんくいカメラ”のお話。
「標準以下」だから人類の半分は映らないのか…と思ったけど、「以下」だから「標準」も映らないんですね。
となると、やはり映るのは非常にハードルが高い…。また、出木杉が言う様にその基準はどこにあるのか、というのも気にかかる。
そしてそもそも何のための道具なのか、これは…。
原作だと首から上が存在しないかのような写真になりますが、さすがに物騒な印象を与えるのでアニメではのっぺらぼうに映るだけになった模様。まぁね…。

「しりとりで~」は、ネッシーの存在を証明するために“しりとり変身カプセル”でネッシーに変身して証拠写真を撮ろうという一編。
「ネッシーが実在する事を証明してやる!」という出だしから数分後には「インチキ写真を撮ろう」と目的が変化し、さらに「元ののび太に戻ろう」「みんなでネッシーに変身して記念写真撮ろうぜ!!」まで行ってしまう。コロコロと目的が変わる話は原作にもちょいちょいありますが、ここまで変わるといっそ清々しさすらあります。
「ジャイアンでンが付いてしまった!」って嘆いていて、そこは「剛田武」で乗り切るんだろうと思っていたらもっと強引な力技で押し切っていたのが斜め上。出木杉も可哀想に…。

「かげがり」は、面倒な草むしりを“かげきりばさみ”で影に代わらせていたコトから巻き起こるホラー。
影は始めは便利に使える存在ですが、30分を超えると徐々に知恵がついて来て、さらに放っておくと影と本体は完全に入れ替わってしまうのだと言います。怖い! そして何故その商品を売ってる!? 怖い、22世紀の倫理観怖い!!
これは並行世界にいる別の自分を切り取って来る道具なのかもしれないな…恐ろしや。

仮面ライダードライブ 第34話「だれが泊英介の命を奪ったのか」

警視庁の科学捜査研究所でロイミュードによって捜査資料が盗まれた。
調べてみると、盗まれたのは12年前に進ノ介の父親が殺された強盗事件の資料。さらに科捜研の課長も行方不明になっているという。

フリーズが消えた事で記憶を混濁させる針の効果は徐々に消え去って行き、人々は元の記憶を取り戻し始めているという。特撮特有の、怪人を倒すと全部元に戻るアレ。
同じく記憶を取り戻した科捜研の課長が過去の資料を調べていて、事件の真犯人に連れ去られてしまったのではないかと推測が及ぶ。

そして追い詰めた真犯人は捜査一課の仁良課長。
同期の泊刑事に激しい嫉妬と妬みを増大させた仁良課長は、強盗事件の最中に泊刑事を撃ち、それをフリーズが揉み消したのだと。
憎たらしいけどコミカルな芝居で、小悪党に見せかけて実は善人(?)というキャラかと思っていましたが、また引っくり返って普通に悪人だった! うぬぅ!!

実に刑事ドラマらしい展開を見せる中、ブレンは仁良課長の嫉妬の力で超進化に辿り着く。フリーズは自分の内側から感情を発生させて超進化していたけど、そっちのでも行けるんですね。

ブレンはメディックが超進化したのを見て「キーッ」ってなるほうが似合っているような気がするだけに、超進化してしまうと後は死亡フラグでしかないような気もして…あぁ、ブレン…。

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手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの16「父ツムジはスーパー忍者!?」

ニンニンジャーのアジトを見つけようと考えた正影は、妖怪退治帰りのニンニンジャーに尾行を付けるが、これはあっさりと見つかって失敗…したように見えたが、実は本当の狙いは忍術の使えない旋風に尾行をつける事であった。
傘に化けた妖怪カサバケを使って…。

子どもの頃はラストニンジャに憧れ忍術も使えたという旋風でしたが、十代も半ばになると術が使えなくなってしまっていたという。
自分が忍術を使えぬばかりに子どもたちに危険な事をさせていると心苦しさもある。
天晴達が苦戦する中、堪らず飛び出して忍術を使うと思いのほか強力な竜巻の術を使いこなす。

忍法のそれは忍タリティの強さに関連するとのことなので、旋風は齢を取るにつれ忍タリティが無くなっていったというコトなのだわなぁ。
子どもの頃の方が忍タリティが強い…ということはイマジネーションに通じるモノなのかもしれない。
これまでの話を見ても自分の気持ちを忍ばない方が強くなれるだけに、今回の旋風も素直に家族を想う思いが忍タリティの発露に繋がったと考えるべきかな。

今回はこれまで全話担当の下山さんに代わって毛利さんがサブライターで担当されたワケですが、途端に、普段バカばっかりなニンニンジャーでほろっと系の良い話が出て来るとは。
作家性というのか、得意分野における担当分けなのか。
こういう幅の広がりが戦隊の面白いトコロだと個人的には思っておりますぞい。

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今日のドラえもんは…誕生会をやり直し

本日放送は「まる見え!断層ビジョン」「突げき!のび太のグルメリポート」「今年もあの日がやってきた!」でした。

「まる見え!~」は、裏山に埋めて発見が困難となった貯金箱を掘り返すべく“断層ビジョン”で地底を捜索する話。
あらゆるモノの内部断面を見ることが出来る道具。地球の断面から、家庭用浴場の断面まであらゆるサイズのモノを見ることが出来る。
原作だと徐々に断面が切り替わる様子はどうしても表現しきれない漫画としての限界があった様にも感じましたが、アニメーションでは「こういう表現がやりたかったんでしょ?」とばかりに原作の意を汲んだグニョグニョ変わる断面図が描かれていて楽しい。あのウニョウニョ感は動画じゃないとどうにも描きようがないですもんね。
ビジョンを使って遭難者を助けたのび太たちは、中身を見ずにスイカの旨さを察知するママの能力に感嘆するのでした。
原作の出歯亀オチは完全カットか…。

「突げき!」は、グルメリポーターに憧れたのび太が“グルメリポートカメラ”の前で食レポをしてみるの巻。
これは、食レポなんて美味しいもの食べて適当に何か言えばいいだけの楽勝な仕事、と思って痛い目を見るアレ…。
案の定、何一つ上手いことは言えず、むしろ料理人を怒らせるばかり。
食レポの道は厳しいと分かってきた矢先、気を抜いて食べたカレー屋のケーキに対しては見事な食レポ。
これは“遠写鏡”でお菓子を宣伝しようと思った時は上手くいかず、宣伝気を抜いて旨そうに食べていたその姿こそが一番の宣伝になったというあの話に似ているのかな。上手くやろうとするよりも素直に楽しむ姿の方が人に伝わるのではないかと。

「今年も~」ジャイアンの誕生日がやって来たのです。
楽しいパーティーのはずが毎年地獄絵図。最近では列席者も嘘をついて欠席する始末。
今年も何とか逃げ出そうとするのび太達でしたが、“相手ストッパー”によって足止めされてしまい、まんまとパーティーに駆り出される。
この話は漫画を読んでいた時から「妙な話だなー」という印象の強い話。
前半はのび太視点でジャイアンの誕生日会を何とか逃げ出そうという話なのに、後半になるとジャイアンが誕生日会を成功させるための話に切り替わる。
ジャイアンの心理が描かれるという点では非常に興味深く面白い話ですが、ただでさえ短いページ数の中で何故にまるで二つの話が混在してるかのような構成にしたのか…こればかりは今となっても気にかかる点ですなぁ。
のび太側である読者に、ガキ大将であるジャイアンの心理をはたと気づいて欲しかったのだろうか。あぁ、そうかジャイアンも人の子なんだよなぁ、と。
最初からジャイアンの視点にせず、途中でギクッとするというか、視点変化による理解を仕込むという…ちょっと実験的構成と言えるかもしれない。

仮面ライダードライブ 第33話「だれが泊進ノ介の命を奪ったのか」

フリーズによって命を奪われた進ノ介とベルトさん。
ドライブ亡き今、剛を正気に戻す為の行動を急がねばと、フリーズの針の解毒薬を持って単身ロイミュードのアジトに乗り込むチェイスでしたが、実は剛は元より正気。
ブレンの持っていたタブレットPCを狙って、洗脳されていた振りをしていたとのこと。

フリーズの針が進ノ介に効果を持たないのは、進ノ介が常人よりも熱い心を持っているから(具体的な言及は無いも)であるというなら、同じく仮面ライダーの資質がある剛があっさりとフリーズの術中にハマるのは…などと思っていたのですが、騙された振りをしているだけだったのだ!ってヤツでした。
昭和ライダーやオールライダー映画でよくあるやつ。

奪い取ったタブレットには電子頭脳となった父親がインストールされているようです。洗脳された芝居しなくても、いっそ破壊すれば…と思わないでもありませんが、やはり息子としては父親を取り戻す、名誉を回復させたいという思いがあるのだろうかなぁ。

進之介はまだ死んではいなかった。
ベルトさんが今際の際に進ノ介の精神を休眠させ、仮死状態にしているだけとのこと。
新たなシフトカーと剛が手に入れたタブレットの知識を加えれば、進ノ介を蘇生させることが出来るはず。
トライドロンで時速200キロにて突っ走れ!

デロリアンじゃん、というツッコミはさておき。
フリーズは心を凍結させるのがお仕事だからなのか、言われてみると意外と肉体の方は無事だったのだな。
これまで色んな人のトラウマ、心が過去に捉われて前に進めない、凍結された心を溶かして前へ進めて来た進ノ介。
今度はその進ノ介の精神が凍結してしまい、それをこれまで助けられてきた仲間の協力と、シフトカー達の力で解凍して復活する。
しかも、それはドライブ(進ノ介)とトライドロン(ベルトさん)が完全に融合した姿。

仲間の力と相棒との完全融合。
意味合い的にはダブル・エクストリームとフォーゼ・コズミックが一緒になったようなもんかもしれない。
マシンとライダーのバディものというコンセプトが如実に具現化した姿と言える。

シリーズも後半になると、なかなか前半のようにトライドロンをロケ地に引っ張って撮影するというのは大変になる頃合いかと思いますが、タイプ・トライドロンがあれば“マシンとライダー”というテーマはぶれずに済むのです。たとえトライドロン自体の出番が減ろうともね…うん。

必殺技はトライドロンをぶつけます。そりゃ強いよ…。
フリーズさんの末期の一言によれば、進ノ介の父を殺した者は別にいるとか。まだそのミステリーは続いていたのか…と思った次回に明かされるの? 早い。

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手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの15「妖怪、ワタシ失敗しないので」

ロデオマルがキンジに劣悪な労働条件の改善を求めて来た。
妖怪・フタクチオンナが代理人となり、キンジと交渉する。
交渉がまとまらないうちはロデオマルはニンニンジャー達とも敵対することに。

ここ数週に引き続き、非常にぶっ飛んだ発想の話。
ロボットの労働条件を交渉するという、とても浦沢感のある話だなぁ。
先週に続いて教育的内容だわぁ(ぇ)。

キンジ側の交渉人として名乗りを上げた加藤クラウド八雲と霞だが、フタクチオンナの口車に乗って契約書に拇印を押したキンジは正気を失う。拇印を押すと正気を失って暴走する仕組みがあるらしい。契約書の裏にそういう約款でも書かれていたのかな。
教育的だなぁ…。

妖怪・フタクチオンナは「失敗しないので」と「ドクターX」の直球のパロなのですが、それならいっそ医者の妖怪の方が良かったような…と思わなくもない。あ、「交渉人」ってドラマも米倉涼子だから、実はダブルミー二ングだった可能性も…(なさそう)。

契約書の不備をついて裁判ドラマのようにまくしたててフタクチオンナを圧倒する…みたいな展開になるかと思いきや、敵をヨイショして上手い事誘導するという意外とセコイ手で解決する霞。
ちなみにこれは実際の忍術“喜車の術”ですね(他に怒車、哀車、楽車なども)。

てなことをしつつ、九衛門はキンジに自分の弟子になれと誘いをかける。狙いが同じ終わりの手裏剣であるならば、悪くない申し出のはずだと…。
各話でトリッキーに攻めつつ、意外と縦の繋がりを大事にしてる感。
カクレンジャーの手裏剣を使ってくれたし。

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今日のドラえもんは…魚・銭・愛

本日放送は「おざしき水族館」「オダチンパンジー」「のび太の長い一日」でした。

「おざしき~」は、水族館に行って満喫したといういつものスネ夫の自慢を聞いて、負けじと海中散歩をしたいというのび太が“おざしきつりぼり”で捕まえた魚でミニ水族館を作ろうという話。
多少予定が狂いながらも釣り堀から魚を水槽へ移し、ジャンピング潜水艦でその水槽の中を探索する…だけのはずが、不慮の事故で水槽の底で遭難してしまう羽目に。
水族館を満喫しようという目的の話がいつの間にか遭難に切り替わる。いつも「ドラえもんは構成が良く出来ている」と書いていますけど、こういう当初の目的がどこかへ行ってしまうギャグエピソードも結構多い。そして面白い。なので気にしない(え)。

「オダチンパンジー」は、お駄賃をくれそうな人を見つけて教えてくれるアイテム。
ゴロゴロコミックを買うために色んな人からお駄賃をかき集めようとするのび太達だが、オダチンパンジーはお駄賃の額までは把握してくれないのだ…。
ラストはお駄賃が集まらずゴロゴロコミックも買えないものの、対価を期待せずに行った善行が評価されたのか目的のゴロゴロコミックを手にすることに成功する。
あの強面のお兄ちゃん達がドーナツを買ってるという時点で色々面白いのですが、ドーナツやゴロゴロコミックをくれたりとやたらイイ人。あんなお兄ちゃんが暇つぶしに小学生向けのゴロゴロコミックを買うだろうかという疑問があるのですが、あれはきっと後でのび太にあげようと思って勝ったものではないかと…そう思う。
ええひとやなぁ。

「のび太の~」は、しずちゃんに約束をすっぽかされたのび太は“すれちがいレーダー”を使ってしずちゃんと会えない状態を作り、自分の大切さを思い出させようとする話。なお、約束はのび太が時間を間違えていただけの模様。
学校でも同じクラスなのに三か月もすれ違うつもりだったというのがのび太感あります。実際に三ヶ月続いていたらどういうコトになっていたのか…。

前回は3本とも原作付だったかと思いますが、今週は2本オリジナルみたい。
この構成やテンポが好評であれば、今後もこの構成で行くってことなのかな、やっぱり。

仮面ライダードライブ 第32話「進化の果てに待つものはなにか」

001・フリーズロイミュードは12年前から人々を誘拐していたようであると捜査の過程で上がって来る。
その目的を探る為にも、進ノ介に打ち込まれたフリーズの針を抜いて解毒剤を作ろうとする。生身でマッドドクターの治療を受けるのは大変な激痛が伴うものの、進ノ介はこれに耐えるのでした。
マッドドクターの治療は凄く痛いってのは、ただのギャグみたいなもんかと思っていたけど、こういう時にドラマに作用させるコトも可能なのですね。

また、追田警部補がロイミュードを絶対に間違える件について、さすが
に「ワザとでしょ」とすら言われて来ましたが、これを001の針に刺されていたとする点に驚き。
ただの天丼のギャグすらも「伏線でした」と言い張る姿勢…さすがです。

001が人々を拉致していたのは、進ノ介の父親に出会って存在を認識した、ごく稀に存在する能力の効かない人間を研究する為。
001やベルトさんの言う「超人」は結構ちょいちょい居るのですね。
つまりこれは、人間は熱い心次第で誰でも超人になれるというコトを意味しているのかもしれない。
グローバルフリーズとは逆に、世界的に熱さが波及して全ての記憶が解凍されるなんて展開も可能かも。

001への恐怖を乗り越え、再び心を一つに仮面ライダードライブとなった進ノ介とベルトさん。
この勢いとノリなら行けるとばかりにフリーズを撃破、やったぜ!
…と思いきや、敗北した屈辱でフリーズは超進化を遂げる。
え、つまりコアさえ破壊されなければ、この人は負ければ負けるほど強くなるって事かい?
強敵感が増して来た…。

そしてフリーズさんの攻撃は進ノ介の身体を貫き、泊進ノ介巡査は殉職…。
刑事ドラマですからね…殉職は外せませんよね…。
次回からはチェイスかマッハが主役になってしまうのか否か…。

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手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの14「助けてサギにご用心!」

いつものようにキンジからお命頂戴で狙われる日々を過ごす天晴に風花から一本の電話がかかってきた。
妖怪ヤマビコに忍シュリケンを奪われてしまい、何だか色々あって他四人の忍シュリケンが必要なのだというのです。
これは一大事と言われた通り忍シュリケンを集め、それを妖怪ヤマビコの知り合いという人に受け渡します。
これで一安心だ…と思いきや、実はそれはヤマビコによる詐欺行為だったのでした。
なんてこったい。

あれだけいつもニュースで手口を紹介されていても、自分に降りかかるとそうとは思わないモノなんだなぁ…まぁ天晴はそもそもニュースなぞ見ていなさそうですが。
あ、これ振込詐欺(母さん助けて詐欺)の手口やないかと気付いた瞬間から笑いが止まりませんでした。
子ども達にも分かり易く詐欺の手口を紹介してくれる、なんと教育的なテレビ番組。

詐欺を仕掛けているヤマビコが風花のマジ対応に対処できなくなったり、風花が自分の落とし穴に落ちたりと、非常に楽しい。
正影さんのおかげかどうか分かりませんが、前回に続いてギャグ要素が濃厚で実に好み。楽しいのぅ。

次回はドクターXをネタにしてるようで、この貪欲さは重要。
このバカバカしさをどんどん加速させてもらいたいなぁ。

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