2014/04/28
仮面ライダー鎧武 第27話「真実を知る時」
アームズ換装の隙をついて紘太を攻撃したミッチ。とどめを刺そうとするところを戒斗に邪魔される。
戒斗にとって紘太は邪魔ではあるが敵ではないのだと。
戒斗は強さが目的であって、倒すこと排除することが目的ではありませんからね。
インベスゲームの時も余計な手助けされた時は怒ってましたし。
戦極さんと貴虎お兄ちゃん、元々戦極さんはお兄ちゃんを新世界の王にしようと神輿担ぎをしていたけれど、お兄ちゃんの興味が最大公約数での人助けでしかないと知って道を違える。
行き過ぎた友情という印象も受けますが、戦極さんは元々神話の実現にしか興味が無かったのかしら。だとしてシドや耀子さんが協力してる理由はまだ見えませぬが…。
登場人物は皆「誰かの為」に動いているのだけれど、じわじわとみんな不幸になって行っている感がある…。
貴虎お兄ちゃんは遂にオーバーロードの存在を知る事に。
元々10億人生存計画には忸怩たるモノを抱いていたお兄ちゃんだけに、それとは全く別の道がある事に希望を見出す。
「理由の無い悪意に溢れてる」と初見早々襲い掛かって来たお兄ちゃんと紘太の道がここに来て交錯するのがなかなか胸アツ。
紘太にとっても力強い味方を得た…ように思えますが、しかし…どう見てもお兄ちゃんの死亡フラグがビンビンに立っています…。あ…これは…。
希望は掴んだ途端に絶望へ代わるのだろうか…。
さらにオーバーロードさんの中でも序列があり、ボスがいる様子。
うーむ、その人に会ってもまたさらにその人を支配する人がいるんじゃ…というマトリョーシカに閉じ込められているかのよう。
⇒仮面ライダー 各話レビュー